2007/09/24 - 2007/09/25
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katsu nagoyaさん
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敦煌は、甘粛省の河西走廊の最西端に位置し、海抜1,138m、人口約15万、年間降雨量40mmの砂漠性気候で、かつてシルクロードの分岐点として栄えたオアシス都市。
インドから中央アジアを経由して伝わった仏教は、まず敦煌に根付いた。
今から100年前、敦煌莫高窟(ばっこうくつ)で第17窟(蔵経洞)が発見された。
敦煌とは「大きくて盛んな町」の意味です。
憧れのシルクロード(吐魯番編)からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/10186397
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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-
「シルクロード」とは幾本もの“交易路の総称”です。
川西回廊(西安~敦煌)
天山北路の途中(敦煌~トルファン~ウルムチ)まで行って来ました。 -
一等寝台車に乗ってトゥルファンを出発
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柳園駅に到着
朝、敦煌郊外の柳園駅に到着
柳園着 6:48 -
真っ黒なゴビ灘
バスで柳園から敦煌市内のホテルに向かう。すごい悪路。 -
綿花畑
敦煌の農家は他の地方の農家より金持ちだ。それは砂漠でいい綿花が取れるから。
農家の綿花売値 1kg 5元
摘取り賃金 1kg 5角
摘取り作業は四川省などからの貧しい農民で1日80〜100kg摘取る。1日700円くらい。これでも値段が上がったそうだ。 -
ホテル(敦煌国際大酒店)に到着
ホテルでシャワーを浴びた後に敦煌に向かう。
すぐそこまで砂が押し寄せている。 -
大泉河
春には山の雪が解けて濁流になるのかと思いきや、これは昔の水流の跡で、今は年間を通じて殆んど水が無い。 -
大泉河の橋を渡ると莫高窟
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中庭
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石室寶藏の楼門
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莫高窟の入り口
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これが莫高窟の中でも一番大きな窟「第96窟」
九層楼とも呼ばれます。当初は三層楼でしたが、後に木製の五層楼に改装され、1900年代戦後になってから、今の形になった。 -
イチオシ
莫高窟(ばっこうくつ)
砂漠の「大画廊」と言われる莫高窟は見るものを圧倒する。
圧倒的なのが二つの大仏、九層楼(96窟)35.5mの弥勒大仏と130窟26mの南大仏です。
57窟には平山郁夫画伯が「敦煌の恋人」という初唐に描かれた菩薩像の壁画があった。なるほど美しい。
17窟 :「蔵経洞」
57窟 : 美人窟と言われ、脇侍菩薩は優雅です。
96窟 : 弥勒大仏が、安置されている
98窟 : 壁画に聖徳太子に似た像がある。
130窟 : 2番目に大きな南大像が安置されている
158窟 : 正面に釈迦涅槃像が安置されている。
9層楼(第96窟、北大仏殿)景観。 -
「敦煌の恋人」
57窟には平山郁夫画伯が「敦煌の恋人」という初唐に描かれた菩薩像の壁画があった。
脇侍菩薩は優雅なお姿をしており、冠や瓔珞は盛り上がって見える技法で描かれている。
撮影禁止なので画像はコピーです。 -
鳴沙山
シルクロードで最も美しい砂丘が連なる鳴沙山は、敦煌市西南5kmの所にあり、東西約40km、南北約20km、最高峰は海抜1,715mで、五色の細かい砂粒の集まりで出来ている。
『史記』には、「天気がいいときは音楽を奏でているようだ」とも記載されている。 -
鳴沙山月牙泉 入り口
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靴に砂が入らないように布製の靴袋を履く(10元)
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駱駝に乗って鳴沙山の麓まで行く
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普段、日中は砂が熱くて登ることは出来ないので夕食後に登るが、この日は雨が降ったので夕方から登頂した。
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イチオシ
ここに来たら是非、砂山に登ってみて下さい
山頂から望む風景は、更に果てしなく幾重にも連なる砂礫の山々だ。
生きては帰れぬかも知れない西域への旅、遠く天竺を目指した修行僧や商人は、この光景を見て絶望に襲われ、身震いした事だろう。 -
途中からは竹そりで下山する
手前の乾いた砂と砂山の砂の色が違うのが分かると思う。雨が降った跡。”砂漠に雨が降るなんて、こんなこと初めて”だとか。 -
月牙泉
月牙泉は鳴沙山の北麓にあり、周囲を砂丘に囲まれたオアシスで、湖面が三日月の形をしていることからこの名が付いた。
砂丘の真ん中にありながら湖は1,000年以上も枯れたことがない。 -
泉の隣の建物は10年前に、泉にあわせて建てられた観光用建築物。
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駱駝で帰る
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出口に到着
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ホテルでの夕食に敦煌観光課の副局長がご挨拶
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生バンド
食事中「月の砂漠」を演奏していた。 -
駱駝の肉
今回の旅行で一番美味しかった (^o^)
手前の茶色い肉は駱駝で、特別な時だけ食べる高価なものらしい。
バックはメレンゲで作られた雪山。 -
敦煌市のシンボル
莫高窟の壁画に描かれていた琵琶弾塑像を市のシンボルにした。
背中に琵琶 -
バザール
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砂漠に雨
敦煌二日目は朝から雨が降り、午前中止まなかった。
スルーガイドさんも、敦煌へは何度も着ているがこんなことは初めてだとか。
現地ガイドさんの話では、
「敦煌の年間降水量は40mmだが、もう既に40mm以上降った。
「温暖化で山の根雪が溶けている。100年か200年たって山の雪が溶けきったら、敦煌市は砂漠の中で滅びる」と -
陽関
敦煌に2つある関所のひとつ。中国では北を陰、南を陽と呼ぶため、西域南道の関が陽関と名づけられた。
唐代の詩人・王維が西域へと旅立つ友人との別れを惜しんで詠った
「西のかた陽関を出ずれば、故人無からん・・・」の漢詩で有名な場所。
「陽関博物館」 :昔の関所が再現され博物館になっていた。砂漠なのに太陽が見えない。 -
砂漠に雨が降った画像に価値があると、みなさん傘を差した画像を撮り合っていた。
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西域の道を拓いた密使・張騫
張騫は紀元前139年頃、100人余りの従者とともに、漢の都西安を出発して月氏を目指した。
張騫の2度に及ぶ遣使を機に、漢と西域の間の人や物資の往来が盛んになり、シルクロードの礎が築かれた。 -
入り口の門番
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昔の関所が再現されている
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通行手形
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隣接する砦
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砦の入口
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シルクロード址
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狼煙台
馬だと1ヶ月かかる伝達を狼煙だと2日で伝えた。
燃やすものは狼のフン。狼は肉食なので煙が空気より軽く、真っすぐ速く昇る。 -
陽関故址
後に映える祁連山が、雪を讃えているのが綺麗だ。 -
陽関の近くのぶどう農家
このあたりは水量が豊富で凄い勢いで流れていた。
敦煌の中でも一番のお金持ちが多い。
敦煌市にも家を持っていて、10月になったら街に移り冬を過ごす。 -
トルファンより緑の濃いぶどう畑
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敦煌城
陽関からバスで「敦煌古城」に向かう。
井上靖作の『敦煌』の映画撮影の為に、城壁に守られた敦煌の街を実物大に復元した。
撮影後は中国政府に寄付され、今は観光スポットになっている。 -
城門
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街並
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街並
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街並
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敦煌空港
観光客を鼓笛隊が迎える。
敦煌発 14:45
蘭州着 16:20 -
また西安に戻る
蘭州で6時間待ち
蘭州発 22:15
西安着 23:05
憧れのシルクロード(西安編)に続く
http://4travel.jp/travelogue/10186624
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この旅行記へのコメント (4)
-
- レモンパパさん 2013/12/16 20:48:17
- 初めまして
- シルクロードは、私も「いつか行きたい場所」のひとつです。
旅行記、ゆっくり拝見させていただきます(^^)
- katsu nagoyaさん からの返信 2013/12/17 11:49:46
- RE: 初めまして
- > シルクロードは、私も「いつか行きたい場所」のひとつです。
>
> 旅行記、ゆっくり拝見させていただきます(^^)
>
訪問有り難う御座います。
シルクロード旅行後に、民族間の騒乱があって、今も公安の検問が大変らしい。自分は良い時期に行ったと思う。
又訪問して下さい。
Katsu-Nagoya
-
- andoxxさん 2011/04/03 21:33:16
- 初めまして。
- katsu nagoyaさん 初めまして。
足あとから訪問させていただきました。
訪問いただいてありがとうございます。
katsu nagoyaさんの旅行記を拝見させて頂き、見入ってしまいました。
わかりやすい説明文と写真で、私も同じ場所に行きたいな〜って思ったほどです(^。^) 中国は色んなところに行ってみたいと思いながらなかなか勇気がなくて、一度だけ行ったきり、それ以降は後回しになってしまってます。 katsu nagoyaさんの旅行記を拝見させて頂いて、中国への憧れ度、増です(^。^)
日本国内の旅行記も楽しかった事が伝わってきます。 また、ゆっくり他の旅行記も拝見させて頂きます。
(*^^*)
これからも宜しくお願いします。
- katsu nagoyaさん からの返信 2011/04/04 15:45:28
- RE: 初めまして。
- ando××さん
訪問、コメント、投票有難う御座います。
> katsu nagoyaさんの旅行記を拝見させて頂き、見入ってしまいました。
> わかりやすい説明文と写真で、私も同じ場所に行きたいな〜って思ったほどです(^。^) 中国は色んなところに行ってみたいと思いながらなかなか勇気がなくて、一度だけ行ったきり、それ以降は後回しになってしまってます。 katsu nagoyaさんの旅行記を拝見させて頂いて、中国への憧れ度、増です
お褒め頂いて恐縮です。
トルファンのバザールで会った地元の人の、とろけるような笑顔が撮れなかったのが未だに残念です。観光客相手の商売人は別として、何処に行っても地元の人は親切ですね。
中国は又行きたいです。
> これからも宜しくお願いします。
こちらこそ宜しくお願いします。
Katsu-nagoya
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