2010/11/20 - 2010/11/21
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MILFLORESさん
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ワインの産地リベラ・デル・ドゥエロ週末旅行の続きです。
美食・美飲・美泊(?)に徹した贅沢な週末の記録。(笑)
1 → http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10525440/
2 → http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10527544/
日曜日午前中は、今回の旅のメイン・イベントと言える
ワイン・テイスティング・コースへ!
この週末旅行のプランニングをしてくれた友人Jが
ワイナリー訪問の予約をしようとあるワイナリーのHPを見てたところ
テイスティング・コースもあることを発見。
電話でそこのエノロジストさんと交渉したのは
ワイナリー訪問+歴史的地下酒蔵内でのテイスティング・コース
それも我々4人のみの超贅沢なプランです。
ためになった! 面白かった!
この旅行後の我々は、レストランでのワイン・テイスティングが
なかなか様になってきましたよ〜 (笑)
表紙の写真: (夫撮影)
ワイナリー El Lagar de Isilla のユニークなステンドグラス
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
-
地理の復習から・・・
図の濃いピンクの部分
ここがワインの原産地呼称
リベラ・デル・ドゥエロ
RIBERA DEL DUERO
カステージャ・イ・レオン州の
バジャドリッド県とブルゴス県を股にかけた
DUERO(ドゥエロ)川沿いの地域です。
この旅行記ではブルゴス県側、Aranda de Duero というこの地域の大きい街の周辺をウロウロします。 -
まずはワイナリー訪問から
【El Lagar de Isilla】
(エル・ラガール・デ・イシージャ)
http://www.lagarisilla.es/
ワイナリーは La Vid 村にあります。
アランダから東20KMの位置
立派な修道院のある村なのですが、今回は直接ワイナリーへ。 -
10時半にこのワイナリーのエノロジストのホセ・マリアさんと待ち合わせ。
すっごい早口でまくし立てる詳しい説明。
ワインに関してならいくらでも話していられますって感じで、ワインへの情熱を感じさせてくれる人でした。
エル・ラガール・デ・イシージャの所有地マップでブドウ畑とワイナリーの位置関係を説明してくれているところ。
指差しているのが今いる所。
所々赤く塗られている部分がワイナリー所有のブドウ畑。 -
では、ワイナリー見学スタート。
-
葡萄の刈り取りは手作業です。
若い株の実は2トントラクターで運ばれ、ここからベルトに乗って除梗機に送られます。
60-90年の古株の実は、15キロ入る箱に入れられ、まずは手作業で選定されてから除梗機に入れられます。 -
これが除梗機
葡萄の実を房から外す機械です。 -
醗酵タンク
この部屋に入ると、フワーっと葡萄汁の香りが漂っているのが分かります。
「この香り、覚えておいてね!」ってホセ・マリアさん。 -
ワイン樽を利用したオブジェ
このワイナリー、あちこちに楽しい装飾があります。 -
ほら、ステンドグラスにはワインボトルを使ってます。
すっごくユニーク♪ -
樽貯蔵室
フレンチオークとアメリカンオークと半々
計325樽あります
(夫撮影) -
それぞれの樽には製造年月が記されています。
利用されるのは3-4年です。
樽熟成をさせない「新大陸」のワイン(チリ・アルゼンチン・カリフォルニア・オーストラリア等)では、オークの香りを出すために木片を発酵タンクの中に入れちゃうんだとか。
スペインではそんなことはしません。
Vino Joven(若いワイン)は樽熟成なしで瓶詰めされますが、Crianaza や Reserva と呼ばれるワインは、各原産地呼称で樽熟成と瓶熟成の歳月が規定されています。 -
瓶熟成されていよいよ出荷となる前に、原産地呼称の認定ラベルをもらうために、ランダムに選ばれたボトルが数本試験所に送られます。
-
出荷待ちのワイン。
テレビ局へ送られるらしい。
(夫撮影) -
イチオシ
扉もこんな
ワインボトルが様々な格好に変形されてます。
面白い! -
通常のワイン・テイスティング・コースはこの部屋で行われるそうです。
でも、私たちは「昔の地下蔵」でテイスティングします。
壁にはワインや葡萄に関する絵画のレプリカ。 -
ワイナリーでお手洗い借りたら・・・
こんな所にも変形ボトル利用!
すっごく楽しい -
さて、テイスティング・コースのために、アランダ・デ・ドゥエロの街へ移動します。
ワイナリーのレストラン、Meson El Lagar de Isilla
http://www.lagarisilla.es/Restaurante.htm
今回食事はここではしませんでしたが、ここから地下蔵へ行きます。 -
ここのステンドグラスも素敵です。
-
入ってすぐのバール部分
右側天井近くに伸びている長い木と奥の石の井戸のようなもの、昔の圧搾機です。 -
入り口左手に、地下蔵への降り口があります。
誰でも見学自由です。 -
アランダの街の地下には地下蔵のトンネルがあちこちに伸びています。
掘られたのは12-14世紀のことだそうですが、ワイン貯蔵のために利用され始めたのは15世紀から。
何度か来た事のあったアランダですが、こんな地下の世界があるなんて知りませんでした。 -
イチオシ
地下12メートルまで降ります。
うーん、なんか雰囲気良いぞ〜
皆でワイン・テイスティング用の道具を分けて運びます。 -
地下の気温は12-14度、湿度85%に自然に保たれています。
トンネルが迷路のようにあっちこっちへ延びています。 -
で、ここが私たちの教室です。(笑)
-
教材 その1
ワイングラスは各自4つ
テーブルマットの紙にはワイン用語やテイスティングの説明なとが書かれています。 -
教材 その2
ワインは4種類
リベラ・デル・ドゥエロでは白はないので、ローズ1本と赤3本。
どれも、もちろん El Lagar de Isilla のもの。 -
教材 その3
うふふ・・・
パン以外は最初はご法度でしたが(ワインの香りを嗅ぐ邪魔になるので)、後の方でやはりこういうの摘みながら飲みました。 -
ホセ・マリアさんの熱心な説明に、夫も真剣!
なかなかワインを開けないんですが・・・ -
最初に開けたローズの栓はシリコン製でした。
白、ローズ、赤の若いワインなら、瓶詰めから消費されるまでにそんなに時が立たないので、コルク栓じゃなくても全然問題ありません。 -
色を見て香りを嗅ぐ
いつも思うんだけど、
色と香りの表現って難しい・・・
香りに至っては「○○の香り」という定義が難しい。
「香りは記憶の奥に仕舞われているもの
それを呼び戻して何の香りか表現するんだ」そうな
でもね、ベリー系の香りを色々というんだけど、それぞれの区別ってつかないよ。
例えば、ラズベリーとブラックベリーとブルーベリーと香りだけで嗅ぎ分けられます? -
2杯目は若い赤ワイン (樽熟成なし)
そうそう、「涙」のしずくがいくつもの線になって垂れると「アクエドゥクト(水道橋)」と呼んでいたのが面白かった。 -
コルク栓のチェックも大事なテイスティングの一部。
瓶の中にあった部分が赤く染まってワインで濡れていれば、正しく横に寝かされて保存されていた証拠。
ワインに染まった部分が多いと、それはコルクが良くなかった証拠。 -
2時間以上ここにいましたか・・・
ホセ・マリアさんの楽しくためになるテイスティング・コースでした。
1人27ユーロ
本来はコースに含まれないワイナリー案内もして頂いたし、熱心さに打たれたので、各自30ユーロ渡しました。 -
最後に地下蔵内見学します。
レストランのワイン貯蔵庫
(夫撮影) -
昔のワイン作りの写真展示
-
貸しワイナリー
個人に貸しているようです。
こんな所で保存できるなんて、良いなー -
イチオシ
今度アランダに来たときには、ここのレストランで食事してみようっと。
とても充実した午前中でした。
さて、もう14:30
トニー・マリアご夫妻とこの日もお昼をご一緒します。
相当待たせています・・・
そちらへ移動しましょう。 -
食事はアランダから25KM離れた Caleruega(カレルエガ)町の El Prado de las Merinas というレストラン・ホテルへ。
http://www.pradodelasmerinas.com/ -
向こうに見えるドミニコ会のカレルエガ修道院へは、食事の後で行きます。
-
今日もワイン選択はエノロジストのトニーさん任せ。
Emilio Moro 2006年
樽熟成12ヶ月 -
前菜はワインにとても合うチーズと・・・
-
イベリコ生ハム
-
この大きなステーキは私!
食べきりましたよ〜 -
夫はイベリコ豚
-
カレルエガは Santo Domingo de Guzman
聖ドミンゴ・デ・グスマンの生地です。
聖ドミンゴ・デ・グスマン(1170-1221)はドミニコ会の創設者です。
ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴの名はこの聖人からとられています。
そのサント・ドミンゴの生家だった場所に、サント・ドミンゴの死後、ドミニコ会の女子修道院が当時の王アルフォンソ10世の命により建てられました。 -
サント・ドミンゴかな?
(夫撮影) -
貴族の館だった所にある修道院なんで、中庭には塔があります。
-
Guzman(グスマン)家の紋章
(夫撮影) -
教会も見学します。
-
修道院と教会を案内して下さった修道士さん。
-
聖ドミンゴの祈る姿を描いたモダンなモザイク。
週末旅行はここまで。
この後、マドリードへの帰路につきました。
Ribera del Duero 旅行記 3/3 完
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Mirabellaさん 2010/12/11 12:32:53
- 憧れの地
- こんにちは。
憧れのデュエロの旅行記だと思いながら、コメントできずにいました。
来年は是非友達に連れてってもらいたい場所なんですが、果たして実現するかどうか。
そんな事言っておきながら、テイスティングだけで酔ってしまいそうな不安があるんですよね(笑)食べずに飲むのは危険ですから。
MILFLORESさんの大きなステーキとか食べながら、美味しいワインを飲みたいな♪
ところで今月、Callejeros Viajerosの番組が京都に撮影に来てたんです。しかもたった二人で(笑)
取材に同行する予定で、しばらくやり取りしてたんです。
南禅寺の紅葉や水路閣をお勧めするのに、ACUEDUCTOの単語も調べました。
が結局はドタキャン(=_=)
放送日を聞きそびれましたが、京都特集なので是非見て欲しいです。
そして一つ質問があります。cocina nueva espanolaというよりも、nueva cocinaと呼ばれるみたいですが、その方が語順としては自然ですか?
それとも、「どっちでも良いんじゃない?」って感じです?
来週churrosさんと初対面します♪
みらべえ
- MILFLORESさん からの返信 2010/12/11 18:46:30
- RE: 憧れの地
- みらべえさん Que tal?
> 憧れのデュエロ
> 来年は是非友達に連れてってもらいたい場所
Castilla y Leon は Madrid から行きやすいこともあって、1日・1泊で結構あちこち行ってますが、ワインも食事も美味しくて、更に観光も楽しめて、本当に見所の多い州ですよね。Madrid や La Mancha では見られない、悠々と流れる河もあるし。
中でも Ribera del Duero は Bodega 訪問という楽しみもありますから♪
Ribera del Duero を周るなら、Valladolid か Aranda del Duero を拠点にするといいでしょうね。
私が大好きなのは Pen~afiel です。
この地域、お城も多いし、味わい深い村も多くて、何度行っても楽しめます。
8月初旬なら、ヒマワリも見られますよ〜 (旅行記あります)
お勧めホテル・レストラン・観光地、その時になったらお教えできますのでお知らせくださいね。
> Callejeros Viajeros
そうですか〜 注意してチェックしておきます。
先月、Tele Madrid(地方局)の「Madrilen~os por el Mundo」という番組でも京都やってました。
出演する京都在住のマドリーっ子たちが、ちゃんと日本の正しい説明してるんで、見てて安心できました。
> cocina nueva espanola? nueva cocina?
料理スタイルのことなら「Nueva Cocina」です。
「Cocina nueva」と言っちゃうと文字通り「新しい台所」になっちゃう。
最近、Huesca を周ってきました。
その旅行記をアップする前に、もう1冊作成しなくてはならず(セゴビア県)、そのくせ今日土曜日はMadrid Centro を散策しようかと・・・
旅行記アップ頑張りますので、またご訪問いただければ嬉しいです。
メッセージ Muchas gracias!
MILFLORES
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