みやこ浄土ヶ浜遊覧船★爽快な奪いっぷりのウミネコたち

2012/04/30 - 2012/05/04

ＧＷに４泊５日で岩手県を回る旅に出ました。

4/30　盛岡駅　→　小岩井農場　→　久慈グランドホテル

5/1　久慈港　→　久慈琥珀博物館　→　北山崎　→　龍泉洞　→　宮古ステーション古窯

5/2　浄土ヶ浜　・・・

津波被害を受けた浄土ヶ浜ですが、美しい景観は被害前と変わらず！

みやこ浄土ヶ浜遊覧船ではウミネコに魅了され、美しい景色も船内アナウンスも逃しっぱなしでありました。

エリア 宮古(岩手)

ビジネスホテル　宮古ステーション古窯での朝食は６００円。

サラダのみセルフでありました。

自分の好みで偏りがちなバイキング形式に比べ、お膳だとバランスが取れていい感じ♪

コーヒーのサービスもあって、この朝食価格は素敵かも。

宮古ステーション古窯から３０分程で浄土ヶ浜の駐車場に到着。

駐車場から階段を下り、海岸沿いを歩いて遊覧船乗り場に向かいます。

ちょっと距離がありますが、景色と海が美しい！

出航時間に合わせて遊覧船がやって来ました。

係員のおじさんに見送られ、浄土ヶ浜クルージングの始まりです！

出航と同時に販売されるウミネコ用のパンは１００円。

ほとんどの方が購入。

興味本位で一口試食。

海藻が入ったパサパサのパンは、体に良さ気なイメージ＆大昔のパンてこんなものだったかも。。。と思わせる味でありました。

旅行中は風邪で体調がイマイチだったため、ウミネコのエサやりにはさほど興味がなく、遊覧船から美しい景色が堪能出来ればと思っていました。

しかし！

周囲では先ほどのパンをエサに、ウミネコとのふれあいが始まり、とっても楽しそう！

ウミネコとの距離がたいへん近く、こんな貴重な経験を逃すわけにはいかない！

一気にテンションが上がり、さっそくウミネコとのふれあいにチャレンジです！

私のパンも食べてくれるかな？

パンはいいけど、私の指は食べないでね。

こんな事を思いつつ、最初はやや緊張気味でしたがノープロブレム！

ウミネコは上手にパンだけを奪っていきます。

頭上をかすめ、一瞬のうちにパンだけを奪っていくさまは見事であります！

ウミネコの爽快な奪いっぷりにハマり、ローソク岩も夫婦岩も見逃しました！

ウミネコとのふれあい＆美しい岩礁見学が相まり、てんてこ舞いのクルージングであります！

こちらは津波被害の大きかった蛸の浜町であります。

堤防や道が破壊されており、津波の威力が伺えます。

空を見上げると、羽を伸ばした白いウミネコのシルエットは、平和の象徴・鳩を連想させる美しさ。

船内アナウンスでは、ウミネコとカモメの違いについての説明があったようですが、すっかり聞き逃してしまいました。

いちばん上の子は、風と翼を利用して、飛びながらも一時停止中。

乗船したお客が差し出すウミネコパンを待っております。

慣れたもんであります。

ウミネコが飛び交う光景にも少し慣れ、ようやく船内アナウンスが耳に入る余裕が出てきました。

こちらは潮吹穴。

波と風が強いほど、潮の吹き出しが高いそうな。

逆に波が穏やかだと、潮を吹かない事もあるそうです。

見れて良かった！

潮吹穴ズーム！

吹き出しが弱くて湯気みたいだ。

ちょっと吹き出した♪

結局、最大吹き出しとはカメラのタイミングが合わず、無常にも潮吹穴から遠ざかるのであった！

ウミネコの繁殖地・姉ヶ崎に近づいてきました。

繁殖地だけあって、ウミネコの数は半端ない！

海面では、ウミネコの群れが渦のようになっていました。

エサでも見つけたのかな。

姉ヶ崎は、遊覧船のＵターンポイントでもあります。

ウミネコも遊覧船の後を追います。

ウミネコを初めて観察してみたけど、とっても翼が長いのね。

下を見ながら飛行中。

エサを伺っているのが良く分かる。

「むっ」

エサを見つけたようであります。

遊覧船も後半になると、ウミネコパンをほとんどの方が使い果たしております。

再び急降下！

遊覧船、最後の見どころは日出島。

美しい地層は宮古層と呼ばれ、約１億年前の白亜紀のものらしい。

ウミネコパンを求めてウミネコたちが追いかけてきます。

約４０分のクルーズも残り僅かとなりました。

さすがにウミネコパンを持っている人はもう居ません。

船着場に近づくにつれ、追いかけてくるウミネコも少なくなってきました。

のんびりと景色を楽しむつもりが、ウミネコたちに夢中で見過ごしてばかりでありました。

絶景＆ウミネコのえさやりが堪能できる、忙しくも楽しいみやこ浄土ヶ浜遊覧船でありました。