木之本・余呉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
新緑の季節。滋賀県余呉の「大箕山菅山寺」へお参りがてら、樹齢千余年の欅の大木を見に行ってきました。以前、雑誌に掲載された迫力の欅の古木に接し、是非、生の姿を見てみたいものだと思っていました。今回その思いが叶えられることになりました。<br /><br />写真は、山門そばに立つ樹齢1100年の欅の木二本。

車で滋賀 ★菅原道真公お手植と伝わる菅山寺山門の欅の大木

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2010/05/08 - 2010/05/08

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シベック

シベックさん

新緑の季節。滋賀県余呉の「大箕山菅山寺」へお参りがてら、樹齢千余年の欅の大木を見に行ってきました。以前、雑誌に掲載された迫力の欅の古木に接し、是非、生の姿を見てみたいものだと思っていました。今回その思いが叶えられることになりました。

写真は、山門そばに立つ樹齢1100年の欅の木二本。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満

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  • 坂口集落の大鳥居<br /><br />北陸自動車道の木の本ICを下り、かつて北国街道として栄えたR365を余呉へ向いました。余呉に入って間もなくの坂口集落で、地元の方に参道の位置を教えてもらい、赤い天満宮鳥居と寺宝を保存展示する弘善館を確認後、再びR365に戻り北に大きく迂回して、細い山道を山上の駐車場に向いました。

    坂口集落の大鳥居

    北陸自動車道の木の本ICを下り、かつて北国街道として栄えたR365を余呉へ向いました。余呉に入って間もなくの坂口集落で、地元の方に参道の位置を教えてもらい、赤い天満宮鳥居と寺宝を保存展示する弘善館を確認後、再びR365に戻り北に大きく迂回して、細い山道を山上の駐車場に向いました。

  • 山上から見る余呉湖<br /><br />山上駐車場は舗装され、10台ほどがとめられそう。でも、駐車場には1台も車はなし・・。<br /><br />駐車場から100mほどの尾根道の西側は、高木が伐採され余呉湖が眼下に望めるようになっていた。

    山上から見る余呉湖

    山上駐車場は舗装され、10台ほどがとめられそう。でも、駐車場には1台も車はなし・・。

    駐車場から100mほどの尾根道の西側は、高木が伐採され余呉湖が眼下に望めるようになっていた。

  • 峰の分岐点からの眺め<br /><br />南西方向が開け、木之本の町並みと琵琶湖の北側が望めます。遠くには山本山や湖北のあたりから、竹生島らしき島影も薄っすらと眺められます。<br /><br />今日はいい天気ですが遠くはガスっています。ここの分岐には、絵地図の看板が立てられていました。

    峰の分岐点からの眺め

    南西方向が開け、木之本の町並みと琵琶湖の北側が望めます。遠くには山本山や湖北のあたりから、竹生島らしき島影も薄っすらと眺められます。

    今日はいい天気ですが遠くはガスっています。ここの分岐には、絵地図の看板が立てられていました。

  • 登山道の分岐<br /><br />分岐は表参道の坂口、山上駐車場、呉枯ノ峰と菅山寺への四つ辻。分岐には場違いと思えるモダンなベンチがひとつ・・。それにしても道すがら何ヶ所か「熊注意」の看板があった。リックには鈴を付けているが、杖代わりに棒切れを拾って音を立てながらの進軍・・。この日、お寺への往復には誰とも会わなかった。

    登山道の分岐

    分岐は表参道の坂口、山上駐車場、呉枯ノ峰と菅山寺への四つ辻。分岐には場違いと思えるモダンなベンチがひとつ・・。それにしても道すがら何ヶ所か「熊注意」の看板があった。リックには鈴を付けているが、杖代わりに棒切れを拾って音を立てながらの進軍・・。この日、お寺への往復には誰とも会わなかった。

  • キツイ下りの山道<br /><br />分岐点から暫くは雑木林、菅山寺周辺は一変してブナやカエデの自然林となり、新緑が鮮やか・・。急勾配の道を下ります。道の脇には山野草が咲いていた。山道はやがて緩やかになり、歴代住職の墓石群があったが、無住のため手入れが行き届かないのか墓石は倒れ荒れていた。途中道草をしながら30分ほどで菅山寺の山門に到着した。

    キツイ下りの山道

    分岐点から暫くは雑木林、菅山寺周辺は一変してブナやカエデの自然林となり、新緑が鮮やか・・。急勾配の道を下ります。道の脇には山野草が咲いていた。山道はやがて緩やかになり、歴代住職の墓石群があったが、無住のため手入れが行き届かないのか墓石は倒れ荒れていた。途中道草をしながら30分ほどで菅山寺の山門に到着した。

  • 菅山寺山門前<br /><br />大箕山菅山寺(だいきさんかんざんじ)は、呉枯ノ峰(532m)から北に延びた尾根の東斜面にあり、傾斜が緩やかな場所に建っていた。山門と欅の大木が迎えてくれました。崩れそうな山門と空に向って伸びる2本の欅の古木は、さすがに太く大きい・・。門の前は建物跡と思える平地があり、シャクが一面に白い花を咲かせていた。

    菅山寺山門前

    大箕山菅山寺(だいきさんかんざんじ)は、呉枯ノ峰(532m)から北に延びた尾根の東斜面にあり、傾斜が緩やかな場所に建っていた。山門と欅の大木が迎えてくれました。崩れそうな山門と空に向って伸びる2本の欅の古木は、さすがに太く大きい・・。門の前は建物跡と思える平地があり、シャクが一面に白い花を咲かせていた。

  • 2本の欅の大木<br /><br />巨木・名木と言われる菅山寺のケヤキ。<br />門を入り、振り返って見た欅と山門。<br /><br />威風堂々とし凄い迫力でした。<br /><br />この欅は、菅原道真公が<br />平安前期に宇多天皇の勅使として<br />入山した44歳の時の<br />お手植えだと伝えられています。

    2本の欅の大木

    巨木・名木と言われる菅山寺のケヤキ。
    門を入り、振り返って見た欅と山門。

    威風堂々とし凄い迫力でした。

    この欅は、菅原道真公が
    平安前期に宇多天皇の勅使として
    入山した44歳の時の
    お手植えだと伝えられています。

  • 迫力の幹廻り<br /><br />左の欅は樹高24m、幹周り7.5m。<br />右側の木は樹高15m、幹周りは6.7mで<br />共に樹齢は推定1100年ほど。<br /><br />右側の欅は新芽を出しているものの一部が<br />枯れはじめているようにも見えます。

    迫力の幹廻り

    左の欅は樹高24m、幹周り7.5m。
    右側の木は樹高15m、幹周りは6.7mで
    共に樹齢は推定1100年ほど。

    右側の欅は新芽を出しているものの一部が
    枯れはじめているようにも見えます。

  • 注連縄が掛けられた2本のケヤキ<br /><br />菅山寺は今から1200年余り前、<br />天平宝字八年(764)、<br />照壇上人によって開かれた古刹。<br />このお寺は、菅原道真公が幼少の頃入山して<br />尊元阿闇梨(あじゃり)に師事し、<br />11歳で京都に上るまで<br />勉学に励んだ山寺であると伝えられている。<br /><br />また、道真公を慕う気持ちが<br />余呉湖の羽衣伝説と結びついたのか、<br />天女から生まれた子が<br />道真公だったとの言い伝えも残っている。<br /><br />滋賀県指定天然記念物。

    注連縄が掛けられた2本のケヤキ

    菅山寺は今から1200年余り前、
    天平宝字八年(764)、
    照壇上人によって開かれた古刹。
    このお寺は、菅原道真公が幼少の頃入山して
    尊元阿闇梨(あじゃり)に師事し、
    11歳で京都に上るまで
    勉学に励んだ山寺であると伝えられている。

    また、道真公を慕う気持ちが
    余呉湖の羽衣伝説と結びついたのか、
    天女から生まれた子が
    道真公だったとの言い伝えも残っている。

    滋賀県指定天然記念物。

  • 傾く巨木<br /><br />新緑の山懐に抱かれた2本の欅も、<br />山門を守るように年輪を刻み佇んでいた。<br /><br />積雪の影響なのか、2本とも谷側に傾いて立っており、特に左の木は山側がかなり傷んでいた。<br />欅の傍には、シャクが寄り添って白い花を咲かる。<br />

    傾く巨木

    新緑の山懐に抱かれた2本の欅も、
    山門を守るように年輪を刻み佇んでいた。

    積雪の影響なのか、2本とも谷側に傾いて立っており、特に左の木は山側がかなり傷んでいた。
    欅の傍には、シャクが寄り添って白い花を咲かる。

  • 南側の欅<br /><br />傾いた根元付近には、<br />ユキノシタが群生していた。

    南側の欅

    傾いた根元付近には、
    ユキノシタが群生していた。

  • 土蔵造りの宝蔵<br /><br />鎌倉の中期に専暁上人が唐から持ち帰った教典「宋版一切経七千余巻」は、かつて菅山寺に納められていたが、徳川家康の命によって芝の増上寺へ寄進されました。この経典は現在国の重要文化財に指定されています。<br />寺宝は、坂口地区にある弘善館で展示されています。

    土蔵造りの宝蔵

    鎌倉の中期に専暁上人が唐から持ち帰った教典「宋版一切経七千余巻」は、かつて菅山寺に納められていたが、徳川家康の命によって芝の増上寺へ寄進されました。この経典は現在国の重要文化財に指定されています。
    寺宝は、坂口地区にある弘善館で展示されています。

  • 方形屋根の護摩堂<br /><br />大木に抱かれて佇むお堂。

    方形屋根の護摩堂

    大木に抱かれて佇むお堂。

  • 庫裡<br /><br />境内の東の奥に大きな切り妻屋根の質素な建屋がありました。<br />南側が開けた見晴らしのいい場所で、前には大木の欅が何本も立っていました。

    庫裡

    境内の東の奥に大きな切り妻屋根の質素な建屋がありました。
    南側が開けた見晴らしのいい場所で、前には大木の欅が何本も立っていました。

  • 護摩堂から見る山門と欅<br /><br />護摩堂の前で小休止・・。<br />いちだんと高く、<br />他を圧してそびえる欅の古樹・・。<br />去りがたく、<br /><br />再度、山門をくぐって本堂に向いました。

    護摩堂から見る山門と欅

    護摩堂の前で小休止・・。
    いちだんと高く、
    他を圧してそびえる欅の古樹・・。
    去りがたく、

    再度、山門をくぐって本堂に向いました。

  • 欅を見上げると<br /><br />ゴツゴツと岩のような幹が伸び、<br />力強い枝振りがシルエットで見えました。<br />手を触れ、気を頂く・・。<br /><br />民話「天女と太夫」のなかに出てくる<br />天女が生んだ子供が<br />預けられたとされる山寺菅山寺。<br /><br />聡明だった子供は、<br />菅山寺に参詣に来た菅原是清の目にとまり、<br />養子として京へ上ることになりました。<br /><br />その子が、<br />後の学問の神様・菅原道真公だったと<br />云われています。

    欅を見上げると

    ゴツゴツと岩のような幹が伸び、
    力強い枝振りがシルエットで見えました。
    手を触れ、気を頂く・・。

    民話「天女と太夫」のなかに出てくる
    天女が生んだ子供が
    預けられたとされる山寺菅山寺。

    聡明だった子供は、
    菅山寺に参詣に来た菅原是清の目にとまり、
    養子として京へ上ることになりました。

    その子が、
    後の学問の神様・菅原道真公だったと
    云われています。

  • 2本のご神木<br /><br />天女の子供と云われる菅原道真ゆかりの<br />山寺を守る欅の古樹。<br /><br />時間と共に古樹の表情も変わって見えます。

    2本のご神木

    天女の子供と云われる菅原道真ゆかりの
    山寺を守る欅の古樹。

    時間と共に古樹の表情も変わって見えます。

  • 本堂への道<br /><br />坂口集落の赤い鳥居から始まる参道には、<br />四国八十八ヶ所巡りの<br />八十八地蔵が並んでいます。<br /><br />高さ30cm程の石仏は、<br />頭部が壊されたものが多くなんとも無惨・・。<br /><br />これらは明治初めの<br />廃仏毀釈による破壊によるものだ<br />とも言われています。<br /><br />参道を歩けば四国八十八ヶ所を<br />めぐったことになり、<br />他のお寺でもよく目にする光景です。

    本堂への道

    坂口集落の赤い鳥居から始まる参道には、
    四国八十八ヶ所巡りの
    八十八地蔵が並んでいます。

    高さ30cm程の石仏は、
    頭部が壊されたものが多くなんとも無惨・・。

    これらは明治初めの
    廃仏毀釈による破壊によるものだ
    とも言われています。

    参道を歩けば四国八十八ヶ所を
    めぐったことになり、
    他のお寺でもよく目にする光景です。

  • 鐘堂と銅鐘<br /><br />鎌倉中期の作銘を持つ銅鐘は大正15年(1926)<br />国の重要文化財に指定されています。<br />建治3年(1277)銘の梵鐘には、道真が寺院を建立し<br />不動明王を安置したと彫られているそうです。<br /><br />賤が岳の戦いで焼失したが、再興された。<br />現建物は江戸時代の建築だそうです。

    鐘堂と銅鐘

    鎌倉中期の作銘を持つ銅鐘は大正15年(1926)
    国の重要文化財に指定されています。
    建治3年(1277)銘の梵鐘には、道真が寺院を建立し
    不動明王を安置したと彫られているそうです。

    賤が岳の戦いで焼失したが、再興された。
    現建物は江戸時代の建築だそうです。

  • 菅山寺本堂<br /><br />杉や栂、欅の大木に囲まれた荘厳な堂宇。真言宗豊山派の古刹。奈良時代、孝謙天皇の勅を受けた照壇上人が開山、龍頭大箕寺と称し、平安前期に菅原道真が宇多天皇の勅使として入山、3院49坊を建てて寺号を大箕山菅山寺と改名しました。 <br />本堂の左少し上には、如法経堂が建っている。

    菅山寺本堂

    杉や栂、欅の大木に囲まれた荘厳な堂宇。真言宗豊山派の古刹。奈良時代、孝謙天皇の勅を受けた照壇上人が開山、龍頭大箕寺と称し、平安前期に菅原道真が宇多天皇の勅使として入山、3院49坊を建てて寺号を大箕山菅山寺と改名しました。
    本堂の左少し上には、如法経堂が建っている。

  • 本堂への石段<br /><br />菅山寺は、明治以降は<br />衰退し無住となったそうですが、<br />大正元年(1912)に保勝会が組織され、<br />残る堂宇の改修と<br />保存が行われているそうです。<br />この歴史ある堂宇をいつまでも<br />残して欲しいものです。<br /><br />現在は、坂口地区を中心とした<br />信者の皆さんがたの手で守られています。

    本堂への石段

    菅山寺は、明治以降は
    衰退し無住となったそうですが、
    大正元年(1912)に保勝会が組織され、
    残る堂宇の改修と
    保存が行われているそうです。
    この歴史ある堂宇をいつまでも
    残して欲しいものです。

    現在は、坂口地区を中心とした
    信者の皆さんがたの手で守られています。

  • 新緑が覆う石段の参道<br /><br />苔むした僧坊跡の石垣が続き、<br />菅山寺本堂への<br />真っ直ぐな石段の参道。<br /><br />鬱蒼と茂る深山の森の中にありながら、<br />木々の若葉が光輝いて<br />明るい参道となっていました。<br /><br />落葉樹の若葉の森はさわやか・・。

    新緑が覆う石段の参道

    苔むした僧坊跡の石垣が続き、
    菅山寺本堂への
    真っ直ぐな石段の参道。

    鬱蒼と茂る深山の森の中にありながら、
    木々の若葉が光輝いて
    明るい参道となっていました。

    落葉樹の若葉の森はさわやか・・。

  • 大木越しに見る朱雀池<br /><br />参道を直角に曲がるとブナの原生林などの<br />自然に囲まれた朱雀池があり、<br /><br />静かで神秘的な雰囲気が漂っていました。

    大木越しに見る朱雀池

    参道を直角に曲がるとブナの原生林などの
    自然に囲まれた朱雀池があり、

    静かで神秘的な雰囲気が漂っていました。

  • 亀の甲羅干し<br /><br />朱雀池の岩に一匹の亀・・。<br />太陽を一杯に受けて、まどろんでいる様子・・。<br /><br />水面に写る空や森が綺麗・・。

    亀の甲羅干し

    朱雀池の岩に一匹の亀・・。
    太陽を一杯に受けて、まどろんでいる様子・・。

    水面に写る空や森が綺麗・・。

  • 水草の浮ぶ朱雀池<br /><br />影を映す孔雀池。山裾から地下水が流れ出て、ヒシが群落をつくり、緋鯉がゆったりと泳いでいました。<br /><br />静かな山間の谷を、時々、どこからか僧都(ししおどし)の叩く甲高い音が響いていました。

    水草の浮ぶ朱雀池

    影を映す孔雀池。山裾から地下水が流れ出て、ヒシが群落をつくり、緋鯉がゆったりと泳いでいました。

    静かな山間の谷を、時々、どこからか僧都(ししおどし)の叩く甲高い音が響いていました。

  • 湖畔の祠<br /><br />天満宮の前の満面と水を湛える朱雀池の岸辺に<br />小さな弁天堂がたっていた。

    湖畔の祠

    天満宮の前の満面と水を湛える朱雀池の岸辺に
    小さな弁天堂がたっていた。

  • 近江天満宮<br /><br />池を半周すると、近江天満宮の鳥居と鉄骨で支えられた入母屋造りの社が見えた。<br /><br />近江天満宮は、菅原道真公の死後、道真の自作と伝わる像を祀り、菅山寺の鎮守としたのが始まりだと言われています。

    近江天満宮

    池を半周すると、近江天満宮の鳥居と鉄骨で支えられた入母屋造りの社が見えた。

    近江天満宮は、菅原道真公の死後、道真の自作と伝わる像を祀り、菅山寺の鎮守としたのが始まりだと言われています。

  • 錨草の咲く小道<br /><br />近江天満宮で小休止の後、<br />中部北陸自然道と書かれた標識に沿って<br />山道を登ります。<br /><br />地下水が染み出る細い道ですが、<br />山葵や紫華鬘、錨草、一輪草、<br />延齢草などの春の山野草が咲く<br />野草好きには楽しい山の小道でした。<br /><br />菅山寺参道で撮った野草は下記でどうぞ・・。<br /><br />深山に咲く春の山野草<br />http://ksktsphoto.web.fc2.com/ha10-10miyama_yasou.html

    錨草の咲く小道

    近江天満宮で小休止の後、
    中部北陸自然道と書かれた標識に沿って
    山道を登ります。

    地下水が染み出る細い道ですが、
    山葵や紫華鬘、錨草、一輪草、
    延齢草などの春の山野草が咲く
    野草好きには楽しい山の小道でした。

    菅山寺参道で撮った野草は下記でどうぞ・・。

    深山に咲く春の山野草
    http://ksktsphoto.web.fc2.com/ha10-10miyama_yasou.html

  • 白い大輪の花<br /><br />日陰に咲いていた大輪の一輪草。<br />日が落ちると閉じる花。<br /><br />菅山寺への参道は、<br />杉木立の深い緑とブナの新緑が<br />綺麗なコントラストを見せていました。<br /><br />静寂のなか、苔むした石段や石垣、<br />千年を生きてきた古樹の欅には、<br />しっとりと悠久の歴史を<br />感じさせてくれました。<br /><br /><br />〜おわり〜

    白い大輪の花

    日陰に咲いていた大輪の一輪草。
    日が落ちると閉じる花。

    菅山寺への参道は、
    杉木立の深い緑とブナの新緑が
    綺麗なコントラストを見せていました。

    静寂のなか、苔むした石段や石垣、
    千年を生きてきた古樹の欅には、
    しっとりと悠久の歴史を
    感じさせてくれました。


    〜おわり〜

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この旅行記へのコメント (2)

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  • rokoさん 2010/05/27 19:01:55
    菅原公ゆかりのケヤキ 
    シベックさん こんばんは

    余呉町にこのような古刹があるのですね、
    素晴らしい欅の大木、樹齢が1100年ですか!
    滋賀県指定天然記念物なんですね、知りませんでした。

    新緑が美しい山道、気持ちよさそう〜
    大箕山菅山寺、私もぜひ訪れてみたくなりました。

    山野草もさすがしべックさん
    とっても素敵に撮られてますね。

    丁寧にコメントも入れてくださってあり参考にさせていただきますね
    ご紹介していただきありがとうございました。



         roko

    シベック

    シベックさん からの返信 2010/05/28 20:18:05
    RE: 菅原公ゆかりのケヤキ 
    rokoさん、こんばんは。
    ケヤキの古木見てくださって、いつも有難うございます。

    > 余呉町にこのような古刹があるのですね、
    > 素晴らしい欅の大木、樹齢が1100年ですか!
    > 滋賀県指定天然記念物なんですね、知りませんでした。

    同じ滋賀県でも、琵琶湖を挟んで反対の福井県側ですから、ご存知なかったかも・・。
    以前、欅の写真を雑誌で見て行ってみたいと思っていたのですが、
    表の鳥居からはひと山越えて更に下った山中にあり、片道60分と書かれていました。
    足に自身がないので、半分あきらめていたのですが、
    たまたま検索したHPで、山の上まで車で行けることが分かり、意を決して行って来ました。
    立派なケヤキの古樹でした。

    > 新緑が美しい山道、気持ちよさそう〜
    > 大箕山菅山寺、私もぜひ訪れてみたくなりました。

    今は無住のお寺で、参拝客もいなく静かすぎる山寺でした。
    でも、ブナやケヤキの新緑は綺麗でしたし、山野草もいっぱいでした。
    是非、菅山寺にお参りください。
    でも、ご主人かお友達と行かれることをお勧めします。

    > 山野草もさすがしべックさん
    > とっても素敵に撮られてますね。

    ありがとうございます。
    山野草も旅記にアップしょうかと迷ったのですが、結局HPに掲載しました。
    最後から2枚目の写真のコメント欄にアドレスを書きましたので、よかったらご覧ください。
    暗い日陰が多く、手持ちで撮ったので出来はイマイチです...(^^ゞ。

       シベック

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