滝めぐりシリーズ２7　一之釜　山梨県山梨市

2007/06/09 - 2007/06/10

今回の滝めぐりのメインに考えていたのが、日本の滝百選のひとつ七ツ釜五段の滝のある西沢渓谷でした。しかしハイキングコースは整備されているものの、３時間は歩く必要がありそうで、天候はかなり荒れる予報のため、断念しました。せっかく西沢渓谷に近い三富温泉郷のなかでももっとも奥に位置する天科温泉の旅館を予約していたのですが…そのかわりといっては何ですが、道の駅で手に入れた観光マップで見つけた一之釜に行きました。なかなか素敵な滝でした。

エリア 山梨市(山梨)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線

宿泊は天科温泉こやす旅館です。

旅館の近くにある子安地蔵尊。旅館の名前の由来かな？

子安地蔵の説明。

雨も上がっていたので、旅館を見下ろすところまで山を登ってみました。

笛吹川に架かる吊り橋です。この吊り橋はこやす旅館専用ですが、通行禁止になっていました。この下流１ｋｍほどのところに一之釜はあります。

滝の入口にはこのような案内表示があります。駐車スペースもあります。

一之釜の説明。

こんな手書きの絵もあります。

雨で足元が悪いので滑らないように注意。５分も歩けば笛吹川にかかる吊り橋にたどり着きます。

吊り橋から一之釜は見えませんが、轟音が聞こえます。

支流から笛吹川に流れ落ちるのがこの釜沢の滝です。木々に覆われ全体が見えません。かなり複雑な形状で落ちています。落差は５０ｍ。

釜沢の滝の上部。

少し場所を変えて釜沢の滝を狙いましたが、やはり全体は見えず。

吊り橋の上から見える一之釜女滝。

これが一之釜。落差は１２ｍとそれほどの規模ではありませんが、巨岩に囲まれたところに落下する様は豪快です。前日から雨が降り続いており滝壺の水は濁っていますが、普段はかなり美しいようです。

豪快です。水量も豊富ですが、上流に発電所ができたため以前ほどではないそうです。

一之釜の滝壺から見た吊り橋。こうして見ると結構高いですね。

西沢渓谷で３時間〜４時間の予定をしていたのでまだまだ時間はあります。