2007/09/20 - 2007/09/22
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katsu nagoyaさん
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ウルムチ(烏魯木齊)はウイグル語で「美しい牧場」という意味。
ウイグル族のほか、カザフ族、モンゴル族、回族、漢族など42の少数民族が住んでいる。
ウイグル族は十字軍が敦煌まで遠征して来た時の東ヨーロッパ人の子孫と、遊牧民の回鶻(ウイグル)を祖先とし、地元の各民族の住民と互いに融合しあい、次第にウイグル族に発展した。
いつかシルクロードを旅することを、40年前の高校生時代に世界史で学んでからずっと憧れてきた。
旅行行程(9月20日?27日)は成田→西安→ウルムチ→トルファン→敦煌→西安→成田ですが、
旅行記はウルムチ編、トルファン編、敦煌編、西安編にまとめています。
表紙画像 : 天山山脈の麓の天池
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 飛行機
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
PR
-
「シルクロード」とは幾本もの“交易路の総称”で,
そのうちの中央アジアを抜ける川西回廊(西安〜敦煌)天山北路の途中(敦煌〜トルファン〜ウルムチ)まで行って来ました。
天山北路
ウルムチ ⇒ トルファン :バス
トルファン ⇒ 敦煌 :夜行寝台列車
川西回廊
敦煌 ⇒ 西安 :飛行機 -
西安出発
西安発 13:10
ウルムチ着 16:35 -
ウルムチに到着
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ウイグル料理のランチ
ウルムチ、トルファンを旅行中は殆んど毎日このメニューだった (^_^;)
ご飯に酢豚、青菜、とうもろこしの蒸しパン、画像には無いがラグメン(小麦粉の麺に、羊肉入りの辛いあんをかけたもの)最後にトマトと卵の薄味のスープ。
烏魯碑酒はアルコール度3%ぐらい。 -
環球大酒店
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部屋
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2部屋もあった。
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ホテルからの眺め
ウルムチは新疆随一の工業都市というだけあって、近代都市だった。 -
ホテル前の友好路
信号がまったく無い。車はすごいスピードで走っていた。 -
社会主義国だから、乞食と言うわけではないと思うが、歩道橋の下には数名いた。
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バザール
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若返りの桃
日本の桃を押し潰した形。ビタミンが豊富でこの桃を食べると10歳若返るといわれている。
翌朝、女性観光客が「どう!見違えたでしょう (^_^)v 」とはしゃいでいた。
味はイマイチでした。 -
夕暮れだけど明かりが無い。
商品も少なく、つつましい市民の生活が分かる。 -
夜店
垂れ幕に「喜迎2008」と書いてある -
餃子一皿とビール1本飲んで15円くらい。
ウルムチは盆地でクーラーが効かないとか。ビールも温かった。 -
なまず、50cmくらい。
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朝食
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天山山脈から昇る朝日
早朝、バスで天山天池を目指す。 -
「新疆ウイグル自治区」には膨大な石油資源や天然ガスが埋蔵されているというが、これもそうかな?
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砂漠の中をひたすら走る
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途中ドライブインに立ち寄り、中国式トイレの洗礼を受ける
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高速道路出口
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ゲート
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天山山脈の麓のロープウェイ乗り場に到着
駐車場前の天山天池游客服務中心。管理詰め所、お土産屋、レストラン。 -
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カザフ人の羊の放牧
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凄い列、おまけに割り込みがひどい
2時間並んで待った。待っている間に現地ガイドさんと談笑する。 -
ガイドさんの話
世界の屋根と言われる天山山脈も、温暖化で春先の雪解け時期が早くなり、しかも凄い勢いで一気に流れ出す。恐いくらいだ。
天山山脈にカザフ人が放牧したので、今は狼が1000匹くらいに増えた。
建物の横にライオンの像があったので、なんでライオンの像がと聞くと。
「昔は獅子もいた」
これには全員「嘘だ〜! イノシシじゃないの」とからかうと
「嘘じゃないよ。本当にいたよ〜」と。 -
2人乗りでよく揺れる
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ロープウェイを降りて天池を目指し電気自動車に乗る。
環境を配慮しての電気自動車らしいが、歩く人に抜かれる。 -
天池に到着
西域霊山と書いてある -
周辺の地図
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天池とボゴダ峰
「天の池」というから秘境的な湖を想像していたが、人が多くおまけにうるさい。
ただ透き通った水は素晴らしく、かなたには万年雪を抱いたボゴダ峰(海抜5,445m)が見える。
ボゴタ山とはモンゴル語で「聖なる山」を意味する -
世界の屋根天山山脈を背景に
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むかし湖の妖怪が暴れた時に、これをいさめる為に湖にかんざしを突き立てた。
かんざしが木になった。 -
イチオシ
天池
遊覧船 -
遊覧船
-
この派手な服は記念写真用の貸衣装
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寒い〜っ!!
実はあまり寒くない。
麓で店の店員が大声で「寒いよ。寒いよ。凍え死ぬよ」と叫び。中国人が皆借りていたので、100元払って借りた。服を返すと80元戻してくれる。
ちょっと臭かった (+_+) -
民族舞踊
隣のステージで民族舞踊が始まった。 -
記念写真
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焼きたてのナン
下りのロープウェイを待っている間にナンを買って来てくれた。焼きたてだけど、ぱさついていて皆さんあまり食べない。
現地ガイドさんの話
昔小さい頃、食料事情が悪くなった時に、毎日のようにテレビで「とうもろこしはビタミンが一杯あるよ、トウモロコシを食べよう!と言っていた」
「お陰で自分は痩せて背ばかり高くなったヨ」
「自分たち(中央の漢民族のことらしい)はお米や肉を食べているくせに」と・・、漢民族に対する不満が見え隠れする。
少し前はこんなこと人前で言えなかっただろう。 -
下りのロープウェイ
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ドライブインで昼食
この魚は何ですか?
この前の河で獲れる「野生の魚です」(笑)
雪解け水で栄養がないからか、骨がすごく細く食べ辛らかった。
ウイグル語でこんにちは=ヤクミマセイズと教わり、皆さん挨拶ラッシュ。 -
シルク絨毯工場訪問
これ以後帰国するまで、一日一回免税店周りがあった。道理でツアー料金が安かったはずだと、皆さん最後には納得していた。 -
「新疆ウイグル自治区博物館」
少数民族の歴史や、シルクロードの文化財などの出土品約3万点が石器時代から清代まで、時代順に展示されている。
この博物館には有名な「楼蘭の美女」が眠る。
エジプトのミイラは内臓を取り除き薬品処理を行い、身体を布で巻いて埋葬されているが、こちらのミイラはただ土葬しただけである。
ミイラにするつもりなどなかったが、砂漠の乾燥気候で結果的にミイラになっている。
だから見ていると、今にも起き上がってくるような鬼気迫るものを感じる。 -
「楼蘭の美女」
発掘直後はその美しさに誰もが驚愕した。
25年前にタクラマカン砂漠の東、楼蘭鉄板河遺跡で発掘され、日本にもシルクロードブームを起こした。
彼女はどんな思いで天山山脈を越え、長い道のりに耐え楼蘭までたどりついたのだろう。
ガイドさんの話だと
二度も日本まで出稼ぎに行ったから、疲れて顔が黒くなった。
画像コピー -
風力発電所
「達坂城草原」は天山山脈の谷間で風の通り道。たくさんの発電用風車が回っている。
風があまりに強いので発電用風車が倒れることもあるとか。 -
天山山脈の雪解け水が流れる川
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高速バス吐魯番料金所出口
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延々と砂漠が続く
ここでは車の修理が出来なければ、車を持つことが出来ない。もし砂漠で車が故障したら死ぬ。
政府の課長以上はトヨタのランドクルーザーに乗っている。 -
トゥルファン(吐魯番) 近くのドライブイン(遊客服務中心)で休憩
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砂漠に沈む夕日
風力発電所からの送電線が、トゥルファンまで引かれている。 -
トゥルファンの街に到着
「新疆ウイグル自治区」には膨大な資源が埋蔵され、ウルムチは工業都市として発展していた。
このため多くの漢民族が大量に移住し、ウイグル人から職を奪っている。
指導的立場にいるのは殆んど漢民族で、ウイグル人の不満が見え隠れする。
憧れのシルクロード(トゥルファン編)に続く
http://4travel.jp/travelogue/10186397
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この旅行記へのコメント (4)
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- 多良さん 2011/06/26 10:02:31
- 烏魯木齊
- TV三国志を見て、中国にあこがれちゃいました〜♪
いろいろ問題もある国ですが、5人に一人が中国人と言う今の現実からすれば仲良く付き合っていかねばならない国の一つですね〜♪
烏魯木齊、行った事が無いのでぜひ行きたいです!
出来れば暖かい時期に〜〜〜\(~o~)/
- katsu nagoyaさん からの返信 2011/06/26 10:27:34
- RE: 烏魯木齊
- 多良さん
訪問、コメント、投票(笑)有難う御座います。
> TV三国志を見て、中国にあこがれちゃいました〜♪
> いろいろ問題もある国ですが、5人に一人が中国人と言う今の現実からすれば仲良く付き合っていかねばならない国の一つですね〜♪
ウイグル族の人は人なっこくて、旅行後の暴動が残念だった。ただ中国とはあんまり仲良くしたくないかな。
> 烏魯木齊、行った事が無いのでぜひ行きたいです!出来れば暖かい時期に〜〜〜\(~o~)/
漢民族が大移動して移住しているので早い方がいいかも・・。
又訪問して下さい。
-
- 三昧さん 2008/11/23 21:00:39
- 「楼蘭の美女」
- katsu nagoyaさん、今晩は!
シルクロード、黒鯛釣師も憧れの的です。敦煌までしか行った事ありませんが、干し葡萄が美味しかった思い出が蘇りました。
NHKのシルクロードの影響が大きかったたんで、特に「楼蘭の美女」には鼻が高く、ミイラでこれだけウットリするんだから、生前はどんな美貌だったんだろう!って、いつかは この足で会いに行きたいな〜!って、katsu nagoyaさんの旅行記見るまで、楽しみの一つだったんですが、日焼けしちゃってチョイとばかり興ざめしちゃいましたが、「腐っても鯛」の諺じゃないですが、一度は足を運んで この目で確認して 更に興ざめするか、「腐っても鯛」だ!って自分で判断して見たくなりました。
- katsu nagoyaさん からの返信 2008/11/24 07:42:53
- RE: 「楼蘭の美女」
- 黒鯛釣師さん
「楼蘭の美女」は防腐剤を塗ったから皮膚が黒くなったそうです。
長い長い眠りの中にいたのに、掘り出されて人々の目に晒されて、ちょっと申し訳ない気がする。
トルファンいいですよ。バザールに行くと地元の人が、とろける笑顔で迎えてくれます。
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