2012/08/21 - 2012/08/21
131位(同エリア369件中)
まみさん
「今年(2012年)は、仕事の都合でいつものように7月に海外旅行ができないの」
と嘆いたら、
「それなら、私らの家族旅行で一緒に北海道に行く?」
と妹が誘ってくれました。
それが春先の話。
妹ら一家の都合でそれは8月にずれましたが、そんなわけで、甥っ子姪っ子と8月の函館・札幌旅行3泊4日です。
4日間を通じて函館も札幌も思った以上に暑くて閉口しましたが、最終日も、札幌のくせに(!?)気温30度の猛暑でした。
ラストに出かけた円山動物園では、ほとんどの動物たちは、暑くてダレダレで、ぐったりしていて、妹いわく「みーんなやる気なし!」(笑)。
目当てのレッサーパンダは暑さに弱いため、クーラーのきいた室内から出されることはなく、現在非公開の屋内で涼しくて快適にしてるんだろうなぁ……とうらやましく思いつつ。
一方で、同じようなところに生息するレッサーパンダの天敵のユキヒョウは外に出されていて、ベンチの下の日影に避難していました(笑)。
3頭いたホッキョクグマのうち2頭は、日向のプールには入らず、はじっこの日影でダレていました。
ララちゃんだけは、プールにぷっかり浮いたように見える姿勢で、気持ち良さそうに寝ていました。
動物たちには、札幌なのにこんなに暑くてかわいそうでしたが、ぐったりとした寝顔は可愛かったですし、動きが少ないので写真を撮りやすかったです。
レッサーパンダに会えずじまいでもテンションがどん底に落ちず、すぐに回復したのは、そのせいもありました。
<スケジュール>
8月17日(金)仕事の後、浜松町に前泊
8月18日(土)函館市内観光&湯の川花火大会
8月19日(日)大沼国定公園&函館山からの夜景
8月20日(月)特急で札幌へ&大通公園付近散策
8月21日(火)円山動物園、そして帰宅
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
熱帯動物館の屋外展示場のつづき
奥のベンチのようなところの下に何かがいます。 -
ぐったりと眠っているユキヒョウ!
雪の山岳地帯に生息するのに、なぜに熱帯動物館?
という突っ込みは、やめておきましょう(笑)。
この子たちはまだ子供のようで、少し小さめでした。
双子かな、と思ったけれど、リアンちゃんは2011年5月1日の円山動物園生まれ。
リーベちゃんは2003年5月12日のポーランド生まれで、2006年7月28日に円山動物園に来園。
リアンちゃんよりだいぶお姉さんです。
いや、むしろお母さんかな? -
目を開けたリアンちゃん(たぶん)
一回り小さかったので、たぶんリアンちゃん。
まだ1歳児です。
うずくまった姿勢がキュートです@
リアンはフランス語の「絆」の意味。
おてんばさんらしいです。
「ユキヒョウ/絶滅危惧種
中央アジアからヒマラヤ山脈などの高原や山岳地帯に生息している。冷たく滑りやすい雪の上を歩けるように、足の裏の肉球部分に毛が生えている。大きな手足と長い太い尾を使って俊敏に岩場を動き、野生のヤギ・羊類を獲物として狩りをする。」
(檻の前の説明看板より) -
目をつぶった顔もかわいい@
こちらはたぶんリーベちゃん。 -
お隣でも、あのベンチの下に……
-
ユキヒョウのアクバル君も、のどかな寝顔
恐ろしいはずのヒョウも、寝顔はとっても可愛らしいです@
2005年6月7日に東京の多摩動物園で生まれたアクバル君。
アラビア語で「偉大」という意味。
おっとりタイプらしいです。 -
さらにお隣のスウェーデン生まれのシジムちゃんもぐっすり
2010年5月16日生まれ。
アクバル君のお嫁さん候補かな。 -
ユキヒョウの隣では、ブチハイエナが死んだようになって……
「ブチハイエナ
サバンナなどの草原に生息する夜行性の動物で、単独やつがいで行動する場合もあれば、群れを形成することもある。肉食性で、一般的に他の動物の食べ残しを主食としているような印象があるが、実際は自分で狩りをしてとらえた動物を主食としている。」
(檻の前の説明看板より) -
あっ、ユキヒョウのアクバル君が起きている!
生息地がかぶるレッサーパンダは、気温が25度以上になると健康のため外には出されず、クーラーのきいた屋内にいるのですが、ユキヒョウはお外でぐったりでした@ -
モンキー館には珍しいサルがいっぱい!
多摩動物園でも会ったことのあるワオキツネザルです。
こっちも暑くてぐったり。
「ワオキツネザル
アフリカのマダガスカル島の森林に生息する。灰色の地に黒い輪状の模様がある非常に長い尾持ち、名前の由来となっている。多くの時間を地上で過ごしており、野生では果実や花、葉を主食としているが、シロアリなどの昆虫も食べる。」
(檻の前の説明看板より) -
白い襟巻きが見事なダイアナモンキー
月の女神のダイアナから名前をもらったにしては……おじいさん顔(笑)。
ダイアナモンキーを見るのは、確かこれが初めて。
「ダイアナモンキー/絶滅危惧種
アフリカ西部のシエラレオネからガーナ南西部までの森林に生息する。額に三日月型の白毛の模様があり、月の女神のダイアナからその名前が由来している。1頭のオスと複数頭のメスから成る群れで生息し、野生では木の葉や花、果実、昆虫などを食べる。」
(檻の前の説明看板より) -
暑いよね〜、うん
こちらはクロザルです。
クロザルを見るのも、初めてではなかったかな。
「クロザル/絶滅危惧種
インドネシアのスラウェシ(セレベス)島の熱帯雨林に生息し、樹上を中心に生活する。オナガザル科に属する猿だが尾がない。全身の毛の色は黒で、頭に冠毛があり、毛が立っているようにも見える。野生では、果実などの他に昆虫や小動物などを食べる。」
(檻の前の説明看板より) -
クロザルのハート型のお尻@
真っ黒なサルだけど、お尻は赤くて、肉ぷにぷに!? -
エッチッ!
クロザルは顔の個体差がずいぶんあってびっくりです。
人間もサルだから、他の動物よりは同じ仲間は見分けがつきやすいってことかしら。 -
こっちはカラフルなお尻@
絶滅危惧種のマンドリルです。 -
お尻かいかい@
なかなか顔を撮らせてくれません。 -
あくびしている横顔
柵やガラス越しに目が合うと、ぷいっと後ろ向いてしまうんです。 -
檻の周りをぐるぐるして、やっとお顔の写真をゲット@
こんなお猿さんは初めて見ました。
この鮮やかなお顔はオスのようです。
動物はメスの気を引く必要があるからか、オスの方が華やかなことが多いなぁ、としみじみ。
「マンドリル/絶滅危惧種
アフリカ西部のカメルーン、ガボン、コンゴ等の熱帯雨林に生息するが、地面での生活が中心で、あまり木には登らない。オスは赤い鼻筋の両脇に青い隆起がある鮮やかな顔つきをしている。雑食性で、果実や木の実、昆虫類のほか、小動物を捕獲することもある。」
(檻の前の説明看板より) -
オオカミ館のシンリンオオカミ
遠吠えスタイル。
いや、あくびだね。
「シンリンオオカミ
タイリクオオカミの亜種で、オオカミの中では最も大きな種類である。北米大陸北部のカナダ、アラスカの森林地帯に生息しており、通常1組のつがいと0〜3歳の子どもたちから成る群れ(パック)を作ってシカやイノシシなどの動物を狩る。」
(檻の前の説明看板より) -
「暑いよぉ」とオオカミ一家もはじめはダレダレでしたが……
途中で急に元気になり、屋外展示場内をうろうろ。
ガラス窓のすぐそばまでやってきて、なかなか迫力がありました。
たぶん、そろそろご飯の時間だったのかもしれません。 -
シンリンオオカミのジェイとキナコ家系図
キナコだって、可愛い名前。
写真が撮れたオオカミはジェイ君だったのでしょうか。 -
仲睦まじいオオカミの写真の写真をゲット
オオカミ館は2階のガラス窓からも屋外展示場を見下ろせるようになっていて、階段の壁にはオオカミの一生の写真がありました。
可愛らしい子供のオオカミの写真もあったのですが……このときは、暑くて私もダレかけていたのと、姪っ子たちに合流するところだったため、あまりゆっくりできませんでした。
子オオカミの写真、こんな風に、せめて写真の写真だけでも撮っておけばよかったです。 -
ホッキョクグマ、いた〜!!
プールにプカリと浮かぶララちゃん。
1994年11月20日生まれで、デナリ君との間の5頭の子供を産み育てた、立派な母さんでした。
大分県別府市生まれで1996年に円山動物園にやってきました。 -
ララちゃんの可愛い寝顔
-
あっ、ちょっと起きた?
「ホッキョクグマ/絶滅危惧種
ユーラシア大陸、北米大陸の北極圏に分布している。陸上に生息する最大の肉食動物で、体重はオスで250〜600kg、メスで150〜300kgにもなる。繁殖期と子育て期間以外は単独で生活し、アザラシやセイウチ、小型のクジラ類などの海生ほ乳類を主食とする。」
(檻の前の説明看板より) -
大あくびのキャンディちゃん
1992年11月2日、ドイツのヴィッパタール動物園生まれ。
円山動物園に来たのは2011年3月。
ホッキョクグマ繁殖プロジェクトのため、デナリ君の後添えとしてやって来ました。
って、まだララちゃん、生きているから、後添えとは言わないか。
ホッキョクグマって一夫多妻制でしたっけ? -
人なつっこくて大人しいというキャンディちゃん
大人しそうな性格が顔に出ている!? -
キャンディちゃんは、あんなところに……
奥の日影に避難していました。
気持ち良さそうなプールがあるのに、ララちゃんみたいに入らないのは、日向になってるからかな。 -
キャンディちゃんのお隣にいたナマケグマ
すごく気持ち良さそうな寝顔です(笑)。
「マナケグマ/絶滅危惧種
インドやスリランカの森林に生息し、夜行性で長く曲がった爪でナマケモノのように木に逆さにぶら下がることができる。雑食性で、果実や花、昆虫を主食としており、シロアリの巣を見つけると長い爪で巣をこわし、器用に動く唇を突き出して長い舌でアリを吸い込むように食べる。」
(檻の前の説明看板より) -
そして、堂々たるデナリ君
1993年11月9日アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティ生まれで、1995年に円山動物園に来ました。 -
イベント時には活躍するらしいけれど……いまは暑くて、おねむだね
「「デナリ」とは北米最高峰のマッキンリー山のことで、先住民の言葉で「偉大なるもの」を意味します。繁殖が難しく、交尾にすら至らない個体が多数いる中で、現在までに何度も交尾に成功し、着実に子孫を残している非常に優秀なオスのホッキョクグマ。イベント時には期待を裏切らない活躍を見せる。」
(檻の前の説明看板より) -
デナリ君、ちょっとだけ起きる様子を見せたけれど
再び夢の世界へお戻りになりました。 -
世界の熊館の様子
ああ、暑かったです。
札幌のくせに、気温が30度……。
円山動物園は少し山の上にあるし、街中より樹木が多いので過ごしやすかった方なのかもしれませんが……。 -
次に、熱帯鳥類館へ
1階から2階へと吹き抜けになっていた大きな放し飼いの展示場はほとんど鳥が見られなくてつまらなかったですが、1階のガラス張りの檻には珍しくて美しい鳥たちがいました。 -
九官鳥に話しかけてみる
-
不思議そうに首を傾げるだけで、復唱してくれなかった九官鳥
少し離れてやさしく話しかけるのがコツのようですが、近すぎたのかもしれません。
あるいは、やさしくなかったのかな、私の話し方は(笑)。 -
熱帯鳥類館の1階にいた、カラフルで美しい鳥!
「キンケイ
主に中国南西部からチベット、ミャンマー北部の標高の高い山地に生息する。雄は、尾が長く腹面が赤色、頭頂の羽冠と腰が黄金色からなる非常に美しい羽毛をもつが、雌は、褐色で雄に比べると地味である。世界各国で広く飼育されている。」
(檻の前の説明看板より) -
お散歩中のオスのキンケイ(金鶏)
すごいです。
琥珀のような色の頭に、ファィヤーオパールみたいな胸毛。
黒で縁取られた羽毛もすばらしいです。
うっとり。 -
写真を撮ったのはオスだけ
だってメスは地味なんだもん。
これで十分。 -
サファイア色に光る羽を持ったサンケイ(Swinhoe's Pheasant)
こちらも派手なのはオスなんでしょうね、と思っていたら……。
「サンケイ
台湾の固有種で、海岸付近から標高2,000m付近までの森林に生息する。英名及び学名にある「Swinhoe(ii)」とは、「台湾の自然史の祖」と言われるイギリス人のRobert Swinhoeにちなむ。雄は黒っぽい全身に白い尾羽と、目の周辺の赤い肉垂が特徴である。」
(檻の前の説明看板より) -
なんと、メスのサンちゃんがオスに擬態とな!?
サンちゃん、性転換したの?
同じケージにいた地味な仲間の方がオスのヨン君だったようです。 -
蛍光色のラブラドライトみたいな羽根がステキなニジキジ
こちらも派手なのはやっぱりオスです。
「ニジキジ
インド、チベット、ネパールの標高2,000〜5,000m程度の高山地帯に生息する。岩の多い斜面の開けた林などに1〜4羽程度の小さな群れで暮らす。草の根や実、昆虫などを食べる。金属光沢のある羽を持つのはオスだけで、メスは茶褐色の地味な羽色である。」
(檻の前の説明看板より) -
こんなに暑いのにフンボルトペンギンは意外と元気そう!?
プールの中は十分冷たいからかな。
「フンボルトペンギン/絶滅危惧種
南太平洋岸のペルーやチリなど、フンボルト海流の影響を受ける沿岸部に生息する。中型のペンギンで、背中と翼は黒で腹部は白く、胸元に黒い線が一筋あるほか、胸から腹部にかけて個体ごとに異なる黒い斑紋がある。鰯などの小型魚類を主食とする。」
(檻の前の説明看板より) -
ボスらしきペンギンの鳴き声に誘われて、一斉に水に飛び込むフンボルトペンギン
円山動物園にはフンボルトペンギンしかいませんでしたが、たくさんいました。
20頭くらいいたのではないかしら。
泳いでいる姿はスピードがありすぎて撮れませんでした。 -
ラストに、は虫類・両生類館に入ってみて
ゾウガメだと思います。
基本的には虫類や両生類は好きではなく、怖い物みたさで入ってみたのですが、カメさんは可愛いと思います。 -
飼育員の水槽があるバックヤードが見える、は虫類・両生類館
真ん中の水槽には小さくてステキなカメさんがいました。 -
まあ、なんとステキな模様のカメさんなのでしょう!
スノーオブシディアンみたいな頭をしています。
絶滅危惧種のハミルトンガメです。
手のひらに乗りそうなくらい、小さいカメさんです。 -
狭い水槽をすごい勢いで泳ぐハミルトンガメ
-
2匹並んで、すーいすい
水槽の中には5〜6匹いて、ひとときも止まることなくひっきりなしに往復していたのでやや窮屈そうでした。 -
マダガスカル島とモーリシャス島にのみ分布するリクガメのオウシャガメ
甲羅が美しいこのカメさんは、絶滅寸前種です。
ここで、妹から、西門前のバス停から出る13時40分の円山公園駅行きのバスに乗りましょう、と携帯に連絡が入りました。
なので、このあとのは虫類・両生類はさーっと速歩きでちらちらっと見るだけにとどめました。
トカゲやヘビ系のは虫類や両生類の水槽がぞろぞろ続き、まあ正直、じっくり眺めたり写真を撮りたいとは思いませんでした。
カエルには可愛いのがときどきいるのはまだしも……。
巨大な白ヘビにはギョッとしました。
このあとは、札幌市内の大通公園駅近くでゆっくりランチをとって涼しい店内で汗を鎮め、それからホテルに預けた荷物を受け取って、札幌駅経由で新千歳から東京に戻りました。
甥っ子姪っ子と猛暑の函館・札幌物語おわり。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まみさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
50