2011/11/05 - 2011/11/05
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まみさん
日比谷公園の菊花大会は、菊の盆栽が1番印象的でした@
はじめはふつうに厚物や管物の三段仕立てが続きました。
菊まつりにはもうすでに何度も出かけている上、自分では育てない私は、大変贅沢ながら、見事な菊を見慣れてしまっています。
それでも、自宅から一時間半かけてまで鑑賞しにきた甲斐があるすばらしい菊ぞろいでした。
まさに菊の百花繚乱!?
三段仕立ての菊は、その一部だけマクロで撮るのが好きです。
そうすると写真は、三段仕立ての菊の評価ポイントをことごとく外したものになるのですが、背の高さがそろい、同時にきれいに開花した菊が並んでいるからそこ撮れる写真です。
背の低い可愛い福助やだるま菊もたくさんありました。
これは全体を撮らないと、頭でっかちの可愛らしさが分からなくなってしまいますネ。
古典菊は、江戸菊と丁字菊が少しだけありました。
逆に、なかなか珍しいといわれる一文字菊の方が、たくさん出品されていました。
帽子のように真ん中がこんもり広がった丁字菊は見分けがつきやすいですが、江戸菊はまだ咲き始めで、あまり乱れていなかったため、嵯峨菊かと迷いかけたものもありました。
江戸菊は乱れているところが好きなのにナ。
今年も菊は育ちが遅いらしいので、乱れるのはこれからなのでしょう。
懸崖づくりは2つだけありました。
波打つデザインの方は、菊が咲きそろうまでもう少し、というところでしたが、マドレーヌ型の方は見事に黄色い笠のようになっていました。
千輪咲きはありませんでした。
ここまでなら、まあ例年、見に行っていた川越喜多院の菊まつりの方が、懸崖咲きや千輪咲きは圧倒的に多いし、菊人形もあるので、展示としてはバラエティに富み、見応えあると、正直、思わなくもありませんでした。
出展数では喜多院では400点あまりで、日比谷公園の菊花大会の約2000点には及ばないにもかかわらず。
喜多院では、もっと狭いところに密集しているせいも、ひょっとしてあるかもしれません。
だけど、日比谷公園の菊花大会は、菊の盆栽の出品がたくさんあって、どれもすばらしかったです。
菊盆栽教室の生徒さんの作品もありましたが、生徒の作品とは思えない見事なものばかりでした。
盆栽菊を使った箱庭もとても気に入りました。
<タイムメモ>
10:10 家を出る
11:35 日比谷公園に到着
12:00〜13:10 第二花壇のバラ散策
13:15〜13:30 肉まん休憩
13:25〜14:15 第一花壇のバラ散策
14:15〜15:45 菊花大会散策
16:00 日比谷公園を出る
<久しぶりの日比谷公園の旅行記シリーズ>
□(1)木々が色づき始めた公園と終焉の秋バラ
□(2)うっすら日射しが戻った公園と成熟の秋バラ
■(3)東京都観光菊花大会
平成23年度東京観光菊花大会の情報ページ(千代田区観光協会のHP)
http://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/1577/Default.aspx
東京都公園協会「公園へ行こう!」より日比谷公園
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index037.html
都立公園・庭園案内より日比谷公園
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kouen/kouenannai/park/hibiya.html
<これまでの菊まつり/菊花壇展の旅行記>
2010年11月13日
「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609
「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612
2010年11月6日
「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(前編)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518910
「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(中編)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518911
「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(後編)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518913
2010年11月3日
「紅葉きざす秋晴れの森林公園(2)菊花展でモコモコつるつる」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10517557
2009年11月15日
「錦なす花の終わりの菊だより(6)明治神宮デビューきっかけの菊花展」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10400727/
2009年11月8日
「錦なす花の終わりの菊だより(4)新宿御苑の菊花壇展2009・前編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10398072/
「錦なす花の終わりの菊だより(5)新宿御苑の菊花壇展2009・後編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10398073/
2009年11月1日
「錦なす花の終わりの菊だより(2)川越喜多院の菊まつり・2009」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10395147/
2008年11月15日
「新宿御苑の菊花壇めぐり」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10289196/
2008年11月3日
「今年も川越の喜多院で菊まつり」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10286427/
2007年11月18日
「喜多院菊まつりにかこつけた川越散策」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10198521/
2006年11月12日
「秋の花はやっぱり菊ですね@:川越喜多院・菊まつり」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10105086/
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
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-
日比谷門のクッションマムと小菊の杉作りの総合花壇でプロローグ
-
菊花大会の展示種目の案内
これで菊の種類や仕立ての復習です。
いや、菊まつり/大会は今年これが初めてなので、予習なのかな。
鑑賞する側にとっては一年に一度のことだから、去年調べたものを、全部覚えてられないです。 -
展示の配置の案内
広い草地広場にゆったりと展示されていました。 -
管物の盆養ずらり
盆養とは三本仕立てのことです。私は分かりやすい三本仕立ての方で覚えていました。 -
ざんばらツンツン@
これってもしかしたら江戸菊? -
放射状に広がる光のような管物菊
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きゅっと丸くなった先端の魅力
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花火のよう
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菊の宇宙
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タコさんのような厚走りたち
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可愛いおかっぱ頭がせいぞろい@
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藤色もこもこ
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オレンジの求心力
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なだれうつ菊の中で
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花芯にうっすら光がともる
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学生時代の卒業アルバム!?
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成績優秀者ぞろい
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首席の一文字菊
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首席と次席の違いはどこ?
農林水産技術情報のサイトの「日本の華「キク」」によると、一文字菊のポイントは「花弁の大きさが揃い、幅広でしわの少ないものが良い花」とのことです。
ここを参考にしました。
http://www.afftis.or.jp/kiku/kiku03-1.htm#hiro -
くにゃっと曲がった摑咲き
摑咲きというのは初めてです。 -
ころころちらちら厚走りの菊たち
奥は管物ですけどネ。 -
伸びた花弁がチャーミングな厚走り
あの下の花びらは「走り弁」って言うんです。
忘れていたので、慌ててチェックしたウンチク@ -
緑の中で菊鑑賞
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小さな太陽のような丁字菊の七本仕立て
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帽子のような愛らしさ
丁字菊は、アネモネ咲きとも呼ばれます。 -
頭でっかちの小さな福助やだるま菊がずらり
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ちんまり@
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日本画の一部のような盆栽菊
これは菊の盆栽のいわゆる「岩付け」でしょう。
盆栽菊を育てる教室の生徒さんの作品のブースですが、生徒さんの作品とは思えないすばらしいものぞろいでした。 -
すばらしい広がり
菊の盆栽のいわゆる「木付け」です。
こういうのは完成させるのに2年間かかると話していました。
土台の木を育てるので1年目、そして2年目に小菊をこうやって咲かせるそうです。 -
雪のように咲く……
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会場の中心の総合花壇と、日比谷公園を見下ろす高層ビル
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まだ乱れることを知らなかった江戸菊
嵯峨菊かなぁと迷ったけれど、嵯峨菊はもっと花弁が長くて、ほうきのように咲くんでした。 -
花芯を惜しげもなく覗かせて
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美人さんぞろいの管物菊
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ワイン色の太陽
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オレンジ光りするおしゃれなカップ&ソーサー
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次に再び盆栽のブース!
ふつうの盆栽に花が咲いたようで、華やかさもあります@ -
富士山の見える里山@
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日比谷公園もこんなに可愛らしく!
本日は、鶴の噴水の方までは行けなかったですけど。 -
菊繚乱 向こうに見るは 雪富士か
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波打つ懸崖作り
会場で見たときは、あーまだ菊が咲きそろっていない、と思ったものですが、写真で見ると、だいぶ咲きそろっているように見えてきました。 -
黄色い笠のようにぎっしり咲いたマドレーヌ型の懸崖作り@
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どの菊も誇らしげに咲く
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菊まんじゅう@
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管物三本仕立て仲間
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やっぱりしびれる管物の魅力
なんだかんだいって、菊の種類では管物が一番好きかも知れません。
次に古典菊全般かな@
なかなか見ることが叶わないのと、年齢を経て、全般的に古典の魅力にますます惹かれるようになったから。 -
逆さになった、線香花火!?
表紙候補でした。 -
まぶしいいのちの輝き
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秘境の向こうに宝を見つけた!
これも表紙候補でした。 -
見事な菊ぞろいのブースが続く
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ピンクやオレンジの一文字菊がこんなにたくさん!
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オレンジの一文字菊はみかんみたい@
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ビンに差された管物の切り花
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切り花のみなさん
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菊の銀河@
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またまたすばらしい菊の盆栽ぞろいのブースにて@
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どっしりと見事!
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歌舞伎の舞台になりそう!?
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岩付けと木付け合体したこういうタイプが一番気に入ったかも@
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盆栽の渋さと菊の華やかさがマッチして
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松尾芭蕉が一句詠みそうな景色が出現!?
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だるま菊と福助さん、ほんとにかぁわいいな@
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だるまさんが転ばないっ!
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最後に撮ったのは福助さん
以上で、菊とバラの久しぶりの日比谷公園散策、おわり@
このあとは、途中で買い物をして帰る気力を取り戻すため、日比谷公園でないところでケーキセットで一息ついてから帰りました。
その話は前の旅行記の後半までさかのぼります。
「菊とバラの日比谷公園へ久しぶりに(2)うっすら日射しが戻った公園と成熟の秋バラ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10619807
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