2009/09/23 - 2009/09/26
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くろすおーばーさん
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白谷雲水峡にて、もののけ姫の森~太鼓岩をトレッキング
☆詳細ルート
白谷入口→さつき吊橋分岐→楠川歩道→もののけ姫の森→太鼓岩→(下り帰し)→原生林歩道→弥生杉歩道→白谷入口
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JALグループ
-
朝6時に起床し、散歩。
朝焼けがいい感じで気持ちがいい。
今日は、白谷雲水峡にて、もののけ姫の森で癒されに行く。 -
今日の山は、雲がかかっていて、微妙な感じ。
屋久島の山は雨は当たり前なので、そこは気を取り直して出発。 -
宿からすぐのバス停で、宮之浦行きのバスを待つ。(中央がバス亭)
宮之浦からバスを乗り継いで、白谷雲水峡まで行く予定だったが、バスを待っていると、地元のおじさんが逆ヒッチハイクしてくれるサプライズ。
なんといい人。
お言葉に甘えて車に乗り、話を聞いていると、白谷雲水峡のガイドさんだった。
ラッキー。
約1時間のドライブも、おじさんの屋久島ガイドのおかげで、あっという間に。
雲水峡までの道も細く曲がりくねっている為、酔いやすい人は要注意を。 -
本日の目的地、白谷雲水峡入口に到着。
私はガイドなしで行く為、おじさんとは別れ、ここからは、ガイドブックを頼りに出発。 -
入口から約10分、名物「飛流おとし」。
岩の間を豪快に水しぶきをあげて流れ落ちる。
龍がうねりながら空を飛んでいる感じらしい。 -
しかさん、こんにちは。
ちょっとうれしい。
鹿は意外と逃げないので、その仕草に見入ってしまう。 -
入口から15分、さつき吊橋分岐。
ここで、橋を渡ると楠川歩道に、渡らないと原生林歩道に続く。
私は、渡って、楠川歩道へ。 -
森に霧が立ち込め、幻想的な雰囲気をかもし出す。
-
これぞ、白谷雲水峡。
これだけでもすばらしい”こけ”具合なのだが・・・。
もののけ姫の森はさらにすごい事になっているのだろうか。 -
下半身が大きく2又に分かれている「くぐり杉」。
倒れた屋久杉の上に屋久杉が生えて、倒木が朽ちてなくなり、そこが空洞になった状態。
軽く人が通れる大きさで、迷わず”くぐって”みた。
来た人は必ずや”くぐる”でしょう。 -
こけの中に生えたキノコ。
まだやわらかそうな感じで、かわいらしく、みずみずしい。 -
”こけ”をアップで。
屋久島のこけ達は、常にみずみずしく、潤っている。
森全体が緑一色になるのは、こけ達が木・石・地面にはりめぐっているから。 -
七本杉。巨大。
ここを過ぎると、本格的な”もののけ姫の森”に。
看板とかはないので、この杉を目印に、もののけ姫の森を堪能してください。 -
もののけ姫の森(その1)
ついに来た「もののけ姫の森」。
なんという緑一色。
何も言わずにこの”こけ具合”見てください。
緑の濃淡だけで、こんな景色ができるんですね。 -
もののけ姫の森(その2)
光が差し込むと、また違った景色に。
パズルにすると、同じ模様で全く分からなくなってしまうだろう・・・。 -
もののけ姫の森(その3)
どこかで見た景色・・・。
そう”もののけ姫”にでてくる森そのもの。
宮崎監督、ありがとう。 -
もののけ姫の森(その4)
ついにでた。
角が生えていたら・・・しし神様? -
もののけ姫の森を抜けだし、さらに山奥に向かう。
-
もののけ姫の森を抜け、終盤の辻峠にさしかかる。
-
ここからは、目印のリボンを頼りに足を運ぶ。
足元は悪く、腕の力を借りながらの登山になる。 -
うっそうと生い茂る木々の間から木漏れ日が。
ほっと一息。 -
その光は地面のこけ達にも届き、光合成の原動力に。
-
あと少しで太鼓岩。
もうすぐこそに、大空が開けているかも? -
ついに到着。
巨岩の太鼓岩。
岩の先端は絶壁だが、行ってみる。
誰もいなさそうだ。 -
太鼓岩からの絶景。
中央に安房川、小杉谷渓谷を眼下に見下ろせる。
この景色を見ながら弁当を食べ、最高。 -
雲にかすんでいるが、遠くに太忠岳を望む。
山頂には、巨大な花崗岩が突き刺ささる天柱岩が見える。
約40mの巨岩である。 -
太鼓岩を横から。
-
かなり危険だが、太鼓岩の横から見下ろすと、足元は絶壁で何もない。
傾斜は30°はあろうか。
足を滑らすと・・・である。 -
太鼓岩を後に原生林歩道途中の、奉行杉。
樹齢は不明だが、どっしりとした風格がある。
スペックは、樹高24m、胸高周囲8.5mと白谷雲水峡の屋久杉中最大級。 -
途中、せせらぎが。
ここで水を汲み、ごくっと。
軟水でまろやか。うまい。
白谷雲水峡では、いたるところに水源があり、登山者の癒し処となっている。
ついでに顔も洗ってすっきり。 -
3本足杉。
3本の足が生えているかのように根っこの部分が持ち上がっている。
足の間は、軽く人がくぐれる大きさ。
スペックは、樹高25m、胸高周囲3.9m。 -
森の中でたたずんでみる。
湿度は高いが、標高800m程度ある為、ひんやりとして気持ちいい。 -
何気ない落ち葉も、絵になる。
-
朽ちた木々の上に、別の木が根を張り、覆いかぶさっている。
-
二代大杉。
一代目の杉が倒れ、残った株に二代目が着生した。
切株更新による屋久杉だが、一代目の杉の株はほとんど残っていない。
下部は空洞になっている。
スペックは、樹高32m、胸高周囲4.4m。 -
そして、長かった原生林歩道を抜け、道は弥生杉へと続く。
この歩道は、ほぼ専用の遊歩道が設けられており、誰でも行けるので、是非。 -
弥生杉。
屋久島を代表する巨人のひとつ。
樹齢3000年。
スペックは、樹高26m、胸高周囲8.1m。 -
弥生杉クラスになると、他の屋久杉とは違って、幹の色が白くなっている。
別格の風貌を持ち、存在感が違う。 -
今夜も、味処「ふるさと」に。
おまかせにしてみた。
もちろん三岳ロックはかかせない。
名物、首折れサバ・蛸・アワビのお造り。
特に、首折れサバは屋久島の名物なので、是非。
甘くて美味。 -
へちまの甘辛煮。
これも焼酎が進む一品。 -
水イカのゲソ天。
抹茶塩で。
こりこり感がたまらない。 -
手羽先。
1人で食すにはなかなか手強いので、お隣さんと共に。 -
かめの手。
こちらはお隣さんが注文していて、めずらしいのでいただいた。
潮の香りが漂う、「貝」の一種である。
ここらで、お腹も満たされ、「ふるさと」を後にする。
明日はいよいよ縄文杉に会いに行く。
楽しみだ。
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