カンボジアの風を感じる旅7日間③（Navutu Dreams Resort、クアドアドベンチャー、オールドマーケット）

2013/01/13 - 2013/01/19

残り3泊のホテルはオープンしてまだ数ヶ月のブティックホテル、ナブツリゾートです。
もちろんまだどのガイドブックにも載ってないけれど、連日満室というシェムリアップで今一番アツイホテル。
私も世界中からクチコミが集まるTAのサイトで見つけ、写真に一目惚れ。
市内から南東に２～３㎞離れていて不便なので悩んだけど、クチコミも良いので思い切って行ってきました。
http://www.navutudreams.com/

クアドアドベンチャーもガイドブックには載ってないですが、TAではシェムリアップオススメアクティビティの第一位。
遺跡ばかりでもー飽きた！って方にオススメのツアーです。

てなわけで、ちょっとひと味違うシュムリアップをごらんあれ。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

ナブツドリームはシェムリアップ南東、こんな赤土の道の先にあります。
本当にこんなところにホテルが？っていう場所です。
付近は田んぼと住宅で、まあ不便な場所。

なのに半年前オープンするやいなや、最も予約の取りにくいホテルに。
まずはロビーで冷たいおしぼりとウェルカムドリンク。
スタッフもとても暖かで、すぐ顔と名前を覚え、親切でホスピタリティ満載。
人気の秘密はサービスはもちろん、このエーゲ海風とも南太平洋風ともとれる素敵なデザインと

ゆったりした敷地にわずか18部屋しかない特別感。
部屋は2タイプ。
こちらは今回宿泊した、広い方のGrand Tour Roomで広さは70平米。

狭い方のExplorer Roomでも40平米ありますが、こちらの方が植え込みがあり外から見えにくい造りです。

広々室内はキングサイズベッド、ゆったりして3人目のベッドとしても使用可能なソファ、デスクがあります。
ホテル内どこででもWifiが使えます。

まだ新しい事もありますが、清掃も完璧。
見ると5人一組で役割分担して行っていました。

GTのバスルームも広々。

GTにはバスタブがあるので、日本の方にはこちらがオススメ。
大きくってお湯をためすぎると溺れそうです（笑）。
ホテルのシャワージェルで泡風呂もいいですが、持って行ったアロマオイルをたらしてリラックスできました。

シャワーブースが別なのも嬉しい。
今回1泊2人で145ドルでした。（シーズンにより違う）
料金には朝食、毎日12時間のトゥクトゥクチャーター代金、到着時20分のフットマッサージなどが込み。
シェムリアップにはこのくらいのお値段の高級ホテルはたくさんありますが（ソカホテルも）、トラベル英会話くらいができて、ちょっと特別なホテルに宿泊したいという方には絶対オススメです。

食事はプールサイドの建物で。
照明が暗めなのはお客に欧米人が多いせい？

イタリアンメニューとアジアンメニューがあります。
前菜は大好きなカプレーゼ。
モッツァレラチーズも本物で、チェリートマトも甘くて美味しい。

生ハムでくるんだサラダ。

パスタ好きは頼まずにいられない・・・
タリアッテーレのボロネーズ。
旨っ！ゆで加減も絶妙。
さすがイタリア人経営です。

パパリンは牛フィレのタリアータ（ステーキをスライスし、パルメザンチーズをのせたもの）を。
本場イタリアとほとんど遜色なしです。

チョコレートフォンダンは中から暖かいチョコがとろーり。
甘さ控えめで美味。

パンナコッタはソテーされた温かいマンゴーがオリジナル。
とっても濃厚で、大満足。
どれもこれも評判通り美味しかった−！！
お値段はカンボジアとしては高級クラスでしょうが、日本の半額〜7割くらいかな。
街中に Il Forno というイタリアンレストランも経営しているそうで、そちらも期待が持てます。

夜のプールサイド。
たった18室なのにかなり広めのプールが２つ（真水と塩水）。

レストランはフローリングで座席の間隔もゆったり。
裸足で部屋からやってくる欧米人も多いです。

朝食はコンチネンタルが基本。
日替わりのフルーツとパン、ジュースとコーヒーに

アジア風フォーかベーコンエッグを選べます。
フォーはあっさりしているものの、スープがきちんととってあり美味しい。
ただ5連泊とかだと、変化が少なくてちょっと飽きてしまうかもなあ。

今日は前日フロントで予約してもらった4輪バギー（クアド）の1時間半のツアーに参加します。
私もパパリンもバギーは初めて。（免許は不要）
簡単な英語の説明を聞いて、さっそく後部にインストラクターがつき、試運転。
いきなり公道（といっても田舎道で対向車はまず無い）を15分ほど。
合格すれば一人で運転となります。

パパリンは問題なく合格。
私は「ゴメン君はちょっと危ないので、後に僕が乗って危ないときは補助するから」とあえなく不合格。
だってガタボコ道のバランスの取り方が難しい！
一応スクーターも乗ったことあるし、車も運転してるけど。
我ながら不安だったので補助は大歓迎です。

後部にインストラクターの乗った私が先頭、パパリンが少し離れて（土ぼこりがスゴイんで・・・マスクはくれます）。
しばらくすると最初はわあわあ言ってた私も、ちょっと景色を見る余裕が出てきました。

指示通り、あえて田園の田舎道を走ります。
庶民の生活が垣間見え、なかなか面白い。

ところどころでフォトストップ。
気分だけでも私がパパリンを乗せてる態で。

いちめんの田んぼだあ。
この辺は年3回収穫できるんだって！

水牛さんが水浴び。
まだ機械化が進んでないカンボジアでは、牛は貴重な労働力。

シェムリアップはカンボジアでも最も豊かな土地だそう。
だからクメール文化が花開いたんですね。

見渡す限りの田んぼで。

クアドは田舎の子供たちに大人気。
駆け寄って手を振ってくれる子も。

ちょうどアメ（ちゃんとキシリトール入り）を持っていたので一つずつね。
皆少し恥ずかしそうに手を差し出してきます。
お姉ちゃんは年下の子に先にあげたりして、いい子です。

途中村の古い寺院前で。

こちらは最近できた建物だって。
1時間半だけど、とても楽しくていい経験ができました！
ちょっと右手が痛いけど（右の親指でアクセルを操作するので）。
アクティブ派にはオススメです。

いったんホテルへ戻り、ほこりだらけなのでシャワーを浴びて、プールサイドでまったり。
これは広い方の真水プール。
もっぱらこちらで泳いでたけど、塩水プールの方が透明度は良かったかも・・・

遅めのランチもホテルで。
このホテル不便なのですが、レストランがとても美味しいので大食い夫婦も納得。
今日はアジアンフードから、まず揚げ春巻き。
マイルドで挽肉たっぷり。

フライドヌードルもこんなオシャレ。

スープカレーもさっぱり美味。

夕方街へくりだしました。
お目当てはオールドマーケット。

お土産にクロマー（綿ストール）やカゴバッグを値切ってゲット。
値切りが成功するとテンション上がる−。
で、不必要な物まで買ったりして（苦笑）。

こういう生鮮食品を扱ってる一角も面白い。

ん？あれはソーセージ？にしては変な。

なんじゃこりゃー。
タコ？ウツボ？まさかヘビ？
わからずじまいでしたが・・・

野菜の種類も多いなあ。

生鮮食品は観光客はいなくて（当たり前か）、地元民ばかり。

漬け物みたいな物も。

こちらはスパイス売り場で。
かわいい笑顔のおばちゃんがいろいろ香りをかがせてくれました。
スーパーの四分の一以下でカンボジア胡椒とパームシュガー（椰子の葉にくるまれてる）を購入。

トゥクトゥクの待ち合わせまで少し時間があったので、近くのカフェ、ブルー・パンプキンへ。
2階はこの辺で貴重なエアコンが効いていて、ゆったりソファーが売り。

アイスクリームのパフェを頼みました。
ラムレーズンとパッションフルーツ。
名前が「ブラジル」。
なんで？と思ったら底にラム酒がたっぷり！

夕食は日本食で今一番新しく人気というHASHIへ。
私はアジアフード大好きなんで、日本食無くても平気なんだけど。
お寿司の盛り合わせが25ドル！
これは却下してカリフォルニアロールと鉄火巻き、刺身サラダを。
ん〜、シェムリアップでは評判いいそうだけど、微妙。
やっぱアジアの大都市のようにはいかないよね。

パパリンが天ぷらうどんを注文。
丼じゃなく大きめの鉢（鍋用？）で出てきて笑ってしまう。
一口食べるなりパパリンが「甘い」と。
うどんが甘いって・・・確かに椎茸の含め煮を薄めた味で、あきらかにうどんダシではありません！
天ぷらは美味しかったけど・・・こりゃ日本人が作ってるんじゃないな。

日本食でデザートを頼むことはあまりないけど、少し残念な内容で物足りなかったので。
アイスクリームの天ぷらはまあまあいけました。
　
今晩はこれにてお開き。
でも明け方事件が・・・