2007/12/20 - 2007/12/20
2620位(同エリア3047件中)
まみさん
帝国劇場───私にとっては、いつもミュージカルばかり見にいくところなので、ミュージカル劇場といってよいでしょう。
たとえば、ここ2〜3年、帝国劇場で見てきたミュージカルといえば、「エリザベート」、「屋根の上のヴァイオリン弾き」、「王妃マリーアントワネット」、「タンツ・ウィズ・ヴァンパイア」など。
帝国劇場、すなわちミュージカル劇場。
なんとイメージのギャップがあることでしょう。
といっても、調べてみたら東宝の直営劇場なので、そんなに不思議なことはなかったんですけどね。
劇場自体は、「帝国」の名にふさわしい重厚な建物の中にある少し古めかしい劇場。
階段しかないし、クロークがなくてロッカーしかないし、それもすぐにいっぱいになってしまうし、ロビーも狭い、という古めかしさもありますが、ふわっとした座りごこちの良い座席は大歓迎です。
今回はミュージカル「モーツアルト」の観劇のために帝国劇場にやって来ました。
ちょうど時期も12月でクリスマスも間近。
街中のクリスマス気分に押されて、再び劇場レポートの形の旅行記を1つ作ってみたくなりました。
帝国劇場もクリスマス・デコレーションでいつも違う姿を見せているに違いありませんから。
───と思ったのですが、クリスマス・デコレーションについては完全にアテが外れました。
意外なことに、帝国劇場ではクリスマスはほとんど我関知せず、だったのです。残念。
それでも、劇場シリーズの旅行記を作るには十分、撮影意欲をそそられるスポットがありました。
※今までアップした国内の劇場シリーズ
東京宝塚劇場(有楽町)
「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その1)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10059201/
「手にしたばかりのオモチャに夢中:デジカメ持って宝塚劇場へ(その2)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10062015/
宝塚劇場の公式サイト
http://kageki.hankyu.co.jp/
東京文化会館(上野)
「何十回と訪れて、初めてまともに歩いた上野公園その3:もろもろ&最近の上野での過ごし方」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065823/
東京文化会館の公式サイト
http://www.t-bunka.jp/
新国立劇場(初台)
「今宵は初台の新国立劇場へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130385/
新国立劇場の公式サイト
http://www.nntt.jac.go.jp/
新橋演舞場(東銀座)
「今宵は東銀座の新橋演舞場へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10131883/
新橋演舞場の公式サイト
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/
国立劇場(半蔵門)
「国立劇場で文楽を見たよ@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10150477/
国立劇場の公式サイト
http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/index.html
-
帝国劇場の入口
内側の照明できらきらの入口を撮りました。
盛況ですねぇ。
クリスマス・ツリーでも飾ってあるのかな、と期待したのですが、見当たりませんねぇ。
地下鉄有楽町線から来たので、外に出ないで劇場の中に入れるはずなのですが、出口を間違えて、いったん外に出てしまいました。
でもちょうどいいや、いったん外に出てこの写真を撮ろうと思っていましたからね。
本日のミュージカル「モーツアルト」の開演は5時45分と早め。
夕食は観劇の後にしようかと思いましたが、おなかがすいてしまったので、地下街の立ち食いそば・うどん屋で天丼を食べました。 -
1階ロビー
帝国劇場のロビーはあんまり広くないです。
ここにもクリスマス・ツリーなどはないですねぇ。 -
ロビーの公演ポスター
モーツアルト役はダブルキャストです。
本日は中川晃教さん。
他のキャスト
モーツアルトの妻コンスタンツェ:hiroさん
モーツアルトの姉ナンネール:高橋由美子さん
モーツアルトを後援するヴァルトシュテッテン男爵夫人はダブルキャストで本日は涼風真世さん。
ザルツブルグのコロレド大司教:山口祐一郎さん
モーツアルトの父レオポルド:市村正親さん
モーツアルトのオペラの脚本を書くエスマヌエル・シカネーダー:吉野圭吾さん -
ミュージカル「モーツアルト」公式グッズの展示
-
モーツアルトにちなんだおみやげ
モーツアルト・チョコレート
2003年のオーストリア旅行でよく見かけました。
箱はちょっと違うけれど、モーツアルト・チョコはオーストリアみやげの定番!
といっても、包み紙がモーツアルトの絵入りなだけだよね、と思って買わなかったのですが、よく見ると、ホワイトチョコとココアパウダーの三層のチョコレートでかなり凝っています。
一つ、買えばよかったな。 -
モーツアルト・シリーズのクリスマスカード
帝国劇場内でクリスマスらしいのは、これくらいでした。
もうちょっと可愛いデザインだったら買ったかも。
例えばこちらのリンク先のTシャツデザインみたいなやつだったらね。
ハンガリー・ブダペストのオペラ座のショップにて
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11470389/
関連の旅行記
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第2目(3)ブダペスト:国立オペラ座」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10103274/ -
1階ロビーのショップと2階への階段
左手の売店でコーヒーやサンドイッチなどを売っていますが、コーヒーは400円するんですよねぇ。劇場値段は喫茶店並みです。
中央の売店では、公式グッズのほかに、帝国劇場限定のお菓子なども売っています。お菓子だけでなく、ちりめんじゃことかも売ってましたねぇ。
アクセサリーショップもあって、以前、ファッションリングを買ったことがあります。 -
ステンドグラスと彫刻
-
2階ロビーからステンドグラスを見下ろす
-
2階ロビーを下りる階段の手前から彫刻とステンドグラスを見下ろす
-
階段の踊り場から1階ロビーを見下ろす
-
1階ロビーの奥の照明
クリスマス・イルミネーションの代わりに目をつけました@ -
1階ロビーの入口付近の照明
ガラスに映った明かりと合わせて、幻想的な雰囲気になったでしょ@ -
2階への階段の手すりとステンドグラス
-
階段と天井を見上げて
-
1階ロビーの壁の巨大な仮面
笑ってる仮面ですね。猫耳付き? -
壁の巨大な仮面とステンドグラス
鬼瓦みたいですが、いかめしいというより、どこかユーモラスな顔つきです。 -
客席へ
今日はA席のV列真ん中ちょい左寄りの席です。
一般販売を待ってチケットぴあでチケットをとったら、S席はとれませんでした。
チケットは、来日公演より日本の俳優が上演するものの方が取りにくいんですよね。日本の俳優の方が日本のファンがつきやすいからでしょう。
でも、俳優の顔は見づらかったけれど、舞台全体が見られる十分良い席でした。
★ミュージカルの感想
子役がめちゃくちゃ可愛かったです!
といっても、このミュージカル「モーツアルト」の子役は、プロローグの子供時代に出てくるだけではありません。
劇中ずっと、神童ともてはやされたときの子供の姿、すなわち子役で、モーツアルトの才能が象徴されていました。
甘ったれで傷つきやすくてプライドが高くて金や女にだらしない生身の若者としてのモーツアルトを大人が演じ、神が人間界に美しい音楽をもたらすために遣わしたとしか思えない才能の化身「アマデ」を、子供が演じていました。
つまり、一人二役ならぬ、一役二人なのです。
大人のモーツアルトが、映画「アマデウス」のような世俗の楽しみを求めたり、自分を支配しようとするザルツブルグ一の権力者の大司教の歯向かったり、世俗の成功を求めたり、恋をしたり、自分を理解してくれない父親に傷付いたり、実に人間らしい日々を送る中、子供の姿の天才の人格は、常に休みなく作曲をしているのです。
最初はとにかく無心に作曲に打ち込んでいた子供の姿の「アマデ」は、生身のモーツアルトが音楽の妨げとなるような誘惑に引き寄せられるときに、怒ったように引きとめます。
そしてついに、生身のモーツアルトがほとんど狂気のうちに自分のもう一つの人格に押しつぶされて死に至る───。
というわけで、主役のモーツアルトがいるところ、「アマデ」も一緒なので、子役も出ずっぱりです。
その子供らしい演技の愛らしさにしびれてしまいました。
そして愛らしい子供の姿だからこそ、余計に、生身のモーツアルトに飛びかかって首をしめるところなど、そのギャップでぞくぞくしました。
天才たることと、人との幸せはなかなか一致しないものかもしれません。
しかし、自分が天才であることを知ってしまった人は、その才能に突き動かされて、人としての幸せだけは満足できないでしょう。
それに天才として生きるのと、凡人として生きるのと、どちらが幸せかなんて、本人にしか決めることはできません。
とはいうものの、このミュージカルや映画で描かれたモーツアルト像では、凡人だったらあんまり救いようがないかも@
あれだけの天才で、天上のものとしか思えない美しい音楽を生み出すからこそ、生身の人間モーツアルトがだらしなく、ある意味人間の弱さを体現しているギャップに人間的魅力を感じるのですから。
このミュージカルの音楽は、シルヴェスター・リーヴァイ。
脚本・歌詞はミヒャエル・クンツです。
ウィーン発のミュージカル「エリザベート」や「ダンス・ウィズ・ヴァンパイア」と同じです。
モーツアルトのミュージカルなのですが、モーツアルトの曲はほとんど使われていないのが、かえって面白かったです。
必要なところだけちょこっと使われていましたが、リーヴァイの音楽との違いに、モーツアルトの音楽がすごく新鮮に聞こえました。
いかにモーツアルトの音楽が天上の調べのようかも、しみじみ思いました。
だから、生身のモーツアルトを現代的な切り口で描くのに、現代っぽいリーヴァイの音楽は合っていました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
銀座・有楽町・日比谷(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
18