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**********************<br />2010/07/07水 カウナス(エストニア第二の都市)<br />**********************<br />・独立広場と聖ミカエル教会見学<br /><ここから自転車レンタル><br />・悪魔の博物館見学&写真撮影<br />・チュルリョーニョス美術館見学<br />・聖ペテロ&パウロ大聖堂見学<br />・カウナス城(廃墟なので外観のみ)<br />・サンタコス公園でネリス川とネムナス川が交わる地点まで行く<br />・ヴィータウタス教会見学<br />・ペリクーナスの家(外観のみ)<br />・ネムナス川沿いから駅前まで自転車で散策<br />・杉原千畝記念館(外観のみ)<br />【カウナス泊:ホテル・ネリス改め、ホテル・パーク・イン(Park Inn)】<br />**********************<br /><br />カウナスには、興味深い博物館がたくさんあります。<br />「地球の歩き方」やLonely Planetに紹介されている面白そうな博物館だけでも、1日の滞在では足らないと思ったものですが、ホテルでゲットしたIn Your Pocketには、そそられる解説とともに、18ヶ所も紹介されていました。<br />プラン当初は、郊外の野外博物館に行きたくて、カウナス滞在は少なくても2日とろうと思っていました。<br />でも、全17日間のバルト3国旅行の全体のルートを見直したとき、日程が足らなくなり、カウナス滞在を泣く泣く切り詰めました。<br />旅は取捨選択の連続とはいえ、カウナスは1日滞在っきりでは実にもったいない街でした。<br /><br />この旅行記では、そんな数ある博物館の中から1ヶ所選ぶとしたら、ぜひ行きたいと思った悪魔の博物館の続き、3階の展示品の写真と、2番目に楽しみにしていたチュルリョーニョス美術館にかかわる写真を集めました。<br /><br />悪魔の博物館の3階には、世界のあちこちで悪魔とされる人外の存在の彫刻や仮面などもあって、非常にバラエティに富んでいて面白かったです。<br />見ようによってはこんなのも悪魔扱いされてしまうのだ、と興味深かったものもあります。<br />例えば、日本からは天狗のお面。<br />スリランカ・コーナーでは、むしろ神さまではないか、と思われる面もありました。<br /><br />キリスト教世界の歴史では、勢力争いに負けた土着信仰の神が、うまくキリスト教の聖人伝説と結びつくこともありますが、悪の存在に貶められていることもよくあります。<br />その代表的なものとして思い浮かぶのが、旧約聖書でイヴにリンゴを薦めたヘビです。<br />また、モーセの生涯が描かれた出エジプト記では、モーセがシナイ山で神から十戒を授かったとき、ふもとでモーセを待っていたユダヤの人々が、禁じられた偶像崇拝に明け暮れていたことがあります。<br />そんな人々のことを聖書では堕落した、と断じていますが、それがあまりにも悪いことだと糾弾されているので、子供の頃は、その偶像に使われたウシなどの動物の神さまの像を崇めた信仰は、異教信仰というより悪魔信仰とずっと勘違いしていたくらいです。<br />考えてみたら、そもそも悪魔のルシファーは、堕落したもと天使───堕天使です。<br />これもひょっとしたら土着の異教の神にルーツがあるのかもしれません。<br /><br />キリスト教以外のアミニズム、たとえばさまざまなものに神を見る日本の古来の信仰などは、人々にとって役に立てば神ですが、その神が、きちんと祀られないことなどからすねてしまって人々に害をなすようになったら、悪霊や悪神扱いされてしまいます。<br />あるいは日本の古代史では、大和朝廷にさからってほろぼされた部族は、伝承や民話などで人外の存在におきかえられていることがよくあるようです。<br />天狗も、昔の人がたまたま見かけた、当時の日本人より桁違いに体の大きかった白人だという説も、聞いたことがあります。<br />赤ら顔は、白いがゆえに赤くなると目出つ白人の肌なのでしょう。<br /><br />悪魔の定義って実に広いものだとしみじみ思いました。<br /><br />チュルリョーニョス美術館は、残念ながら写真不可でした。<br />この旅行記に収めた写真は、建物や買ったポストカードや、中庭にあった彫刻などで、ほんの少しです。<br /><br />チュルリョーニョスという人を知ったのは、バルト3国旅行のプラン中、せいぜい3ヶ月前からです。<br />東欧の、日本であまり紹介されていないアーティストを、旅行をきっかけに開拓したいという思いはいつもあって、チュルリョーニョスはその意味で目をつけていました。<br />でも、その人となり作品となり、もともと何にも知らなかったので、それほど期待していたわけではありませんでした。<br />なので、美術館を鑑賞中に、窓の外で、本日は見込めないと思っていた太陽の光が射しているのを見てしまったら。<br />レンタルした自転車で早く街を回りたいと気もそぞろになり、あんまりじっくり腰をすえて鑑賞できませんでした。<br /><br />チュルリョーニョスは作曲家が本業で、自分の音楽のイメージの絵を描いた人のようです。<br />その中にはCDジャケットにされたりした有名な絵もあったようです。<br />チュルリョーニョスはエジプトを旅行したことはないのですが、エジプト・シリーズもありました。<br />きっと多くの西洋画家と同様、エジプトのエキゾチズムにあこがれたのでしょう。<br /><br />これらのミニ情報は、ちょうど美術館にいあわせた3人の女の子たちからゲットしたものです。<br />英語で話していたので、リトアニア人ではなく、外国人学生あたりだったかもしれません。<br />1人の女の子がチュルリョーニョスにとても詳しかったらしく、あるいは実はガイドさんだったのか、他の2人に解説していたのを耳にしたのです。<br />他の2人も、なるほど、とか、これがそうなのね!───などと、まんざら知らないわけではないようでした。<br /><br />美術館にはチュルリョーニョスが作曲した曲を視聴できる部屋もありました。<br />それをゆっくり聴いている余裕があったら、チュルリョーニョスについてもっと理解できたでしょう。<br />でも、彼のパステルカラー調のやわらかくファンタジックな絵は、私好みでした。<br />そして、本業は小説家だけど、同じように幻想的な水彩画を描いていたヴィクトル・ユーゴーを連想しました。<br />あるいは詩人ウィリアム・ブレイクの絵をもっととやさしい雰囲気にしたかんじかな。<br />音楽を絵にしたカンディンスキーの作品も思い出しました。<br /><br />2010年バルト3国旅行の旅程一覧はこちら。<br />簡易版「2010年バルト3国旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10481279/<br />詳細版「2010年バルト3国旅行の詳細旅程(写真付き)」<br />http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2010/07/2010-ccbf.html<br /><br />「世界の悪魔と仮面<br /> 3階には、外国人訪問者の寄贈品が展示されています。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、そしてアフリカからの悪魔と仮面が見られます。悪魔という概念は、その一部は世界の民族の民族誌の中で明らかにされています。悪魔が活躍する登場人物となっている世界の文学に題材を求めたものも展示されています。展示にはまた、おもちゃの悪魔も含まれています。」<br />(悪魔の博物館の展示室3階入口にあった説明を私訳)<br /><br />「国立チュルリョーニス美術館<br /> リトアニアが誇る画家、作況かのチュルリョーニスM. K. Ciurlionis(1875〜1911)の作品をメインに、フォークアートなども集めた大きな美術館。幻想的でもあり土着的な香りもする彼の作品には、ヨーロッパ深部のリトアニアならではの不思議な味わいがある。リスニングルームもあり、彼の作曲家としての才能も同時に楽しむことができるようになっている。」<br />(「‘09〜’10年版 地球の歩き方 バルトの国々 エストニア・ラトヴィア・リトアニア」より)<br />

2010年バルト3国旅行第4日目(4)カウナス:ユニークな悪魔の博物館(3)世界の悪魔コレクション&チュルリョーニス美術館

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2010/07/07 - 2010/07/07

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まみ

まみさん

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2010/07/07水 カウナス(エストニア第二の都市)
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・独立広場と聖ミカエル教会見学
<ここから自転車レンタル>
・悪魔の博物館見学&写真撮影
・チュルリョーニョス美術館見学
・聖ペテロ&パウロ大聖堂見学
・カウナス城(廃墟なので外観のみ)
・サンタコス公園でネリス川とネムナス川が交わる地点まで行く
・ヴィータウタス教会見学
・ペリクーナスの家(外観のみ)
・ネムナス川沿いから駅前まで自転車で散策
・杉原千畝記念館(外観のみ)
【カウナス泊:ホテル・ネリス改め、ホテル・パーク・イン(Park Inn)】
**********************

カウナスには、興味深い博物館がたくさんあります。
「地球の歩き方」やLonely Planetに紹介されている面白そうな博物館だけでも、1日の滞在では足らないと思ったものですが、ホテルでゲットしたIn Your Pocketには、そそられる解説とともに、18ヶ所も紹介されていました。
プラン当初は、郊外の野外博物館に行きたくて、カウナス滞在は少なくても2日とろうと思っていました。
でも、全17日間のバルト3国旅行の全体のルートを見直したとき、日程が足らなくなり、カウナス滞在を泣く泣く切り詰めました。
旅は取捨選択の連続とはいえ、カウナスは1日滞在っきりでは実にもったいない街でした。

この旅行記では、そんな数ある博物館の中から1ヶ所選ぶとしたら、ぜひ行きたいと思った悪魔の博物館の続き、3階の展示品の写真と、2番目に楽しみにしていたチュルリョーニョス美術館にかかわる写真を集めました。

悪魔の博物館の3階には、世界のあちこちで悪魔とされる人外の存在の彫刻や仮面などもあって、非常にバラエティに富んでいて面白かったです。
見ようによってはこんなのも悪魔扱いされてしまうのだ、と興味深かったものもあります。
例えば、日本からは天狗のお面。
スリランカ・コーナーでは、むしろ神さまではないか、と思われる面もありました。

キリスト教世界の歴史では、勢力争いに負けた土着信仰の神が、うまくキリスト教の聖人伝説と結びつくこともありますが、悪の存在に貶められていることもよくあります。
その代表的なものとして思い浮かぶのが、旧約聖書でイヴにリンゴを薦めたヘビです。
また、モーセの生涯が描かれた出エジプト記では、モーセがシナイ山で神から十戒を授かったとき、ふもとでモーセを待っていたユダヤの人々が、禁じられた偶像崇拝に明け暮れていたことがあります。
そんな人々のことを聖書では堕落した、と断じていますが、それがあまりにも悪いことだと糾弾されているので、子供の頃は、その偶像に使われたウシなどの動物の神さまの像を崇めた信仰は、異教信仰というより悪魔信仰とずっと勘違いしていたくらいです。
考えてみたら、そもそも悪魔のルシファーは、堕落したもと天使───堕天使です。
これもひょっとしたら土着の異教の神にルーツがあるのかもしれません。

キリスト教以外のアミニズム、たとえばさまざまなものに神を見る日本の古来の信仰などは、人々にとって役に立てば神ですが、その神が、きちんと祀られないことなどからすねてしまって人々に害をなすようになったら、悪霊や悪神扱いされてしまいます。
あるいは日本の古代史では、大和朝廷にさからってほろぼされた部族は、伝承や民話などで人外の存在におきかえられていることがよくあるようです。
天狗も、昔の人がたまたま見かけた、当時の日本人より桁違いに体の大きかった白人だという説も、聞いたことがあります。
赤ら顔は、白いがゆえに赤くなると目出つ白人の肌なのでしょう。

悪魔の定義って実に広いものだとしみじみ思いました。

チュルリョーニョス美術館は、残念ながら写真不可でした。
この旅行記に収めた写真は、建物や買ったポストカードや、中庭にあった彫刻などで、ほんの少しです。

チュルリョーニョスという人を知ったのは、バルト3国旅行のプラン中、せいぜい3ヶ月前からです。
東欧の、日本であまり紹介されていないアーティストを、旅行をきっかけに開拓したいという思いはいつもあって、チュルリョーニョスはその意味で目をつけていました。
でも、その人となり作品となり、もともと何にも知らなかったので、それほど期待していたわけではありませんでした。
なので、美術館を鑑賞中に、窓の外で、本日は見込めないと思っていた太陽の光が射しているのを見てしまったら。
レンタルした自転車で早く街を回りたいと気もそぞろになり、あんまりじっくり腰をすえて鑑賞できませんでした。

チュルリョーニョスは作曲家が本業で、自分の音楽のイメージの絵を描いた人のようです。
その中にはCDジャケットにされたりした有名な絵もあったようです。
チュルリョーニョスはエジプトを旅行したことはないのですが、エジプト・シリーズもありました。
きっと多くの西洋画家と同様、エジプトのエキゾチズムにあこがれたのでしょう。

これらのミニ情報は、ちょうど美術館にいあわせた3人の女の子たちからゲットしたものです。
英語で話していたので、リトアニア人ではなく、外国人学生あたりだったかもしれません。
1人の女の子がチュルリョーニョスにとても詳しかったらしく、あるいは実はガイドさんだったのか、他の2人に解説していたのを耳にしたのです。
他の2人も、なるほど、とか、これがそうなのね!───などと、まんざら知らないわけではないようでした。

美術館にはチュルリョーニョスが作曲した曲を視聴できる部屋もありました。
それをゆっくり聴いている余裕があったら、チュルリョーニョスについてもっと理解できたでしょう。
でも、彼のパステルカラー調のやわらかくファンタジックな絵は、私好みでした。
そして、本業は小説家だけど、同じように幻想的な水彩画を描いていたヴィクトル・ユーゴーを連想しました。
あるいは詩人ウィリアム・ブレイクの絵をもっととやさしい雰囲気にしたかんじかな。
音楽を絵にしたカンディンスキーの作品も思い出しました。

2010年バルト3国旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2010年バルト3国旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10481279/
詳細版「2010年バルト3国旅行の詳細旅程(写真付き)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2010/07/2010-ccbf.html

「世界の悪魔と仮面
 3階には、外国人訪問者の寄贈品が展示されています。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、そしてアフリカからの悪魔と仮面が見られます。悪魔という概念は、その一部は世界の民族の民族誌の中で明らかにされています。悪魔が活躍する登場人物となっている世界の文学に題材を求めたものも展示されています。展示にはまた、おもちゃの悪魔も含まれています。」
(悪魔の博物館の展示室3階入口にあった説明を私訳)

「国立チュルリョーニス美術館
 リトアニアが誇る画家、作況かのチュルリョーニスM. K. Ciurlionis(1875〜1911)の作品をメインに、フォークアートなども集めた大きな美術館。幻想的でもあり土着的な香りもする彼の作品には、ヨーロッパ深部のリトアニアならではの不思議な味わいがある。リスニングルームもあり、彼の作曲家としての才能も同時に楽しむことができるようになっている。」
(「‘09〜’10年版 地球の歩き方 バルトの国々 エストニア・ラトヴィア・リトアニア」より)

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  • 展示室の真ん中のケースにあったアフリカの仮面的な彫刻<br /><br />背後に天狗のお面が見えます。<br />あとであそこの展示もじっくり見ましょう。<br />

    展示室の真ん中のケースにあったアフリカの仮面的な彫刻

    背後に天狗のお面が見えます。
    あとであそこの展示もじっくり見ましょう。

  • 展示室の真ん中のケースにあった、これもどこかアフリカ的なかんじがする彫刻<br /><br />アフリカ的なかんじがするのは鼻のあたりかなぁ。<br />

    展示室の真ん中のケースにあった、これもどこかアフリカ的なかんじがする彫刻

    アフリカ的なかんじがするのは鼻のあたりかなぁ。

  • 世界の悪魔はバラエティーに富む!<br /><br />この悪魔には角がないです。<br />広義で悪魔とくくられる人外の生きものかもしれません。<br />

    世界の悪魔はバラエティーに富む!

    この悪魔には角がないです。
    広義で悪魔とくくられる人外の生きものかもしれません。

  • こちらまでつられてニヤリと笑いそうになる悪魔<br /><br />悪魔というより鬼といいたくなります。<br />ウクライナの悪魔です。<br />

    こちらまでつられてニヤリと笑いそうになる悪魔

    悪魔というより鬼といいたくなります。
    ウクライナの悪魔です。

  • うずくまったり考えごとをしたり、いちゃいちゃしている(?)悪魔たち<br /><br />これもウクライナの悪魔です。<br />

    うずくまったり考えごとをしたり、いちゃいちゃしている(?)悪魔たち

    これもウクライナの悪魔です。

  • これはきっとコミックかアニメの悪魔では?<br /><br />悪魔一家、可愛いです。<br />ペットのワンちゃんもいます。<br />これもウクライナの悪魔です。<br />

    これはきっとコミックかアニメの悪魔では?

    悪魔一家、可愛いです。
    ペットのワンちゃんもいます。
    これもウクライナの悪魔です。

  • 可愛いと言っていいのやら<br /><br />カップルみたいです。<br />これもウクライナの悪魔です。<br />

    可愛いと言っていいのやら

    カップルみたいです。
    これもウクライナの悪魔です。

  • 悪魔くん一家<br /><br />角がなければ、悪魔というより、原始人というかんじがします。<br />毛で覆われた体が、毛皮を着ているように見えるからでしょうか。<br />これもウクライナの悪魔です。<br />

    悪魔くん一家

    角がなければ、悪魔というより、原始人というかんじがします。
    毛で覆われた体が、毛皮を着ているように見えるからでしょうか。
    これもウクライナの悪魔です。

  • 小物入れとなっている、とぼけた顔の悪魔<br /><br />これもウクライナの悪魔です。<br />

    イチオシ

    小物入れとなっている、とぼけた顔の悪魔

    これもウクライナの悪魔です。

  • <br />花嫁さんは人間かな? 悪魔かな?<br />角があるかどうか微妙です。<br />これもウクライナの悪魔です。<br />リトアニアとウクライナは特に国境を接しているわけではないのに、ウクライナから寄贈された悪魔が多かったです。<br />


    花嫁さんは人間かな? 悪魔かな?
    角があるかどうか微妙です。
    これもウクライナの悪魔です。
    リトアニアとウクライナは特に国境を接しているわけではないのに、ウクライナから寄贈された悪魔が多かったです。

  • とてもユニークで見ていて楽しくなる悪魔たち<br /><br />アルメニアの悪魔です。<br />

    とてもユニークで見ていて楽しくなる悪魔たち

    アルメニアの悪魔です。

  • 緑と赤い芽をもつ悪魔<br /><br />これもなかなかユニークです。<br />お隣のラトヴィアの悪魔です。<br />

    イチオシ

    緑と赤い芽をもつ悪魔

    これもなかなかユニークです。
    お隣のラトヴィアの悪魔です。

  • 丸い顔のサルっぽい悪魔<br /><br />これもラトヴィアの悪魔です。<br />

    丸い顔のサルっぽい悪魔

    これもラトヴィアの悪魔です。

  • 楽しい悪魔@<br /><br />これもラトヴィアの悪魔です。<br />

    イチオシ

    楽しい悪魔@

    これもラトヴィアの悪魔です。

  • ニワトリっぽい悪魔<br /><br />これも悪魔というより人外の存在でしょう。<br />ひょっとしたら神の一人かもしれません。<br />キューバ/ボリビアのコーナーにあった悪魔です。どちら国の悪魔かまでは分かりませんでした。<br />どっちにしても、南米っぽいかんじがします。<br />

    ニワトリっぽい悪魔

    これも悪魔というより人外の存在でしょう。
    ひょっとしたら神の一人かもしれません。
    キューバ/ボリビアのコーナーにあった悪魔です。どちら国の悪魔かまでは分かりませんでした。
    どっちにしても、南米っぽいかんじがします。

  • 赤い背広を着たミュージシャン悪魔<br /><br />ブラジルの悪魔です。<br />派手な色使いがいかにもブラジルらしいです。<br />

    赤い背広を着たミュージシャン悪魔

    ブラジルの悪魔です。
    派手な色使いがいかにもブラジルらしいです。

  • これはむしろ神さまでは?<br /><br />スリランカ・コーナーにて。<br />

    これはむしろ神さまでは?

    スリランカ・コーナーにて。

  • 日本の天狗も悪魔の仲間入り@<br /><br />アジア・コーナーの中にありました。<br />

    日本の天狗も悪魔の仲間入り@

    アジア・コーナーの中にありました。

  • 繊細なガラスでできた、悪魔のミュージシャンとダンサーたち<br /><br />ロシア/ベラルーシのコーナーにありました。どちら国の悪魔かまでは分かりませんでした。<br />

    繊細なガラスでできた、悪魔のミュージシャンとダンサーたち

    ロシア/ベラルーシのコーナーにありました。どちら国の悪魔かまでは分かりませんでした。

  • 舞台のカーテンの向こうから覗く悪魔<br /><br />切り取った木を嵌めて制作した木象嵌です。<br />北欧の悪魔です。<br />

    舞台のカーテンの向こうから覗く悪魔

    切り取った木を嵌めて制作した木象嵌です。
    北欧の悪魔です。

  • 女の子と仲良しの悪魔<br /><br />北欧の悪魔です。<br />いわれてみるととても北欧的なキャラクターに思えてきます。<br />

    女の子と仲良しの悪魔

    北欧の悪魔です。
    いわれてみるととても北欧的なキャラクターに思えてきます。

  • 2つの顔を持つ悪魔<br /><br />これも北欧の悪魔です。<br /><br />悪魔の博物館の写真は以上です。<br />見学時間は12時20分から13時45分、約1時間半でした。<br />ふうんふうんと見るだけならゆっくり歩いても30分程度で見学が終わってしまうと思いますが、写真を撮ろうという目的のおかげで1つ1つじっくり観察できたのはよかったです。<br />そして写真を撮ったおかげで、こうして後から、こんな悪魔もあったなぁと記憶を温め、実物を見ているときには気付かなかった細部にも目がいくようになると同時に、こんな悪魔たちがいたんだよとこうやって紹介できて幸せです。<br />

    2つの顔を持つ悪魔

    これも北欧の悪魔です。

    悪魔の博物館の写真は以上です。
    見学時間は12時20分から13時45分、約1時間半でした。
    ふうんふうんと見るだけならゆっくり歩いても30分程度で見学が終わってしまうと思いますが、写真を撮ろうという目的のおかげで1つ1つじっくり観察できたのはよかったです。
    そして写真を撮ったおかげで、こうして後から、こんな悪魔もあったなぁと記憶を温め、実物を見ているときには気付かなかった細部にも目がいくようになると同時に、こんな悪魔たちがいたんだよとこうやって紹介できて幸せです。

  • チュルリョーニョス美術館<br /><br />入場料は6.00リトアニア・リタス。撮影不可。<br />(旅行前に調べた2010年6月30日現在の換算レート:1.00リトアニア・リタス(Lt)=31.32円)<br /><br />チュルリョーニョスについて簡潔に説明されたサイトを見つけました。<br />http://litabi.com/ciurlionis.html<br /><br />このサイトでは他にもリトアニアの基本情報や歴史、いくつかの主要都市と見どころなどを説明しています。<br />

    チュルリョーニョス美術館

    入場料は6.00リトアニア・リタス。撮影不可。
    (旅行前に調べた2010年6月30日現在の換算レート:1.00リトアニア・リタス(Lt)=31.32円)

    チュルリョーニョスについて簡潔に説明されたサイトを見つけました。
    http://litabi.com/ciurlionis.html

    このサイトでは他にもリトアニアの基本情報や歴史、いくつかの主要都市と見どころなどを説明しています。

  • チュルリョーニョス美術館の中庭にあった彫刻<br /><br />チュルリョーニョス美術館の見学時間は14時から14時35分です。<br />大急ぎで回ってしまいました。<br />

    チュルリョーニョス美術館の中庭にあった彫刻

    チュルリョーニョス美術館の見学時間は14時から14時35分です。
    大急ぎで回ってしまいました。

  • チュルリョーニョスの作品のポストカード(1枚0.50リトアニア・リタス)と、カウナスのギャラリー&ミュージーアム案内の冊子(5.00リトアニア・リタス)<br /><br />建物の展示室は若干入り組んでいました。<br />チュルリョーニョスの絵画だけでなく、現代リトアニアの画家の企画展のスペースもあり、Petras Kalpokas(1880〜1945)という画家の作品が展示されていました。<br />地下には、チュルリョーニョスに関する物───彼の持ち物や写真、楽譜の原稿、旅先で描いたスケッチや絵はがきの展示、彼の経歴の説明などがありました。<br />それらは残念ながらよく分からないので、さーっと歩いて見て回っただけです。<br /><br />チュルリョーニョスの作品を見るのは初めてです。<br />音楽は残念ながら聴いたことがありません。<br />視聴できるブースがあったのですが、外はおもむろに天気になってきて、美術館の建物の中にもよく日が差し込んできたため、視聴するよりは街散策がしたくなってしまいました。<br /><br />チュルリョーニョスの絵はポストカードのようにやわらかい雰囲気のやや幻想的な絵が多かったです。<br />彼の音楽と傾向と共通するのであれば、なんとなくドビュッシーのピアノ曲のような印象派的で情景的な音楽ではないかと想像できます。<br />何が描かれているなんとなく分かる絵が多かったですが、中には「ソナタ」と題された完全な抽象画もありました。<br />そこから画風は違うけれど、カンディンスキーを連想しました。<br /><br />ポストカードの絵のタイトル<br />右上:「春」(1907年制作)<br />右下:「春」(1907年制作)<br />左上:「供物」(1909年制作)<br />左下:「冬II」<br /><br />カウナスのギャラリー&ミュージーアム案内の冊子は、見ればみるほど、またカウナスに行きたくなります。<br />カウナス市内の10ヶ所、郊外のDRUSKININKAIの2ヶ所を作品のカラー写真入りで紹介しています。<br />・チュルリョーニョス美術館<br />・チュルリョーニョス新ギャラリー<br />・ジリンカス美術館<br />・カウナス・ピクチャー・ギャラリー<br />・悪魔の博物館<br />・リトアニア旧大統領官邸博物館<br />・陶器美術館(旧市庁舎内)<br />・J. ZIKARASメモリアル・ミュージーアム<br />・L. TRUIKYS & M. RAKAUSKAITEメモリアル・ミュージーアム<br />・A. &amp; P. GALAUNEハウス<br />・チュルリョーニョス・メモリアル・ミュージーアム(DRUSKININKAI)<br />・V. K. JONYNASギャラリー(DRUSKININKAI)<br />

    チュルリョーニョスの作品のポストカード(1枚0.50リトアニア・リタス)と、カウナスのギャラリー&ミュージーアム案内の冊子(5.00リトアニア・リタス)

    建物の展示室は若干入り組んでいました。
    チュルリョーニョスの絵画だけでなく、現代リトアニアの画家の企画展のスペースもあり、Petras Kalpokas(1880〜1945)という画家の作品が展示されていました。
    地下には、チュルリョーニョスに関する物───彼の持ち物や写真、楽譜の原稿、旅先で描いたスケッチや絵はがきの展示、彼の経歴の説明などがありました。
    それらは残念ながらよく分からないので、さーっと歩いて見て回っただけです。

    チュルリョーニョスの作品を見るのは初めてです。
    音楽は残念ながら聴いたことがありません。
    視聴できるブースがあったのですが、外はおもむろに天気になってきて、美術館の建物の中にもよく日が差し込んできたため、視聴するよりは街散策がしたくなってしまいました。

    チュルリョーニョスの絵はポストカードのようにやわらかい雰囲気のやや幻想的な絵が多かったです。
    彼の音楽と傾向と共通するのであれば、なんとなくドビュッシーのピアノ曲のような印象派的で情景的な音楽ではないかと想像できます。
    何が描かれているなんとなく分かる絵が多かったですが、中には「ソナタ」と題された完全な抽象画もありました。
    そこから画風は違うけれど、カンディンスキーを連想しました。

    ポストカードの絵のタイトル
    右上:「春」(1907年制作)
    右下:「春」(1907年制作)
    左上:「供物」(1909年制作)
    左下:「冬II」

    カウナスのギャラリー&ミュージーアム案内の冊子は、見ればみるほど、またカウナスに行きたくなります。
    カウナス市内の10ヶ所、郊外のDRUSKININKAIの2ヶ所を作品のカラー写真入りで紹介しています。
    ・チュルリョーニョス美術館
    ・チュルリョーニョス新ギャラリー
    ・ジリンカス美術館
    ・カウナス・ピクチャー・ギャラリー
    ・悪魔の博物館
    ・リトアニア旧大統領官邸博物館
    ・陶器美術館(旧市庁舎内)
    ・J. ZIKARASメモリアル・ミュージーアム
    ・L. TRUIKYS & M. RAKAUSKAITEメモリアル・ミュージーアム
    ・A. & P. GALAUNEハウス
    ・チュルリョーニョス・メモリアル・ミュージーアム(DRUSKININKAI)
    ・V. K. JONYNASギャラリー(DRUSKININKAI)

  • そばの公園にあった彫刻・その1<br /><br />チュルリョーニョスに関係あるかどうかはわかりませんでしたが、なかなか惹かれたので写真を撮りました。<br />

    そばの公園にあった彫刻・その1

    チュルリョーニョスに関係あるかどうかはわかりませんでしたが、なかなか惹かれたので写真を撮りました。

  • そばの公園にあった彫刻・その2

    そばの公園にあった彫刻・その2

  • そばの公園にあった彫刻・その3<br /><br />ラクガキが残念!<br />馬に乗っている……ナニかしら?<br />

    そばの公園にあった彫刻・その3

    ラクガキが残念!
    馬に乗っている……ナニかしら?

  • 壁のラクガキとそばの公園にあった彫刻<br /><br />このランガキは面白いと思いました。<br />右側はネコですね。<br /><br />「2010年バルト3国旅行第4日目(5)カウナス:初の海外自転車レンタルですいすい市内観光」へとつづく。<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10527472<br />

    壁のラクガキとそばの公園にあった彫刻

    このランガキは面白いと思いました。
    右側はネコですね。

    「2010年バルト3国旅行第4日目(5)カウナス:初の海外自転車レンタルですいすい市内観光」へとつづく。
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10527472

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