道の駅北浦街道ほうほくにチェーンソーアートを見に行って、ほっくんに出会う

2013/06/30 - 2013/06/30

いとこが道の駅北浦街道ほうほくでチェーンソーアートの実演をすると聞きまして、久しぶりに見に行くことにしました。

チェーンソーアート以上に、道の駅のゆるキャラ、ほっくんに目を奪われることとなったのでした。

なお、今回ピンポイントに写真を撮りすぎ、道の駅の全体像は撮ってないので、そのあたりは2012年秋に行ったときの旅行記で補完。
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10717747/

なにが失敗したって、クマとほっくんや実演作品とのツーショットを撮ってなかったので、旅行記表紙に使える写真がほとんどなかったということでした・・・

エリア 角島・下関北部(山口)

いとこに実演すると聞いた時には時間が分らず、道の駅のサイトに載ってた広告には11時と14時に実演があるって書いてあったので、11時に合わせて自宅出発。
ぎりぎりの時間に道の駅北浦街道ほうほくに到着。
実演会場を探し当てましたが・・・やってませんね。

実は広告作る段階でまだ時間が決定してないのに時間が入っちゃって、それがそのまま流通しちゃったんだそうです。
決まった段階で訂正版を載せてくれてればよかったんですが。

着いた段階では、いとこもまだ来てませんでした。

やってきたいとこが展示用に持ってきた作品をエントランスに並べます。
さっそく、ちょるるが亀さんに試乗。

本日はワンちゃんが結構来てました。

実演は13時からってことで、先に昼食。
道の駅内のわくわく亭でいただきます。
食券制です。
どれにしようかなあ。

お刺身関係は、日によって変わります。

旦那の。
小ふくのから揚げ定食、９８０円。

自分の。
季節限定らしい天ぷらぶっかけそば、９５０円。
天ぷらが種類豊富です。
やっぱり魚のてんぷらが一番だったかな。
とっても肉厚でした。

だいぶ混んできましたので、食べたらとっとと出ましょう。

出かかったら、外のデッキになにやらいます。
道の駅のゆるキャラ、ほっくんだそうです。
前回来た時にはいませんでした。

さっそく見に行ったら、いきなり出入り口で悪戦苦闘中。
入口より、ほっくんの方が誕生したのは後のはずなんですが、ここは計算に入ってなかったようです。

次のドアでも、やっぱり大きな頭がつっかかってます。
思わず、付き添いのおじさんと一緒にこの後手助け。

しかし、このほっくん、待ちの姿勢は嫌いなようで、この段階でも自力でなんとかしようとアクティブにがんばってます。

ようやく店内へ。
さっそくカメを発見。
乗ってみたいようです。

色々頑張って、最終的にはこれで妥協したようです。

カメ「お、重い・・・」

自分の似顔絵に見入るほっくん。

独特のスタイルは、ここからみえる海に沈む夕日（だるま夕日って現象がみられることがあるそうです）と豊北町の「豊」の字をモチーフに、特産の梨やみかんもイメージに入れているそうです。
ほっくんの目は、梨の種？
どっちかというと柿の種っぽい感じもします。

外にでてきたほっくん。
意外と動きは早く、いきなり屋台のコーヒーショップにパタパタ足音立てながら突進していきました。
なんだか動きの系統がふなっしーっぽいなあ。

歩く姿は、どことなくタップを踏んでるようでちょっとコミカルです。

ほっくん、ちょるる部長ともツーショットしてますねえ。
では、うちのちょるるとも・・・と思い、ほっくんにうちのちょるるを見せましたら、攻撃してきました。

なんでも、最近ライバル心が目覚めてるそうです。

手がないから、クマを持ってもらえなかったのが残念。

まだまだ時間があるので、店内の販売コーナーに行ったら、ちょうど日曜のお昼限定らしい、サザエのつかみどりが始まるところ。
いとこもやってみたかったらしいけど、人が多かったし実演前だからあきらめた模様。

片手でつかみどり1回500円は高いんじゃない？と思いきや、つかんだ人たちの数を見る限り、店内で900円くらいで売ってる数かそれ以上につかんでました。
どうりで、この一箱が10分も立たないうちになくなったはずです。

特牛（こっとい）イカは周囲の熱気は気にせず、悠々と泳いでいました。
山陰のイカは本当においしいです。

どのくらいおいしいかって、かなり呼子に運ばれているという話があるくらい。

ほっくん、さっそくグッズが登場してました。
他にもキーホルダーやらＴシャツやら色々できてます。
Ｔシャツ120円は安すぎる！っと旦那に言ったら、120はサイズでした・・・

さて、そろそろ場所とりしましょうか。
外のデッキで実演です。
今まで見に行った中では、一番ステージと客席が近いです。
海風で木屑が飛んできそうで怖いなあ。

向こうに見えますのは、角島大橋です。
前回も今回も天気がイマイチなので、角島には行かずじまいでした。
天気がいいときの角島。
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10066553/

始まる前に、ちょっとサービスでお絵かき。

さらに、始まる直前に、販売コーナーにいるモデルを確認しにいくいとこ。
毎度のことながら暢気です。

5分もかかってないですね。
下絵のあと、結構削ってたから後の作業に支障はないのかなあ、と思ったけど、その場で決めたデザインでいくと、大丈夫そうです。

海が見えるところで実演は珍しい、っていうので、角島大橋バックにほっくんと記念撮影。

さて、13時になりまして、実演開始です。
チラシにはいとこの名前しか入ってなかったけれど、今回の実演は3人で行います。
周防大島出身（と紹介してたので県外の方かと思ったけど、いとこに聞いたら県内在住でした）の大工の田中さんと、美祢市の森の駅の駅長の園田さん。
今回の企画は、森の駅の駅長さんが中心だったようです。
ここにたどり着く前にそばを通ってきた、日本初の森の駅。
http://www.karusuto.com/html/03-experience/11-morinoeki.html
森の駅について。
http://www.morinoekihatsu.net/


山口県内には何人かいとこ同様チェーンソーアートをしてる人がいまして（
これで生計たててるのはいとこくらい？）、以前にも萩やきらら博記念公園で森林づくりフェスタを開催した時にもご一緒に実演してたことがあります。

萩の森林フェスタ
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10392858
きらら博の森林フェスタ
http://yamakuni.blog53.fc2.com/blog-entry-959.html

実演開始。
使用する丸太は、間伐材だそうです。
切られてから長いこと放置されてたみたいで、乾いてるし（森の駅の駅長さんの話によりますと、乾燥した木で作成するとなめらかにならずにささくれ立っちゃうらしい）、砂？がかなり皮に入りこんでたそうで（なので始める前から木屑を取り除くためのエアーが大活躍）、結構大変な素材だったようです。

ばっさり、お絵かきほっくんを切り落としちゃいました。
どうも捨てずに、レリーフになったようです。

ばっさばっさと切り落としていきます。

始まる前に何になるか聞いてたんですが、それでもちょっと全体像が見えません。
ましてや、他のお客さんには、なにがなんだかわからないでしょうねえ。

あ、大体構図が分かりました。

このへんになると、一般のお客さんにも分かりますよね。
本日は特牛イカです。

でもって、下には、ほっくん。
当初はくまとかサザエとかって言ってたんですが、「ほっくんは？」と言ったら採用されました（笑）
ティッシュのイラストを見ながら彫ってます。
このあと、木屑にティッシュが埋もれて見つけられずに焦ってました（笑）

残り30分です。
チェーンソーアートは音がすごくて会話がしづらいので、実演とか大会のときには残り時間を紙に書いて作成してる人に知らせるんですが、このお姉さん、仕組みを御存じないのにいきなり持たされたらしく、最初はお客さんに見せてました。

大体の形は30分もあればできてまして、後はひたすら仕上げタイムがいつものパターン。

本当はあっちこっち移動して撮りたいんですが（他の人が作ってるのも見たいんだけど）、なにせデッキはさほど広くないうえに、ガラス窓の向こうからお客さん達が鈴なりで鑑賞してるのが見えてるもので、下手に動くと前を塞いで邪魔になりそうなので、おとなしめにしていたのでした。

イカの足と目にとりかかります。

サービスして足が多くなった（いとこの話では13本になっちゃったとか）そうです。

ほっくん開眼。
以前萩でちょるる彫った時みたいに目は黒く塗るのかな、と思ったけど、実演中はカラーリングはなかったのでした。

ちなみに、この実演の数日後に行った北海道の2人一組で参加する大会では、エアーブラシの達人と組んでたので、いい色に仕上がってました。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=482834021793547&set=a.482833985126884.1073741848.321005564643061&type=1&theater

海の側の割には風がこなくてよかったんですが、最後になって木屑が舞って、ちょっぴり周囲の人たちと逃げ惑ったのでした。

完成して、エアーで木屑を取るの図。

1時間で実演終了。
作品を前にしてのインタビュー。
やっぱりこういうときは、森の駅の駅長さんはしゃべり慣れてます。
いとこはしゃべりに関しては、ちと苦手な所があります。

本日の作品たち。
イルカと人魚姫とイカほっくん。
間伐材ってことで、森の駅の駅長さんがつくった人魚、肝心（？）の胸の部分の木が傷んでたそうで、スリムになったらしいです。

さて、まだ使ってない丸太が1本。
ということで、司会に促されて、いとこの再び実演開始。

一応、道の駅用にほっくんを彫るのは事前に頼まれてたそうなんですが、まさか終了直後に実演で作ることになるとは思ってなかったそうで、連続実演は、さすがにしんどかったらしいです。

実演でほっくん押しした私としても、連続で作ると分かっていたら、違うものを勧めたところなんですが・・・

とはいえ、そこはプロでやってますので、

ほぼ10分でほっくん出来上がり。

実演用だったら、30分もあれば熊とかフクロウとか平気で彫っちゃいます。
ただ、どうしても粗もあるから、実演品を売るのは嫌いみたいです。
日頃売ることを前提に作る場合は、こだわって彫るから結構時間がかかっちゃうようです。

この２日後、いとこは北海道のＥＺＯカップに向けて出発。
今年で３年連続出場で毎年舞鶴からフェリーで行ってるんですが、１カ月以上開催が早まった今年は全国大荒れにした梅雨前線にぶつかり、半端なく波が荒れてたそうですが、なんとか無事到着。
家族連れじゃなくてよかったです。（昨年までは８月後半だったので家族旅行も兼ねていってたのでした・・・）
EzoCup2013の模様
https://www.facebook.com/ezocup

実演終了後にいとこは手直しするようで、その間に、ブレイクタイム。
ソフトクリームも気になるけれど、道の駅にケーキ屋さんも入ってるのでこちらにしましょ。

一応旦那と二人分。
飲み物はケチって、食堂のお水ですませちゃいました。

14時過ぎて食堂もだいぶ空いてきました。
食事の時の食券が90番台だったけど、ただいまのコールは400後半。
ずいぶんお客さんが入ってたようでした。
角島大橋に近いこともあって、開業1周年を過ぎた今でも週末はお客さんが多いとは、売店のおばさんのお話でした。

ふたたび、ほっくん登場。
窓にへばりついて、お客さんに愛想をふりまいています。

いとこが黙々と手直し中の横で

おきゃくさんと見つめあうほっくん。

実はこの写真、ちょっとした問題点があってお蔵入り予定でしたが、なんか構図がおもしろかったので、がんばって問題部分を加工したのでした。

モデルを見ながら修正中。
やっぱりティッシュのイラストより本物の方がいいですよね。

ちなみにこの日のほっくんはマリンルックバージョン。
色々お手製のコスプレ道具をお持ちのようでした。

じたばたしながら、再びほっくん店内に。
なかなかの人気者でした。

外に貼ってある貼り紙によると、ほっくんは日に３回くらい登場するようでした。
次のゆるキャラグランプリでエントリーしてたら、ほっくん押しだなあ。

まだいとこは作業中ですが、一足お先に道の駅を後にします。
角島は・・・天気よくないから今度でいいか。

ちょっと木屑かぶったので、帰りに温泉に立ち寄ることにしました。

一度行ってみたかった、滝部温泉に立ち寄り湯。
ちょっと高台にある、アルカリ泉で地元では結構評判のいいお湯です。
場所の割にお客さんが多かったけど、奇跡的に一瞬いなくなったので撮影に成功したのでした。