2008/08/14 - 2008/08/14
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Junjunさん
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年に2度は訪れる古都京都ですが、まだ山科は未開の地でした。朝1番の新幹線に乗り帰省がてら訪れてみようと予定を組みました。
しかし、京都駅からは間違えて「地下鉄烏丸線」に乗ってしまい「くいな橋」で引き返すも行き方が分からず戻った京都駅で右往左往。その後、ガイドブックを取り出して「烏丸御池駅」で「地下鉄東西線」に乗り換えることに気が付きました。その間、約30分のタイムロス。京都の交通には自信があっただけにいきなりの波乱を迎えました。
さてさて今回の旅、どのような旅へとなるのでしょうか。
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京都へやってまいりました。やはりこの烏丸口から大階段への眺めはいつ見ても壮観です。
ちなみに京都駅の建築家は原広司。この京都駅は平安京への門、いわゆる羅城門としての役割を果たさせました。
また、南北をつなぐ視覚的・空間的な役割を「室町小路広場」や「烏丸小路広場」などが担っています。
白黒にすると雰囲気が出ますでしょ!? -
さて、上記の様なアクシデントもありつつやってまいりました勧修寺です。
醍醐天皇が生母の菩提を弔うために創建した真言宗山階派の門跡寺院です。
地下鉄東西線小野駅から徒歩10分弱。曇り空が残念です。 -
門の瓦は本瓦。鬼瓦は多くの意匠があってみていて飽きないですよね。
本瓦は西日本に広く普及した瓦です。東日本は桟瓦で現在の瓦と同じ様な形です。 -
偶然でしょうか。前回の旅行記でも書きました「さざれ石」がこんなところにも。さざれ石とは細かな石が集まって固まった石であるということを知っていましたか??
私はこのあとに知りました。 -
宸殿です。
寝殿造風といわれておりますがどうでしょう。確かに〜風です。
今回、勧修寺を訪れる目的の1つです。 -
格子の遣戸(やりど)と向拝(こうはい)が印象的ですね。
宸殿は1697年1月に明正天皇の旧御殿が下賜されて移築したもので江戸時代初期の御所の建物だそうです。
左手縁側にみえる黒い唐戸が私のツボです。 -
宸殿の裏側から。
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右が宸殿。左は分かりません。このようにしてみると寝殿造に見えますね。
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庭園に目を向けるとこのような鬼瓦の使われ方が。
使わなくなったから捨てる・・・。ではなく、このように愛らしく再利用する心が寺院や京都のよさですよね。 -
2人の人間が今にも飛び立とうとしているように見えるのですが・・・。
私だけでしょうか? -
こちらが本堂です。
江戸時代に霊元天皇より仮内待所を下賜されて移築したものだそうです。
蔀戸がこの本堂にあって寝殿造風の宸殿には無いのは何故でしょうか。 -
どこかで見たようなお堂ですね。
観音堂だそうで本尊の観音像が安置されているそう。
大斐閣とも称されます。昭和6年の再建?あれ?期待はずれだったかも!? -
あれ?もう紅葉が赤く色づいていますね。ここの庭園は多くの紅葉が植えてあるため秋も楽しめます。
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来栖氷室の池(くるすひむろのいけ)に目を向けてみましょう。この季節には蓮の花が綺麗に咲いていました。
初夏に拝観するときっともっと綺麗なのでしょうね。 -
すこしズームアップしていくと〜
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シオカラトンボがいました〜。
私、このトンボが無性に好きなんです。
想像以上に綺麗にピンと絞りが合ってくれました。 -
これだけの池泉式庭園、私の家にも欲しい。って無理か〜。
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このような看板があるのをご存知でしたか?
恐る恐る足を伸ばしてみると〜 -
この様な素晴らしい景色に出会えました。
JR東海の「そうだ京都、行こう」のポスターにも似たような写真がありました。
先ほどの看板、この景色に見とれすぎて池に落ちないようにとの警告でしょうか!? -
これ、なんでしたっけ。おそらく書院だと思うのですが。
正面に唐破風がついているためどう考えても江戸時代以降の建物ということになります。 -
こちらもはっきりとは覚えていませんが、庫裡(庫裏)ですね。庫裡とは台所のことです。こちらは入口付近しか見ることはできませんでした。でも庫裡って、立派な梁が見られるんですよね。
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随心院にやってまいりました。
勧修寺から醍醐寺へと歩く道の途中、旧奈良街道沿いにある随心院。
小野小町ゆかりの寺で、彼女が晩年に移り住んだとのことです。 -
まず入ってはじめに目にする坪庭です。
寝殿造風の配置をしているためにこのような坪庭がいくつか見られました。 -
小さな坪庭をみていると、このように開けた場所が素晴らしく見えてきます。
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本堂の前庭です。
ここの庭はオオスギゴケが植えられています。季節が悪かったのか、茶色がかっていていました。
この本堂脇からの景色、綺麗でした。お寺のおねーさんがずっとここに居たので如何なる景色かっ!!と足を進めると納得の景色でした。 -
本堂を脇から。
実はこのとき、お盆時ということもあって檀家さんがご先祖様のお参りをされていました。
少し肩身の狭い一旅行者でした。 -
こちらは樹木で自然を表現していますね。
京都のお寺は枯山水ばかりではありません。このようなお庭にも作庭家の思想がこめられています。 -
このような庭もあります。
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先ほどの広い門の中をその外から。門の奥に建物の入口が。なかなか面白い!?
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こちらは小野小町が水面に顔を映して化粧を整えたといわれる「化粧井戸」。私も映してみましたが・・・
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随心院から歩いて15分、世界遺産、醍醐寺へとやってまいりました。
醍醐寺は醍醐山全体が寺域で、真言宗の名刹です。
ここまで大きなお寺とは思いませんでした。
ここはまだまだ入口。小野駅からずっと歩いてきた私には永遠の道にしか見えません。しかもピーカンに晴れてまいりました。ここは夏の京都ということを忘れていました。 -
そのみちの脇を見ると、三宝院の門です。
ちなみにこの門、国宝だそうです。知らなかった〜 -
本当なら伽藍に入る前の門も写真に写したかったのですが、残念ながら工事中のためシートに覆われていました。
中へ入ると〜、このように紅葉の緑でいっぱいの幻想的な姿を見せてくれました。期待が膨らみます。 -
金堂が見えてきました。
あれ?右の看板を見ると「市川団十郎」の文字が。ここで歌舞伎を行なった記念だそうです。
最近は多くの社寺がコンサートや歌舞伎、ファションショーなどを行なっていますね。古きを守り新きを取り入れる。京都人のいいところです。私の知り合いも上賀茂神社でファッションショーをやったとか。 -
金堂を正面から。
大きな屋根が印象的ですね。 -
清龍宮本殿です。小さいものですが非常に綺麗なスタイルをしていました。
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こうみると、かわいいでしょ!?
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国宝、五重塔です。
これがみたかった〜。非常に綺麗です。 -
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少し変わった角度から。垂木ばかりをパシャッ。
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反対側からパシャッ。
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醍醐寺で有名な角度の写真ですね。林泉から弁天堂を。
あれっ、水が全くありませんでした。がっくし -
醍醐寺はこんなところです。晴れてよかった〜。
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醍醐寺を後にし、地下鉄で鞍馬口へ。
この2日後にあの大文字山(如意ヶ嶽)に火が灯ります。絶好のポイントですね。
私は昨年、この場所から見ていました。 -
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世界遺産、下鴨神社(賀茂御祖神社)にやってまいりました。
今回は鞍馬口からの参拝という事でそのまま本殿前までやってまいりました。
「京都、夏の旅」の一環で本殿を見られるということで意気揚々と。まぁ、当然の如く本殿は「No Picture」ということで。
こちらは当時の馬車のレプリカ。 -
神社の神秘的な雰囲気がありますよね。
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人目を盗んで本殿を。
さすがに屋根しか・・・ -
拝殿前の舞殿と奥は神服殿。
ここには多くの文化財があります。 -
楼門です。
上賀茂神社もそうですが、綺麗な朱色は絵になります。 -
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こちらは鳥居ですね。
いつも見慣れた風景。ここまでくればいよいよと思うのですが、今回は逆順路の参拝方法でした。 -
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糺の森から奈良の小川をパシャッ。こんなところでも神秘的な雰囲気です。
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こちらが本来の入口!?緑色がかなり栄えていますよね。やはり晴れた日の京都は素晴らしい。暑くても夏の京都へ行ってみてください。
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下鴨神社の最寄り駅、出町柳駅の脇にある「カミ家珈琲」。
今回はこちらで旅を終了。水出しアイスティーと生ハムサンドを注文しました。これがかなりの美味!!小さくこじんまりとした店ですが味は私が保証します。ぜひ一度、立ち寄ってみてください。クラシックな店内があなたを迎えてくれますよ。
京都は飽きない町ですよね。時間もゆったりと流れている感じがしますし、その時間感覚がそのまま町並みにも現れているようですし。またいつか、時間ができた時に訪れてみます。
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