2012/09/26 - 2012/10/02
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kobusakuraさん
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メルボルンに行くたびに、いつもヤラバレーまで足を延ばすことにしている。メルボルンから車で1時間程度。
そこにはオーストラリアらしい広大な土地に、幾つものビンヤードが点在している。
もともとオーストラリアワイン好きの私にとっては、なんとなくふるさとに帰ってきたような気分。
昼間ワインを飲むとすぐに眠くなってしまうので、テイスティングすることも稀だが、それでもワイナリー巡りは楽しい。
ここを訪れる時は、どのビンヤードを訪れるか、最初から計画を立てておく必要がある。場所も広いし、ビンヤードの数も多いので、景色に見とれていたりするとあっという間に閉店時間になってしまうからだ。
今回の目的地はみっつ、「ドメイン・シャンドン」「イェリング・ステーション」そして「ヤラバレー・デイリー」。結局いつもと同じになってしまった。
最初に行ったのはイェリング・ステーション。ここのワインは今でも良く飲んでいる。値段は手ごろで味が良い。とても上出来なワインなのだ。
今回はここでランチをとるつもりだった。ところが、店の中に入って驚いた。前回(3年前)に来たときとは比べ物にならないくらい人の入りが多いのだ。テイスティングルームも、ショップの中も、そしてもちろんレストランも込み合っている。平日だと言うのに…
レストランは案の定予約でいっぱい。ウォークインのお客が入るには、時間が昼に近すぎたようだ。
このレストランはガラス張りでビンヤードが見渡せるようになっている。こんな景色を見ながら食事ができたらさぞかし美味しいだろう。
でも今回はあきらめる。次回は忘れずに予約を取らなくては。
ショップの外に出て、敷地内にあるカフェに入る。
ここでも軽食程度なら取れるようになっている。そこでアンティパスタのプレートをひとつ注文。
最初は一人一皿ずつ注文するつもりだったが、ここがオーストラリアであることを思い出し、二人で一皿にする。
正解だった。結構なボリュームがある。この一皿を一人で食べきるのは自分たちには無理だったことだろう。
デザートにマフィンを頼んだが、なんとこちらも恐ろしくビッグサイズ。おまけにものすごく甘い。
そうだった、ここはオーストラリア「ティムタム」の国。甘いものはとことん甘くするのが流儀だ。とても食べ切れず、残してしまった。
こんな風にしてイェリング・ステーションで1時間以上を過ごした。
次に行くのは「ドメイン・シャンドン」。フランスの「モエ・シャンドン社」がオーストラリアに作ったビンヤードだ。ドメイン・シャンドンのスパークリングワインは安価で飲みやすいので、過去に何度もお世話になった。
ここにもガラス張りのステキなレストランがある。でも、確かここでは軽食程度しか出なかったはず。
以前2度ほどここに来て、トラウトのパテを食べた。というか、スパークリングワインを注文すると、付け合せに出てくるのだ。
メルボルンはトラウトが美味しいことで知られている。そのパテの味も美味だった。食べたいけど今日はやめておこう。イェリングのアンティパスタプレートでお腹いっぱいだ。
イェリングに引けをとらない賑わいのシャンドン。昔からそう、ここはいつだって人気のスポットなのだ。
一通り見て歩くと、ここにはあまり長居せず移動することにする。
次は「ヤラバレーデイリー」だ。
「ヤラバレー・デイリー」はビンヤードではない。主にチーズ類を中心とした食料品を売る店で、ハムやサラミなどのコールドカッツ類から、瓶詰め製品、カントリー調の布製品も置いてある。
そして何といっても、ここのチーズがめっぽう美味しい。
特に美味しいのがゴートチーズ。あっという間に食べきってしまったので、写真を撮る間もなかったが、このゴートチーズのまろやかさとコクととろけるような食感と来たら、今まで食べたチーズの全てを総合しても、ダントツトップに躍り出るほどの美味しさだ。特別高いチーズと言うわけじゃない。だから凄いのだ。
ヤラバレー・デイリーではそのゴートチーズのほか、コールドカッツを購入した。
なんというかここは、女性の大好きな雑貨屋みたいなイメージの店で、見ているだけで楽しくなる。カントリー調のエプロンやキッチンタオルだって、必要ないのに危うく買ってしまうところだった。
私はここに数回来ているが、一度も日本人と遭遇したことがない。古い牛舎のような外観、看板は目立たない水色、道路からは読めないような文字で店名が書いてあるものだから、「面白そうだね、ちょっと寄っていこうか」とならないのだろう。
でもこの店は良いですよ。うまく見つけられたら、ぜひ覗いてみてくださいね。
さて、あとはぶらぶらドライブでもしながら。。。とのんびり気分で、本日最後のビンヤードを見つけた。
「コールドストリーム・ヒルズ」。オーストラリアワインの良いところをギュッと凝縮したようなワインを作っている。オーストラリアに住んでいてころには良く飲んでいた。
ここは前出の二つのビンヤードとは打って変わって、こじんまりとした静かな店。
カウンターでワインのテイスティングができる意外は、レストランもカフェも、デイリーショップも足湯も何もない。ただ、ワインの味を見て、好みの味だったら購入する。それだけの当たり前の店。
ここで夕食のためのワインを購入した。
不思議なもので、シャンドンやイェリングでは、ワイン以外のお楽しみが色々あるせいか、ボトルを購入することを、ついつい忘れてしまう。
でもコールドストリームのような当たり前のビンヤードに来ると、「一本買っていこうかな」と思う。
別にどちらがいいというわけじゃないんだけど、どうせなら両方の雰囲気を味わいたいと思うのだ。
でもどこのショップも良かった。何度も来ていて、お気に入りの店を選んでたずねたのだから当たり前だけど。ヤラバレー自体が好きだ。
いくつかのビンヤードではホテルも併設している。
こんな素晴らしい自然の中で数日間を過ごしたら、人生観が変わるかも。次回はぜひこの辺りのホテルで一泊しようと心に決めた。
そんなこと話しながら3年ぶりのヤラバレーをあとにした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イェリング・ステーションの建物。外観はクラシックなレンガ造りだけど、中に入るとお洒落なショップ&レストランがある。
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レストランの様子。窓の向こうの絶景がなんとも贅沢
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ここで家族や友人とパーティーを開く人も多い。結婚式の披露宴を行うことも。いいなぁー
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ワイン好きもそうじゃない人も、来て楽しい場所です。
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イェリングの中にある、ワイン以外の食料品を売るショップ。
瓶詰めのジャム類やアンティパスタなどがおいてある。 -
これがイェリングステーションの赤ワインボトル
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こちらは白ワインのボトル。シャルドネ
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敷地内には美しい花が色々咲いていて、目を楽しませてくれる。イェリングステーションは敷地面積も広いので、散歩がてらこういう庭に出会うと、心が癒されます
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デザートのつもりで注文したマフィン。頭の部分の直径は10センチくらいある巨大なマフィンで、おまけに甘いったならない。二人でシェアするつもりも、結局殆ど食べれずもったいないことをしました。
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イェリングのカフェでたのんだアンティパスタ・プレート。いろんな種類が乗っているので、食べ飽きなくて良いです。でもこれ、一応一人分のお皿。
二人でシェアしてちょうど良かったです。パンもついてくるし。 -
ここがメインのテイスティングルーム。凄く混んでいるし、車の運転もあるから外から見るだけです。
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ドメイン・シャンドンの入り口。毎回か買わず訪れています。
3年前には殆どがオーストラリア人のお客だったのですが、今回は中国人がすごく増えていて、ちょっとアジアンティックな雰囲気でした。 -
シャンドンのレストラン。曇り空の日だったので、店内がちょっと暗いですね。
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こちらも人気のティスティングルーム。スタッフの説明なんてとても聞けそうにないですね。美味しければいいか!
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ティスティングです。立ち飲みやじゃぁありません。
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ザ・シャンドンっていう感じの並び方ですね
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私のお気に入りの場所「ヤラバレーデイリー」。ご覧の通りの建物なので、人の住んでいない廃墟か、古い牛舎かと思いそうですが、このくらい入り口を中に入ると、アンビリーバボーにカワイくて美味しいお店が待ってますよ
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看板もちょっと見にくいんだよなー、知ってる人じゃなきゃ見つけるのが大変です。
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これが店内。外観からは想像もつかないほど広さもあって、プロダクトも充実しています。
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こう色々なものが置いてあると、嬉しくなって不要なものまで買いたくなっちゃう。でもこの日は美味しいチーズとコールドカッツだけで我慢です。
布製品は若干高めの印象です。 -
トップでも使用している写真。カウンターの上にはこんな風に、大きなボトルに入ったクッキーやチョコが売っています。その下にある、黄色いレモンタルト?ピーチタルト?もとっても美味しそう!
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時々購入するペストやソースの瓶詰め。ワインにあう食事作りも、こういうものがあると簡単なんです
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美しいビンヤードの風景。何度見ても癒されます。この広い場所でいろんな武道を作って、収穫して、ワインを造ってるんですよね。すごいなぁ
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最後に訪れたコールドストリーム・ヒルズ。ここも看板が目立たないので見つけにくいです。中ではワインティスティングやってるので、見つけたら立ち寄ってみてください。
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