2013/01/23 - 2013/01/23
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yamada423さん
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ANA機体メンテナンスセンターの四十七士 2013.1.23
ANA Airplane Maintenance Center/Haneda
http://www.ana.co.jp/cp/kengaku/index.html
This blog is a record of the visit ANA Airplane Maintenance Center by senior engineers of Honda R&D.
After the visit made short trip of Haneda Airport Terminal 2 and International Terminal.
今回の小さな旅は自動車会社H社の研究所OB会主催のANA整備場(機体メンテナンスセンター)見学会がメインで、終了後に羽田空港ターミナルの見学をしてきました。期待工場見学でもあります。
13:00ー14:30の見学会の前半は機体メンテナンスセンターの概要説明、メンテナンス(整備)内容のビデオ、B787の軽量素材(炭素繊維複合材)や機体の模型などの見学で、後半は巨大な格納庫内部で整備中の機体の見学です。
B777とB787が各2機計4機が整備中でしたが、B787の撮影は禁止でした。
格納庫には大型5機、小型2機の計7機が入るそうです。
3階建てのビルほどもある高さの機体の整備には移動式のデッキとクレーンなどが機体に密着するように配置されています。
実作業はほとんど見られませんでしたが、効率よく整備されそうな雰囲気が感じられました。
稼働中の機体だけあり、安全性に配慮して機体や翼の下に入ることは禁止でした。
実際に機体に触れたり搭乗する体験をするには米軍基地や航空自衛隊の航空祭などがよいですね。
<参考>
横田基地で日米友好祭2012Japanese-American Friendship Festival,Yokota Air Base
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10698710/
入間航空祭2012(ブルーインパルス)Aviation Festival in Iruma Air Base/Japan Air Self Defence Force
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10722832/
2012ホンダ倶楽部総会・懇親会 Honda Club annual meeting/party
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10674678/
2013HGOB会総会・親睦会
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10768620/
見学会のあとに第2旅客ターミナルと国際線ターミナルを見学しました。
羽田の利用は2009年の上海旅行以来なので、この国際線ターミナルは初めてです。
タイトルを羽田飛行場としたのは1965年に四大学学生フランス工業視察団MJETの南回りのチャーター便(Swiss BALAIR DC-6B)、途中香港不時着も含めて3日間もかけてパリまで飛んだ時の思い出深い、懐かしい飛行場だからです。
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10753546/
またANAはポイントが一時20万マイルも貯まったことがあるfrequent flyerでした。
撮影
CANON EOS40D EF-S17-85
CANON PowerShotA2300
ANA機体工場で撮影した写真は1月25日にブログ掲載の確認を得ました。
──────────────────
バッテリーのトラブルでこの見学会時点で飛行停止であったB787は
4月末に対策が承認されて運行許可が出ました。
ANAちゃん よかったね(^O^)
2013.6.1より定期運行が再会されました。
ボーイング787型機 ANAからのお知らせANA SKY WEB
https://www.ana.co.jp/share/boeing787info/
ボーイング787型機の定期便運航再開について
http://www.ana.co.jp/topics/notice130116/index_list.html
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2013年1月23日
埼玉県所沢市に住む私の都内への玄関口は、いつもは池袋ですが、今回の見学会は東京モノレール新整備場駅改札前が集合場所なので、
本日の小さな旅の出発点は東京駅山手線の0キロ基準原標からです。11:20
Start point of short trip is zero-kilo post in Tokyo Station.
4・5番線(山手線)の間にある0キロポスト「起点 国鉄キロ程基準原標」。
東京駅開業55周年を記念して立てられたブロンズ製で、0下のプレートには「起点 国鉄キロ程基準原標 昭和44年12月20日作成 東京駅開業55周年記念」(汚れて読めないのでネットで調べました)
東京駅からモノレールの起点の浜松町までは有楽町・新橋がありますが、京浜東北線は日中(10am-3pm)は快速運転でこれらの駅は通過です。 -
浜松町からモノレールで新整備場へ向かいます。 11:46
東京浜松町から東京国際空港(羽田空港)へのアクセス路線として、モノレール浜松町 - 羽田空港第2ビル間を普通列車では約23分、空港直行列車である「空港快速」では約18分で結んでいる。
1964年秋の東京オリンピックの開催で、日本国内外からの羽田空港利用客の輸送を目的として、名古屋鉄道(名鉄)や日立製作所などが出資した運営会社、大和観光によって建設され、10月10日の東京オリンピック開会式前の9月17日に開業した。
この路線は跨座式モノレールで、ほとんどの部分が高架線だが、羽田空港旅客ターミナル移転に伴う路線の移設・延長に伴い、天空橋駅付近と新整備場 - 羽田空港第2ビル間は地下線となっている。Wikipedia -
11:50発の快速で羽田国際線ターミナル乗り換えで12:04着。
Tokyo Monorail from Hamamatsucho to Haneda Airport
http://www.youtube.com/watch?v=-n7YLMtHoM0
一本のレールを跨ぐ構造の車両は大きな地震に遭遇しても脱線の心配はなさそうですが、レールの支柱が倒壊してしまえばダメですね。
開業1964.9.17(昭和39年9月17日)
2013.9.17NHKラジオ「きょうは何の日」で開業日を紹介していました。
東京オリンピックの開催直前の開業で、来年で50歳です。 -
新整備場駅の改札前に三々五々集まりました。12:18
-
顔は見覚えがあっても、名前がなかなか思い出せない「普通の高齢者」になりました。
-
12:30に徒歩でANA整備場へ向かいます。12:37
およそ10分の道のりです。 -
ANA機体工場見学会の配布資料「航空会社のひみつ」表紙
小学生向けなので漢字にはルビ(ふりがな)が添えてあります。
ANAの呼び方は正式には「エーエヌエー」のようですが、読者の皆さんはなんて呼んでいますか。
わたしは以前から「アナ」です。 -
見学会の許可証と「航空会社のひみつ」 20,21頁「整備士の仕事」
-
「航空会社のひみつ」 2〜5頁
もくじ
世界の大空をつなぐANAの翼・・・2・3
もくじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4・5
ANAキッズらくのりとは?・・・・6
ANAが飛ぶ日本の空港・・・・・7
空港をのぞいてみよう! ・・・・8
空港で働く人たち・・・・・・・・・9
グランドスタッフの仕事 ・・・・10・11
キャビンアテンダントの仕事 ・・12・13
パイロットの仕事 ・・・・・・・・14・15
スカーフの巻き方 ・・・・・・・・16
航空会社と旅客機の歴史 ・・17
旅客機の機体の仕組み ・・・18・19
整備士の仕事 ・・・・・・・・・・20・21
機内に持ち込めないもの ・・・22
国際線に付いて ・・・・・・・・・23
ANAホームページの紹介 ・・・24 -
説明会場のホール(講堂)に展示された飛行機の模型
ここから先のANA機体工場で撮影した写真はすべてブログ掲載の確認を得ています。
1月25日11:45
○○ 様
この度は、弊社機体工場見学へご参加頂きまして誠にありがとうございます。
早速、お写真を確認させて頂きました。
全てのお写真につきまして問題はございませんでしたので、どうぞご使用下さい。
掲載確認にご協力頂き、ありがとうございました。
機会がございましたら、見学会へのご参加お待ちいたしております。
###############################
ANA機体工場見学
見学担当 △△ -
B787の写真パネル
-
B747-400
前輪タイヤ(上)の断面
ノーマルタイヤ
サイズ 49×17.0-22 32PR
外径49インチ、幅17インチ、リム径22インチ、コード積層数32枚相当
主輪タイヤ(下)
ノーマルタイヤ
サイズ 49×19.0-22 32PR
外径49インチ、幅19インチ、リム径22インチ、コード積層数32枚相当
ラジアルタイヤを使わないのは横方向の荷重が自動車ほど大きくないからではないかと推測します。
前輪(上)の幅が17インチで主輪(下)の幅が19インチには見えませんが、空気を入れた状態でないと正確には分かりません。
B747には主脚4×4本、前輪2本、合計18本のタイヤが装備されています。
B777は主脚2×6本、前輪2本、合計14本です。
<参考>自動車タイヤ
タイヤサイズの表示方法は、乗用車用タイヤ、商用車用タイヤなど、タイヤの種類によって異なる。一般的な乗用車用タイヤでは、「195/60R14 86H」のように、タイヤ幅、偏平率、ラジアル、リム径、ロードインデックス、速度記号の順に表示されている。
http://www.carsensor.net/E_tire/page02.html
http://www.bridgestone.co.jp/personal/knowledge/tire_size/01.html
http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/base/size.html
「ブリヂストンTODAY」で航空機用タイヤの特別展示開催
世界最大の旅客機用タイヤなどを展示(2009年5月25日〜7月下旬)
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090611_280904.html -
緑に塗られているのが従来の飛行機の胴体構造パネル
アルミニウム合金(aluminum alloy)
アルミニウム合金は,比重が軟鋼の1/3と軽く,比強度が高いため,航空機の外板や構造部などに広く用いられている。1910年代以来,展伸用と鋳造用など各種の合金が開発され,最近の代表的なものとしては2024アルミ合金(アルミ以外の主な成分はCu4.5%,Mn0.6%,Mg1.5%),7075アルミ合金(Zn5.6%,Cu1.6%,Mg2.5%,Cr0.3%)があり,いずれも引っ張り強さに優れた高力アルミ合金である。前者を別名超ジュラルミン(super duralumin),後者を超々ジュラルミン(extra super duralumin)と呼ぶ。これらを外板として用いるときは,板材の両面に純アルミニウムの薄い層を熱間圧着して被覆し,耐食性を増している。これをアルクラッド材(alclad)という。さらに777では,7055,7150,C188など種々の新しいアルミ合金が,胴体外板,客室床,胴体キールビーム,胴体縦通材,主翼上面,主翼上面外面,主翼桁に採用されている。
http://www.jal.com/ja/jiten/dict/p105.html -
表面が白く塗装された黒いのがボーイング787で採用された炭素繊維複合材のパネル。炭素繊維のメーカーは16年間の独占供給契約をボーイング社が結んだ東レです。
質量は従来構造の3分の1程度に感じました。
複合材パネルも裏側の補強リブreinforcementを写せばよかったですね。(反省)
TORAY
http://www.torayca.com/aboutus/index.html
PAN系炭素繊維は、樹脂であるポリアクリロニトリル繊維を炭素化して製造します。高い強度と弾性率に特徴がある炭素繊維です。
PAN系炭素繊維メーカーは3強と言われる東レ、東邦テナックス、三菱レイヨンの各グループ企業が生産量の過半を占めています。
http://www.carbonfiber.gr.jp/pdf/24th_seminar_PAN.pdf -
羽田空港の滑走路、整備場の位置などの説明。13:05
空港の各施設の詳細な配置などは安全上の理由などで公開されないのが普通です。
一般の利用客に必要な交通アクセスや商業施設、駐車場などはそれぞれのサイトに詳しく書かれています。 -
3種類の定時整備内容の説明。
A整備(夜間)点検間隔:約1ヶ月半〜3ヶ月
C整備 点検間隔:約1年〜2年
重整備(HMV) 点検間隔:4〜5年
<余談>
昔のことですが、若い男女の交際の段階をA,B,Cと呼んでいたことがあります。
飛行機の点検・整備はA,C,H(エッチ)ですか。
あまり品を「落とす」と縁起が悪いですね。(失礼!) -
A整備
-
HMV:Heavy Maintenance Visit(重整備)
シートや荷物棚、内壁、ギャレー(トイレ・キッチン)などを外し、点検修理、交換などを行う。マンションのスケルトン・リフォームのようなもの。
<余談>
音楽CD、DVDその他エンターテイメント業界にもHMVってありますが全く関係なさそうですね。
HMV(エイチエムブイ、エッチエムブイ)は、イギリスのHMVグループPLC社が世界展開しているレコード販売店グループである。
もとは英グラモフォン社(現 英EMI)のブランドだった。「His Master’s Voice」のアクロニムであり、これは、グラモフォンの姉妹会社であるアメリカ合衆国ビクタートーキングマシン社(現 米RCA)や、その子会社であった日本ビクターのマスコット「ニッパー」のキャッチコピーだった。
「HMV... the music & movie master」などのキャッチコピーを擁する。 -
1階講堂での説明会風景 13:31
OB/OGですから60〜75歳ほどの年齢層ですが、一般の見学者も来ており、その皆さんは第1グループで最初に見学開始しました。OB会は2グループです。
OB:オバン、OG:オジンではありませんね(笑い) -
センター入り口ホールに展示された「創立60周年記念 機体デザイン」
-
展示されたP&Wエンジン
ANA創立50周年を祝って2002年12月にプラット・アンド・ホイットニー社から贈られたDC-3用のエンジンR1830 Twin Wasp
このブログを公開したその日にP&Wエンジンの整備maintenance・修理repair・オーバーホールoverhaulを専門に行う米国・カナダのCOVINGTON AIRCRAFT社が、4Travelにリンクしたtwitterに登録した私(アカウントyamada423)をフォローするとの通知がありました。twitterの発信力の大きさを再認識しました。
挨拶・質問メール
Covington Aircraft @CovingtonAir
Hello @yamada423, where is the best place to watch an #airshow? via SplashCube 2
回答(返信)
Thank you very much for following me yamada423.The best place to watch an airshow is Iruma Air Base 30Km from Tokyo.http://t.co/9L81RQS
<参考>COVINGTON AIRCRAFT社
http://www.covingtonaircraft.com/
http://www.youtube.com/watch?v=W6L2dAHMN3U(工場見学の動画が見られます) -
期待した機体工場の見学は3階デッキからの工場の全体説明から始まります。13:56
View of maintenance yard from third floor deck
この整備工場は、最大で同時に7機(大型5機、小型2機)を整備可能な広さです。
間口230m 奥行100m、高さ45m(正確な数字ではありません) -
整備中のB777-200(スリーセブン)
この機種が導入された当時はエンジンの大型化(回転数の低減)と搭載数の削減(B747の4基から2基に)により騒音の低減と整備性の向上が図られるという謳い文句が付いていました。
この機種のライバルはエアバス社のA340-200でしょう。
http://www.airbusjapan.com/aircraft-families/a340/ -
B777の水平尾翼・垂直尾翼
間近に見ると想像以上の大きさです。 -
B777の最後尾の形状が特徴があるそうです。
-
大型リフト
-
整備中のB777(スリーセブン)
ANA B777-200 (1995〜) / 200ER (1999〜)
<機種概要>
ボーイングB777、通称「トリプルセブン」はアメリカのボーイングが開発した新鋭機で、B767-300とB747-400の中間の大きさにあたる。
全長は63.7mでDC-10やL-1011よりも一回り大型でありながら、新開発の大口径エンジンを積むことで双発レイアウトを実現した。
この巨大なエンジンがB777をB767と一目で見分けられるチャームポイントになっている。
同時期に開発されたエアバスA330とはまさに「宿命のライバル」であり市場を二分しているが、圧倒的な経済性を誇る両機種によりDC-10やMD-11といった三発ワイドボディ機は第一線から追い出されることとなった。
エンジンの信頼性向上によりこれだけ大きな機体が双発で運航できるようになったのだが、逆に双発だからこそ機体の信頼性だけに頼らない、よりいっそうの安全運航が求められることは間違いない。
ANAはこの機体のローンチカスタマーとして開発段階から中心的な立場を担い、1995年に待望の初号機が納入された。
ANAでは旧式化してきたトライスターに代わる国内線のエースとして200型を導入した。
トライスターよりも大きなキャパシティを持ちながら、地方空港の2000m滑走路でも運用できる汎用性を持つ200型は、まさにANAのネットワークにうってつけの機種だった。
さらに8〜12号機はエンジン推力を増強した国際線仕様とし、東南アジアなどの中距離国際線にも投入された。
現在では国際線仕様機も国内線仕様に改修され、プレミアムクラス21席を含む405席で国内の幹線からローカル線まで縦横無尽に飛び回っている。
また、1999年からは10000km以上の長距離をひとっ飛びにできる航続性能を備えた200ER型が導入され、ETOPS(イートップス)運航により双発機が太平洋を越える時代の幕開けとなった。
今や兄貴分B777-300ERとともにANA国際線の主力を担い、フラッグシップB747-400までも退役させてしまった。。
http://www.rainbow-island.jp/ana_b772.html -
ガイド嬢の説明を真剣に聞きます。14:06
-
対空速度を計測するピトー管PITOTと着氷センサー(中央)
ピトー管(ピトーかん、英語:pitot tube)は流体の流れの速さを測定する計測器である。発明者であるアンリ・ピトー (フランス語: Henri Pitot)にちなんで命名され、ヘンリー・ダルシーにより改良された。航空機の速度計などに使用される。Wikipedia -
この機体の機体番号JA717Aから機種・登録年月がわかります。
機種:B777-281ER 登録:2006/08
「JA717A」を文字検索するとこの機体に関する情報がたくさん見られます、
http://flyteam.jp/registration/JA717A
http://www.google.co.jp/search?q=JA717A&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=Q_PVUc3cHs3klAWK9oG4CQ&ved=0CDMQsAQ&biw=1361&bih=750
ANA機体番号
http://airfleet.fc2web.com/domestic/ana/ana_j.htm -
エンジン正面
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P&Wのエンジン PW4000シリーズ
Pratt & Whitney engine PW4000series
エンジン1基の値段は20億円とか。
エアラインの運航を支える大型エンジン整備技術
Large Engine Maintenance Technique to Support
Flight Operation for Commercial Airlines -
青いヘルメットを見ていたらホンダ社内のバイクチーム「ブルーヘルメット」を思い出しました。
日本人史上2人目の女性国際A級ライダーであり、80年代のバイクブームに女性レーサーの草分けとして大活躍した井形マリさんが所属していたこともあるチームです。
http://www.nmca.gr.jp/joy/cs/igata.html
http://www.honda.co.jp/Racing/race2009/8hours/report/ -
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-
胴体最後部に機体番号JA717Aが読み取れます。
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主翼の中央の長円形のリッドは燃料タンクの点検口だそうです。
多数のリブがあるためにたくさんあるそうです。
日の丸の近くに突き出ているパイプは離陸直後の緊急時(急病人など)に着陸する際に燃料を廃棄するための排出口だそうです。
燃料満載では着陸できないそうですが、脚やタイヤが着地時の負荷に耐えられないだろうと推測します。
最大着陸重量(さいだいちゃくりくじゅうりょう、maximum landing weight)は、航空機の着陸時に許容される最大重量のこと。航空機の形式ごとに異なった値が設計時に設定される。最大離陸重量が主に離陸性能(滑走距離、燃料タンク容量、エンジン出力等)に依存するのに対し、最大着陸重量は着陸装置の安全性等に依存する。一般に最大離陸重量よりも小さな値である(たとえばボーイング社B747-400の場合、最大離陸重量は385トン、最大着陸重量は286トン)。航空機メーカーは、この重量における着陸時の着陸性能、着陸復行時の上昇性能などを保証している。
燃料を満載した長距離航路の大型機などは、離陸時には最大着陸重量を超えている場合があり、その状態でトラブル等により予定外の着陸を迫られた場合には、余分な燃料を投棄する。しかし小型、中型機においては、燃料満載でも最大着陸重量に達しないもの(たとえばエアバス社A320など)が多い。 -
整備士に比べてエンジンがいかに大きいかがわかります。
エアラインの運航を支える大型エンジン整備技術
Large Engine Maintenance Technique to Support
Flight Operation for Commercial Airlines
http://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/402/402102.pdf -
これは着陸するJAL機
-
駐機場のB787 14:17
バッテリーのトラブルでこの見学会時点で飛行停止であったB787は4月末に対策が承認されて運行許可が出ました。 -
真後ろから見ると後部が大きくせり上がっているのがよくわかります。
これでも離着陸時に機首を上げた時に接地することが希にあります。
いわゆる「しりもち」ですが、日本航空のジャンボ機の墜落事故は接地事故後の修理時の後部隔壁の不完全な修理が一因と言われています。 -
主脚に6個のタイヤを備えているのもB777の目印です。
タイヤの数 B777 14個 主脚2×6個+前輪2個
B747 18個 主脚4×4個+前輪2個 -
見学記念の集合写真はガイド嬢に撮っていただきました。14:24
人数を数えてみると47人です。HGOB会会報によると参加者48名。
女性OGも何名か見られます。右端がyamada423
<写真の拡大方法>
写真をクリックして「この写真の拡大画像」を再度クリックすると拡大します。それをご自分のフォルダーへコピーしてから印刷するのがお奨めです。
拡大写真の大きさ 縦2403×横3672ピクセル
表紙の写真です。参加者の皆様にはプリントは配布しませんので、ご自分でどうぞ。 -
上掲の集合写真では顔が小さくてよく見えないので3分割しました。
その1 左
画面をクリックし、「この写真の拡大画像」を再度クリックするとデータ圧縮前の精細な拡大画像が見られます。 -
その2 中央
-
その3 右
右端が編集者のyamada423です。偏執者ではありませんよ(笑い) -
機体が大きくて真横からの全体像は撮れません。
期待が大きかったのに残念です。
全長が63.7mもあるのでやむを得ません。
最近CANON EF-S10-22(広角ズームレンズ)を買ったので次回は全部入ります。
但し抽選に漏れたらダメですね。 -
新整備場駅に向かう道路
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東京国際空港施設案内
Tokyo International Airport Area Guide -
新整備場駅入り口
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新整備場駅 14:53
-
羽田空港第2旅客ターミナル案内所
-
羽田空港ターミナル
Haneda Airport Terminal 1 and Terminal 2
ビッグバードBIG BIRDのショップ・レストラン&サービスガイド
赤は第1ターミナル
青は第2ターミナル
http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/ -
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-
展望デッキ
長居するには寒すぎます。
It's too cold to stay long on the observation deck. -
子供はいつの時代でも冒険好きですね。
設置者はこのような状況を想定したかどうか分かりません。「乗って怪我したら自己責任です」との注意書きはありませんが、滑り落ちて怪我をしたら親の責任ですね。
「事故責任」は「自己責任」・「事後責任」・「時効責任」
類似の四字熟語がたくさんありますね。
皆さん、よく意味を考えましょう。 -
2階 15:29
-
-
ターミナルビル中央部
最近の集客施設の外壁には全面ガラスが採用されるケースが少なくありません。東京六本木の国立新美術館(2007開館、設計:日本設計・黒川紀章)もその一つです。波打ったような壁面が特徴です。
国立新美術館
http://www.nact.jp/
http://www.date-navi.com/museum/kokuritsushin.html -
See-through elevator
-
-
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15:33
-
-
赤い制服は案内係です。
Floor guide in red costume -
出発保安検査場
Security check in Departure Zone -
商店とレストラン
SHOPS & RESTAURANT -
機械式チェックイン(搭乗手続き)15:39
Check-in machines -
ターミナル間の無料巡回バスで国際線ターミナルへやってきました。15:51
Free terminal link bus -
-
まだ開設まもなく利用客が少なくて閑散としています。
前回上海便を利用した時にはプレファブ造りだったので立派になった印象です。
この案内所で帰りの電車の料金比較をしてもらいました。
国際線ターミナルから池袋までの料金は
京浜急行品川経由 ¥650
モノレール浜松町経由 ¥720
写真を撮る目的もあり、帰りは京浜急行に乗りました。 -
EDO MARKET PLACE
江戸市場(商店街)
外国人に日本の情緒の紹介を兼ねて開店した?国際線ターミナルの商店街 -
江戸舞台
Edo Stage
この日のこの時間帯には何も演じられていませんでした。 -
面白 てぃしゃつ屋
なーんだ! Tシャツの店か。 -
銀座の老舗文具店の羽田支店でしょうか。
-
江戸の町並みの雰囲気の商店はなかなかおしゃれです。
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江戸小路 Edo Market Place
http://outdoor.geocities.jp/hpmonda/haneda_kokusai_kukou_1.html -
竹の枝にLEDのイルミネーションです。
冬場はあたたかい色にしてもらいたいものです。
東京タワーのようにね。 -
ここのセルフカフェで休憩です。16:09
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商店街のそばの出発案内。
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機内持ち込み手荷物のゲージ(検査器具)
大きさは高さ55cm、幅40cm、厚さ25cmで、3辺の合計が115cmまでです。
4トラベルの質問でも手荷物の大きさに関するものが時々見られるので、参考のために撮りました。 -
-
自動チェックイン機
Check-in machines -
案内所で池袋までの料金を調べてもらいました。
国際線ターミナルからでは
京浜急行品川経由 ¥650
モノレール浜松町経由 ¥720
写真を撮る目的もあり、帰りは京浜急行に乗りました。 -
京浜急行国際線ターミナル案内所 16:50
-
京浜急行国際線ターミナル駅ホーム
-
すぐに来た電車が快速特急(快特)品川行で、途中は京急蒲田のみ停車です。
http://www.haneda-access.com/
http://norikae.keikyu.co.jp/transit/norikae/T1 -
快速特急の車内には2種類の座席が配置されています。
-
京急蒲田駅で一時停車
-
(京急)品川駅ホーム
-
品川駅で山手線に乗り換えて池袋へ向かいます。
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品川駅京浜急行切符売り場 17:14
-
特別掲載 48年前の羽田飛行場
1965.3.20
四大学学生フランス工業視察団MJETが羽田飛行場から南回りのチャーター便DC-6Bでパリへ向けて飛び立った。その時のメンバー70名の一部です。
香港不時着もあり、3日間もかかってパリへたどり着きました。
下記は「第二次四大学学生フランス工業視察団報告」の記録です。
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10753546/
3月20日 羽田-香港
11:45 羽田発 BALAIR DC-6B
17:15 台北着
22:00 香港着 エンジン故障の為の不時着
3月21日 香港-Bangkok
1:00 新楽大酒店着
15:00 香港市内遊覧
21:45 香港発
3月22日 Bangkok-Damascus
2:00 Bangkok着
7:00 Calcutta着
13:30 Karachi着
20:00 Damascus着
3月23日 Damascus-Paris
7:00 Paris着(Le Bourges)
今年2013年5月にこの時のメンバー9名でMJET有志フランス旅行(準備編)
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10763784/
2013フランス旅行ハイライト
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10784450/
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