2012/08/30 - 2012/08/30
1位(同エリア2件中)
ももんがあまんさん
- ももんがあまんさんTOP
- 旅行記342冊
- クチコミ65件
- Q&A回答26件
- 623,163アクセス
- フォロワー97人
今回は、フランスの「中央高原地帯」を降りて、これも、かなり孤立したところにある「フランスの美しい村」63か所目、「サン・ギレム・ル・デゼール」の村です、当初は、あまりに離れ小島みたいなので、来る予定は無かったのですけれど、「ラ・クーベルトワラード」まで来たからには、「ル・ピュイ」までのルートのついでという事で、訪問することにしました。
最初、「フランスの美しい村」の写真を見たときは、かなり、アンティークな石造りの村と言う印象で、期待はしていたのですけれど、実際に訪れての印象は「それ以上に素晴らしい村」・・・でした。
写真は、崖の上の「城塞」からの「村の風景」です、かなり苦労して登ったわりには、良い写真が撮れなかったのですけど、せっかくですから、表紙に抜擢しときます。少なくとも、この村の写真としては、珍しい「アングル」のはずです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8月30日(木) D 9号線 ラングドック・ピレネー
早朝に「ル・クラール」の町を出て、暫くは、ひきつづき、フランスの「中央高原地帯」の風景の中を走ります、今日も天気はイマイチです。
あのバカ暑かった、真夏も、ようやくひと段落でしょうか、空も曇っているので、マア適度な暑さです。 -
D 9号線
道端の草花ですけど、なんという花でしょう?
葉っぱがトゲトゲですけど・・・アザミでしょうか?
クイズにしときます、回答をお寄せいただければ「サンクス」です。 -
D 9号線
高原の「風車」です。
昨日の「ラ・クーベルトワラード」の、村でも見かけましたけど、高原地帯ですので、この辺り、風の通りは良いのでしようね。 -
D 9号線
高原を降ります。
かなり、延々と続く、下り坂です。
楽でいいです・・・・ -
D 9号線
谷底に、落ちるような感じの下り坂が続きます。
もう少し、ゆっくりダラダラ下れれば、距離も稼げるし、楽なんですけれど、かなりな急こう配で・・・・なかなか、思い通りにはいきません・・・ハハ。 -
D 9号線 Montpeyroux
高原を、だいぶ降りたところにあった「村」です。
ちょっと、雰囲気のある「塔」が有ったので、撮っときます。 -
D 141号線 St Jean de Fos
同じく、雰囲気のある「村」を抜けて走ります。
11世紀頃に。建設された古い村なのだとか。 -
D 4号線 Gorges de l`Herault
坂道を下りきって、ぶち当たった「川」、「エロー川」と言う川だそうです、この川は、地図で見ると、この北の「中央高原」に源を発して、南へ下り、「ベジェ」の北で、地中海に流れ込む、独立河川のようです。 -
D 4号線 Gorges de l`Herault エロー川
此処も「Gorges」と名がついてるので、「喉」のような「狭い谷」と言う意味だと思います。
この「橋」の近くにもう一本、低い「橋」が有って、そちらの方が、11世紀に建てられた「旧い橋」なのだそうです、知らなかったので写真に撮り忘れました・・・・そんな旧い橋には、見えなかったのですけどね(Pont du Diableと言って、伝説があるそうです)・・・御見それしました。 -
D 4号線 Gorges de l`Herault エロー川
川沿いに「塔」が建っていました。
河川の交通を守る、監視塔でしょうか?
狭くて岩だらけで、水量もたいしたことないし、かなり危ない川と言う感じです、こんな川でも、昔は重要な交通網だったのでしようか? -
D 4号線 St Guilhem le Desert
今日の目的地に到着です、道中は、殆ど下り坂だったので、思った以上に、早く着きました、「フランスの美しい村」63ヶ所目、「サン・ギレム・ル・デゼール」の村です。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
村の入り口近くにある、村の「Marie」(役場)、雰囲気在ります・・・・
この村、期待していいかもと・・・・ピンときました。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
村の脇を小川「Verdus川」が流れています。 -
イチオシ
サン・ギレム・ル・デゼール
村のメインストリーを通って、村の見物に・・・
遠くの崖の上に「城塞」らしき姿が見えます。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
年季が入ってます、美しい街並み。
石畳も宜し・・・・・ -
サン・ギレム・ル・デゼール
この村も、家族連れの観光客の多い村です。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
「泉」が湧いています、その横には「貝殻マーク」が有ります。
この村も「サン・ジャック巡礼路」の中継地のようです。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
中世の雰囲気、そのままの風景。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
崖の上の「城塞」です。
せっかくですから、登ってみます、多分、入場料は要らないでしょうからね・・・・? -
サン・ギレム・ル・デゼール
いつごろのものなのか、「城壁」が残ってます。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
丘を登る途中からの「村」の風景です。
なかなか、周囲の緑の中に、紅い家並が美しい。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
同じく、丘の途中からの「サン・ギレム・ル・デゼール」の風景。
この「村」は、804年「ギレム」と言う、修道士によって、拓かれた「修道院」を起源とする村なのだそうです。
因みに、「ギレム」とは「オック語」で、フランス語名だと「ギョーム」の事、英語なら「ウィリアム」ですね。
この人、元々は、シャルルマーニュの従弟と言う、名門の出で、対ムーア人との戦闘を戦った「武人」として、かの、「トルバドゥールの歌」にも登場するほどの有名人なのだとか。
ところが、ムーア人との戦いを勝利したのち、アニアンの「サン・ブノワ」(ベネディクト派)に導かれて、武器を捨て、修道生活に入ったのだとか・・・なかなか感心な心がけ・・・ハハハ(何故か笑いが)。
武人が、修道僧になるというのは、セント・フランシスコの例も有りますし、それほど珍しくも無いですけど(日本でも、西行がそうですね)、科学も哲学も何も無かった、ヨーロッパ中世で、何かを考えるとすれば、宗教の道に入るしかなかった、そんな時代の事なので、マア、解らなくは有りません・・・今の時代なら、はっきり言って、チト、心得違いだと思いますけれどね。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
丘の途中から眺めた「城塞」の方角。
もひとつ因みに、「村」の名前の「Desert」とは、「砂漠」の意味ですけれど、砂漠と言うほどの「荒れ地」でも無いですね、岩は多いけど・・・・? 泉も多くて「オアシス」な感じの村です。
実はこれ「Desert」と言う言葉は、紀元4世紀頃のエジプトの砂漠に住む修道士達によって伝えられた言葉で、中世においては、修道生活の「理想郷」とされたことから、この言葉が、「サン・ギレム」の名前と共に、村の名として、今に伝わっているのだとか。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
城塞の崖と、赤い家並の「村」の風景です。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
村の風景を、もう一枚「オマケ」。
緑の中の、巡礼たちの「オアシス」。 -
イチオシ
サン・ギレム・ル・デゼール
「ズーム・アップ」でどうぞ・・・ちと、しつこい?
でも、良い眺めなんです。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
さて再度、「城塞」を目指して、登ります。 -
イチオシ
サン・ギレム・ル・デゼール
途中から、道がまるで、見えなくなってしまいます、どちらへ行けばよいのやら?と言う感じの、灌木の茂みになります。
でもまあ、ここまで来たからには、岩によじ登っても、何とか辿り着きたい気持ちです。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
途中で振り返って、暫し休息。
なかなかの「絶景」デス。 -
イチオシ
サン・ギレム・ル・デゼール
まだまだ、先は長い感じですけど・・・・
今は、殆ど、道なき道を歩いてます。
これなら絶対「入場料」なんて、要りませんよね、大体、係員が、こんなところまで来るはずがない・・・他に、道が無い限りですけれどね。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
「城壁」が見えてきました。
「ヨッシャア・・・」最後の岩登りです。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
やっと「城門」らしきものの下に到着しました。
やっぱり、誰もいません、勿論「入場料」無しの「Free」。
でも、ここまで、苦労して登ってきましたけど、帰りが心配です・・・・何処をどう、通ってきたのだか、まるで、自分でも解らないので・・・・ -
サン・ギレム・ル・デゼール
とまれ、ゆっくり「城塞」の見物です。
ほぼ、完全な「廃墟」ですけど、「廃墟」の雰囲気は、嫌いじゃないので・・・・ -
サン・ギレム・ル・デゼール
よくもまあ、こんな崖の上に・・・と言う感じの「城塞」です。
多分、12〜13世のものだと思いますけど、見る影もなく「ボロボロ」・・・・ -
イチオシ
サン・ギレム・ル・デゼール
でも、見晴らしは良くて、美しい廃墟です。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
全く、手入れも無い、廃墟の「城塞」ですので、落ちたときには゜自己責任」ですね・・・おっかなびっくりで、下を覗いても、なかなか、良い写真には、なりませんね。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
ズーム・アップで、今一枚。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
ついでなので、もう一枚。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
ちょっと「Desert」(砂漠)っぽい風景でしょうか?
マア、「砂漠」と言うよりは、灌木の「荒地」と言う感じですけど・・・ -
サン・ギレム・ル・デゼール
最後に、廃墟の風景を、もう一枚、撮っておきます。
僕がここにいる間、だーれも来ませんでした。
普通の観光客は、利口ですから、途中でUターンして、帰ってます、それが普通・・・勿論、ワタクシは少し変わってますので・・・・いいですねえ、誰も来ない処っていうのは、気分が「のびのび」します・・・・ハハハ。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
帰り道の途中からの、村の風景。 -
サン・ギレム・ル・デゼール Place de la Liberte
何とか、無事怪我も無く、村に戻ってきました。
村の教会(Abbaye de Grllone)前の広場(自由広場)です。
観光客がいっぱい・・・人気のある村なのですね。 -
サン・ギレム・ル・デゼール Abbaye de Gellone
教会の中です。
11世紀に建てられた、修道院教会だそうです。 -
サン・ギレム・ル・デゼール Abbaye de Gellone
シャルルマーニュ所縁の修道院ですので、お宝のある教会だそうです。
これが、そうなのかどうかは知りませんけど、キンキラです・・・・一体これは何なのでしょう、知っておられる方がおられたら・・・・宜しく。
他に見所は、いろいろあったらしいのですけど、下調べがイマイチの為、見逃したものが、多々あるようです。 -
サン・ギレム・ル・デゼール 自由広場
教会前広場の街並みです。
レストランも、観光客で一杯でした。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
再び、村の家並みの見物に出かけます。
窓の処の、動物の置物と、その隣の、枯れたひまわりみたいなの、何なんでしようね? この村では良く見かけたので、何か、おまじないか何かかと思いますけど・・・・・さて???
これも「クイズ」にしときます、回答をお寄せください。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
魅力的な「裏通り」です。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
無力的な、石の民家です。
↑ハハ・・・キーの打ち間違いですけど、面白いので、そのままにしときます・・・時々「教会」と打ったら「木妖怪」と変換されるので、そのままにしときたい誘惑に誘われます・・・・ハハハ。
漆喰が少し落ちてますけど、石そのままの方が好みです。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
古くて、ややボロな街並みですけれど、不潔感は全くないです、さすが「美しい村」と言う感じですねえ・・・・・ -
サン・ギレム・ル・デゼール
明・暗の、コントラストで一枚。
朝方は曇っていたけれど、夏の名残りの日差しが、少し戻ってきたようです。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
またありました、村の「泉」。
此処にも「貝殻マーク」が付いてます。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
最後は、「Verdus川」に沿って、村の家並みを見ながら、歩きます。
これが、なかなか素晴らしい景観です。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
赤っぽい瓦屋根の建物と、周囲の緑の景観、その向こうの「断崖」が、一望のもとに見渡せる、美しい街並みです。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
似たような写真で、すみませんけど、もう一枚。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
同じく、村の家並みです。 -
イチオシ
サン・ギレム・ル・デゼール
村の家並みと、「城塞」の絶壁です。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
緑に包まれるような風景の中にある、村と教会です。 -
イチオシ
サン・ギレム・ル・デゼール
このアングルの街並み、かなり、気に入っております。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
似たアングルで、少し、ズーム・アップです。 -
サン・ギレム・ル・デゼール
最後に、アベイ教会の建物の写真を撮っておきます。
この村の紹介写真としては、良く見かける建物なのですけど、少し、綺麗過ぎるような気がして、ちと不満・・・・創建は、11世紀なので、かなり古い「ロマネスク」のはずなのですけれどね・・・? -
サン・ギレム・ル・デゼール
村の印象 ★★★★★ この村の、一番の魅力は、やっぱり、街並みであり、家並みでしょうか、絶壁の谷間と言う、立地条件も、風景として素晴らしいものが有りますし、人気のあるのは肯けます。
「巡礼宿」もあって、泊まってみたかったのですけれど、この村に来るまでに、下りの坂道が多すぎて、早く着きすぎたので、まだまだ、陽が高いのです、明日のことも考えて、先に進むことに致します。 -
D 4号線 ラングドック・ルション Herauit
「エロー川」沿いを、北へ、走ります。 -
D 4号線 Herault
「エロー川」に架かっている「橋」です。
由緒ありげな橋だったので、一枚撮っときました。
橋の先の丘の上には、教会が有ります。 -
D 999号線 Ganges ガンジュ
町の教会です。
今宵の宿の町です、町はいかにも、ローカルタウンと言う感じで、ややショボイ感じ、あまり、パッとしません。
宿の評価 ★★★★ 「Hotel de la Poste」 35.25ユーロ 町の広場の真ん前の安宿です、トイレ・シャワー無し、TVは付いてます、マア、値段としては、安い方です。
本日の走行距離 75km/累計3,868km
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ももんがあまんさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
64