2013/05/19 - 2013/05/19
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TK561さん
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5月中旬という中途半端な時期ではありましたが、是非スイス・アルプスの山々を見てみたい、登山鉄道に乗ってみたい、という思いをかなえるべく現地滞在2泊3日(チューリッヒでの前泊は含まず)でツェルマットとグリンデルワルトに行ってきました。
前日にツェルマットに到着し、標高3100mのゴルナーグラート展望台にある3100 Kulm hotelという山岳ホテルに宿泊。
前日の昼から天気が一気に悪くなり、マッターホルンは全く見えなくなりました。夜も雪が降り続きます。
でも朝焼けマッターホルンへのわずかな期待を胸に朝5時に起床しましたが、全くダメでした。窓は吹雪による雪で全て覆われ、雪をのけてみましたが、全くマッターホルンは見えず。
このままネバるということも考えましたが、昨日の朝は最高の天気の中で最高のマッターホルンを見られたことを考えればそれだけでもラッキーということで、欲張らずに今度はグリンデルワルトへ移動することにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
山岳ホテルをチェックアウトし、ゴルナーグラート駅を朝9時31分発の登山鉄道で下ることにします。
もうめちゃくちゃな吹雪です。
5月の中旬過ぎというのにマイナス5度くらい。
まあ、標高3100mということを考えれば当然でしょうかね。 -
ゴルナーグラートからツェルマットに下る登山鉄道からの風景。
何だか樹氷みたいで、これはこれで感動します。
あらためて写真で見るとミニチュアの世界のようですね。 -
だんだんツェルマットの街が見えてきました。
おぉー、雪は上の世界だけではなくて下界でも降っていたんですねぇ・・・
まあ、下界とは言ってもツェルマットですら標高1620mもあるわけですが。
でもだんだん天気が良くなってきました。
やはり下の世界の方が天気は良いんですね。 -
ツェルマット駅前に着きました。
地面は濡れているのできっと朝は雨でも降っていたのかもしれませんが、今は青空がだいぶ出てきて良い天気になってきました。
急に観光客の数も増えてきました。
さあ、ツェルマット駅から列車にのってグリンデルワルトへ向かいます。ツェルマット発は朝10:39発。
フィスプ、シュピーツ、インターラーケンで3回乗り換えてグリンデルワルトまで約3時間の列車の旅のスタートです。 -
早速列車に乗り込みます。
かなりガラガラです。
それにしてもこの電車は、景色が良く見えるように窓が大きく、しかも上の方まで窓になっていますね。
普通の電車なんですが、パノラマカーになっています。
スイスの列車は素晴しいです。 -
ツェルマットを出て1時間ちょっとでフィスプ駅に到着し乗り換え。
今度は30分くらい乗ると次の乗り換え駅であるシュピーツ(Spiez)駅に到着しました。
今回の旅行全てに言えましたが、スイスの鉄道は乗り換えがほんとにスムーズです。どの乗り換えもみんな10分くらいの待ちで乗れるようにスケジューリングされているようです。
まさに鉄道王国ですね、ほんと素晴しい! -
シュピーツ駅で次の列車を待っている間(といっても10分くらいの間)、ホームからそのまま外に出ることが出来、目の前にはトゥーン湖が広がっていました。
-
シュピーツ駅を出ると次の乗換駅のインターラーケン駅までは、このトゥーン湖沿いをずっと走っていきます。
天気がいまいちですが、でも湖沿いの鉄道の旅って何だかワクワクします。 -
シュピーツ駅を出て25分くらいでインターラーケンの街に入ってきました。
川が流れていてその脇におしゃれな建物がたくさん建っています。
インターラーケンもなかなか雰囲気良さそうな街ですね。 -
列車はまずはインターラーケン・ヴェスト駅(西駅)に到着。ただそこでは降りません。乗り換えはその次のインターラーケン・オスト駅(東駅)。
列車をおりて隣のホームを見たら、ゴールデンパス・ラインの列車が止っていました。これはこれで雰囲気あります。
これは西のモントルーから東のルツェルンまで走っているようで、インターラーケンも途中で止るようです。
この列車にもまたいつか乗ってみたいな。 -
自分の乗る列車はこちら。
ベルナーオーバーラント鉄道。
ガイドブックによると、前半の車両はラウターブルンネン行きで、後半の車両がグリンデルワルト行きなので間違えないように、と書かれていましたが、実際本当でした。
車両外側のプレートでグリンデルワルト行きであることをしっかり確認して乗り込みます(間違ってしまうと、中では行き来できません) -
出発してすぐくらいから、早速感じのよい風景があらわれてきました。
雲はまだあるけど天気もかなり良くなってきました。
これは期待できますね。 -
いい感じです。
-
川があって山小屋風の家があって、雪に覆われた山も見えてきました。
この路線、電車に乗ってるだけで風景が楽しめてかなり良いです。 -
おー、大きな山も現れてきました。
列車内の乗客たちも、みんな窓から写真をとりまくってます。 -
まさにスイスに来ました!って感じの風景です。
この路線は本当に楽しいです。
写真とりまくっているうちにそろそろグリンデルワルトに近づいてきました。 -
イチオシ
グリンデルワルト駅に着きました。時刻は13時半過ぎ。
うぉー、ホームにおりた途端、目の前にすごい迫力で山がせまってきた〜
カラフルな列車とせまりくる山々、絵になります。
山の名前は、左側がヴェッターホルン、右側がシュレックホルン(多分・・・)。
早速、駅のすぐ目の前にあるホテルに行ってチェックインします。
宿はBernerhof(ベルナーホフ)。駅から徒歩1分未満です。 -
チェックインしたらすぐにホテルを出て、10分ほど歩いてフィルスト行きロープウェー乗り場へ。
もともとユングフラウヨッホは翌日の朝に行くことにして、この日はフィルストからバッハアルプゼーという湖までハイキングする予定にしていました。
早速、ロープウェーに乗り込みます。 -
出発して早々に後ろを振り返ると、目の前にアイガー(3970m)がど〜んと見えます。
そうです、グリンデルワルトはアイガーの麓の村なんです。
富士山よりも高いんですね〜 -
下を見るとロープウェーには乗らずにハイキングしている人たちも見えます。
これって登りです・・・元気あるなあ -
途中から一面、雪景色になってきました。
やっぱりまだまだ上の方は雪が多いんですね -
ロープウェーに乗って約30分で、フィルスト駅に到着。
やっぱり上に来ると、雲も多くなってちょっと暗い感じです。
駅の目の前にハイキングの表示があり、ここからスタートします。
片道約1時間の道のりです。 -
うわ〜、これって完全に冬の景色ですね。。。
ハイキングコースの部分だけ、無理やり除雪しているようです。
分かりやすいといえば分かりやすいですが。 -
スタートしてしばらくは割と急な登り道がずっと続きます。
普段運動不足の身としては、実は結構しんどかったりします。
中々登りが終わりません。 -
15分くらいで何かの小屋が出てきました。
フィルストが標高2171mで、ここは2262m。
ってことはすでに90mくらい登ったということですね。
まだまだ始まったばかりです。 -
ようやく登り道を登りきると、大きな谷が出てきました。
あとはこの谷を常に左に見ながら、ちょっと下ってはちょっと登るという感じでずっと歩いていきます。
かなり汗だくになってきました。 -
谷の向こうに立派な氷河っぽいものが見えたので、ズームアップでパシャリ。
何か感動します。普段の生活でこういう姿ってなかなか見ないですからね。 -
雪道をひたすら歩いていきます。
少しずつ晴れ間も出てきました。
さあ、そろそろバッハアルプゼー湖に着くはずです。 -
ハイキングコースが行き止まりになりました。
バッハアルプゼー湖に着きました!
さあ、湖はどこかな
・・・・・
あれ? -
あれれ?
-
あれあれ?
まさか・・・
これがバッハアルプゼー湖?
でも周りには他に湖らしきものはないので間違いありません。
他の観光客もみんな写真撮ってます。
これは・・・湖というか大きな水たまりって感じ・・・
う〜ん、やっぱまだ雪だらけの季節だと、ガイドブックみたいな爽快な湖の姿は難しいみたいですね〜
本来はもっと大きいのでしょうが、きっと雪に覆われてしまって見える面積が小さくなっているのでしょう。。。
期待が大きかっただけにちょっと拍子抜け。
写真数枚を撮って、早速今歩いてきた道を戻ります。 -
帰り道は行きと違ってちょっと楽チンです。
とはいっても一部登りもあるので、多少は疲れます。 -
目の前の大きな山に向かってどんどん歩いていきます。
青空もどんどん広がってきました。
なかなか気分良いです。 -
イチオシ
1時間弱でフィルスト駅に到着。
ロープウェーに乗る前に、駅併設のレストランの外の席でビール一杯。
歩いた後のビール、バックには山々と青い空。
素晴しいコンビネーションです! -
午後6時前にホテルに戻ってきました。
嬉しいことに各部屋にバルコニーがあって、椅子とテーブルがあります。
しかもロビーには無料のセルフサービスで、コーヒーや紅茶が飲み放題。
早速、コーヒーを片手に自分の部屋のバルコニーに座って一服です。 -
バルコニーからの写真。
右側の建物、これグリンデルワルト駅です。
本当に駅からすぐ目の前のホテルですよね。
とっても便利です。
そしてちょっと見づらいけど、写真の左側を見てください。
雲に隠れて見えづらいですが、山の稜線が少し見えます。
これは何でしょう・・・ -
そう、これはアイガーです!
ちょっと雲に隠れているけれど、バルコニーの目の前にアイガーがど〜んっと構えてます。
このホテルをとる際に、アイガーの見える部屋を予約していました。
まさかこんなに目の前に見えるとは思いもしませんでした。
超テンションあがります。 -
イチオシ
同じくバルコニーからのアイガーです。
実はこの写真は翌日の早朝に撮った写真なのですが、ほんと迫力ありますよね。
こんな目の前で見ることが出来る、しかも自分の部屋のバルコニーから座ってじ〜っくりと見ることが出来る。
とても感動しました。
そしてこのホテル(ベルナーホフ)、超オススメです。
3つ星なのでそれほど豪華ではないけど、部屋は結構広くて清潔感もあって必要なものは全て揃っていて、しかもスタッフたちもとてもフレンドリーで親切です。
またグリンデルワルトに来るなら、迷わずまた泊まります。 -
さて夕飯。
お約束のチーズフォンデュです。
他の方の旅行記で一人でもチーズフォンデュを食べられたという情報を頂いたので、私も行ってきました。
やはり一人旅の人が多いのか、入り口のメニューには日本語で「チーズフォンデュ 1人前からオーダーできます」と書かれていました。
ガーリックとベーコン入りのチーズフォンデュを注文しました。
スタッフもとてもフレンドリーで、もちろん味もとてもおいしかったです。白ワインもたらふく飲んで、いい具合に酔っ払って今日は就寝です。
明日はユングフラウヨッホを目指します。
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この旅行記へのコメント (2)
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- batfishさん 2013/06/04 22:15:20
- はじめまして!
- TK561さん こんばんは!
旅行記拝見しました。
マッターホルンがよく見えて感動したでしょうね。
テンション上がりますよね。
グリンデルワルトのホテルベルナーホフ、私も泊まりました。
初スイス(1999年)で母と2人旅行だったのですが、
グリンデルワルトに着いた翌朝、朝食時にレストランで
ウェイターさんに「アイガーはどこにありますか?」
と聞いて「あれだよ」と外を指差され、驚愕!!!
今思えば恥ずかしい限りです。
あんな目の前に見えるなんて思わなかったものですから…
今はセルフのコーヒーもあるのですね〜
それはポイント高いですね。
グリンデルワルトはいい町ですよね。
私もまた行きたくなりました。
- TK561さん からの返信 2013/06/06 04:53:35
- RE: はじめまして!
- batfishさん
旅行記を見て頂いて有難うございます。
またコメントも頂き有難うございます。
batfishさんもベルナーホフに泊まられたんですね!
アイガーの話し、とってもよくわかります(笑)
私もはじめは近すぎてわからず、フロントの人に聞こうかと思ったくらいでした。ただガイドブックやその他の資料で、やはりこれがアイガーだとわかったので聞かなかったのですが、ほんとにびっくりですよね。
こんな近くにあるなんて思わないですよね!
グリンデルワルト、ほんとに良い街ですよね。
私もまたいつか行きたいと思っています!
TK561
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