2011/11/11 - 2011/11/11
62位(同エリア239件中)
ゆうこママさん
- ゆうこママさんTOP
- 旅行記332冊
- クチコミ23件
- Q&A回答4件
- 647,417アクセス
- フォロワー34人
アイラブ仏像めぐりは、ひさしぶりの近江。
「近江の御仏 伊勢廻寺と名宝への誘い」というA社のツアーに参加してきた。
きっかけは、ある新聞の文化欄の囲み記事。
【国の重要文化財や国宝を所有する人や団体でつくる滋賀県文化財保護連盟は、文化財の修理現場を公開している寺院を巡るツアー事業に乗り出す。
檜皮ぶき屋根のふきかえなどの職人技を見てもらい、文化財への関心を高めてもらう狙い。旅行会社とタイアップし10月にも、県内3つの寺を巡るツアーを始める。
本年度から文化財の修理現場を観光資源として活用する事業を進めている県の補助金を受けて進める。文化財保護連盟と行政が連携し、修理中の文化財にスポットを当てたツアーを企画するのは全国で初… 】というもの。
新聞記事にはツアー名など具体的には記載されていなかったが、ネット検索でツアーが見つかった。
それが、今回参加した「近江の御仏 伊勢廻寺と名宝への誘い」。
実は「近江の名宝と国宝石山寺多宝塔」というツアーも同時に申し込んだのだが、催行最少人数が集まらず中止に。ク〜ッ、残念!
こういうのに行こうってヒトは、やっぱ少数派なのね・・・。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
今、滋賀では「神仏います近江」を共通テーマに、滋賀県立近代美術館・大津市歴史博物館・MIHO MUSEUMの3館で、近江に残る仏教・神道美術の名品を集めた過去最大規模の展覧会が行われています。
今回参加したツアーには、このなかのMIHO MUSEUM(ミホミュージアム)の参観が含まれています。 -
というわけで、最初の訪問先は、ミホミュージアム。訪れるのは3度目。
何度訪れても気持ちの良い美術館です。
ツアーバスを降りたエントランスから美術館棟までは、500メートルほど。雨が降っているため、電気自動車(10人乗り)に乗っていきました。 -
「近江の御仏 伊勢廻寺と名宝への誘い」ツアーのメンバーは、総勢17人。ほとんどが女性で、平均年齢は70歳前後といったところ。
こんな地味なツアーに参加するのは、おばばさまばかりということでしょか。 -
ミホミュージアム。深い森のなかに埋まるようにあります。
紅葉の始まった信楽地方。
あいにくの雨模様で少し残念です。 -
ミホミュージアム、ロビーです。
高い天井、全面をガラスが覆い開放的なようでいて、寺院のお堂の内部にいるような落ち着いた雰囲気。 -
ミホミュージアム。
この松は、美術館建設にあわせて移植したものだそうです。
襖絵に見立てているのでしょうか。
雨に霞む背景の山並みが、薄墨を刷いたようでいいですね。 -
ミホミュージアム。
常設展は後にして、まずは、こちらから。
「天台仏教への道 −永遠の釈迦を求めて−」 -
ミホミュージアム。
館内の写真撮影は不可なので、ちらしや館外で撮った写真を見ながら、気になったものをだけコメントを残すことにします。
展示目録は⇒
http://miho.jp/japanese/collect/archives/2011/aulist.htm -
善勝寺の千手観音立像(ちらし表面写真左)は、今回の展覧会において仏像部門の主役のようです。
頬から顎にかけてのラインは今ひとつすっきりしないのですが、全体のバランスや頭上面の細やかさ、そして何より脇手の美しさといったら。1本1本の指のしなやかなことこの上なく、指先からやさしさが溢れています。 -
長浜の神照寺の透彫華籠(ちらし表面写真の中央背景のまるい籠)は、何度見てもその繊細さにため息が出ます。
重要文化財指定の持国天立像は、パーフェクトボディに静かな憤怒のお顔。一方、足下の邪鬼は元気一杯。ミホミュージアム所蔵となっていますが、元々はどこの仏像なんでしょ。 -
百済寺の弥勒菩薩半跏像(ちらし裏面写真下段左)は、白鳳時代のものと思われる小金銅仏で秘仏につき普段の拝観は叶わないものらしい。可愛い。
極楽寺の観音菩薩立像も小さな銅の仏像。控えめに小さく右手を「ハ〜イ」。私もハ〜イとそっと返します。
報恩寺の観音菩薩立像(ちらし表面写真右)も可愛い。
小さなもの好きの私ごのみの仏像が、何体か並びます。 -
甲賀市の大日寺の薬師如来坐像。私のタイプではでないが、ものすごい存在感。
平安時代となっていますが、もっと古そうなテイスト。
このお顔、どこかで見たような・・・誰だっけ。
長浜市の舎那院の薬師如来坐像も印象的。
張りのあるお肌と無駄な肉のないスリムな身体。
左手に持つ薬壷の小さいこと。ん万円もする超高級美容クリームが入っていそうな小ささ。これを毎夜塗ってその美貌を保っているのね。 -
洞照寺の阿弥陀如来坐像は、整ったお顔立ちです。光背もきれい。聞いたことのないお寺なので調べてみたら、朽木にあるようです。
-
仏像ファンにとって近江は、奈良、京都と並ぶ古仏美仏の聖地です。
大好きな近江ですが、仏像を訪ねて行くには、大きな壁がいくつも。
第1に、公共交通機関で出かけにくい。タクシーを使って走り回る財力のない私は、あきらめるしかない。
第2に、多くの寺院が観光寺院ではなく無住かそれに近いもの。どうやって拝観を頼んでいいものやら、そもそも拝観可能なのかさえ分からないのです。
第3に、国宝や重要文化財は、博物館、美術館、資料館に寄託されていることが多いようですが、今どこにお住まいなのか、その情報がよく分からないのです。
滋賀県の文化財保護とか観光関係者様、そんな情報の一元管理と公開をお願いできないものでしょうか。 -
特別展を見た後、3度目の常設展はさらっと観て、もう一度特別展へ。
2時間の観覧時間がとってあるので、ゆっくり観ることができました。 -
昼食は、信楽の魚仙さん。
バスツアーの食事は味気ないというイメージ一新。
とっても美味しかったです。
テーブルを同席した女性2人づれによると、A社のツアーは、他社に比べ少ない催行定員できちんと美味しいものをいただき、スケジュールとバス車内のゆったりさがウリなんだとか。
そういえば、大型バスなのに定員は18人だったわ。
2人掛けシートに1人ずつ配席でラクチン。 -
お店のしつらえは、六古窯の信楽ならでは。
-
お食事は和室に椅子、テーブルで。
-
お料理の器は皆、信楽焼。
-
人参みたいに見える赤い干ウニ。初めていただきました。
-
お料理はタイミングよく出されます。お味も量も丁度いい。
といったわけで、鍋ものや焼き物、デザートなどの写真を撮るのを忘れました。 -
信楽焼きは、見た目よりも軽くて扱いやすいです。
-
玄関戸口に貼りつけてあった元三大師のお札。
さすが比叡山文化圏です。
こんなところにも近江を感じます。 -
鯖寿司が名物のようです。お土産に販売もしていました。
-
昼食を終えると、甲賀市の伊勢廻寺(いせばじ)へ向かいます。
見たことも聞いたこともないお寺です。
さあ、どんなお寺なんでしょう。
期待が膨らみます。 -
旅行社によるツアー解説では、次のようになっています。
【伊勢廻寺では、通常非公開本尊十一面観音像と不動明王を文化財専門家による説明と、(財)美術院国宝修理所仏師による修理模擬実演をご覧いただきます。十一面観音像は像高148cm、大きく波打つ着衣の表現が独特です。】 -
滋賀県のHPで次のようなものを見つけました。
【重文木造十一面観音立像及両脇侍立像再生活用事業事業概要】
1.事業の概要
(1)事業名重文木造十一面観音立像及両脇侍立像再生活用事業
(2)事業主 伊勢廻寺
(3)所在地 甲賀市甲南町野川
(4)再生事業方針 木造十一面観音立像及両脇侍立像3躯のうち、木造毘沙門天立像1躯は彩色の剥落、虫食い穴の損傷が進行し、台座は矧ぎ目が緩んで不安定な状態であることから、本体の剥落止めや台座の解体修理等の再生事業を実施する。
(5)活用事業内容 京都市内の美術院で毘沙門天立像の修理を行っていることから、仏師による修理技術の実演と文化財専門職員が現地に残る十一面観音立像・不動明王立像について解説を行う見学会を実施する。
また、再生活用事業の内容を説明するチラシを作成し、配布する。
(6)事業運営再生事業は、所有者が財団法人美術院に委託して実施する。活用事業は、所有者が自ら行う。 -
という訳で、普段は国宝や重文の仏像修理をされている美術院の仏師さんが、仏像修理の様子を教えてくださいます。
-
虫食い穴の補修の実演も。
-
漆に小麦粉を混ぜたものを洋菓子作りの絞り出しの要領で埋めていきます。
誰かが「小麦粉を混ぜたらかえって虫が食っちゃいませんか?」と質問。「漆と混ぜると虫は食べないですね。小麦粉は薄力粉が良いです。」と、仏師さん。皆さん爆笑です。 -
漆と木屑や小麦粉を混ぜて練る道具。
-
ノミ。
道具は仏師さんそれぞれが自分専用のものをもち、刃の部分以外はすべて自分で作るのだそうです。 -
手斧(ちょうな)と槍鉋(やりがんな)。
初めて実物を目にしました。
これらの道具によって、唐招提寺や薬師寺などの古代寺院の美しい柱が形作られているのだと思うと、それだけで感動してしまいます。 -
割った木材を手斧(ちょうな)できれいに整え、槍鉋をかけて仕上げるそうです。
仏師さんが、手にとって木に向かう様子を見せてくださいました。
おお、カッコイイ。
そのときの私の目はハートになっていたと思います。 -
伊勢廻寺。
小さなお堂の中の仏像は、毘沙門天立像、十一面観音立像、不動明王立像の三人。
観音を本尊に毘沙門、不動を脇侍に置く三尊形式は近江地方に特有のもので、比叡山横川の影響を受けているのだそうです。 -
伊勢廻寺。
前出の滋賀県の資料の続きです。
【重文木造十一面観音立像及両脇侍立像再生活用事業事業概要】
2.文化財の概要
(1)名称 重要文化財 木造十一面観音立像及両脇侍立像3躯
(2)制作年代 鎌倉〜南北朝時代
(3)指定年月日 明治45年2月8日
(4)沿革等 伊勢廻寺の創建については不明な点が多く、伝承によるともとは観音寺と称したという。
本尊の十一面観音像は、伊勢国鈴鹿郡の鶏足山野登寺(やとうじ)の本尊十一面観音像の分身ともいわれる。本尊に向って右側に不動明王像、左側に毘沙門天像が安置される。
十一面観音像は桧(ひのき)の寄木造で表面は素地(きじ)とする。
宝冠(ほうかん)を頭にのせ、条帛(じょうはく)、裳、天衣(てんね)を身にまとう。右手で念珠を巻きつけた錫杖(しゃくじょう)、左手で水瓶(すいびょう)を持つ姿は、長谷寺の本尊に倣う(長谷寺式十一面観音)。不動明王像、毘沙門天像ともに桧の寄木造で表面に彩色を施す。中尊に比べ、量感のある堂々たる体躯が特徴である。
制作年代を示すものはないが、様式から鎌倉時代後期から南北朝時代に造像されたと考えられる。 -
伊勢廻寺。
予定時間をオーバーしてたっぷりといろいろなお話を伺えました。
ツアーメンバー17人は、皆大満足の様子。 -
伊勢廻寺。
毘沙門は美術院で修理中のため拝観は叶いませんでしたが、十一面さまと不動さまをすぐお近くで拝観。
十一面さま、カッコイイ。
正面よりも斜め前からが良いです。
ハンサム、理知的、誠実、センスがよい、清潔、などの言葉が浮かぶ正統派美男子。 -
伊勢廻寺。
仏師さんは、修理のほかにも、観心寺の如意輪観音や興福寺阿修羅像の模刻にも携わったことがあるそうです。
優しく穏やかな語り口の壮年の男性でしたが、仏を彫り出す奇跡の手を持っているのだと思うと、胸キュウン。
仏師さんもカッコイイ。 -
伊勢廻寺。
憧れの仏師さんのお話を間近に聞き、修理の様子を生の声でお聞きすることができ、こんなにもワクワクすることはありません。 -
続いて、本日3箇所目で最後の訪問先、油日神社へ。
-
油日神社、2009年に訪れ、2度目の拝観。
-
周辺の家も文化財といってもよい趣。
近江普請の大きな民家です。
先祖は、甲賀の忍者か豪族か。 -
油日神社。
まずは、境内で宮司さんのお話を伺います。 -
油日神社
-
油日神社
拝殿。
参拝の後、拝殿後方の本殿域内に特別に入れていただきました。 -
油日神社
楼門から続く回廊 -
油日神社
回廊 -
油日神社
楼門。
楼門・回廊・拝殿・本殿、いずれも室町時代のもので、重要文化財。
映画版「大奥」のロケ地になったそう。
来年の大河ドラマ「平清盛」のロケも行われるらしいです。 -
油日神社
檜皮葺の屋根のまろやかな反り、美しい。
平成9年に葺き替えられたという屋根は、適度に新しく適度に古い。 -
油日神社脇のお寺の鐘楼。
-
油日神社は、製油業界の信仰厚く
-
油日神社。
製油各社の献灯が並びます。 -
油日神社
釣り灯篭。 -
帰路の新名神車窓から。
確かに、神仏います、近江には。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (6)
-
- のーとくんさん 2011/11/14 06:42:12
- なんと刺激的な!
- ゆうこママさん
おはようございます。
なんと刺激的な旅行記でしょうか。
ずっと行ってみたいと思っていた、MIHO MUSEUM。
この旅行記ではじめて知った、伊勢廻寺と油日神社の良さ。
そして、すばらしい仏像との出会い。
そしてそして、なんといっても仏師との語らい。
昼食もおいしそう。
こんなツアーが有るなんて。
なんと、すばらしい一日をすごされたのでしょう。
のーとくん
- ゆうこママさん からの返信 2011/11/14 19:07:24
- RE: なんと刺激的な!
- こんばんは、ようこそお越しくださいました。
>
> なんと刺激的な旅行記でしょうか。
⇒「地味」ではなく「刺激的」との形容に感謝します。
仰るとおり、旅行社のツアーの常識を覆す刺激的なツアー。
仏師さんや宮司さんのお話に加え、それぞれの場所で解説をしてくださった文化財保護担当の職員さんのお話もとっても面白かったです。
少人数なので、一方通行のレクチャーではなく、語らいといってもよい雰囲気でした。
> ずっと行ってみたいと思っていた、MIHO MUSEUM。
> この旅行記ではじめて知った、伊勢廻寺と油日神社の良さ。
>
⇒いずれものーとくんさん好みの場所かと思います。
但し、伊勢廻寺さんは普段は拝観不可のようです。
滋賀県がまたこんなツアーをサポートしてくれると良いのですが。
いずこも財政難で文化や芸術は真っ先に切り捨てられる分野だから、無理かしら。
油日神社は超オススメです。
すぐ近くの櫟野寺もすばらしい仏像を拝見できます。
それと、あの辺りは、かわいい「飛び出し坊や」の看板がいっぱい。
刺激的で見どころ満載の甲賀です。
-
- ガブリエラさん 2011/11/13 21:01:08
- 仏像への愛が、感じられます(*^_^*)
- ゆうこママさん☆
こんばんは♪
奈良の旅行記に、ご投票ありがとうございました(^O^)
MIHOミュージアムの旅行記にお邪魔してます!
初めてきく場所なのですが、このミュージアムの建物自身も、素敵ですね!
ゆうこママさんは、本当に仏像がお好きなんですね(*^_^*)
文面から、愛が感じられます。
せっかく奈良に住んでるのだから、私ももっと勉強しないといけませんね。
ついつい、お寺や神社の、建物の方に目が行ってしまうタイプです(^_^;)
ガブリエラ
- ゆうこママさん からの返信 2011/11/13 22:25:26
- RE: 仏像への愛が、感じられます(*^_^*)
- こんばんは、ようこそお越しくださいました。
>
> MIHOミュージアムの旅行記にお邪魔してます!
> 初めてきく場所なのですが、このミュージアムの建物自身も、素敵ですね!
>
⇒とってもステキな美術館ですよ。
ちょっと不便な場所ですが、是非お出かけを。
確か、レストランのお料理も美味しかったように記憶しています。
> ゆうこママさんは、本当に仏像がお好きなんですね(*^_^*)
> 文面から、愛が感じられます。
⇒はいっ、大好きです。
専門的なことはよく分からないのですが、綺麗なものは綺麗、可愛いものは可愛い。自分流に観て楽しんでいます。
> せっかく奈良に住んでるのだから、私ももっと勉強しないといけませんね。
> ついつい、お寺や神社の、建物の方に目が行ってしまうタイプです(^_^;)
>
⇒神社仏閣の建物もいいですよね。
特に古い時代のものは、重ねた歴史の分だけ、美しさが増しているように思います。
奈良にお住まいとのこと、本当にうらやましいです。
普通の暮らしの中に、古代人の息吹を感じることのできる環境にいらっしゃるなんて、夢のようです。
-
- morino296さん 2011/11/13 18:00:07
- いいツアーを見つけましたね
- ゆうこママさん
こんにちは。
いいツアーを見つけましたね。
伊勢廻寺、全く知りませんでしたが、
こうして解説を聞きながらお楽しみになれて良かったですね。
どんな十一面観音だったのか、想像しながらコメントを読ませてもらいました。
「総勢17人。ほとんどが女性で、平均年齢は70歳前後」と言うのも凄いですね。
近江の名宝と国宝石山寺多宝塔ツアーは不成立でしたか、残念でしたね。
石山寺、それなりに人気があると思うのですが。
最後の写真(新名神車窓から)、「確かに、神仏います、近江には。」は
その通りですね。
111111の日、生憎の空模様でしたが、お楽しみになれて良かったですね。
morino296
- ゆうこママさん からの返信 2011/11/13 19:58:21
- RE: いいツアーを見つけましたね
- こんばんは、いつもありがとうございます。
>
> いいツアーを見つけましたね。
>
⇒滋賀県教育委員会さん、なかなかよい企画をやってくれます。
うれしいですね、こういうの。
> 伊勢廻寺、全く知りませんでしたが、
> こうして解説を聞きながらお楽しみになれて良かったですね。
>
⇒文化財の保護に実際に携わる方のお話を生で伺うことができ、興味深かったです。
ツアーメンバーの皆さんは、いろいろなことをよくご存知で、日本史や美術史の先生かというような方ばっかりで、自分の無知が情けなかったです。
> どんな十一面観音だったのか、想像しながらコメントを読ませてもらいました。
>
> 「総勢17人。ほとんどが女性で、平均年齢は70歳前後」と言うのも凄いですね。
>
⇒どう見ても80歳以上という女性が数人いらっしゃいました。それもおひとり様。
きりっと背筋を伸ばし、安定した足取りと静かなエネルギー感。勉強熱心で自立した様子に余裕さえ感じます。あんな風に歳を重ねたいものです。
> 近江の名宝と国宝石山寺多宝塔ツアーは不成立でしたか、残念でしたね。
> 石山寺、それなりに人気があると思うのですが。
>
⇒残念です。他の同様のツアーに比してお値段が高いからでしょうか。
> 最後の写真(新名神車窓から)、「確かに、神仏います、近江には。」は
> その通りですね。
>
> 111111の日、生憎の空模様でしたが、お楽しみになれて良かったですね。
>
爽やかな秋晴れもよいですが、こんなお天気もまた風情があってよいものです。
しっとりと湿度を含んだ空気が近江の神や仏を育んだのですから。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
6
55