2013/04/26 - 2013/05/06
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MARIELさん
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10年以上前のことだと思うんですが、旅行会社のパンフかなんかで写真を見て、それ以来ずっと憧れだったコーカサスに行ってきました。
とにかく人が素晴らしかったアゼルバイジャン、物価が安いのにモダンな街並みが美しかったアルメニア、ホステルの居心地が良過ぎて旅人と楽しい時間を過ごせたグルジア。
3国ともそれぞれ本当に魅力的で、帰国する時には珍しく「帰りたくない」と思いました。
いつもにも増して下調べをしていかなかったので、情報はほぼ現地調達。多くの人に助けられた旅でした。
初めはTK(トルコ航空)のエコノミーを押えてましたが、そのあとわずか2万円程度の差額という破格のQR(カタール航空)のビジネスクラスが売り出されたためそちらにシフト。フライトも満喫できました。
グルジアはあちこちに風光明媚な景色が拡がる観光資源豊富な国。
ワインやご飯もとっても美味しくてついつい食べ過ぎてしまいます。
首都トビリシで泊っていたホステルがサイコーで、主に近隣スラブ語圏からやってきた旅人達と夜遅くまで語って飲み明かしてました。
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アルメニア×グルジア国境でチャーターしていたタクシーを降りてグルジアに再入国したはいいけど、その先トビリシまで行くマルシュが見つからない。
タクシー使うのは癪だし、こうなったらヒッチだね。
幸い開始して2台目の車が止まってくれ、1時間ほどかかる市内まで。
長年モスクワに暮らし、故郷グルジアに帰ってきたところだというご家族、ありがとうございました! -
降ろしてくれた地下鉄の駅は、Tbilisi Hostelのあるアヴラバリ駅からわずか2駅のところだったので簡単に旧市街に帰ってくることができた。
一昨日の朝発ったばかりの街並みがたまらなく懐かしい。
ただいま、トビリシ! -
旧市街のシンボル、ツミンダ・サメバ大聖堂も堂々たる姿で旅人の帰りを迎え入れてくれる。
2004年に建てられたというグルジア正教の総本山。
結局、一度も行かなかったな・・・。
最終日に行こうとしたけど、丈の短いスカート履いてたから諦めた。
お隣アルメニアと違い、グルジアの教会はムスリム並みに肌の露出にうるさい。 -
とりあえずグルジアビール定番銘柄のSTRONGな方を買って、Tbilisi Hostelに帰還すると、2日前とメンバーは総入れ替えになってたけど掴みはOK!
「こんな強い酒飲んでる日本人は見たことないぞ〜」と盛り上がり、オーナーとは既に友達だったこともあって、あっという間に輪に溶け込めた。 -
ヨーロッパもここまで来ると、さすがにロシア人とかウクライナ人、ポーランド人などスラブ語圏の人が多い。あと日本人並みにどこにでも出没する旅好きドイツ人。
この宿にトータルで足掛け6日いたけどアジア人はずっと私一人だった。
「安くてすぐ酔える」とアゼルバイジャンの宿でも話題になっていたグルジアウォッカのチャチャをご馳走になる。(←パッカー宿ではよくあることだけど、もはや誰が購入したのか分からない) -
ドイツ人学生グループは去っていたので、今日は無事ベッドをゲット!
2階の部屋は前所有者からそのまま引き継いでいるらしく、天井画やシャンデリアがやたら豪華。
ドミ1泊25Lari≒1200円。(4月までの冬季料金は20Lari) -
仲良くなったロシア人男性、ドイツ人男性、ウクライナ人カップルと私で夜ご飯に行くことになり、カップルお薦めのレストランへ。
ライトアップされナリカラ要塞の城壁が綺麗。
連れて来られたのは、何と3日前ハンガリー人達と来たレストランだった。
ローカルもいっぱいいるしテッパンなのね。 -
グルジア名物のハチャプリをまだ食べてなかったのでオーダー。
パンの窪みにたっぷりのチーズを入れて焼き上げ、卵とバターが載せてある。
最初にチーズ・卵・バターを完全に混ぜ合わせ、周りのパンをちぎってフォンデュのように浸して食べるのが正しい食べ方とのこと。
完食はできなかったけどコレ美味すぎでしょ。
グルジアワインとの相性もバツグン!! -
5月3日(金)旅8日目。
朝ご飯はもちろん旧市街のパン屋でゲット。
あの独特なグルジアパンはオーブンじゃなくて、こんな窯の中に貼り付けて焼いてるの。 -
でも今日はパイっぽいタイプのハチャプリ。
ハチャプリってこの国に来る前は平たいチーズパイのことだと思ってたけど、こんなチーズパイも昨日食べた卵の載ってるヤツも全部ハチャプリ。
地方によって色んなタイプがあるみたいで、要は「チーズパン」くらいの意味らしい。 -
今日はグルジア軍用道路に小旅行。
10:00に宿を出て、まずは地下鉄で拠点となるディドゥベ駅へ。
軍用道路はマルシュも走っているけど、途中の見所にも立ち寄りたいので車をチャーターするのだ。
シェアできそうな旅人も見つからず一人で交渉開始。
悪路で通常のセダンでは危ういため4WD(地元の人は「ジープ」と呼ぶ)を100Lari≒4700円で交渉が成立し、10:40出発。 -
ドライバーさんは親切な人で、途中でスーパーに寄ったと思ったらコーラ買ってくれるし、今度は路上でチュルチヘラを売っているのを見つけると車を止め1本買ってきてくれた。
アルメニアでも食べたけど、今日のは甘さは控えめでブドウの酸味が強く、食感もボソっとしてて(悪い意味じゃなく)、全く別モノだった。
ランチ代わりにちょこちょこ食べ続け、5時間くらいで完食。 -
最初にやって来たのはアナヌリ教会。
おとぎの国のお城みたいな外観に胸キュン☆
そして昨日アルメニアのサナヒンで見かけた日本人ツアーに再会。
「えっ、一人旅?凄いね〜」とおじさん&おばさん達に話しかけられる。 -
「内装はシンプル」と歩き方には紹介されてたけど、ここのフレスコ画は色鮮やかでとっても綺麗だと思うんだけどなあ。
ガイドブックのコメントって誰の意見なんだろうね。 -
アナヌリを出てしばらくすると町を離れて大自然の中を走っていく。
グルジア軍用道路は帝政ロシアが軍用目的で整備したことからその名が付いたんだけど、現在はロシアとコーカサスを結ぶ普通の幹線で、風光明媚な観光客に大人気のドライブコース。 -
大自然の中に突如として姿を現す大きな壁画。
ロシアがグルジアとの友好200年を記念して建ててったとか。 -
壁画の善し悪しは別として、ここの展望台からの景色は凄い。
コーカサス山脈の麓の村が豆粒のように見える。 -
モンゴルでもこんなの見たね〜。
もちろん共にロシアの影響が濃い国ということだけど、東はモンゴル、西はグルジアか。
やっぱロシアは巨大だわ。 -
途中スキーリゾートのグダウリを越えた辺りから、周りに雪が残っている場所が増えてきた。
雪が解けきらないのだから朝晩は相当冷えるんだろうけど、昼間は太陽が燦々と照りつけ、寒いというほどでもない。
そりゃ30℃超えの平地と比べたらかなりの気温差なものの、薄手の上着一枚でじゅうぶん。 -
この人が親切なドライバーのオチャさん。
車も三菱の四駆でめっちゃ快適だった〜。
マルシュも走ってるくらいだから、普通の車でも行けなくはないけど、大きな水たまりを迂回したりしなきゃなんなくて大変だと思う。
ちなみにここをバイクで越えてロシアから来た旅人たちにトビリシで会ったけど、バイクが凄いことになってた・・・。 -
こうしてトビリシから3時間半、14時過ぎには終点カズベキの村に到着。
この距離だからもちろん日帰りも可能だけど、せっかくだから今日はこの村に宿泊。
ちなみにバックパックはトビリシに残して最低限の荷物で来た。 -
宿は予約していなかったけど、広場にはゲストハウスのおばさん達が客引きに来ているので問題ない。
お客を奪い合うカンジは全くなく、価格や食事の希望を伝えると、「それなら○○さんちだわね〜」みたいなノリ。
こっちも価格交渉をする気が失せちゃう(笑)。
朝食付き25Lari≒1200円のドゴさん宅。
広場から徒歩2〜3分。 -
ベッドが3つにダイニングテーブル、ドレッサーまである大きな部屋。
ここのお宅はゲストルームは1つだけなので、もちろん今日の宿泊客は私のみ。
部屋は2階で1階のシャワーには外から行かなくてはならないけど、温かいお湯がたっぷり出て問題ナシ。 -
さて、今日はこれから何しようかな。
村はとても小さく、特に観光するような場所もない。
一番の見所は山の頂上に小さく見えているツミンダ・サメバ教会。
タクシーで行くこともできるけど、時間もたっぷりあることだし歩いて登ってみようか。
今回の旅は食べ過ぎなのか何か太った気がするし、いい運動になるかも! -
途中で疲れたら引き返せばいいや、って気持ちで歩き始めたけど私の性格で引き返せるはずもない(笑)。
初めは民家を抜ける舗装道路を登っていく。
振り返ると麓のカズベキの村がだいぶ小さくなってた。 -
さらに進むと民家もなくなり、登山道ちっくになってきた。
当然舗装された車道もあるけど、かなり大周りなので歩くのは現実的じゃない。 -
更なるショートカットを狙って獣道を進む。
ここまで来ると手も使わないと無理。
しかも私は近頃スニーカーというものを一切履かないので、今日履いているのは低めウェッジソールのパンプス。信じられないほど登山に向かない(笑)。 -
詳細は省くけど途中貞操(?)の危機も味わいつつ(笑)、やっとの思いで頂上へ!
先の全く見えない山道を抜けると「あの丘の上にこんな世界があったなんて!」と驚くような広い野原が広がっている。 -
14Cに建てられたツミンダ・サメバ教会。
非常に美しいと言われているらしいけど、私的には別にフツーかな。
頭を覆うストールも宿に置いてきちゃったので中にも入らなかった。 -
遥か眼下に見えるカズベキの民家がおもちゃのミニチュアのように小さい。
360°見渡すと神々しいほどの山々に囲まれ苦労して登って来た感動もひとしお。
車ならあっという間に来れるんだろうけど、ありがたみが違う。 -
帰りはタクっちゃおうかって気にもなったけど、タクシーが止まっていない。
誰か観光客が乗ってきた車に便乗させてもらうしか方法はなさそうだけど、もういい時間なのでそれらしき人もいない。
行きのことがあって怖かったので、ロシア人夫婦とそのガイドに同行させてもらい無事下山。
以前イギリスに住んでいたというガイドさんは英語がペラで安心して涙が出そうだった。 -
疲れ過ぎてあまり食欲が湧かず、ヒンカリ3個とビールのディナー。
運動した後のビールは美味い!!
夜はやること無さそうだからこの後バーで1杯やるのもいいけど、物価が高い村なので大人しく宿に直帰しますかね。 -
こんな田舎に来れば牧場に牛がいるのは当たり前だし、インドやネパールに行けば道端にウロウロもしてる。
だけどね、それなりに綺麗な住宅地の玄関先に牛が鎮座してるのは何かとっても新鮮。 -
5月4日(土)旅9日目。
身支度をしてドーゴさんが用意してくれた朝食をキッチンでいただく。
たった今焼きあがったパンとレーズンの入ったお粥。
食べきれないほどたくさんのソーセージも焼いてくれた。
ホームステイってカンジで嬉しい。 -
9:30頃にはトビリシ行きのマルシュで出発。10Lari≒470円。
マルシュから見たビックリ光景。
羊飼いって物語の中だけじゃなくて現代にも結構いるし、羊飼いが先導する羊の群れなんて色んな国でいっぱい見たけど、ここまでの大群は。
千頭は余裕で超えてたんじゃないかな。
感動!! -
12:10、昨日ジープで出発した地下鉄ディドゥベ駅横の市場に戻ってきた。
ここで間髪入れずムツヘタ行きのマルシュを探し、12:20には再び出発。
料金は1Lari≒47円。
近距離路線なのでマルシュは頻発している。 -
30分ほどでMTSKHETAの町に到着。
車を降りた広場は何もない。
BC4〜AD5にかけて首都がおかれた古都らしいけど、何でココが世界遺産なんだ!? -
と、思ったら周りとはガラっと雰囲気の違う素敵な一角が。
-
その中心にあるのはスヴェティ・ツホヴェリ教会。
言い伝えにいよるとキリストの衣服の一部が埋められているとか・・・。 -
天気は相変わらず最高だし、広々した庭園を歩いているだけで気持ちいい〜。
ちょっと暑すぎるけど。
写真右の飛行機雲にビックリ。
墜落したの??ってカンジじゃない? -
教会併設のお土産屋さんでかわいい壁掛けを見つけたので自分用に購入。
グルジア語でお祈りの言葉が書かれている。
読めない文字グッズって凄い惹かれるんだよね〜。 -
教会敷地の前の広場にはカフェやギャラリーなんかが立ち並び、観光用馬車も走ってる。
凄くかわいらしい街並みで観光客ウケ抜群なんだけど、これってオリジナル?
すべてがやけに新しくて何か不自然な感じがするんだけど・・・。 -
この一角だけは本当に綺麗な赤レンガの建物で統一されてて、主にお土産やさん街となっている。
-
お土産屋さんで見つけたおもしろマグネット。
グルジアの2大B級グルメ(?)、ハチャプリとヒンカリ。 -
ウール(フェルトっぽい)製品も特産品。
カラフルなストールが可愛い!
値段はピンキリだけど、全体的に結構高い。 -
「アイスコーヒーあるよ〜」
というおじさんの呼び込みについ惹かれてカフェで休憩。
海外でアイスコーヒーって珍しいじゃない。
日本と同じくらいの気候という事前情報だったのに、「同じくらい」だったのはアゼルバイジャンだけで、アルメニアとグルジアは毎日30℃超え。水分補給は必須。 -
写真奥の方、丘の上に建つのはシュヴァリ聖堂。
行くのが面倒くさそうなのでパスしちゃったけど。 -
15:20頃発のマルシュで再びディドゥベ駅の市場へ。
ここもこれで最後なので、ちょっとだけ市場を散策してみることに。 -
KBAC(クヴァス)屋台見つけた〜。
ロシアや隣国で夏によく飲まれるライ麦なんかを発酵させた飲み物。
めちゃくちゃ美味しいとも思わないんだけど、せっかくなので1杯!0.3Lari≒14円。 -
街角のいたる所で売られているイタリアのパネトーネみたいな形のパン。
特にこの市場では凄い店舗数で大きさも様々。
1つ買ってみればよかったかな〜。 -
帰りは地下鉄を新市街のルスタヴェリ駅で下車。
駅前にあったマック。
グルジア風?ではないかもだけど独特な雰囲気があって素敵。
グルジア語で「マクドナルド」って書いてあるのもいい!
メニューはチェックしそびれちゃったな。 -
ルスタヴェリ大通りを歩く。
一国の首都のメインストリートで蚤の市的な・・・。
のんびりしたモンです。 -
とってもお洒落なワインショップを発見したので突撃。
大っきなペットボトルやタンクで購入できるハウスワインの大樽や綺麗にラッピングされた贈答品まで品数豊富。
バーも併設されている。
赤白合わせて10種類くらい試飲してへべれけ。 -
ディスプレイももの凄くかわいい。
ここに限らずトビリシの街には素敵なワインショップがたくさん。
最近日本でもだいぶ知られるようになったみたいだけど、グルジアワインって相当有名。
グルジアはワイン発祥の地と言われ、イタリアやフランスより遥か昔からワインが飲まれていた。
遅くとも紀元前8000年には飲まれていたとか!? -
一応、劇場やら博物館やら役所的なものやら。
人はあんま多くない。
今の季節でこの雰囲気は、冬はさぞかし寂しい感じになるだろうな。 -
突き当たりは自由広場。
-
メイン通りからこの辺りにはブランドショップもチラホラ。
誰が買うのかな〜ってカンジではあるけどね^_^;
凄いなって思うのはショップ名がどこもグルジア語併記だってこと。
これはBurberry。日本では決して「バーバリー」とは書いてないでしょ。 -
自由広場から旧市街方面へ抜けるコテ・アブハズィ通りにはレストランやワインショップなんかがいっぱいあって、観光客にもローカルにも人気なエリア。
バーも多く夜遅くまでにぎわってる。 -
フラフラ歩きながら何とか旧市街まで辿りついて、せっかくワインを買ったのでチーズも♪
常にかなりの種類を取り揃えており、すべて量り売り。
4種類ほどお買い上げ。 -
すっかりお馴染みのTbilisi Hostelに戻ると、みんなに「お帰り〜」と迎えられ本当に家に帰ってきたみたい。
早速さっき買ったワインとチーズを提供。
右の白は実家へのお土産用。
両方合わせても1000円しない。 -
ロシア人のDisaが「コレもみんなで食べて〜」って出してくれたАджика(アジーカ)。
これ、チーズと一緒に食べると絶品!
この地域でよく食べられている唐辛子ベースの香辛料で、マグレブのハリッサとほぼ同じ製法のよう。
日本帰る時1個買って帰ろ〜。
グロッサリーみたいな店で必ず売ってる。 -
みんなでチェスしたり、腕相撲大会したり、シーシャ吸ったり。
とにかく何時間も語り合う。
年も生まれた国も話す言葉も肌の色も何もかもが違う。
そんな旅人達がたまたま同じ日に同じ場所にいる奇跡。
日本にいたら、こういうスタイルの旅をしていなかったら、一生交わるはずも無かった人生と人生が交差する。 -
私が世界を歩いて身に付けたものって別に語学力とかじゃなくて、こういう場所で「即座に自分の居場所を作れる力」なんじゃないかなあ。それを国際的感覚って呼ぶんだろうか。
元来、私ってギャグとか言えないし社交的でもないし。
この日は特に盛り上がり、結局空が明るくなるまで飲んで語ってた。
この旅最後の夜は最高の夜! -
5月5日(日)旅10日目。
すっかり寝坊して、昼前にやっと起き出し最後のトビリシ観光に出かける。
てかまだこの町で観光らしいこと全然してない。
毎日見ていたメヒテ教会とワフタング・ゴルガザリ像。 -
ゴルガザリ広場から丘を見上げる。
2度来たあの人気レストランはこの広場に面した一番目立つ場所にあるのでトビリシに来たら是非♪ -
丘の上にはロープウェーで登ることができる。
片道1Lari≒47円だったかな。
地下鉄やバスと共通のチャージ式カードで支払う。
このロープウェー、ガイドブックにインフォメーションが無いと思ったら、まだ開通して1年も経ってないみたい。 -
素晴らしすぎる眺め。
今日でコーカサスともお別れなんだな、ってしんみりする。
全世界制覇を目論む私は一つの国にお別れする時あまり寂しくなることはない。
また新しい国との出会いが待ってるから。
でも今回はこの土地を離れがたい・・・って心から思った。 -
丘の上からトビリシの街を見守るグルジア母の像。
これ、ホステルの2階テラスからも見えるんだよ。 -
ライトアップも美しいナリカラ要塞。
この角度から見ると凄いね。絶壁の岩山じゃん。
私は行かなかったけど、あそこまで登ることもできる。
人ちっちゃく写ってるでしょ? -
下りのロープウェーから見たトビリシの街並み。
グルジア正教の旧総本山、シオニ大聖堂なんかも見えてる。
トビリシ、期待を裏切らない素敵な町だったな。 -
最後の食事はやっぱり定番型のハチャプリ。アジャルリって言うんだって。
コテ・アブハズィ通りのベーカリーカフェで。
もちろん美味しいけど、この前食べたヤツの方が上かな。
コレ日本でも食べれたらいいのに! -
通りからシオニ大聖堂の方にちょっと入った裏路地がめちゃくちゃキレイな飲食店ストリートだった。
基本外国人相手だと思う。 -
マジどの店もみんなお洒落!!
トルコ絨毯にシーシャ、みたいなオリエンタルなお店が多くて西洋人が喜びそ〜。 -
まだまだここにいたいけどもう日本に帰らなきゃ。
ホステルに戻ってオーナーRaufと最後のお喋り。
私が荷造りをしている間、彼がカズベキでボロボロになったパンプスをピカピカに磨き上げてくれる。
このキティちゃん達ともお別れ。旅人が置いていったのであろう壊れたスーツケースの中で気持ち良さそうに眠っちゃって。
凄く遠い土地のように感じるけど、トビリシだったらパリやフランクフルトから数時間のフライトだし、その気になれば週末だけでも来れるんだよね。
いつか弾丸で帰ってこれるかな。 -
駅前のバス停から17:15発の37番バスに乗り、30分ほどで空港へ。
ドライバーさんが運賃をタダにしてくれた。
微笑んでいるだけで何も言葉は発さなかったけど、
「こんな遠い国まで来てくれてありがとう」
って言っている風に見えた。泣けてくる。
チェックインしてラウンジへ。
グルジアやるじゃん!ってカンジのかなり素敵なラウンジ。 -
この後Cクラスの機内食攻めが待ってるので(笑)、軽くスイーツ。
でもグルジアワインはちゃっかり赤白飲んでおいた。 -
余ったLariを再両替しようとしたら、何と銀行が閉まってて一切両替不可。
まだ19時なのに・・・。
仕方がないのでお土産屋さんで全財産31.50Lariに値切りストールを購入。
これはおばあちゃんにプレゼントしよう。
残金もゼロ。これで本当にコーカサスとお別れなんだなあ。 -
20:05発QR(カタール航空)ドーハ行き。
担当のCAさんが日本人でビックリ!英語で一通りご挨拶されて、最後に「ありがとうございます」って日本語で返したら向こうもビックリしてた。
まずは経由地アゼルバイジャンのバクーまでの間に軽食が出る。
サラダとラップサンドみたいなの。美味しいけど、この後まだまだ続くので半分でストップ。 -
ビジネスクラスの乗客は私ともう一人を除いてみんなバクーで降りちゃって、代わりに乗ってきたのが何と全員日本人!!
そして2回目のミール。
まずはサラダとアラビア風前菜。 -
メインは茄子のラビオリをチョイス。
これも美味しかった〜。
QRのCメシは間違いナシだね!
こうして日付が変わり、5月6日(月)旅11日目。
ほぼオンタイムの00:05頃ドーハに到着。上空までは相当早く着いたのに何度もgo-aroundだった模様。 -
今日は乗り継ぎが短いのでアッパークラス専用の乗り継ぎターミナルのラウンジへ直行。
高級大型ホテルの朝食ビュッフェみたいなフロア。
食事やインテリアなど豪勢ではあるんだけど、あまりにも人が多くて落ち着かないかも。
ここで偶然にも同じフライトのトラベラーkanaさんと待ち合わせ♪
4tra上ではもう何年もお付き合いさせていただいているけど、直接お会いするのは初めてなので緊張! -
お互い前のフライトでお腹がいっぱいなので、ご飯はパスしてビールでかんぱ〜い☆
kanaさんとはホント今まで幾度となくニアミスをしてきた。
成田や羽田はもちろんのこと、一昨年のGWのイグアス→サンパウロ(1日ズレ)や昨年のGWのマケドニア⇔コソボ(すれ違い)など地球の至るところで。
やっとお会いできました〜。 -
1:50発QR成田行き。
真夜中だけど「軽食」という名の結構ガッツリしたミールが出る。
先付けはまたまたNOBUとのコラボ。
料理名が「エビ」って・・・^_^;
ちょっと雑過ぎじゃない? -
メインはTOM(誰?)とのコラボメニューをチョイス。
スズキのグリル
レモンとネギのパスタ、日干しトマト
頑張って食べてたけど、これの途中で睡魔に勝てなくなり・・・。
いつの間にか記憶がなくなってた(笑)。 -
ガッツリ寝て起きたらもう朝ご飯。
日本時間ではもう夕方なんだけど、どうして中東発便はみんなコレを朝ご飯と呼ぶんだろう?
今日のおめざはイチゴのスムージ♪ -
前菜
マグロのスモークとアプリコットサーモンの朝食プレート
緑葉サラダ、日干しトマトのクリームチーズ、オレンジ
ケーパー、イクラとパプリカのツイストパン
ドリンクはノンアルシャンパン☆ -
メイン
アラビア風朝食プレート
タップーレ、ホンモス、ナスのペースト、ピタパン -
メインはワンプレートに納まりきらず、セカンドディッシュも出てくる。
アラビア風朝食プレート
ムサッバハ、アラビア風ピザパン
こうして18時前には成田にただいま!
京成で途中までkanaさんとお喋りしながら帰宅。 -
全部じゃないけど今回買ったお土産はこちら。
自分の旅はどれもすっごい大切で甲乙は付けたくないけど、でも正直今回は特にイイ旅できたと思います。
まだまだマイナーなコーカサス。
もしこれを読んで興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、是非お出かけください。
素敵な出会いがいっぱい待っています!!
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この旅行記へのコメント (14)
-
- 岩塩さん 2015/12/20 10:44:07
- こんにちは。
- marielさんの大ファンです。昨年、今年はJALで修行していましたが、marielさんの東南アジアの旅行記をトレースして(^_^;)、修行と同時に観光もかなり楽しめてとても充実しました。大変感謝しております。わたしもコーカサスに興味があり、GWくらいに行きたいと考えています。こちらの旅行記を読んで、行きたい気持ちがますます大きくなりました。旅先など参考にさせていただきます!詳しく書いていただきありがとうございます。
- MARIELさん からの返信 2015/12/21 13:16:42
- コーカサスいいですよ〜
- 岩塩さん、
こんにちは。お名前変えられたんですね♪
OW修行お疲れ様です!2014は良かったけど、今年もなんて凄いです。
SINとかいっぱい行かれたことでしょうw 旅行記見て頂きありがとうございました。
コーカサスにご興味があおりなんですね。もう、是非ぜひです!!
GWは気候的にもバッチリですし、オススメ致します。
アクセスの良いメジャーな国以外は弾丸で再訪するのが難しいのですが、たまにフラっと3連休でトビリシに行こうか、なんてアイディアが頭をよぎります。
Mariel
-
- kanaさん 2013/08/13 00:53:47
- 素敵な旅行記!グルジアいいですねぇ
- Marielさん こんばんわ
いやー、とても素敵な旅行記でした。
ほんとうに、楽しかったMarielさんの思い出がふつふつと伝わってきました。
そして、すばらしい写真の数々!私もここに行ってみたい!と強く思いました。
なんか、大変なことがあったようですが、ご無事でなりよりでした。
そして、登場させていただきありがとうございました
いやー、色んな意味で保存版だわ、この旅行記(^^)
でわでわ
kana
- MARIELさん からの返信 2013/08/13 12:30:19
- ドーハではありがとうございました。
- kanaさん、
こんにちは!
グルジア編、楽しかった思いが伝わり良かったです。
本当に美しい国なので是非行ってみでください。
まあ私がこんなこと言わなくても遅かれ早かれ行かれるとは思いますが(笑)。
貞操観念的にお堅い国民性なのか、女性はちょっと注意が必要かもですね。
お会いできたのはいい思い出になりました
9月21日は羽田深夜便ですか?だとすれば、またお会いできるかも。
Mariel
- kanaさん からの返信 2013/08/14 10:54:45
- 残念(><)
- Marielさん こんにちわ
> 9月21日は羽田深夜便ですか?だとすれば、またお会いできるかも。
残念ながら、日中の成田発便です
今となっては羽田発にしておけば、よかったと思います。
予約当時は、一度プレエコというのに乗ってみたくて、日中便にしちゃいました(^^ゞ
Marielさん は、羽田の深夜フライトなのですね!
楽しんできてくださいませ
でわでわ
kana
- MARIELさん からの返信 2013/08/14 17:22:17
- また次回〜ですね!
- kanaさん、
成田日中発着の3日間ヨーロッパじゃ、結構弾丸ですね!
めちゃウマ☆なギネスを堪能してきてください。
PYお初だったんですねー。意外です!
私も来週はミュンヘン便なのでPY狙いで行きます。
前半の3連休も羽田EKならニアミスかもです。
私はkanaさんの24時間後に羽田ですね。
Mariel
-
- mielさん 2013/08/11 14:07:24
- ジョージア!
- MARIELさん、こんにちは。
建物とか、街全体がかわいいですね。
こっちのクラスメイトにジョージアの子がいます。
行ったことがないので、こうゆう場所から来てるんだーってすごい興味がわきました。
彼女は元ソビエトなのよ、知ってる?としか言わないので。
素敵なところですね。
ヒンカリおいしそう。
こちらに来てからアゼルバイジャンとかもよく名前を聞くようになりました。
ある日、行ったみたいです。
miel
- MARIELさん からの返信 2013/08/12 12:38:03
- コーカサスお勧めです!
- mielさん、
こんにちは〜。
グルジア人のお友達がいらっしゃるんですね。
グルジア人が自ら元ソビエトと発言されるのは、ちょっと意外でした。
グルジアは言葉も文化もまさにジョージアンで、他のどの国とも違う独特の魅力があると思いました。
街も美しいし、ご飯もとにかく美味しいです。
コーカサス、スペインから近くはないと思いますが、せっかくですのでそちらにいらっしゃる間にどうぞ!
って、永住されるのかな。。。
Mariel
-
- カスピ海さん 2013/08/11 10:35:22
- グルジアでへべれけ、いいな〜
- MARIELさま
すてきな旅行記でうっとりと読みました。
>グルジアはワイン発祥の地と言われ、
そうだったんですね。ぜんぜん知らなかったです。
飲まれた感想はいかがだったのでしょうか。
ほんとうにお店もお洒落で、
おみやげも、味わい深いかわいらしさで、
行ってみたくなりました。
ありがとうございます。
カスピ海
- MARIELさん からの返信 2013/08/12 12:30:06
- ただの酔っ払いです(笑)
- カスピ海さん、
こんにちは!
グルジア編読んで下さってありがとうございます。
ワイン発祥の地とまでは私も訪れるまで知りませんでした。
凄く美味しいとまではいきませんが(笑)、本当に安いし、樽から直接注ぐタンク買いが最高でした。日本に持って帰れないのが残念です。
グルジアはキリスト教色がかなり濃くって、教会ショップのグッズが充実してました。
私は信者じゃないけど、観光客ズレしたお土産よりずっと素朴で、丁寧に作られている感じで心惹かれちゃいました〜☆
Mariel
-
- sakunzさん 2013/08/10 19:42:12
- ステキですね。
- MARIELさん、こんばんは!
最終章、楽しく拝読させて頂きました。
なんか、すご〜くステキな財産を得たような、そんな旅行記と感じました。
国際感覚も凄いけど、人間力の強さと言うのを感じたな〜〜。尊敬です。
いつもの弾丸と違って、違う姿を見たような気がしました。
sakunz
- MARIELさん からの返信 2013/08/12 12:19:34
- 出会った人たちに感謝です☆
- sakunzさん、
こんにちは!
最終章読んでいただきありがとうございます。
どんなに弾丸であっても、人との出会いを大切にした濃い旅をしたいとは思ってますが、やはり時間によって縮まる人との距離ってのもありますね。
私はいたって平凡な人間ですが、旅の回数を重ねたことで、どうやったら旅がよりステキなものになるかみたいなコツを学んだのかもしれません。
Mariel
-
- sunnyさん 2013/08/10 18:00:50
- 一期一会
- MARIELさん
コーカサス最終編、一気読みでした。
ものすごく充実してたってことが伝わる旅行記に、コメントにも思わずうんうんって。すっごくいい旅してたんだなって。
そしてご無事で何よりでした(笑)
明日いよいよドニ突撃です。
移動続きでへとへとで役人と戦う元気はあまりないのですが、
あそこで同じローカルバスに乗り合わせる人たちって、そこに行かなければ絶対会うはずもなかったひとたちなんだなって。一期一会ですね!
そう思うと元気が出てきました、元気もらいました。
ありがとう―☆
sunny@ストックホルム
- MARIELさん からの返信 2013/08/12 09:00:26
- いい旅してますか〜
- sunnyさん、
おはようございます。
ストックホルムからもうだいぶ移動されましたね。
沿ドニも無事出国されたようで良かったです!
コーカサスはホント素晴らしい出会いの連続で、旅してるな〜っ凄い実感できました。
パッカーで良かったーってしみじみ思いますよね。
ホテルに泊まって、タクシーで移動してたら味わえない大切なものをたくさん得ることができました。
旅もそろそろ終盤ですかね。
残りもステキな一期一会が待ってますね!
最後まで思いっきり楽しんで♪
私も1週間後にはそちらに参ります!
Mariel
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