2012/10/06 - 2012/10/08
74位(同エリア123件中)
naoさん
3日目は、柳井、岩国、竹原の散策を楽しんだ後、帰路につくことにします。
柳井の古市金屋地区には、江戸時代以来の白壁と格子窓のある商家が軒を連ねる町並みが残っています。
町並みの中には、国の重要文化財の指定を受けている町屋や、思いやりにあふれる柳井の人々の気持ちがこめられた小路などがあり、この町の魅力を垣間見るには事欠きません。
柳井特有の伝統的民芸品として「金魚ちょうちん」が知られていますが、白壁の軒先で揺れるそのかわいい姿には、つい微笑を覚えてしまいます。
さらに、「柳井」の地名の由来になったといわれる史跡があるようなので、これにも興味を憶えます。
岩国には、城山にそびえる岩国城を背にして流れる錦川に、世界的にも珍しい五つの木造橋が連なる錦帯橋が架かっています。
この橋は、先人たちの創意工夫により生み出され、独自に発展してきた組木工法による架橋技術を駆使した構造を持っていて、その技術レベルの高さは、現在でも十分通じるものとして高く評価されています。
このような高い技術に裏打ちされた、機能美あふれる橋は、一見の価値が十分にあります。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅の拠点となった「コンフォートホテル新山口」です。
JR新山口駅の北口正面という、交通至便の場所にある全国展開のビジネスホテルで、専用駐車場が近接しているので車利用者にも便利です。
お世話になったホテルをあとに、最終日の行動開始です。 -
柳井白壁の町並みに到着です。
観光用駐車場に車を入れて町歩きを楽しみます。 -
柳井市の古市金屋地区には、江戸時代以来の白壁と格子窓のある商家が軒を連ねる町並みが残っています。
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柳井特有の伝統的な民芸品「金魚ちょうちん」は・・・
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あちこちの白壁の軒先で愛嬌をふりまいています。
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右端に、国旗を掲げている国森家住宅が見えます。
そういえば、この日は体育の日なので国旗を掲げているのでしょうね。
私の子供のころは、祝日にはどこの家でも玄関先に国旗を掲げたものです。
その事の良し悪しは別として、だんだん日本古来の風習がすたれていくのはさびしいものです。 -
国の重要文化財の指定を受けている「国森家住宅」は、江戸時代中期に建てられた商家で、当時の建築様式が細部にわたるまで残っています。
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ここでも金魚ちょうちんが泳いでいます。
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軒先で揺れるそのかわいい姿を見ていると、つい微笑んでしまいます。
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内部は有料で公開されています。
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白漆喰塗の2階建ての妻入り住宅は、火災への備えや防犯対策など、様々な工夫が凝らされているそうです。
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大きな白壁の商家の前に、何やら注意を促す看板が立っています。
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しばらく行くと、かつての豪商の屋号にちなんで「かけや小路」と名付けられた小路がありました。
この道は、夏になれば赤手ガニの格好の散歩道になるようで、「かにが路上を横切ります人も車もご注意を」と、何とも思いやりのある看板が立てられています。 -
この小路は、柳井川から荷揚げした品物を運んだ道だそうです。
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白壁がきれいな妻入り住居が並んでいます。
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石畳の道を歩いていると、ありました、ありました・・・
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白壁の町並みをモチーフにした汚水桝の蓋が。
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さらに、こんなかわいい蓋も見つけました。
口径が小さいので水道のバルブか何かでしょうか・・・。 -
青空と白壁のコントラストがきれいです。
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町並みの角々には案内サインが設置されているので、迷うことなく散策できます。
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これは、お祭りの時に御神燈を吊るすのでしょうか・・・。
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杉玉は見あたりませんが、立派な造り酒屋さんがあります。
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今も、電話番号は0004番なの・・・?
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建築屋の性です、桁を受ける肘木のディティールに興味を憶えました。
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犬矢来(いぬやらい)。
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今風に言えば「ヘアーサロン」。
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「甘露醤油資料館(佐川醤油店)」です。
独特の製法で造られる「甘露醤油」は柳井を代表する特産品で、蔵元の佐川醤油では、醤油蔵の一部を甘露醤油資料館として公開しています。 -
館内では、大きな杉桶で醸成される製造工程や・・・
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醤油造りに使われる道具類を見学することができます。
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柳井屈指の商家である小田家の屋敷を有料で公開している「むろやの園」。
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敷地内には 主屋を始め11棟もの建物があり、生活用具や商売道具などが展示されています。
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柳井市の地名発祥の地と言われる、曹洞宗湘江庵です。
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ここの境内に、井戸に寄り添うように柳の木が植えられているのですが、この「柳と井戸」を結びつけて「柳井」の地名が生まれたそうです。
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柳の木の下にある柳井山の石碑。
柳井の名前の由来もわかったところで、次に向かいます。 -
岩国の錦帯橋に着きました。
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錦帯橋は、城山にそびえる岩国城を背にして流れる・・・
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錦川に架かる世界的にも珍しい五連の木造橋です。
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中央部は、早い流れに抵抗するためか石積み橋脚になっています。
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橋の下から岩国城を見あげると・・・
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その様子を岩国城が城山の上から見下ろしています。
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この橋は、先人たちの創意工夫により生み出され、独自に発展してきた組木工法による架橋技術を駆使した構造を持っていて・・・
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その技術レベルの高さは、現在でも十分通じるものとして高く評価されています。
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このような高い技術に裏打ちされた、機能美あふれる橋は、一見の価値があります。
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石積みの橋脚と橋の取り付き部。
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橋の両端はそれほど勾配が無いので、床はフラットな曲線状ですが・・・
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中央部は勾配がきついので、階段状になっています。
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橋の下では、太公望が川釣りを楽しんでいます。
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