飛騨高山訪問【2】高山の宿は木の香り

2006/10/09 - 2006/10/09

2006年10月9日（月）

今晩の高山の宿「花扇」は、温泉があり、落ち着いた雰囲気の宿で、すっかり気に入る。
高山の町外れの田園風景に建っているが、十年ほど前に温泉を掘り、イメージを一新したようだ。

このように温泉を自分で発掘した旅館・ホテルは、高山では3軒あるという。
街のあちこちに、日帰り掛け流し温泉の看板が目立ち、高山付近は温泉が豊かなようだ。

飛騨には、縄文時代の遺跡が非常に多いといわれる。

その山地には、クリ、ドングリ、クルミなどの木の実や、イノシシ、クマ、シカなどの獲物が豊富で、豊かな自然の中で狩猟採取が繰り広げられていたのである。

気温も、現在より2〜3度高かったようだ。

地元生まれのＮ幹事さんの案内によれば、もともと「斐陀」と書かれていた国名は「斐太」、そして「飛騨」と変化した。

現在は高等学校名として、「斐太」の名が残っている。
斐太高校は、旧制時代斐太中学だった。

花扇の広々とした玄関ホールは、いかにも山国らしく、太い材木がふんだんに使われていて、ここに座っていると昔に戻ったような気がする。

早速お祭りを見ようと、宿が手配してくれたマイクロバスに乗って、町に出かける。
町までは1キロあまりで、歩くことも出来る。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

今晩の宿は「花扇」

宿の
落ち着いた垣根と壁に
まず気に入る

宿にはきれいな水がふんだんに湧き
ロビーから見る池には大きな緋鯉が泳ぐ

ロビーの広さが
ゆとりを感じさせる

ロビーからの眺め
石楠花の狂い咲きも珍しい

この塀も
落ち着いている

早速ロビーで
抹茶のサービスを受ける

今晩の自家製食前酒が
つぼに入って飾られている

飛騨の国らしい
天井の梁の立派さ

部屋もきちんと整えられ
飾られている

道路の角から見た
今晩の宿

宮川には
あたたかい日差しを楽しみながら
まつりの人出でいっぱいだ

宮川のほとりに立つ
桜山八幡宮の鳥居

今日の祭りは
上天気

まつりの屋台が並ぶ