★旧東海道と海のまち♪大磯サイクリング★

2008/07/31 - 2008/07/31

ポカッと空いた平日の１日を利用して趣味のサイクリングに出かけました。
私の家から平塚・大磯海岸までは自転車で40分。毎度のことですがいい気分転換となっております。
大磯町は江戸時代に東海道の宿場町として栄えました。律令国家の時代には相模国の国府がおかれた時期もあり、その住所にも「国府○○」と名が残るほど。昭和時代には熱海、湯河原と並んで別荘地として栄え、島崎藤村らがこの地で人生の最期を送りました。
そんな歴史のあるまち、大磯を気の向くままにサイクリングしながら巡ってみました。

エリア 平塚・大磯(神奈川)

平塚市から大磯町へようこそ。
ここは大磯町の東端です。この反対側には平塚宿の石碑があります。それも写真に撮るべきでした。
ちなみにこの場所、歌川広重の「東海道五十三次　平塚宿」に登場する場所なのです。
向こうに見える山は「高麗山」といい、その浮世絵にも今と変わらない形で残っています。

おおきなフタコブラクダ！？ここは花水川の上からの撮影。
大きな道路は国道１号線。大磯は９番目の宿です。

先ほどの花水川を海まで出るとこのような景色が！！
遠くに見えるのは茅ヶ崎港。その奥は江ノ島。サザンの雰囲気には距離が遠いですね。

私のレンズの限界。
70mmレンズなので私のカメラですと105mm換算です。
当分は望遠は我慢です。

海岸からそのまま西へ。
ここは大磯漁港。防波堤への渡し舟は多いのですが漁船はいるのかな??
以前、この場所をHOLGAで撮影したのですがフィルムの巻を間違えまして散々な写真に・・・。いつかはリベンジを。

15人くらいでしょうか。釣りを楽しんでらっしゃいます。
中には20cm位のコチを釣っていた人も。
しかし私、この港で釣りをしようとは思えません。かなり臭いが気になります。

港を離れ旧東海道＝国道１号線へ。
交差点「さざれ石」。
国歌「君が代」と関係があるのでしょうか。

「さざれ石」交差点を東望する。
左側が国道１号線。右側が旧東海道。
新旧街道が分岐する点であり合流する点です。

大磯町のあちこちにこのような看板があります。
江戸時代の人々はこの道をどのような思いで「歩いて」いたのでしょうか。

少し西へ行くとこのような洒落たカフェが。
いつかは言ってみたい。「趣味は喫茶店巡りです」

皆さん知ってました？？
ここ大磯も・・・です。

手ブレしてしまいました。
鴫立庵。１号線の脇にこんなところがあるなんてこのときまで知りませんでした。

落柿亭と鴫立庵を制覇★☆が双方とも中に入ったことはありません。

すぐ脇にありました。樹齢は何年？あなたの種類は何？？

江戸時代の人々の往来を見守ってきたのでしょうか。

箱根駅伝で有名な大磯の松並木です。

江戸時代の政治は意味のある法を出していたのですね。
今の政府ときては・・・（人の意見には個人差があります）。

箱根駅伝の選手目線で。
知ってました？往路と復路、この道は高低差があるのです。

別荘地の名残りですね。
誰も住んでいない様子。
夜には来たくな〜い！！

時の首相、吉田茂の旧宅です。松並木から2kmほど西へ。
サイクリングということをお忘れなく。
15時までの公開だったようで中には入れませんでした。そのうち行ってみましょうかね。

町なかに戻って大磯駅から脇道を入ったところの坂道。
私、坂道が好きなんです。この曲がり方、う〜ん、何ともいえませんな。

どこぞの家の塀です。
こんな所に歴史を感じるまちです。
建物だけを見ても楽しめるまちです。

よ〜くみてください。
消防車が飾られています。
いえ、まちの消防団の消防車。
こんな見せ方もありなんですね。

だいぶ戻ってきました。
これも旧東海道です。ここにも松並木がありますね。

大磯町をぶらりと走ってきました。歴史を感じながらのサイクリングでしたが、大磯は知らない一面を見せてくれました。車に乗っては気が付かない部分をこれからもお届けしたいと思います。