子供達を訪ねて2012　Ver.1（2日目）

2012/06/09 - 2012/06/12

家族そろっての久々の家族旅行となった2日目。

仙石原から芦ノ湖桃源台から大湧谷に向かい、箱根らしい大自然を目の当たりにし、動物好き（特に犬）の我が家としては外せない富士ｻﾌｧﾘを廻って、東京に戻ります。

前に来た時は、雪景色しか見えなかった大湧谷等箱根の景色でしたが、昨夜の旅館の風呂は、大湧谷から引いている硫黄泉。
視覚、嗅覚共に箱根を感じることが出来ました。
（雪の箱根旅行記：http://4travel.jp/traveler/matujyunn/album/10547851/）

我が家のﾜﾝｺと離れて暮らす子供達にとっては、富士ｻﾌｧﾘの「犬の館」で抱っこしたﾏﾙﾁ-ｽﾞに、愛犬の姿を重ね合わせていたようです。

帰りは、東名の渋滞ポイント、海老名SA、綾瀬バス停付近の両方に掛かり、35kmのﾉﾛﾉﾛ運転で、行きは1時間半位の道が3時間掛かってしまいました。

これも旅行の想い出ですね。

エリア 裾野・長泉(静岡)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅館の方に、休日は大湧谷に向かう道路は混んでいるかも知れませんと言われていましたが、駐車場からの800mが1時間近く掛かってしまいました。

子供達は、別に見なくても良いから、早く犬を見に行こうと言っていますが、私としては箱根＝火山＝大湧谷という流れで、何としてもここだけは押さえておきたかったのです。

雪の時は、ﾛ-ﾌﾟｳｴｲ降りて、霞の掛かった遠景だけでしたから、本当に硫黄の湯気を間近に体験できました。

湯気がそこら中から上がっています。

周辺に漂う火山性ｶﾞｽの臭いで、ｧｱ箱根に来たという実感が湧いてきます。

もう40年近い昔ですが、中学校の修学旅行で強羅、大湧谷に来た記憶が断片的に残っていましたが、この硫黄の臭いで鮮やかにその頃の記憶が甦りました。

奈良の片田舎の中学生でしたが、初めの硫黄の臭いと、沸き上がる湯気の景色が、強烈な印象を与えたんですね。

ここが黒玉子の作りたてを販売している、玉子茶屋です。

皆さん、その場で殻を剥いて、ほおばっています。

箱根、大湧谷といえば名物「黒玉子」ですね。

一つ食べると7年長生きできるとのこと、でも5個のｾｯﾄ販売で、1日程度しか賞味期限がないため、今回は購入を諦めました。

50歳を超えると、朝ご飯にしっかり玉子を食べているため、7年よりｺﾚｽﾄﾛ-ﾙを気にしてしまいます。

生まれたての「硫黄泉」です。

昨夜から3回、2時間以上浸かっていたからか、悩まされていた肩こりが楽になっている気がします。

駐車場に戻ってきました。

お土産ｺ-ﾅ-を冷やかしていると、美味しそうなｿﾌﾄｸﾘ-ﾑの案内が。。。

黒玉子の代わりといっては何ですが、「たまごｿﾌﾄ」です。

一口食べた娘が一言、「ﾌﾟﾘﾝの味がする。」とのことです。

正しい味覚表現ですね。

それでは、お待ちかねの富士ｻﾌｧﾘに向かいます。

ﾅﾋﾞをｾｯﾄしましたが、案内された道は、桃源台から芦ノ湖ｽｶｲﾗｲﾝに乗り、途中、急坂の狭い道路を下り、本当にたどり着くのか不安な道でしたが、30分ちょっとで到着。

車で受付し、そのままｻﾌｧﾘｿﾞ-ﾝに入ります。

最初のｿﾞ-ﾝは、熊、次はﾗｲｵﾝと、猛獣でｲﾝﾊﾟｸﾄを与えています。

ﾗｲｵﾝ、豹、ﾁ-ﾀ-等、肉食系の猛獣ｿﾞ-ﾝが続きます。

次は、象です。

自家用車ではなく、ﾊﾞｽに乗り換えて廻ることも出来ます。

これなら、餌をやる装置が付いているので、動物が近寄ってきて、間近で食べる様子を見ることができます。

動物達も賢いもので、ﾊﾞｽがくると餌目当てに近づいてきます。

私達は猛獣の肉食系ｿﾞ-ﾝより、草食系の動物がすきです。

ｷﾘﾝの赤ちゃんが生まれていました。

ｷﾘﾝの餌場も、高いところにあります。

周辺の樹木の葉を食べているｷﾘﾝもいましたが、本来は草原の中で、食物を得るために首が伸びたという、長い歴史の中で形成された体型なんですね。

車の屋根を舐めているのもいました。

私達の車の屋根も舐めようと近づいてきました。

金属の味しかしないと思いますが、貧血気味なのでしょうか。

道路は2車線ですが、動物優先のため、時々渋滞が発生します。

道路横断は待っていますが、道路を歩くのが前にいると、車が動物の横に付いた時、少し怖いものがあります。

良くｸｲｽﾞでありますが、ｼﾏｳﾏの鬣はこのような模様になっています。

黒いﾄﾗｯｸが苦手な私の前世は、ｻｲに追いかけられていた、ｼﾏｳﾏではないかと思っています。

後半のｿﾞ-ﾝは、鹿や山羊系の動物が、可愛く愛嬌を振りまいています。

気持ちよさそうにお昼寝中の動物も居ます。

見たことのない動物も居ました。

ｻﾌｧﾘ内でも、群れで生活する動物達は一群で生活しています。

群れでいると、小動物でも結構ｽｹ-ﾙ感が大きくなってきます。

子鹿が親の後を付いて、私達の車の前を横切っていきました。

とても愛くるしい子鹿です。

車道側を歩く親鹿です。

子供は車から遠ざけて、守っているのでしょうね。

ｻﾌｧﾘの中を一周すると1時間ちょっと。

順路を廻ると、いつの間にかｻﾌｧﾘｿﾞ-ﾝから出ています。
もう一週という訳にはまいりませんので、駐車場に車を入れ、遅目の昼食に向かいます。

ｵﾑﾗｲｽをﾁｮｲｽの娘です。

奥様は草食系ｶﾚ-。。。

ちなみに息子は肉食系ｶﾚ-と言っていましたが、結局ｶﾂｶﾚ-を食べていました。

私はﾊﾝﾊﾞ-ｸﾞとｴﾋﾞﾌﾗｲのｾｯﾄ。

皆、普通の味付けですが、結構美味しかったです。
街の洋食屋の味ですね。

子供達、お待ちかねの「犬の館」に入場です。

入場料は500円で、混雑しているので30分と言われていましたが、途中で人が減ったので、時間制限が一時解除となりました。

でも、ある程度制限してもらわないと、私達何時間でも、ここに居そうです。

こんなつぶらな瞳で見つめられたら、胸ｷｭﾝです。

まず、2匹いたﾏﾙﾁ-ｽﾞを呼び寄せます。

愛犬とは違うと解っていても、家で馴染んでいた毛触りの感触を確かめています。

奥様は私や子供達に、毎朝愛犬の写真を送っているのですが、みんな見ているようです。

途中で娘はﾊﾟﾋﾟﾖﾝに凄くなつかれていました。

娘の膝の上で、気持ちよさそうに、うっとりとした目をしています。

息子の膝の上にはﾏﾙﾁ-ｽﾞが・・・。

こちらもうっとり、熟睡しています。

再び混雑してきたので、再度時間制限となり、先に入っていた私達もついにﾀｲﾑｱｯﾌﾟの呼び出しとなりました。

ｲﾔ〜1時間ちょっと、癒されましたね。

でもここで呼ばれなかったら、東名高速の渋滞があり、もっと遅くなっていましたね。

8時過ぎに、東京駅でﾚﾝﾀｶ-を返し、肉・肉と騒ぐ子供達と焼き肉を食べ、10時前に、子供達はそれぞれの住処に帰っていきました。

私達は、健康で元気で過ごしてね。と願うばかりです。

本日、これまで。

この旅行記へのコメント （2）

• 前日光さん 2012/06/19 22:51:57

  親子仲良く。。。

  まつじゅんさん、こんばんは。
  
  おっしゃっていた６月の旅、ほのぼのとした家族のひとときが伝わってきました。
  離れていると互いの欠点が浄化され、上澄みだけが浮かび上がってくるということはありますが、まつじゅんファミリーはそれ以上に仲良しなのでしょうね。
  
  お子さんがどちらも東京という点では、我が家も同じです。
  最近、我が家も長女はよく帰ってきます。
  この金曜日〜日曜日（１５日〜１７日）も帰っていましたが、私の方が１５・１６日は宿泊を伴う出張でした。
  実は娘は帰省しても仕事の続きをしています。
  
  下の娘は連絡しても５回に１回ほどしか返事をくれません。
  我が家では、この娘を滅多に姿を見せない「ツチノコ」にたとえていますが、これが我が家の最も気がかりな存在というわけです。
  
  まつじゅんさんも、今後の心配事は子どもたちの結婚ですね。
  奥様はきっとまたあれこれ気を揉まれることでしょう。
  こうして私達は老いていくというわけです。
  
  でも、それもまた。。。
  循環してゆかなければ、後がつかえますからね（笑）
  
  楽しい旅行記、心和むひとときを味わわせていただきました。
  ありがとうございます。
  
  　　前日光
  

  まつじゅんさん からの返信 2012/06/21 19:10:29

  RE: 親子仲良く。。。

  前日光さん、いつもありがとうございます。
  
  どうも私達は箱根と相性が良くないようで、今回も富士山を見ることが出来ませんでした。
  
  アウトレットからは綺麗に富士山が望めると聞いていたのですが、かけらさえも見れませんでした。
  
  旅行に出て、天気はそのときの運次第ですが、やはり活動的になるのは晴天の時が多いですね。
  まぁ今回は、久々に旅館の畳の上でゴロゴロも目的でしたので、良かったかも知れません。
  
  富士サファリ、というよりサファリと名の付くところは、初めてだったので、ワクワクドキドキで見ていました。
  子供達も今の歳でこそ、解る景色があるのかも知れませんね。
  
  何より久々に犬達と触れあって、子供達が嬉しそうだったのが一番です。
  
  14歳の老犬となりましたが、子供達は10年近く、いつも触れていたのですから、別の犬に愛犬の面影を重ね合わせているようでした。
  
  最終日は、ホテルで熟睡して出遅れ、渋田、六本木ヒルズと廻って無事かえってまいりました。
  
  また、子供達の生存確認の為にマイルをためておこうと思う私です。
  
  matujyunn