2011/04/14 - 2011/04/16
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スキピオさん
大地震でくよくよしていても仕方がありません。満開の桜を求めて奈良に行きました。第一日目は大宇陀へ。
さすがに後藤又兵衛の名を持っているだけのことはあります。一本だけでも存在感が違う『又兵衛桜』、桃の木のまさに桃色と、菜の花の黄色とのコントラストも抜群でした。
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近鉄は榛原駅に降り立ち、宇陀行きのバスに乗りました。
バスに乗ること15分、大宇陀高校前でバスを降り、田舎道を天益寺(てんやくじ)に向かいました。すると、眼前に満開の桜が広がっています。 -
山道を登ると、そこはレンギョウと桜の乱舞でした。
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天益寺からの田園風景です。
残念ながら、寺は平成11年に消失してしまい、今だ再建なっておりません。 -
天益寺のしだれ桜
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花は意地悪です。アップで撮ろうとするとすぐに動いてしまいます。それでもなんとかなだめすかして、ポーズしてもらいました。
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天益寺をあとにして、いよいよ又兵衛桜へ向かいました。途中で、神武天皇ゆかりの古い阿紀神社に立ち寄りました。
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又兵衛桜に向かう途中、田園風景のなかに、興ざめの建物がありました。いったいなんでしょう。
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さあ、いよいよ又兵衛桜にアプローチです。その手前に、あまりみんなにかまわれない桜の木が一本ありました。お地蔵様のところに咲いているので、『北向き地蔵桜』と言うそうです。
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やっと又兵衛桜が見えました。このように横から見ると、滝のようなので別名『滝桜』とも言うそうです。
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その姿が「古武士」のようなおもむきから、『又兵衛桜』と呼ばれるようになった、と書かれていました。
後藤又兵衛が植えたとか、愛でたとかいうのではないようです。 -
桜と桃のコラボレーション
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愛犬と又兵衛桜
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又兵衛桜と別れる前に、もう一枚。天候にも恵まれ、最高の花見になりました。
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又兵衛桜と別れて、『かぎろいの岡公園』にやって来ました。
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東(ひむがし)の 野にかげろひの 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ
この岡で、柿本人麻呂はこの有名な和歌を詠んだそうです。たしかに、眺望のきく場所ではあります。 -
軽皇子が、ここ阿騎野に滞在したとき、柿本人麻呂が詠んだ長歌です。
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かぎろいの岡から、15分くらい歩くと、宇陀の町に着きました。宇陀川沿いにある、造り酒屋の古いたたずまいが美しい。
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「森野舊薬園」
薬草が豊かに採れるせいでしょう。薬屋さんの多い町です。 -
薬屋さん
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吉野葛の商家を見学する旅行者
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奈良漬けの看板
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奈良漬けの店
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古く美しい町並みも、電信柱と電線で台無しです。
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薬屋さん
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杉の木の途中から桜が咲いている「羽衣桜」があると聞いて、春日神社に来ましたが、残念ながら花は咲いていませんでした。
神社は人の気配がなく、まさに深閑としていました。 -
松山城の西口門
この門からバス停までほんの少しです。初めての宇陀町見学はこうして終わりました。
これからの予定は、奈良の町のどこかで、なにか美味しいものを食べるだけです。
(結局、お好み焼きになった)
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