2012/09/05 - 2012/09/07
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魚屋No1さん
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美ら海水族館に居たクマノミの一種のトウアカクマノミ
ピンぼけの写真がトップなのは、真栄田岬でのシュノーケリングの際に、こいつによく似たクマノミ(直球の種名の魚です)を見たことが、今回の旅行で最も記憶に残る出来事だったからです。
海の中でクマノミを見たのは初めてなので、種類の正確さについては少々不安ありですが、トウアカクマノミは珍しい種、クマノミは普通種ということなので、消去法でも多分間違いないでしょう。
ところで、表題をこんなに否定的にした理由は、ハワイやグァムより綺麗だと子供達に聞いていた沖縄の海で泳ぐことが、今回の沖縄行きの最大の目的だったのに、それが叶えられなかったためです。
原因は、ビーチで水着を着ている者が若者ばかりだったため、ベビーブーマー世代の私達が混じるのは、いかにも場違いで、気後れしてしまったことによります。
ワイキキでは、中高年も、後期高齢者も水着で闊歩しています。日本でも、ジムのプールは我が世代で充満しているのにと、原因が自分の気持ちにあるのは判ってはいても、沖縄の観光施策を恨みました。
実際、宿泊したリザン シーパークホテル谷茶ベイには、目の前に専用のビーチがあるのに、それを見るだけなのは悲しいことでした。
これが、極めて大きなマイナス点だったということです。
勿論、プラスはあります。最初に書いたように、1回だけ海水につかれた真栄田岬でのシュノーケリングで、クマノミに加えて、生きた珊瑚にも出会えたことです。この10年の間で行ったロタもハワイも生きている珊瑚は殆ど見られなかったのにですよ。大変な驚きでした。それにマンゴーも美味しかったし。そのため、再訪の気持ちは残っていますが、ビーチで泳げないのでは、旅行先としての序列を上げられません。
2012年沖縄旅行のコース
1日目 9月5日(水)
スカイマーク 成田発7:45→那覇着10:50
昼食:那覇 御殿山
午後:首里城 ちんすこう:2種入手
泊 リザン シーパークホテル谷茶ベイ
2日目 9月6日(木)
午前:真栄田岬 青の洞窟シュノーケリング
昼食:読谷村漁協 海人食堂
午後:① 残波岬
② グスク:座喜味城
③ 万座毛
④ おんなの駅なかゆくい市場 マンゴーゲット
晩飯:琉球亭(ホテル向かい)
泊 リザン シーパークホテル谷茶ベイ
3日目 9月7日(金)
午前:① 備瀬のフクギ並木
② 美ら海水族館 許田道の駅に割引券あり1800円→1550円
昼食:紀ノ川(本部町 沖縄料理)
午後:那覇へ
国際通り・牧志市場を流す ちんすこう1種入手
晩ご飯: 空弁 大東寿司(喜作)
2階21番ゲート(JAL)のブルースカイ
スカイマーク 那覇発18:40→成田着21:15
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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1日目 9月5日(水)
成田発の国内線が充実してきたことは、運賃が日本一高い北総線沿線に住んでいる者にとって朗報です。
理由は、羽田空港だと70分と約1500円、それに対して20分台の800円台と、早く安く行けるためです。更に、羽田から東京経由で帰ってくると、リーマンが働いている姿を見て旅行の高揚感がしなびてくるのに対し、それが起きない要素も挙げられます。
ということで、今回利用する航空会社は、前年の11月から運行を開始したスカイマークです。
スカイマークの片道運賃は、新規参入のLCCのよりも少し高い15千円です。しかし、以前乗った時にシートピッチが180cmの私でも苦にならない広さだったこと、手荷物は15kgまでOK 、事前座席指定無料等で基本サービスは大手と大差無いため、結構愛用しています。
欠点は、使用機材のボーイング737の機内騒音が大きくて煩わしいこと。もっとも、JAL,ANAでこの機種だと腹は立ちますが、スカイマークなら我慢できますがね。 -
現地でレンタカーを借りれば、昼飯の時間。
沖縄最初の訪問先は、私の唯一の沖縄経験でもある10年ほど前の社員旅行で那覇一泊の際に見つけた、沖縄ソバの御殿山(うどぅんやま 那覇市首里石嶺町1-121-2)です。
店は、古い沖縄民家を移築したものなので風情があります。
それにしても、駐車場はわナンバーで檄混みでした。御殿山 グルメ・レストラン
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写真は、左上から時計回りに、
炊き込みご飯のジューシー230円
(沖縄ソバを練る灰汁入りの水で炊くためか、煙りの匂いがします)
煮付け450円(具は豚のバラと野菜類)
沖縄すば小480円
ソーキすば中600円も頼みましたが、どれもこれも煙臭さが増したようで匂いが気になり、以前に食べた時ほどの感動はありませんでした。 -
沖縄に来たからには、何はともあれ首里城に行かなければなりません
写真は、入り口の守礼門です。
首里城の入り口付近には、「公園の駐車場は満車」だという看板が出ています。停止すれば、警備員のような格好をした者が寄ってきてこっちへ来いと相図します。しかし、これらは全部嘘。高い民間の駐車場の客引きなので無視しましょう。
なお、入り口を回り込んだ処にある公営の首里城公園駐車場は、乗用車が100台以上収容できます。首里城の見所は、イメージほどには多くないので回転が良く、満車は殆ど無いと聞きます。私の時もそうでした。駐車1回当たり310円、公園入り口まではエスカレータで直ぐ、冷房完備の休憩所も、綺麗なトイレも有りという高い利便性があるため、こちらへ行くことを薦めます。首里城 名所・史跡
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正殿への途中にある門。
白木造りなので、歓会門だと思われます。
この後行った座喜味城でも感じましたが、沖縄の城の石垣は極めて精緻に出来ていますね。江戸城、大阪城、熊本城等は、大石の隙間に小石を詰め込んで積み上げているのに対し、石を削って接する面をピッタリ合わせているためなのでしょうか。 -
ベタですが、首里城正殿
塗装が古びかけており、良い雰囲気になりつつあります。あと50年ほど経てば見頃になるでしょう。首里城 名所・史跡
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正殿から出る時、海が見えました。
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宿泊した、リザン シーパークホテル谷茶ベイの部屋から見たビーチ。夕方なのにこんなに綺麗です。
リザンシーパークホテル谷茶ベイ 宿・ホテル
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これは部屋から。
一番の特徴は、部屋が広いこと。40?もありました。
ただ、家具は、ちっぽけなソファーが1脚だけしかありません。子供がかけずり回るのには最適でしょうが、我が世代には少し不自由でした。
部屋に関する欠点は、口コミにもありましたが、クーラーの屋外機がうるさいことくらいかな。 -
部屋から見たビーチ。
何故か網で囲われています。
後で知ったのですが、沖縄には、バブクラゲという猛毒のクラゲがよく出るため、それを除けるための網だそうです。
ということは、どんなに綺麗なビーチでも、クラゲ除けの網はない場所では海に入ってはならないということです。
魚屋の私ですら、美ら海水族館に展示されているハブクラゲを見て初めて知ったくらいです。普通の観光客は全く知らないだろうし、関心も持たないはずなので、沖縄県と関係市町村、観光情報誌は、網の外で泳がないよう積極的な告知をすべきだと考えます。 -
2日目 9月6日(木)
朝方、宿泊したリザン シーパークホテル谷茶ベイをビーチから見た写真です。
立地が非常に良いことは、この写真で判るはずです。
この日の午前中は、この沖縄旅行で最も楽しかった真栄田岬での「青の洞窟シュノーケリング」です。
このシュノーケリングツアーは、多くのダイビングショップが扱っており、値段もピンキリなので迷いました。でも値段は値段ということで、最も高いクラスでしたが、ホテルが主催するプランにしました。
朝ご飯を食べた後、集合地に指定されたホテルのブールサイドに着くと、ウエットスーツを着させられました。その後、救命胴衣を支給されてからバスに乗って真栄田岬に向かいました。ツアーは、1日に何回も開催されているようですが、我々の回は、10人ほどでした。
ウエットスーツで完全装備するのは、ハブクラゲ対策なのでしょうね。 -
青の洞窟の写真は無いので、泊まったホテルの売店の屋根越しの絵を置きます
真栄田岬に着くと、すごい人出で驚きました。那覇の国際通りよりもゴッタ返しているほどです。
ともあれ、インストラクターの後を一列になって崖を下ります。水際を少し歩くと、洞窟に着きます。順番待ちの後、洞窟の中に入り、次いで海に入ります。
洞窟の中を壁沿いにゆっくり泳いで海側の入り口に近づくと、海水が青く輝いてきます。確かに綺麗でした。
どっちが先に名乗ったのかは知りませんが、ナポリの青の洞窟もこんな景色なのでしょう。でも、感動は、船に乗ってのナポリより、泳いで見るこちらの方が大きいのではないかと感じました。そのため、2013年9月に計画しているイタリア旅行では、行かないことに決めました。
それにしても、すごい人数です。周囲では、真っ黒な列が動いています。海底を覗けば、ダイビング組で真っ黒になっているのが見えます。
10分ほどで洞窟を出ると、魚の餌付け体験ということで、お麩を少し手渡してくれます。フワフワしていますが、しっかりした固体なので、魚は食べにくそうです。それでもたくさんの魚が寄ってきました。
それから、迎えの時間待ちでしばらく浮いていると、クマノミが見えたのです。かみさんにも教えてVサインです。
表紙でも触れましたが、すさまじい人数が入っているのに、生きた珊瑚を残しているのは立派なことです。おそらく、ダイビング会社とインストラクターの間で保存しようとする意志が共有できているのでしょうね。これが、沖縄で最も嬉しかったことです。真栄田岬 ビーチ
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この日の昼ご飯は、読谷漁協の海人食堂です。
写真の読谷漁港で見た海水の青色は、今回の旅行で最も鮮やかでした。
海底が、真っ白な珊瑚砂のためなんでしょうね。読谷村漁業協同組合 海人食堂 グルメ・レストラン
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料理の注文は、魚売り場と調理場を兼ねた店舗内で行います。
頼んだのは、魚汁定食(700円)+もずく・イカ・魚天ぷら各1個(60円/個)+高瀬貝(525円)です。これらを二人でシェアしました。
写真の魚汁定食は、30?近いヒメダイらしき魚(沖縄ではクルキンマチ?)のぶつ切りが1尾分入と島豆腐の味噌汁+ソデイカの酢味噌和え+御飯がセットです。左下の小皿は、もずくの天麩羅です。 -
これは、高瀬貝。
食感は、東京湾にもいるニシに似ていました。
もずく・イカ・魚天ぷらは、衣が少し甘くて変わった味でした。
もずく天の食感は、天ぷらのイメージと違い、野菜ともずくを天ぷらの衣に混ぜ込んで揚げた、チョイトベチャ気味の巨大な揚げ玉(天かす)のようでした。 -
漁港内ですが、海を見ながら食べると一層美味しくなります。風も良く通って涼しかった。
土地の人は、魚汁かイカの墨汁を、観光客は海鮮丼を食べている人が多い様に見えました。といっても、それぞれ数人。
なお、この日の海鮮丼のネタは、私の見立てだと、ソデイカとキハダマグロだけが地元産、他は北海道産のホッカイシマエビとイクラです。そのため、私は全く食指が動きませんでした。
私の魚汁も美味しかったのですが、土地のおっさんが口を真っ黒けにして食べていたイカの墨汁は美味しそうでしたね、 -
食後は、残波岬に向かいました。写真は残波岬灯台。
残波岬への道は、読谷漁港→紅いもタルトで有名な御菓子御殿→日航アリビラ→残波岬ロイヤルホテルというコースです。残波岬灯台 自然・景勝地
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灯台からの景色。
この崖の途中で釣りをしている人がいました。
でも、この手の景色は、全国何処でもあまり変わりませんね。 -
次に行った、座喜味城(グスク)の前庭の赤松。
松林と沖縄は、私のアタマの頭の中で結びつかないのですが、本州でもあまり見ないほど立派な松林でした。
座喜味城跡 名所・史跡
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城へ向かう階段。
人の気配は、測量実習をしている高校生だけ。実に静かでした。 -
座喜味城の石門
座喜味城のシンボル的な場所です。 -
この城の魅力は、以下の3枚の写真で少し雰囲気が示せたと思う、見通しの良さだと考えます。
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別の方角
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この何もないことと、石積みの正確さの対比は、妙に感動的でした。
それにしても、庭にある土台はなんだったのだろうか。 -
静かさを楽しんでいると、突然、轟音が聞こえました。
見ると、嘉手納基地から空中給油機のKC135が離陸しているところです。この機体は、旅客機のボーイング707の改造です。40年前は、こんなに騒音をまき散らす飛行機が飛べたということでしょうか。
と思っていた最中に、更なる轟音が聞こえてきました。写真には取り損ないましたが、尾翼が2枚の戦闘機がものすごい急角度で上昇しています。嘉手納は空軍基地なので、F15だったのだと思います。
それにしてもうるさかった。レーダーに見つからないように行動していても、これほどの騒音をまき散らしていれば直ぐにばれるでしょうね。アメリカ軍の傲慢と間抜けさを体感できた貴重な経験でした。 -
この赤松は本当にきれいだったので、帰りにもう一枚
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座喜味城前の「鶴亀堂ぜんざい」で休憩
鶴亀堂ぜんざい グルメ・レストラン
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紅芋黒糖ぜんざい580円 紅芋のアイス付き
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琉球ぜんざい 350円
金時豆と白玉だけの基本のものです。 -
次は、万座毛
遊歩道が良く整備されているので、ツアー会社が行程に組み込むのには便利なのでしょう。結果的に行く人が多いためか、観光地のランキングでは常に上位を占めています。
でも、駐車場付近の俗っぽさはどうもね。万座毛 自然・景勝地
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万座毛から見た、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート。
立派なホテルですね。 -
キーツマンゴー
恩納村にある「おんなの駅なかゆくい市場」で買い、ホテルの冷蔵庫で冷やして食べました。
見切り品なのに1300円もしましたが、本当に美味しかった!!!
なかゆくい市場おんなの駅(恩納村農水産物販売センター) 道の駅
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ホテルのレストランは、予想どおり、あまり美味しくありませんでした。
そのためこの日は、徒歩圏内にある唯一の飲食店に行きました。ホテルから避難してきた人で結構混んでいましたよ。
頼んだのは、ゴーヤサラダ、パパイヤチャンプル(ランチョンミートが入っていた)、鉄火巻き(キハダだった)、天ぷら3種盛り(アオサ、ベニイモ、ゴーヤ)。普通に美味しいレベルでした。
なお、ホテルからの徒歩圏には、この店とコンビニが1軒あるだけです。 -
3日目 9月7日(金)
最終日は、美ら海水族館方面です。
先に、備瀬のフクギ並木を訪れました。
住んでいる人達が丁寧に掃除しているのでしょう。箒目の付いた道を歩くのは楽しかった。これからもよろしくお願いします。備瀬のフクギ並木 自然・景勝地
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綺麗な場所なのでもう一枚。
現地にいたのは午前10時半前後です。でも観光客は殆どいませんでした。 -
フクギ並木を見てから降りてきた海岸です。
此処もベラボーに美しかった。
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車に戻るときに見つけたシーサー。
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さて、美ら海水族館です。
行った人は判るでしょう。玄関前です。
美ら海水族館の割引入場券はあちこちで売っていました。その中で最も安かったのは、許田道の駅の1550円でした。なお、正規価格は1800円。
沖縄美ら海水族館 動物園・水族館
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エントランスです。
海が見渡せて良いロケーションでした。 -
表紙と同じ水槽にいた別のトウアカクマノミ
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此処の目玉の大水槽にいる、ご存じジンベイさん。
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判ってはいても撮ってしまうのです。
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これも同上
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この水族館は、大水槽の上に行けます。つまり、水族館の裏側を覗けるということ。
これは、エレベーターで登った場所からの、外の景色です。
意外や綺麗でしょう。
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同じ場所から。
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大水槽の上です。
これを見逃せば、美ら海へ来た価値が半減しますよ。 -
アクリル板が張ってあるので、ジンベイサンを真上からも見られます。
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さて、面白いことに、美ら海の有料区域は魚だけなのです。
海獣の施設は、こちらの方が広いのにも関わらず無料です。
これはマナティ。沖縄にはジュゴンがいるのに、何でカリブ海から連れてくるのだ。 -
でも可愛いので、何枚も張ってしまいました
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これはウミガメの池
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イルカのショーも無料です。
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これはゴンドウクジラ。
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イルカ君は軽快に頑張っていました
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ゴンドウクジラは、鯨と名乗る種の中で最小ですが、それでもデカイです。そのため動作は鈍重ですが、ジャンプは迫力があります。
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お昼は、本部町にある沖縄料理の紀ノ川で摂りました。
店は、細い山道をクネグネと登っていった先にあります。ネットに載っていなければ観光客には絶対に知られないだろうし、カーナビが無ければ迷いに迷ってあきらめざるを得ないでしょう。
紀乃川 グルメ・レストラン
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これは、沖縄独特のジーマミー豆腐300円。
この店の名物でもあるそうです。
主な材料は落花生だと聞いたのですが、香りはあまりしませんでした。 -
パパイヤチャンプル650円(定食)
前日の晩飯にも食べたのに、馬鹿な注文をしました。パパイヤは殆ど無味の野菜でした。
今になっては、沖縄特産だというの三元豚(サンゲントン)のトンカツにすれば良かったと思う。 -
グルクンの唐揚げ1000円(定食)
ホテルで食べたものよりは美味しかったものの、特別の感激はありません。でも、骨まで食べられたので、それなりに満足。
帰りの飛行機は、那覇18:40発のスカイマークなので、昼飯を食べた後は那覇に直行です。
那覇では少し時間があったので、国際通りと牧志市場を少し散歩しました。
でも、これらの場所は夏に行くものではありませんね。暑いし、臭いし。 -
那覇空港でゲットした空弁の大東寿司(喜作)です。
鰆のづけを、にぎり寿司にしたもので、JAL系のブルースカイでしか売っていません。
この存在は、「kimcafeのB級グルメ旅」で知りました。このブログの特徴は、日本橋の裏通りを歩く際の極めて良い案内書であることに加え、時に旅先の大穴場が載っていることです。そのため、今回もリサーチしたところ、ヒットしてきました。
一方、伊豆諸島に同じ形式の島寿司があるということは、昔から知っていました。
そのため、この情報を知って是非にも食べたいと思い、一昨日の那覇へ到着した時に、売っている売店の存在を確認しておきました。 -
それが何ということでしょう、帰りのスカイマークの搭乗口はANAの側でした。JALの搭乗口がある空港の反対側まで、小走りで買いに行きました。おかげで、結構な距離を歩かせてもらいました。
中身は、写真のように質素なものです。これで750円は少し高いかと思われるでしょうが、一貫の大きさは普通の握りの3倍はあります。そのため、十分にお腹が一杯になりました。 -
1貫目は、大変美味しく食べました。
2貫目は、何か違和感がありました。
それは、島寿司の特徴はカラシを使うことと聞いていたのに、カラシの辛さではなかったためです。
そこではぐってみると、写真のように粉ワサビでした。
美味しかったから許しますが、ちょっぴりガッカリしました。
飛行機は無事に成田へ到着しました。その後の電車は、羽田と違って極めて楽ちんでした。 -
これ以降は、沖縄定番のお土産のちんすこうに関する研究です。といっても、歴史的な要素はウイキからの無断借用です。
ちんすこうは元々、宮廷菓子だそうです。これを発明・改良して現在の形に近づけたのは、新垣淑康。この人の直系は3店あります。
写真は、新垣淑康の三男筋の「琉球菓子元祖 本家新垣菓子店」のもの。
どこかのデパートで売られているとは聞いていますが、基本、首里赤平町の店でしか手に入れられないのだそうです。本家 新垣菓子店 グルメ・レストラン
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写真は、新垣カミ菓子店のもの。新垣淑康の七男淑正(分家独立の話し半ばに他界)の妻・カミが戦後に開業したとのことです。
外部の店は首里城内だけです。といっても首里城の中のどの売店にも置いてありました。
此処の工場は、元祖本家の店の裏です。本家とは縁戚なので、こうなるのもおかしくはないでしょうが、ホント、笑ってしまうくらい隣でした。新垣カミ菓子店 グルメ・レストラン
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これは、有限会社新垣菓子店(新垣ちんすこう本舗)のもの。
新垣淑康の六男・淑扶の店で、直系では最も手広い商いをしています。
この店は、ちんすこうを沖縄名産にした功労者です。そのため、デパート、空港売店、大きな土産店に置いてあるのは殆どがこの店の品です。
なお、この品を買ったのは、位置表示の店ではありません。この店の名を出したかったために拝借しただけなので悪しからず。新垣ちんすこう本舗 牧志店 お土産屋・直売所・特産品
-
琉球菓子元祖 本家新垣菓子店の蓋を開けたところ。
ただ、これには3種の琉球菓子が入っています。
同じ入れ物でちんすこうだけのものもありましたが。 -
3種類を取り出したところ
-
上の口上
-
新垣カミ菓子店
-
有限会社新垣菓子店(新垣ちんすこう本舗)
-
各店の個別包装
上から順に
・琉球菓子元祖 本家新垣菓子店
・新垣カミ菓子店
・新垣ちんすこう本舗 -
では実食です。
上段:最もサクサク感が強い(琉球菓子元祖 本家新垣菓子店)
中段:少し柔らかめのシンプルなクッキー(新垣カミ菓子店)
下段:ごく素朴なクッキー(新垣ちんすこう本舗)
それにしても、粉・砂糖・ラードだけでこの菓子を発明した初代新垣氏は立派です。 -
最後は、牧志市場で購入した1ネット200円のシークァーサー。
宝焼酎のロックに絞り込むと美味しいことを発見しました。
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