2011/10/17 - 2011/10/28
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yamada423さん
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Samedanで乗り換えてアルブラ線に入ると、しばらくして沿線屈指の名所Predaの高架橋と曲線トンネルに差し掛かる、アルブラ線の普通列車
2011.10.20 16:41
先に公開した「2011ヨーロッパ鉄道の旅12日間/概要」http://4travel.jp/traveler/810766/album/10617323/に続いて個別の都市ごとの旅日記に基づいた写真旅行記の連載を進めます。
第7回は今回の鉄道の旅のハイライトであるスイスの世界遺産 アルブラ・ベルニナ鉄道です。
2011.10.20
ティラーノ駅は到着したイタリア国鉄の駅と、ベルニナ鉄道の起点のティラーノ駅とは20mしか離れていない。 ランチの前に本日の宿泊地クールまでの切符を買い時刻表をプリントしてもらった。
人気のベルニナ急行Bernina Expressではなく、景色の撮影に好都合の鈍行(普通)列車を選んだ。急行より10ユーロ安い48ユーロ。
撮影のために窓が開けられるのも好都合だ。急行は不可。
ティラーノ駅はイタリアにあるのでユーロでOK。
イタリア北部のスイス国境の街ティラーノを出発したベルニナ鉄道(正確にはレーティッシュ鉄道ベルニナ線)の赤い列車は何度もループを描きながらベルニナ山4049mの中腹の標高2253mの最高地点 Ospizio Berninaを目指す。この地点にある湖はすでに雪に覆われ、白緑(ビャクロク)の水面が草津白根山のお釜の色を思わせる神秘的な美しさだ。
標高が高いところでは、黄葉したカラマツが白く雪化粧をして秋の終わりを告げ、アルプスの山々はどこも白く雪を戴き、まもなく冬が近いことを知らせる。
列車は直線に走ることがほとんどないため、窓から前後の車両が右に左にとカーブするのがよく見えて風景にとけこんだ赤い列車の撮影には好都合だ。
サンモリッツに近いPontresinoとSamdenで乗り換え、アルブラ線に入ると、しばらくして沿線屈指の名所Predaの高架橋と曲線トンネルに差し掛かる。一瞬に通過してしまったので思うような写真は撮れなかった。(表紙写真)
クールまでの車窓はこれぞスイスといった景色の連続で、見ているだけでも飽きることがない。
車窓から見下ろす山の上に建つ教会の白い塔が夕日に染まり、一日がかりでイタリアからやってきた旅人をあたたかく迎えてくれるようで、心温まる。
クール駅には定刻の18:03ちょうどに到着した。スイスで最も古い町といわれるが、この地域の中心都市で駅も街並みも立派だ。
駅のコインロッカーにキャスターケースを預け、カメラバッグ一つでホテルに向かった。
ホテルは駅から10分ほどのAmbiente Hotel Freieck 。
部屋は暖かい色使いで、この旅行では初めてのバスタブもあり、ゆっくり休めそうだ。
早朝(夜明け前)にヴェネチアのホテルを発って、すでに12時間以上が経っている。
2011年10月20日(木Thu)の列車運行記録
Venetia7:00 EC9704→Verona8:07→Brescia8:43→Milano9:30 Eurostar City32.5ユーロ(ネット)
Milano10:35R2556→Lecco11:10→Bellano11:35→Colico12:01→Sondrio12:23→Tirano12:50 10.75ユーロ(ネット) 以上はイタリア国鉄TRENITALIA
Tirano13:40 R1656→Pontresino15:50/16:02 R1956→Samden16:08/16:17 RE1156→Tiefencastel→Chur18:03 48ユーロ(現地購入)以上はスイスのレーチッシュ鉄道Rhaetian Railway
出発時刻の次の記号・番号は列車番号で時刻表による。
時刻は時刻表ではなく実際の時刻です。
なおPontresino→Samden→Tiefencastel→Churの区間は氷河急行(グラーシャー・エクスプレスGlacier Express)との共通区間です。
世界で一番遅い急行列車The slowest express train in the worldと自慢げに言われています。
Glacier Expressを氷河特急と誤訳したのは誰でしょうね。
撮影 CANON EOS40D EF-S 17/85 ,EF-S 55/250
参考資料
Rhaetian Railway"Great railway experiences in the ibex country" Summer 2011
BARTHOLOMEW "ROAD ATLAS EUROPE"
<今夜の宿泊地クールChurについて>
約5000年の歴史を誇りスイス最古の町ともいわれるグラウビュンデン州の州都。ケルトの集落からローマに統治され、その後は司教領として栄えてきました。今でもカテドラル(大聖堂)を中心として豊かな文化遺産や史跡が数多く点在しています。中世の町並みをそのまま残す旧市街は城壁に囲まれた自動車の入れない歩行者天国。5~10月の毎土曜日には周辺の山々から特産品を持ち寄って素朴な市場が開かれます。若者が集まるトレンディスポットも多いクールは、約500軒の個性的な店舗のあるスイス屈指のショッピング天国です。また数々のポストバス路線や氷河特急、ベルニナ特急など絶景自慢の鉄道路線の発着点としても有名。多くの人が周辺の小さな村やマウンテンリゾートへのエクスカーションを楽しんでいます。
http://www.myswiss.jp/jp.cfm/area/offer-Destinations-01Graubuenden-206927.html
旅行記2011①~⑥は前記の概要編http://4travel.jp/traveler/810766/album/10617323/にURLの記載があります。
■参考情報 2020.1.20
スイス鉄道(スイス国鉄:SBB) チケット予約をわかりやすく解説
https://urtrip.jp/swiss_train_ticket/
スイス国鉄(SBB)のチケットを日本から安くオンライン予約・購入する方法、スイス現地での電車の乗り方をわかりやすく解説します。
スイス国鉄には早割チケット「スーパーセーバーチケット」(Supersaver ticket)があり、運賃が最大50%OFFになります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
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-
イチオシ
2011.10.20(木Thurs)
レーティッシュ鉄道ティラーノ駅の世界遺産表示 13:01
UNESCO WORLD HELITAGE
Rhaetian Railway
In the Albura/Bernina Landscapes
Stazione di Tirano
レーティッシュ鉄道の標記は上からドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語、英語であるが、駅名はティラーノがあるイタリア語。
ロマンシュ語(Rumantsch)は、インド・ヨーロッパ語系統のロマンス語派に属するレト・ ロマンス語群に属する言語。スイス連邦において、ドイツ語(アレマン語)、フランス語、 イタリア語(ロンバルド語・ティチーノ語)とならび、第4の国語として認められている。
ティラーノ駅の標高は海抜429m -
駅の窓口でプリントしてもらった列車の乗り換え時刻表
上 ティラーノTiranoからクールChur 4時間23分
下 クールChurからフッセンFussen 4時間37分(乗り換えできず1時間遅れた)
これらは列車の一人旅の必需品です。運行記録にもなります。
書き込みは駅の標高や時刻変更などです。 -
この車両はイタリア語でFerrovia retica 13:36
ロゴはドイツ語がベースでRhB -
この列車はスイス南東部の有名な保養地サンモリッツSt.Moritz行き13:40発
13:36
電光掲示板によるとPoschiavo,Pontresinaを通ります。
宿泊地としてクールではなくサンモリッツの案もありましたが、ホテルが高いのでやめました。ただ乗り継ぎの中継地なので、クールに割り切ってクールに宿泊したのです。 -
列車の窓下の小テーブルに印刷された路線図 13:42
通過する駅の標識と見比べて、今どこを走っているかが一目でわかりとても便利です。 -
発車してまもなく車掌が検札に来ました。13:44
赤い制服は車両の色に合わせたのでしょうか。
車掌は普通は制帽を被っているのに、無帽とはいささか無謀ではないかな。 -
Campocologno is a station on the Bernina Railway line. Hourly services operate on this line.
ベルニナ鉄道運行指令所でしょうか。 -
イチオシ
ティラーノTiranoを出発しループ(曲線路)にさしかかるベルニナ線の普通列車 13:57
Bernina Train climing a steep rail of Brusio Circular Viaduct
外は寒いので撮影時のみ窓を開けた。
ガラス越しでは色が変わってしまい、写真家にとっては致命傷だ。 -
ループ石造高架橋の下では牛がのんびりと・・・。13:57
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線路は曲線と勾配の連続なので、前後の車両がよく見えます。
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山の斜面にやっとのことで線路を敷いたのがよく分かります。
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線路が直線ではないため乗った列車の撮影には好都合です。の
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アルプスがしだいに迫ってきます。13:58
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イチオシ
スイス東部の鉄道会社3社が車両の色を赤に統一したそうです。
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Brusio駅
この手前のループが名所Brusio Circular Viaduct(石造高架橋) -
横から見ると10%ぐらいの勾配です。14:00
丸太を満載した貨車を連結しています。
客車と貨車の連結は初めて見ました。
日本で運行しようとしても国土交通省に「客貨は却下!」されてしまうのかな。 -
この列車は「サンモリッツとティラーノ間を走るベルニナ線」ですと書かれた電気機関車(青灰色)に牽引されています。
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のどかな牧草地帯を走る。
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山あいの村の民家(手前)の屋根は石葺き(イシブキ)です。
送電線がクモの糸ように光っている。 -
ドライブも楽しいだろうなー 14:04
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イチオシ
お茶目な女の子は人見知りしませんが、
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男の子はそうでもありません。
「パパ ボク 外人は苦手なの」
そういえば、私は外人ですね。
私は学生時代にフランスの学生との交流(複数大学相互訪問・工業視察団)があったためか、外人に対するコンプレックスみたいなのはありません。人見知りしないので一人旅でも対人関係で苦労はしませんね。言い方を替えれば「鈍感力に長(タ)けているだけ」
若い方には語学を身につけての一人旅を奨めます。
「自分に対する投資として、英語(会話も含む)と一人旅ほど価値のあるものはない」。
私の経験に基づく信念です。 -
この標識、何でしょうか。14:13
トラックが走るから急いで横断しましょう?? -
Cantonieraの文字があったので撮りましたが駅名か地名か分かりません。
もしかして無人駅かも。 RhBのロゴはあるのでレーティッシュ鉄道の施設には違いありません。 -
イチオシ
川幅がかなり広いので春から夏にかけての雪解け水が大量に流れるのでしょう。
この川はコモ湖に流れ込んでいます。 -
スイスのチーズの元(牛乳)になる牛はあちらこちらで見られます。
品種は「赤毛瑞西牛」でしょうか。 -
美しさと自然の厳しさの両面が感じられるアルプスの風景。14:18
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Poschiavo駅 日時計のようです。14:20
標高は海抜1014m -
この車両の表記はロマンシュ語でViafier retica(レーティッシュ鉄道)
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Poschiavo駅の窓の花飾りが可愛いです。14:23
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牽引車
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沿線のどの村にも教会の塔は必ず見られます。
しばらくは車窓を眺めましょう。
このサイトはスライドショーができないので不便ですね。
そのぶんゆっくりご覧ください。 -
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イチオシ
あまりに美しい風景で言葉もありません。
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12月中旬の今頃は真っ白でしょう。
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わずかに黄葉が始まっています。14:32
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10月下旬ですがアルプスは既に雪を頂いています。
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イチオシ
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14:34
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14:39スイスの秋の風景。
遠くにうっすら白いアルプスと青い湖を望む典型的なスイスの秋の風景。
間もなく黄葉でしょうか。
しばらくここで停車していて欲しいですね。 -
カーブしたトンネルに入ります。
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Cavaglia駅は山小屋風です。14:46
飛騨高山のように雪深く、屋根の雪が自然に落ちるように屋根の勾配が急なのでしょう。
私のように写真撮影が半分以上の目的の旅行者には、このような写真が撮れる各駅停車の普通列車が最適です。
料金も安く、撮影時に窓が開けられるのも好都合です。
急行とて「世界一速度が遅い急行列車」を標榜しているので所要時間が大きく異なるわけではなく、食堂車や立派なシート、ガラス天井などが特徴でしょう。詳しくは乗車経験がないのでわかりません。 -
カラマツも黄葉を始めたばかりです。
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stazione d'incrocioの意味は正確にはわかりませんが、Stablini駅は路線図に載っていないので列車が交換する(すれ違う)駅かも知れません。14:54
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標高が高くなり、平地も雪が積っています。
平地といっても2000m以上です。 -
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あたり一面に雪に覆われています。15:07
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イチオシ
白緑(ビャクロク)の水の色が印象的です。15:08
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ベルニナ線の最高地点Ospizio Bernina 海抜2253m
15:10
ベルニナ山Piz Berninaの標高は4049m
富士山五合目駐車場 2305m -
黄色い案内板はトレッキングの行き先案内と所要時間です。15:11
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Ospizio Bernina 駅 15:12
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15:13
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Bernina Lagalb駅 15:20
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このあたりではカラマルはすっかり黄葉しています。15:22
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スイス東部の路線図を印刷したテーブル
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イチオシ
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日陰はいっそう寒そうに感じます。15:34
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一回目の乗換駅Pontresinaに15:50到着
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Pontresina駅 15:53
標高は1774m -
レーティッシュ鉄道は軌道幅が1000ミリのナローゲージ。
参考サイト
http://member.cyberstation.ne.jp/mmb/MBWTRAIN/JR30227021488/glacierexpress.htm
http://www.geocities.jp/tabinosyasoukara/glacierexpress1.html -
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乗り継ぎ時間が10分あるので駅の裏側にまわって見ました。
15:54 -
この列車はScuol-Tarasp行きです。(北東約2時間)15:55
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Pontresina発16:02 16:03
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二回目の乗換駅Samedan 16:10
Filisur,Thusis,Reichenau-Tamins経由Chur行きに乗ります。
まだあと2時間かかります。 -
Samedan駅のホームにいたお姉さんはAKGのヘッドフォンつけています。
AKG
http://www.harman-japan.co.jp/akg/hifiphone/ -
自転車置場を備えた車両のマーク。
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SAMEDAN駅の標高は1705m。 16:16
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車内はこんな雰囲気です。
シーズン・オフなのでガラガラです。16:18 -
針葉樹林帯 モノクロ写真ではありません。16:33
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工事中の道路の上を左右に走る線路がループしてこの高さまで登ってきます。
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イチオシ
石造の高架橋にさしかかっています。16:41
Samedanで乗り換えてアルブラ線に入ると、しばらくして沿線屈指の名所Predaの高架橋と曲線トンネルに差し掛かる。
表紙の写真の元画像です。 -
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スイス国旗が見えます。 16:45
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この列車は山の絵が描かれた電気機関車に牽引されています。16:46
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Bergun/Bravuogun 16:48
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後ろの席の女子4人組はスペインのカタルーニャ出身の友達同士で、二人はスイス在住、二人はカタルーニャからバカンスでスイスに来たのだそうで、この犬を連れていました。
16:52
スペイン人らしく陽気で気さくな人達でしたが写すのを忘れていました。
駅には改札口が無いので犬を連れて乗っても何も言われないみたいです。 -
秋色に染まった木々が街を包んでいます。
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ダボス会議で知られるスキー・リゾートDavos方面への分岐点Filisur 17:00
経済に関心ある方は毎年一月下旬に開かれるダボス会議をご存知でしょう。
世界経済フォーラム"World Economic Forum"は、ジュネーヴに本部を置く非営利財団である。スイスのダボスで開催される年次総会が特によく知られており、選ばれた知識人やジャーナリスト、トップ経営者や国際的な政治指導者が一堂に会し、健康や環境等を含めた世界が直面する重大な問題について議論する場となっている。 -
石造の高架橋はあちらこちらで見かけます。
Filisur を過ぎて2分後なので、之がおそらく有名なランドヴァッサー石造橋Landwasser Viaductと思います。
実際に橋を渡ったときには気づきませんでした。
山の斜面、トンネル、高架橋を組み合わせたのがアルブラ・ベルニナ線で平地の部分はわずかしかありません。
この付近のTiefencastel近郊で2014.8.13に列車の脱線・滑落事故がありニュースが流れました。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140814/erp14081407270003-n1.htm
大雨が続いた直後の急斜面の土砂崩れに列車が乗り上げたか、列車が土石流の直撃を受けたようです。先頭の機関車が残っているので後者が原因かもしれません。 -
まもなく山の端(ハ)に入り日が・・・。
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車窓から見下ろす山の上に建つ教会の白い塔が夕日に染まり、一日がかりでイタリアからやってきた旅人をあたたかく迎えてくれるようで、心温まる。
クール駅には定刻の18:03ちょうどに到着した。スイスで最も古い町といわれるが、この地域の中心都市で駅も街並みも立派だ。
駅のコインロッカー(7スイスフラン)にキャスターケースを預け、カメラバッグ一つでホテルに向かった。 -
ホテルは駅から10分ほどのAmbiente Hotel Freieck 。
部屋は暖かい色使いで、ゆっくり休めそうだ。
早朝にヴェネチアのホテルを発って、すでに12時間以上が経っている。
直行便で東京からヨーロッパ飛行時間相当。しかし飛行では味わえない数々の体験ができました。 -
この旅行では初めてのバスタブもあり、からだが温まりそうだ。
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Ambiente Hotel Freieck は1泊朝食付きで90スイスフラン(¥7798)
物価が高いスイスでも、観光地ではない地方都市のホテルは高いと感じません。
有名な高級保養地であるサンモリッツでの中継泊は当初から考えませんでした。 -
素敵なデザインの椅子がありました。
ホテルでこのような椅子を見るのは初めてでした。 -
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ホテルの屋根はスレート瓦のようです。
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ホテルのフロントのマダム
大型ホテルの機能的・事務的なフロントとは異なり、一人旅のシニアには心温まる対応がありがたいです。
カウンターの右端にあるのはクレジットカード決済機で、スロットにICチップ付きのカードを差し込んで4桁の暗証番号を入力して、緑のボタンを押して認証されれば完了です。 -
レーティッシュ鉄道Rhaetian Railwayのガイドブック(A4 40頁)の表紙
駅に備え付けの無料の資料です。 -
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■アルブラ線 Albula Line <トゥージス=サン・モリッツ>
1898年に着工し、1904年に開通したアルブラ線。作業員の前に次々と立ちはだかったアルプスの難所を、数々の石橋やトンネル、カーブをつくりあげることで、ひとつひとつ克服していきました。高さ65mの印象的なランドヴァッサー橋、ベルギューンからのプレダまでの約400mの高度差を調整する5つのループトンネル、ライン川とドナウ川の分水嶺でもあるアルブラ峠を越える長さ5866 mのアルブラトンネルなど、まさに鉄道技術の傑作といわれています。まるでアトラクションのような鉄道に乗って、美しい自然の中に素朴な村々が点在するアルブラ谷の情景を車窓から存分にお楽しみください。 -
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■ベルニナ線 Bernina Line<サン・モリッツ=ティラーノ>
1910年に開通したベルニナ鉄道(現・レーティッシュ鉄道ベルニナ線)は、歯車を使ったラック式鉄道ではなく、一般的なレールを使った鉄道でアルプス最高地点を走る鉄道として、すぐにその技術が大きな話題となり、後につくられるさまざまな鉄道計画のモデルになったといわれています。万年雪を冠った4000m級のベルニナ山群の名峰や氷河が輝くアルプスの世界から、葡萄畑や栗林に囲まれた素朴な谷を越え、イタリアまでの縦断ルート。2253mから429mまで高低差を結ぶ絶景の連続です。 -
-
レーティッシュ鉄道路線図
全長384Km -
前の路線図の内、クールから氷河急行GLACIER EXPRESSの部分を拡大したものです。
-
主要区間の料金表
Half-fare cardという割引カードがあるようです。
ちなみにベルニナ急行のChur-Tirano間の2nd classは1/1(割引なし)で58スイスフラン。
私は急行ではなく普通列車ノ切符を48ユーロで買いました。 -
ガイドブックの裏表紙
スイスの世界遺産 アルブラ・ベルニナ鉄道の旅いかがでしたか。 -
TIRANOティラーノから CHURクールまでのスイス鉄道(レーティッシュ鉄道)の当日券
VALEVOLE:20.10.2011(発売日 2011年10月20日)
スイスの駅には基本的に刻印機はありません(回数券用はあります)
車内での検札印が2回押印されています。
ティラーノの駅で窓が開く普通列車で最も早く出発する列車を選んで買いました。
58CHFスイスフラン -
スイスのクールからドイツのフッセンまでのチケット
これにも2回の検札印が押されています。
イタリア、フランス、ドイツなどの国鉄とほぼ同じサイズのチケットです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- もぐらんさん 2015/08/16 16:44:42
- アルブラ・ベルニナ線の旅、最高ですね。
- yamada423さん、改めましてこんにちは。
先日はレーティッシュ鉄道の旅のご紹介、ありがとうございました!
昨日帰国しましたが、レーティッシュ鉄道の旅も大満喫出来ました。
やはり、パノラマ窓のベルリナ急行より、窓が開いたり、窓の無い列車が
断然オススメですね。
スイスの旅も日数が全然足りず、また訪問したいと考えていますが、
yamada423さんの旅行記も眺めながら旅の計画を立てたいと考えています。
また機会がありましたらよろしくお願いします。
- yamada423さん からの返信 2015/08/16 20:22:19
- 祝達成:アルブラ・ベルニナ線の旅
- もぐらさん こんばんは
ご丁寧に帰国報告ありがとうございます。
スイスの鉄道の旅を十分楽しまれたそうでよかったですね。
私も通過しただけで途中下車やトレッキングなども体験していないので機会があればまた行ってみたいです。
若くはないので実現の見通しは???です(笑い)
yamada423
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