京都祇園祭「宵山」・放下鉾会所など

2010/07/16 - 2010/07/16

京都祇園祭の「宵山」。７月１６日の鉾の辻、新町の放下鉾の指定文化財会所などを巡りました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

新町通を四条通から、錦通へ少し上がる（北方向）と放下鉾。放下鉾の前に、祇園祭全体でも古来よりの町会所の姿を保つ放下鉾の会所。

州浜の暖簾をくぐり奥に進むと、うなぎの寝床と言われる京都の町家の奥に、放下鉾の土蔵がある。

土蔵を備えた会所も徐々に少なくなり、貴重な会所の一つ。

土蔵の１階には、鉾本体の部分が収納。

土蔵の２階部分には、懸装品や飾金具・神事用品などを収納。

土蔵の前からは、会所の屋根越しに放下鉾の真木の先端に、州浜の鉾頭が見える。

会所の２階部分の手摺の下部にも、州浜の文様が見える。

会所の２階には会所飾。昭和４年までは「生稚児」、以降は「三光丸」と名付けられた稚児人形に変わり、その稚児人形が祀られている。

会所奥の土蔵からは、２階部分へ渡り廊下でつながれており、土蔵への懸装品などの出し入れに工夫がされている。貴重な姿を残す会所。

見送りなども、会所の２階に飾られている。

放下鉾の会所２階の会所飾。金幣・見送り。

放下鉾水引。

放下鉾稚児の馬具・稚児装束など。

新町通の一番南に位置する、曳山の岩戸山の宵山風景。

岩戸山の会所前からの宵山風景。

岩戸山の会所飾。

岩戸山の見送り。

天の岩戸を開いて、天照大神を出現させる日本神話を題材にした岩戸山。ご神体が三体会所に祭られている。天照大神（アマテラスオオミカミ）・手力雄尊（テジカラオノミコト）・イザナギノミコト。

宵山の岩戸山。

岩戸山の前から、北方向の船鉾方向の新町通。

岩戸山の上から会所方向の風景。

岩戸山の上から北方向。

岩戸山から船鉾方向、新町通の宵山風景。

宵山の四条通の月鉾。

宵山の四条通風景。