二口温泉と釜淵

2009/06/11 - 2009/06/11

６月１１日　昼過ぎに慈眼寺へ
平野は晴れてきてはいましたが、さすがは山沿い
激しい雨でした。
知り合いが、日曜日に行けないのでこの日にと
出かけました。
お孫さんが内臓に障害を持って生まれてきて
２つ大きな手術をしなければ生きて行けないということで
その祈願をと
３月下旬から毎週ここへやってきているのでした。
おかげさまで１つの手術は成功し、もうひとつのほうも
もうすぐということで、とにかく毎週欠かせないと
一生懸命です。
その方は仕事をされているのですが、
ここへ来てからというもの、いろいろなご縁が波のように
やってきて、それが仕事に直結しているし、私事でも
たくさんの新しいお友達が増えて楽しい毎日を過ごされて
いるそうです。
私も不思議なご縁がいろいろ出て、たくさんのお友達が
増えていきました。

この慈眼寺の先には、秋保大滝がありますが、
さらに奥へ行きますと、二口温泉、二口渓谷があります。
そちらをどうぞ

エリア 秋保温泉(宮城)

• 交通手段: 自家用車

大粒の雨が降り注いでいました

修行僧の方がいましたので、
お聞きしましたら、
毎日、午前６時〜と、午後５時〜
一般の方々も御本堂に入られての
勤行があるそうです。

お時間のある方はどうぞとのことです。

大滝から先へ

ずっと向こうの切り立った山が
磐司（ばんじ）岩です。

二口渓谷へは
このあたりに車を置いて徒歩で入っていきます。
夏は登山者が多く、登った方に聞きましたら
うっそうとしているそうです。
山形の山寺までの街道で、修験道の街道としても有名です。
秋の紅葉は圧巻で、とちらかといえば、
秋に訪れる人のほうが多いです。

ふだんはこの温泉に日帰りで訪れている人のほうが
多いですね。
大人は６００円。
アルカリ単純泉の無色透明、無臭。
建物はかなり古くて、さすがにきれいとは言えません。
浴室も古く、お風呂も狭いです。
ところが、この温泉、
先日、ＮＨＫのふだん着の温泉で紹介され、
たくさんいらしているそうです。
一度入浴されるとわかりますが、
私は極度の肩凝り。それが入浴後、
肩凝りが消えてしまいます。
関節痛、筋肉痛、こわばり、四十肩、五十肩、
消化器系などお湯は最高です！
家に帰ってきてからも、肩の痛みは出ませんでした。
一度おいでくださいね。

この温泉施設からの風景

聖観音像

こちらは先代のご主人（今は奥様と息子さんで）が
ご友人であった、お寺の御住職さんが
ご主人とのお約束で建立されたもの。

山の事故がないようにと、奥様が毎日、
観音像をきれいに拭いたり、生花を捧げたりして
いらっしゃるそうです。

帰りの途中、
トンネルがあります。
信号機の手前で停めて、釜淵へ

ここからしか見えないのですが、
なんと今の時期はうっそうとしていて
下のほうが見えません！

県のほうで
きれいに伐採してくれたらいいのになぁ

トンネルの隙間から覗いて撮影しました

すごくいい景勝地なのに
物見台ぐらい造ったらいいのにね

岩場がすごいですよ！
もったいない．．．．．．

「いつの頃からか、釜淵に河童が住むようになり、二口を往来する旅人を苦しめていました。
ある日、それを聞いた力自慢の旅人が夜中に行ってみると、
岩の上に小男が手招きするので「やっ」と一声かけて四つに組んだが、
あっという間に旅人の体は宙に舞いドブンと釜淵に沈んでしまった。」そうです。

龍神さまの雲

観音様の雲