イタリア個人旅行15泊・Honeymoon①/ローマ編

2008/09/19 - 2008/09/21

月日は遡って・・・
イタリアの話をしましょう

イタリアフリーク旦那様の綿密な計画により
ハネムーンはイタリア（のみ）に決定。
イタリアの近くの国にも行きたいなぁと言いつつも
結果大満足！

思い返せば、「ポジターノ」のありえない景色と、
シチリアの「ラグーザ」という小さな街での出来事、
特にこの二つに魅了された旅でした。


ー旅程ー

現在アメリカ在住のため、アメリカ発イタリア旅行。
パリでトランジットの後、ローマ入り。
そしてナポリ経由で南西のアマルフィ海岸を巡り、
シチリア島滞在一週間。レンタカーでぐるっと周る。
その後ピサ経由でフィレンツェまで北上し、
ヴェネツィアがラストの15泊17日の旅程。

さて、いざ出発！

最初はローマ編（2泊）

エリア ローマ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 船 レンタカー
• 航空会社: エールフランス

今回乗ったのは、AIR FRANCE。
ヒューストンからイタリアには直行便は無いので、
パリ経由でローマへ。
卒業旅行ではローマは夜しか回れなかったけれど、
今回はたっぷり2日間コース。

迷いに迷って末にたどり着いたB&B。
確かHOMEという名前だったかな。
ここはロビー兼ダイニング。
部屋もとっても可愛らしい内装でにんまり。


実は着いたその日にセリエＡの試合を観戦する予定
だったので、一度ホテルへ着いた後、疲れた体を奮
い起こし、徒歩1時間かけてスタジアムへ急ぐ。
しかーしチケットは試合開始の1時間前までしか買え
ないらしく、観戦できず撃沈。
スタジアムから聞こえるサポーターの声援を背に、
あえなく帰路へ。
夫はかなりのローマサポーターなので内心ショック
だったはず。
チケット購入はお早めに。。

途中のリストランテでイタリア初めての食事。
サーモンのペンネが美味しかった。

しかしローマ。とっても寒かった。

ここで朝食をいただいた。
美味しいカプチーノを淹れてくれたり色々お世話をしてくれた優しいアンディーカ。
カナダ人のカップルとも同席し、一緒に朝食を食べた。
こじんまりしたＢ＆Ｂならではの楽しい一時。

ドアを開いて箱に乗るような旧式のエレベーターも良かった。

翌日は、早起きしてローマ巡り。

ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院は相変わらずものすごい人・人・人。
順番に列に並んで入る。

ここも前回は夜だったため、繊細且壮大な外観に感動！

中に入って天井を見上げる

初めて大聖堂の頂上まで登った。
狭い階段を体を斜めにしてぐるぐる上り続ける。少し酔う。

しかし頑張った後の眺めは最高。

壮大な景色を目の前に、しばしのんびり。

その後テヴェレ河沿いを通り、思わず佇む。
この頃から「あぁこれが古代ローマ帝国の・・・」が口癖となる。
ちなみに罰せられた方々が投げ込まれた川だとか。。。
歴史を知ってから行くと妙にリアルで、少し足がすくんだ。

パンテオンを通り、夫が以前行って美味しかった
というリストランテでランチ。

裏道にあり、お客さんも地元民で溢れている。

テーブルにダイレクトに数字を書いて計算をしてお会計、
というイタリアらしさに驚きつつも
地元のイタリアンを満喫した。

バールには何度も寄った。お手洗い休憩にもぴったり。
おしゃれなバールがたくさんあった。

エスプレッソが美味しくてとても安い！
イタリア式の立ち飲み。

そしてローマ一番のお目当てはフォロ・ロマーノ。

この日の為に「ローマ人の物語」を読んでしっかり予習していったので、じっくり回った。

フォロ・ロマーノとは古代ローマ帝国の本拠地。
本に書いてあった歴史を思い出しながら、2500年以上前の遺跡を目の当たりにすると声も出ず、
しばし呆然と見上げた。
うーん歴史って面白い。
イタリアには遺跡が沢山あり、でもそれが今と共存している。

ものすごく広く、保存状態の良いものから崩れかけているものまで。

フォロ・ロマーノから見えるコロッセオ。
ライトアップされた夜の姿（前回の旅行記参照）とはまた違った印象を持った。

若干の歩きすぎ感を感じ
ジェラートを食べて休憩しながら
真実の口へ。

そしてトレヴィの泉へ。
再訪を願って、後ろ向きでコインを投げてきた。

ライトアップされるとまた雰囲気が違って素敵だった。

それにしてもよく歩いた。
疲れたなと思ったら、2万歩を超えていた。

気温はというと、この旅ではローマが一番寒かった。