2008夏休み　★角館・田沢湖・小岩井２泊３日の旅

2008/08/10 - 2008/08/12

新幹線で、角館と田沢湖、小岩井をのんびりめぐった２泊３日の旅です
無計画でのんびりする、というコンセプトで出発しましたが、終わってみればしっかり楽しんでおりました^^

エリア 田沢湖・乳頭温泉郷(秋田)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

まずは新幹線で角館に到着
新幹線が止まる駅とは思えないゆったりした駅です
駅員さんが改札してくれます

お天気にはとても恵まれ、空が真っ青でした
ひなたでは東京と変わらないほどの暑さでも、木陰はとても涼しく、ときどき吹いてくる風が本当にここちよかったです

高床式というんでしょうか？
おばあちゃんの家にあった蔵のような作りの建物が、あちこちにあります

角館といえば桜で有名ですが、武家屋敷には樹齢数百年のりっぱな桜の木があちこちで生きています

武家屋敷の入り口近くにある、小野田家のお屋敷です

風通しがよく、屋内は涼しげです

この武家屋敷街ではほとんどのお家で囲炉裏がありました

対比できるものがなくて分かりにくいですけど、とても大きな消火器がおいてありました
木造ですからね^^;

アジサイやもみじ、いろんな植物でどこのお庭もうめつくされてます
秋に来てもキレイだろうなぁと思いました

このごろはなかなか見られなくなってしまった茅葺屋根のお家も健在です
雰囲気あります

お庭に涼やかなお水が湧き出していて、いただきました

教科書でみたターヘルアナトミア(解体新書)のあの表紙絵は、先の小野田家の画家さんが書いたものなんだそうです

お庭には池とそこから流れる小川があって、鯉がいました
水がきれいです

こちらはまた別のお宅
欄間に亀の彫り物があって、ろうそくの明かりでゆらゆら影が揺れて、亀が泳いでいるようにみえる、という作りなんだそうです
なんとも風流です

解体新書の中身も公開されてました
とってもリアルで細かい描写です

と、おなかもすいたところで、遅めのランチへ
秋田名物の稲庭うどんと、冷たい武家蕎麦をたのみました

お店の中も風情があります

稲庭うどん
暑かったので冷にしました
細めんでつるっとしていて、おいしかったです♪

こちらは武家蕎麦
どこらへんが'武家'なのか聞けばよかったです・・
つるつるした麺で、つけ麺のような食感でした
具の姫たけのこと大きな大葉のてんぷらもおいしく、大満足でした〜

ここは桜のポスターでよく見る川です
桧木内川というんですね

河川敷に、延々と桜の木が植えられています
すごく混むんでしょうけど春に来てみたい！

数時間の滞在でしたが、十分満足して角館を後に。
１時間に一本以下の電車に乗って、宿泊先のある田沢湖へ移動です

田沢湖畔のお宿に着いて、一息ついたらお夕飯です
魚介類や山菜など海と山の食材を使ったお料理で、おいしくいただきました
夏でしたけど、秋田名物のきりたんぽ鍋が出て、大満足^^

夜になって田沢湖周辺をお散歩してみました
月明かりがとても明るく、でも星はたくさんみえて綺麗でした☆
木陰で月明かりが陰ると、ほんとうに真っ暗でライトがないと道がみえないほどです

２日目
レンタカーで周遊しました
まずは田沢湖を一周！なんと20km以上あるそうで、昨夜のお散歩で間違っても一周しようとしなくてよかった、、と思った次第です

宿泊したホテルとはほぼ対岸にある、たつこ像
青い湖と空に金色がとても映えます

田沢湖の水の色は緑とも青ともいえない不思議な色をしています
この湖は日本で一番深い(423.4m)湖なんだそうですが、ウグイ以外の魚はまったくいないんだそうです
他の魚は住めない水質なんですね

観光客用に売っているエサを投げると、浅瀬のこの場所にはものすごい数のウグイがよってきます
でも他のお魚がいないので、すぐ飽きちゃいました〜

田沢湖を後にして、乳頭温泉郷へ向かいました
信号がほとんどなく、渋滞も皆無だったので、距離のわりにすぐ到着です
木陰に入るととても涼しくて気持ちよいです

妙の湯温泉という温泉に入ってきました
このあたりの温泉は混浴が普通にあって、ちょっと驚きました
女湯から混浴のほうをのぞいてみると、何人か女性もいて、主人をみつけたので旅の恥はかきすてて入ってみました〜

お風呂からもこの渓流がみえて、暑いながらもきもちよいお湯でした
お風呂上りは、渓流側に面した縁側で一休み
極楽♪

一休みしたところで、まだお昼を回ったところだったので、抱返り渓谷というところに行ってみました
地図で見つけてなんとなく向かってみたのですが・・・
すごい大自然！
上流のほうに行くと、両側が絶壁のように切り立った斜面で渓谷を流れる水量とその勢いは圧巻です

渓流沿いを10kmほど上流のダムまで歩いていけるということで、途中まで行ってみることにしました
まさかこんなアドベンチャーがあるとは思っていなかったのでハイヒールで来てしまったのですが、気合で行きます！
道は平らに舗装されていて、傾斜も緩やかだったので案外大丈夫でした

気付くと川からすごい高さにきていることが分かります
おそるおそる覗いてみると、すごいホラーな気分です

入り口から4kmほど歩いたところで、回顧の滝という滝に到着です
上から真下におちるような滝で、滝のほうから冷風が吹き付けてきます

滝の程近くに休憩所があって、一休み
お天気にも恵まれて、ほんとうに綺麗な風景です

このあと夫はさらに上流まで行きたそうでしたが、10kmなんてとんでもない〜と、引き返すことになりました^^
ほっ

われながらヒールでよくこんなところまで来たもんです
でも、こんな自然を味わうことなんてめったにできないことですよね
来てよかったです

田沢湖に戻ってきました
絵に描いたような夕日です

沈みそうな夕日を見ながら、ボートなぞこいでみました
どこまでいっても相変わらずウグイしかみえませんが、深さが違うせいか湖面は場所によって波の立ち方が違って、神秘的です

２泊目のお夕飯
昨日と同様、海や山の幸で楽しみました
この日は子持ち鮎の塩焼きが一番おいしかったです〜

早起きをして、お寝坊の夫をおいてホテルの貸切露天風呂でリフレッシュ
お風呂からは湖が望めます

癒しをテーマになにもせずのんびりする予定だった秋田旅行も、気付けばしっかり遊んでました
午前中にホテルをチェックアウトして、またまた思いつきで帰り道方面にある小岩井牧場へ出発です

新幹線１車両を独占して田沢湖駅から盛岡駅へ
盛岡で荷物をコインロッカーに預け、バスで小岩井牧場へ
爆睡していたので一体どれぐらいで到着したのか分かりませんが、30分ぐらいでしょうか

早速、お昼です
牧場といったらやっぱりジンギスカンよね、ということでジンギスカンをいただきました
1500円ほどで、お肉とお野菜、ご飯、お味噌汁がついてます
屋根つきのオープンスペースでいただきました
おいしい♪

次に向かったのは羊の放牧場です^^；
毛を刈られて可愛い姿になった羊たちが、めぇ〜、といいながらひたすら草を食べて移動してます
食べたばかりでなんですが、みんな同じように動くのがなんとも可愛いです

近寄ってきて、なんかくれ、というしぐさをしてました
何をあげればよかったのかな？？？

続いてまきば園を出て、牛舎へ
すごい敷地の広さです

夫がおにやんまを捕まえました
少年に戻ってます

おにやんまなんて真近でみたの、いつ以来でしょう

ちょっと探検してみると、干草を刈ったあとでしょうか、すごい広大な土地が広がっていました
遠くにみえる山が綺麗です

乳製品をパック詰めする工場を見学して、帰路につきました

バスを待つまでのあいだに、二人で飲むヨーグルト(500ml！飲んじゃいました)とチーズプリン、ソフトクリームをいただきました
牧場の乳製品っておいしいです
子供のころに感動したのを思い出しました

盛岡駅で、秋田からきたこまちと、青森からきたはやてが合体して東京へ向かいます

無計画で行った東北旅行でしたが、とっても大満足の充実した旅になりました
今度は夏のお祭りシーズンか紅葉の季節にまた来たいです！