Solitary Journey ［895］ 「東洋のナイアガラ」と呼ばれる原尻の滝～想い出さがして ＜中～北九州ひとり旅＞大分県豊後大野市

2011/04/30 - 2011/04/30

■中～北九州ひとり旅～想い出さがして～

　原尻の滝を初めて訪れたのは2002年の３月です。それ以来何度目でしょうか。九州の地を観光するときによく通るルートなもんで、つい立ち寄ってしまいます。
　今回のひとり旅、春の花をさがしてウロチョロしてきたわけですが、原尻の滝ではチューリップがもう散り始めていて、その目的とは少しちがった観光となりました。

★日本の滝百選　原尻の滝

　原尻の滝（はらじりのたき）は、大分県豊後大野市緒方町の大野川水系緒方川にある滝。日本の滝百選に選ばれている。
　幅120m、高さ20m。田園に囲まれた平地に突如滝が現れるのが特徴で、「東洋のナイアガラ」と呼ばれる。
　滝の下流には木造の吊り橋「滝見橋」が、また、すぐ上流には沈下橋がそれぞれ架けられており、これらの橋を通って滝の周りを一周する遊歩道が整備されている。

エリア 豊後大野(大分)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

■中〜北九州ひとり旅

　＊春の花をさがして＊
　今回のひとり旅、春の花をさがしてウロチョロしてきたわけですが、原尻の滝ではチューリップがもう散り始めていて、その目的とは少しちがった観光となりました。

★日本の滝百選　原尻の滝

　原尻の滝を初めて訪れたのは2002年の３月のことです。それ以来何度目でしょうか。九州の地を観光するときによく通るルートなもんで、つい立ち寄ってしまいます。

★日本の滝百選　原尻の滝

　当時、妻もビックリしておりましたが、驚いたことに、この原尻の滝は、のどかな田園風景にしか見えない場所に、いきなりその姿があらわれるのです。

★日本の滝百選　原尻の滝

　雄大な景観を見せる原尻の滝は、緒方平野の真ん中にあり「日本の滝百選」に選ばれた名瀑であり、原尻のシンボルとなっている滝です。

★日本の滝百選　原尻の滝

　滝幅120ｍ、落差20ｍとスケールが大きく、その壮大な風貌からナイアガラを連想させることから「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。

★日本の滝百選　原尻の滝

　今から20万年前、阿蘇の火砕流が平野に厚く堆積したところが次第に削られて来て今の姿となったのだそうです。

★日本の滝百選　原尻の滝

　滝の下流にぶら下る滝見橋

★日本の滝百選　原尻の滝

　滝の落下口の岩肌は水流で深くえぐられ、無数の筋状の溝ができています。

★日本の滝百選　原尻の滝

　この辺りは牧歌的な風景がいっぱいある町です。夏にはホタルが飛び交うそうです。

★日本の滝百選　原尻の滝

　眺め抜群ですね〜。

★日本の滝百選　原尻の滝

　ナイアガラと言うにはちょいと無理があるようですが、水量豊かできれいな滝です。

★日本の滝百選　原尻の滝

　想い出の場所です。欄干が新しくなっていました。９年前にここで写した妻の写真が残っております。

★日本の滝百選　原尻の滝

　チューリップはもう終わりですね〜。花をさがしてウロチョロしているわけですが、その目的とはちがった観光となりました。

★日本の滝百選　原尻の滝

　　（＾＾）

★日本の滝百選　原尻の滝

　少しはまともな形のチューリップかな？

★日本の滝百選　原尻の滝

　チューリップ祭りのときはきれいなんでしょうね〜。

★日本の滝百選　原尻の滝

　滝周辺に、お食事ができるお店「花水車」あります。

★日本の滝百選　原尻の滝

　「花水車」そばの小さな橋は、橋長：3.6m　橋幅：1.9m　の石橋だそうです。

★日本の滝百選　原尻の滝

　「花水車」

★日本の滝百選　原尻の滝

　「花水車」水車とかやぶき屋根が特徴的な、喫茶とアジアン雑貨の店です。昔、妻と買い物をしたお店です。

★日本の滝百選　原尻の滝

　滝を一望できる吊り橋の「滝見橋」。

★日本の滝百選　原尻の滝

　滝見橋、揺れまーす　＾＾；）

★日本の滝百選　原尻の滝

　これは2008年3月旅行時の写真です。

★日本の滝百選　原尻の滝

　滝の上の川の中に緒方三社の立派な鳥居が建っています。

★日本の滝百選　原尻の滝

　緒方三社

★原尻橋

　滝の上流に原尻橋と言う石橋があります。大分県緒方町は石橋の町と言われるほど、町のあちこちに石橋が架けられています。

★原尻橋

　原尻橋は緒方川に架かる５連アーチの石橋で、500m下流には原尻の滝があります。大正12年架橋。

★緒方宮迫西石仏

　場所を移動して石仏見物。ここは大分県豊後大野市緒方町久土知にある平安時代後期の磨崖仏です。

★緒方宮迫西石仏

　

★緒方宮迫西石仏

　向かって右から弥陀如来、釈迦如来、薬師如来の順で彫られています。

★緒方宮迫西石仏

　明治27年の旧暦3月21日にこの付近の人々が寄進した１対の石燈籠。

★緒方宮迫東石仏

　緒方宮迫西石仏から約500メートルのところには、同じく国の史跡に指定されている緒方宮迫東石仏があります。平安時代後期の磨崖仏。

★緒方宮迫東石仏

　ツバキが落ちていたので…。

★緒方宮迫東石仏

　大日如来とされる像を中心に、左に不動明王、右に天部（持国天か）が並び、さらにその左右に阿形・吽形の仁王像が刻まれています。

★緒方宮迫東石仏

　

★水車通り

　この地域は町中を水路がめぐり、水車通りでは今でも現役で水車がギシギシと回っています。

★水車通り

　古くから農業水利の発達した地域で、江戸時代から緒方五千石と呼ばれ、井路に設置された水車が常に廻っているなど景観豊かな田園地帯です。

★水車通り

　

★水車通り　緒方疏水

　開削から３６０年が経過した現在では水量豊富で緒方「五千石米どころ」と呼ばれるほど豊かな米どころとなっています。

★竹田殿町武家屋敷通り

　城下町竹田の南部に位置する武家屋敷群です。通りには往時を偲ばせる土塀と門が約120m続きます。

★竹田殿町武家屋敷通り

　特に土塀は永年、風雪に耐えしのび歴史の重厚さを感じさせます。

★竹田殿町武家屋敷通り

　

★竹田殿町武家屋敷通り

　殿町は、かつて中級武士たちが住んでいたところで、現在も武家屋敷が残り、城下町の名残を色濃くとどめています。

★竹田殿町武家屋敷通り

　江戸時代の面影

★豊後竹田駅　通過〜

　豊肥本線の竹田駅です。

★途中の景色

　豊後竹田駅から「くじゅう花公園」へ向かいました。この辺りから雲行きが怪しくなりました。

★くじゅう花公園にて

　次のファイルは、中〜北九州ひとり旅 ＊春の花をさがして＊「くじゅう花公園」です。

　ＴＨＥ　ＥＮＤ．