その６―きのくに線で南へ―　青春１８きっぷで行く冬の紀伊半島の旅

2008/12/16 - 2008/12/16

紀伊半島を南へ、普通列車の旅です。
途中駅での下車など、１８きっぷならではの旅を楽しみました。
みかん畑の広がる有田、美しく青い海…、和歌山は素敵なところです。

エリア 和歌山市(和歌山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル

三ノ宮駅から早朝の新快速で、大阪駅へ向かいます。
朝焼けが綺麗です〜。
今日も好天に恵まれそうです！

和歌山行きの紀州路快速に乗り換えます。
この列車は途中まで関西空港行きの関空快速と連結して運行されます。
海外旅行に行くらしい女の子達とか乗ってました。

梅田のスカイビルです。
いずれ空中庭園にも行きたいな。

ユニバーサルスタジオジャパンのデザインの列車。
これは思わず乗りたくなりますよね。

政令指定都市でもある堺市。
仁徳天皇陵があることで知られています。

この日根野駅で、関空快速と分離されます。
車内はけっこう混んでて、僕はずっと立ちでした。
横の高校生達が熱心に漢字の勉強をしていました。

紀ノ川を渡ります。
こんな広い川だとは知りませんでした！

そして和歌山駅に到着。
次の列車の発車まで少し時間があるので、ちょっと駅の外へ出てみましょう。

和歌山駅です。

駅前の街並み。
思ったより小さい街というか、なんか寂れた雰囲気です。
駅前では民主党の議員が「おはようございます」を連呼していました。

和歌山城は駅からけっこう離れてるので、さすがに行く時間はありませんでした。

なんでもお菓子にしちゃうところがすごい！

８時３７分発の御坊行き普通列車に乗ります。
こんな時間だし、たぶん空いてるだろう、と思ったら、なんと車内はたくさんの小学生達で大騒ぎでした。
遠足にでも行くのか、先生も一緒でした。
きのくに線の旅は、賑やかななか、はじまりました。

向こうに見えるのが紀三井寺かな？
西国三十三所の二番札所です。

黒江という駅で小学生達が降りていき、車内は一気に静かになりました。
やっとのんびりと列車の旅を楽しめそうです。
一人ボックス席に座りました。

車窓右手に海が見えてきました。
僕は左のほうに座ってしまいましたが、右のほうに座ってればよかったかな。。

箕島駅で特急列車の通過待ち。
その間、ホームに出てみました。

ここはみかんで有名な有田市です。
僕らも知らず知らずのうちに、この地のみかんを食べているんだね。

かなり剥げかけてる名所案内。
みかん狩りの文字もありました。

特急くろしおが通過。
これに乗ればあっという間に白浜まで着けますが。
でも各駅停車の旅のほうが自分に合ってる気がします。

再び列車が発車して、車窓には一面のみかん畑が広がりました。

みかん色に染まってます。
こういう景色が見たかったんです〜。

みかんの里、という感じです。

景色がだんだんと田舎のものになってゆきます。

いい名前の駅ですね。

終点の御坊駅に着きました。
ここでさらに列車に乗り換えます。
ちょっと時間があったので、外に出てみました。
こういうことができるのも、１８きっぷの魅力です♪

御坊はすごく小さな町のようでした。

和歌山限定のオレンジジュースでも売ってないかと探しましたが、なっちゃんオレンジくらいしかありませんでした。

紀伊田辺行きの列車に乗ります。
こちらも乗客はとても少なかったです。

ボックス席に座ることができました。

紅葉ももう終わりですね。

印南駅近くの橋。
すごく可愛いです。

南国を感じさせます。
随分、南まで来たんだな〜。

車窓に一面の海が広がるようになりました。
冬の海ってなんか好きです。

波も穏やかで、暖かな印象を与えてくれます。

こんな景色を眺めながらウトウトしてると、ほんとに幸せな気分になります。

梅林で有名な南部です。
僕は梅干ってちょっと苦手ですが…。

御坊から４０分ほどで、紀伊田辺駅に着きました。
さらにここから乗り換えですが、やはりここでもちょっと途中下車しました。

駅前から商店街が延びていて、御坊よりかなり大きな街であることがわかります。

牛馬童子のモニュメントです。

田辺は弁慶の故郷でもあります。

コインロッカーに和歌山の名物がずらりでした。

熊野古道の中辺路の起点ともなっています。
本宮大社へつづく道も歩いてみたいですね。

再びの普通列車に乗ります。
こちらはロングシートだけの列車でした。
目指す南紀白浜はもうすぐです！

潮来と書いて「あっそ」と読むなんて不思議だな、と思ったら…。
これ完全に騙されました。
"さんずい"は誰かによる悪戯書きで、実際は「朝来」という駅なのでした。
おかしなことをする奴がいるものです。
まあ朝来と書いて「あっそ」と読むのも不思議なんですが…。
坂本冬美さんの出身地です。

その朝来駅の次が白浜駅でした。
神戸を出てから４時間半、やっと着きました〜！
さっそく白浜の蒼い海を目指しましょう！！
次の旅行記その７につづきま〜す。