華北一人旅／１（天津編）

2011/07/30 - 2011/08/08

　中国国盗りの国数を増やすため、まだ訪れていなかった地方を選び、いつものように世界遺産を巡ってきた（これで残りは１市６省）
今回は、北京空港IN/OUTで、天津市 → 河南省 → 山西省 → 内モンゴル自治区 → 河北省 → 北京市となり、中国国内の総移動距離、3300km！（飛行機移動の700kmを含む）。かなりハードでした
　天津では友人マンションに転がり込みましたが、河南省鄭州以降の移動手段、宿共に全て行き当たりばったりで、この手配が結構手間でした。そしてなんと言っても、列車の手配が一番の苦労。夜行列車はまず取れない。呼和浩特からの移動は何日も左記でないと、列車は取れない。と言った具合でした（詳細は本文で）
　とまぁ、苦労はしましたが、それらりに今回も楽しく一人で旅をすることが出来、次回がまた楽しみです

エリア 天津(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

１日目：羽田→天津

　伊丹→羽田経由で、中国です。羽田が再び国際空港となって、発のフライト。国際線のターミナルは、とてもきれいでした

羽田空港

　北京上空が混雑しているとかで、出発時間が大幅に遅延。暇つぶしにターミナル内を歩いていると、とあるブースにガンダム発見！
　JAPANESE TOYS（これぞ日本のおもちゃ！）　とは、さすが　ガンダム！

北京空港

　どうにか１時間遅れで出発し、結局北京へは３０分程度の遅れで到着。
北京空港から友人の待つ天津への直行バスは１時間おきに出発。バス乗り場へ着いたのが13時過ぎだったので、14時発のバスチケットを購入。
天津へまで２.５時間のバスの旅となった

移動距離：150?（80元）

天津

　天津バスターミナルに到着。友人の待つ喜来登（シェラトンホテル）までは、まだ6kmほどの距離。迎えの車で移動した。
　道路は低地で冠水。前日、雨が降ったらしい。まぁ、水はけの悪い中国じゃ、こんな水たまりは当たり前だろう

天津：天津塔

　天津市内で観光名所らしき場所は少なく、唯一の名所と言うべきところが、ここ『天津タワー』らしいです

data）チケット代：50元

天津：天津塔

　タワーの周囲は池。魚も泳いでました・・・が、何匹かは　ぷかぷか・・・
水が汚いのか、毒素に汚染されているのか・・・

天津：天津塔

　タワーからの眺望。天津市は結構、緑と水街なのかも（水は汚染されてるが〜）

天津：狗不理

　夕飯は、地元で有名な『狗不理』へ

天津：狗不理

　店内は高級そうな内装

天津：狗不理

　これが天津名物の『天津饅頭』。特においしい、という分けでもなかった

天津：喜来登

　友人マンションからの眺め。すぐ近くに天津塔が見えた

２日目：黄崖関長城（天津長城）へ・・・7:30ホテル発

　天津市の北の外れ（市内から150km）の場所に、黄崖関長城（天津の万里の長城）があると言うので、彼手配の車で行ってみた
　手配された車で移動。快適である
途中、羊の群れに遭遇。もちろん、車は彼らが通りすぎるまで、動けない

天津：黄崖関長城（10:00）

　２時間ちょいで目的地に到着すると、目の前に山。この山の尾根に沿って長城があった。写真中央の山に、長城が見えます（ここは駐車場前）

天津：黄崖関長城（10:15）

　駐車場に入る手前の食堂にて、ジモピーと交渉。なんだか２人で１３０元で連れて行くとか・・・なんだか分からず車で山を登る
　車を降りると、そこは『太平寨』長城散策の入り口（チケット売り場）
通常は、電動カーでここまで送迎してもらうらしい
　２人で100元なので、車で個々までの送り代が30元。と言うことであった。なるほど・・・

Data）入場料；50元
　　　・電動カー：20元(?)（我々は地元の車30元/２人で送ってもらった）
　　　・黄崖関長城への道
　　　　どうやら、こうらしい
　　　　河北バスターミナルで「薊県」下車。
　　　　10分歩いて、武定街×長城路交差点へ（黄崖関長城行きバス乗り場）
　　　　ここからミニバンバス（タクシー？）にて約1時間(10元目安)

天津：黄崖関長城

　どこまでも続く長城。これ、どこまで歩けば帰れるの？
北京の長城は適当に登って、疲れたら戻ってくれば良いという、入り口出口が同じ場所であったが、どうやらここは、全てを歩かないと、元の駐車場に帰れないらしい

天津：黄崖関長城

　歩いても歩いても、先は見えず。その上、めちゃ暑い！　汗だくである

天津：黄崖関長城

　途中、煉瓦作りではなく、岩と泥の長城に出くわした。ここだけは修復されず、昔のままなのかも

天津：黄崖関長城

　更に先を見ても、まだ終点は見えず。ホント、いつになったら到着するの？
相方はへたばって、５分歩いて、５分休んで状態に・・・

天津：黄崖関長城

　この先の山を越えたら、下山！　と、反対側から来る観光客から聞きつけ、要約か・・・と、少しほっとしたとこ

天津：黄崖関長城

　力尽きて、馬で下山する中国人。我々は、更に長城の先を急ぐ

天津：黄崖関長城

　ようやく見えた終点！長城の先左手に、関所跡。あそこを抜けたら駐車場らしい。最後に降りる道は、長城尾根ではなく、獣道のような細い道。土がむき出しの小道なので、足下には十分注意しないと、滑ります。ヒールは厳しいですよ！

天津：黄崖関長城（関所）11:45

　１.５時間歩いてようやく到着！この暑い中、長城を歩いた。って訳だ。しんどかった〜！

天津：黄崖関長城

　関所の建物を迷路のように通された後、ようやく入り口へ

天津：黄崖関長城

　記念碑の前で、一枚

天津：黄崖関長城（地元食堂）

　下山してお昼、腹減った。先ほどの運転手の食堂にて、お昼とした
これは山野菜の炒め物

天津：黄崖関長城（地元食堂）

　木耳（キクラゲ）の野菜炒め

天津：黄崖関長城（地元食堂）


　野生の子鹿肉の炒め物

天津：地元食堂(金威ビール)・・・13:00

　中国で食事するときに欠かせないのが、ビール！
ということで、冷えたビールがめちゃうまかった！
　食事を終えて再び市内へ向かって出発(13:00)

天津：古文化街(15:20）

　天津市内に再び戻り、市内観光。市内でもう一つの観光地と言えば、古文化街だということです

天津：古文化街

　観光地、と言うより、土産物街だね

天津：古文化街

　外国人はほとんど見当たらない。中国人のお上りさんが訪れる場所か？

天津：古文化街

　それでも古い街を意識してか、看板は布地の旗看板だ。これは結構珍しい部類ですよ

天津：古文化街

　天津、泥人形　が、有名な土産もの？　可愛くないし、欲しいとも思わん

天津：古文化街前

　道路の反対側に、なぜか戦車・・・

天津市内

　充電池が欲しかったので、家電量販店に行くことにした。
ここは天津伊勢丹

天津市内

　伊勢丹の向かい、ヤマダ電機(亜瑪達電器)に行ってきました。欲しかった充電池は見つからなかった。これが後々、大変なことになったんですが・・・

天津市内

　環境保護の看板。ゴミを捨てるな！って書いてあるが、バナナを捨てると車がスリップして事故を起こす！ということであろうか？（笑）