憧れの北海道バイクツーリング　ｖｏｌ．１（2010）

2010/07/14 - 2010/07/19

ついに念願の北海道ツーリングを果たしました。とっても充実した６日間でした。横浜を早朝出発し、新潟午前発のフェリーで翌日４：３０に小樽入り。そこからは朝里〜定山渓〜夕張〜万字〜三笠と走り、途中、廃線とローカル線めぐりをしながら滝川の母の実家（といっても無人だけど）に逗留しました。３日目は芦別〜美瑛〜富良野〜狩勝峠を経由し、ナイタイ高原へ。そして廃線マニアの聖地・旧広尾線の幸福駅を満喫したのち、大正町の友人宅で宿泊。４日目は東へ転じ、釧路からは北上して開陽台〜摩周湖〜硫黄山〜屈斜路湖〜美幌峠と走って、最後は阿寒湖をかすって北見相生の駅跡に鎮座する客車を利用した宿泊施設（なんとタダ！）にお泊り。最終日は足寄〜日勝峠〜占冠と走り、小樽運河を横目に夕刻再びフェリーの人となったのでした。
写真で紹介しているところは、特に思い出に残ったところです。交通機関で旅をする人はあまり行かないところでも、バイクでは定番スポットとなっているものがあり、ぜひ北海道を訪れる方には行ってほしいと思います。

エリア 滝川(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

このカワイイ建物は、言わなきゃ「駅」とはわからんでしょう。夕張駅です。ちゃんと現役の駅です。後ろの建物は、夕張ファンタスティック映画祭が開かれるホテルマウントレースイです。

三笠にある鉄道公園です。さまざまな車両に触れることができます。休日には蒸気機関車が客車を引いたりするようです。私が行ったときは、お客さんは人っ子ひとりいませんでした。

２日目のお昼は有名な滝川の「松尾ジンギスカン」にしました。タレはつけるのではなく、焼いている最中にたっぷり注ぎ込んで肉を煮る感じで使います。私はつけだれのようにしていたら、お店の人に怒られました。

知る人ぞ知る滝川の名勝・丸加高原です。展望台からは、はるか空知平野を一望のもと見渡すことができます。しかもほとんど観光客がいない穴場です。

上富良野の美馬牛近くにある「ジェットコースターの道」です。直線道路がアップダウンを繰り返すことからこの名がつきました。坂を下ると目の前に壁のように道がある感じがします。北海道を実感できる瞬間です。

帯広の北に位置するナイタイ高原は、確か日本最大の面積を誇る育成牧場だったと思います。写真はコーヒーのコマーシャルで唐沢○明氏が登っていたツリーハウスです。

国鉄広尾線は廃線になりましたが、幸福駅の跡はホームが残され車両も置かれています。今にも走り出しそうです。一世を風靡した「愛国から幸福へ」の力は今も健在で、訪れた日の日付入りの切符が売店で買えます。

開陽台というところです。写真ではわかりづらいですが、展望台に立つと地球が丸いことが自分の目で確認できます。晴れた日には国後島もよく見えます。表紙写真の道路・北１９号線はここの入り口のところを走っています。

ご存じ摩周湖です。非常によく晴れ渡っておりました。裏摩周にも行ってみたいものです。

摩周湖と屈斜路湖にはさまれるように位置する硫黄山です。煙の出ているあたりまで歩いていくことができます。硫黄の香りプンプンの温泉たまごは１コから買うことができます。

屈斜路湖を見下ろす美幌峠の眺めです。ここは展望台から３６０度のパノラマを楽しむことができます。まさにイチオシ！

道の駅あいおいの全景です。もと国鉄の北見相生駅の跡地を利用しています。右手奥に常置してある国鉄色のディーゼルカーが見えます。お泊りしたところはまだ見えていません。

道の駅あいおいの裏手に北見相生駅の駅舎が残されています。なぜピンクに塗られたのかはわかりませんが、現在はバスの待合室になっているようです。でも泊まったのはここでもありません。

泊まったのはここでした。国鉄客車を利用した簡易ホテルです。予約も宿泊料も必要ないので、ライダーやチャリダーがよく訪れます。ちゃんとふとんや毛布も用意されています。ただ、お風呂はないし、食事も道の駅は１８時頃閉まってしまうので、買出しをしておかなければなりません。

このエリアを訪れたら、ぜひ行きたいのがこのオンネトーです。私が行ったときはあいにく雨でしたが、気候によって水の色が変わる神秘的な湖です。