2005/12/04 - 2005/12/04
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SUR SHANGHAIさん
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心を残して去ったバロック建築の古都ラグーザ。
この日はシチリア島内陸の陶器の街カルタジローネや、床のモザイク画が見事な≪カサーレの古代ローマの別荘≫(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ)があるピアッツァ・アルメリーナに立ち寄ったあと、パレルモまでの強行軍。
島の中央にあるエンナの街からパレルモまでは高速道路でも、そこまでの道は丘陵地帯が多い道。
途中の古い街々を抜ける道も迷路のよう。
標識も事情がよく分からない旅行者に親切とは言えないなあ。
ラグーザからエンナまでは距離の割に時間のかかる所。
でも、思いがけない所にエトナ山も見える道筋の風景も美しい。
旅の日程に余裕がある方は、ゆっくり見て回るのがお勧め。
ラグーザを出たあとで立ち寄った街々をご紹介します。
表紙の画像は、ラグーザから陶器の街カルタジローネへの道筋の風景。
遠方にエトナ山が白い頭をのぞかせる。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
バロック建築の古都ラグーザから陶器の街カルタジローネへの道筋の風景は緩やかな丘陵地帯。
画像奥に見えるのは雪をかぶったエトナ山。
わ〜、お天気がよくてラッキー!
これでカターニアやタオルミーナの方角が分かる。 -
陶器の街カルタジローネでは、このスカーラが有名。
142段の階段には段毎に違う模様の陶製タイルが使われている。 -
陶器の街らしく、スカーラの途中にも陶器のお土産屋さんが飛び飛びに並ぶ。
上って行く途中、休みついでに覗いてみては? -
変に段差が高くて歩幅に合わないスカーラを上っていくのは結構疲れますよ。
は〜、しんど。
ちょっとずつ立ち止まって、その陶器の青・黄・緑の模様を眺めるSUR SHANGHAI。 -
スカーラ途中からカルタジローネの街を見下ろすと、この丘も結構高くて地平線まで見渡せます。
-
イチオシ
もうすぐスカーラのてっぺん、という所でまた振り返るカルタジローネの街。
ここも石造りの建物が並ぶ。 -
スカーラのてっぺんにあるのはサンタ・マリア・デル・モンテ教会。
お昼休みで閉まっていた。残念。 -
スカーラを下りた後は、せっかく陶器の街カルタジローネに来たんだから、と陶器屋さんを見て回る。
この踊り子さんの形の置物はいいな、と思ったけど、旅の移動の途中で腕やスカートの裾が壊れてしまいそう。
写真だけで終わり。 -
クリスマス前の時期で、クリスマス用の陶製人形も多い。
-
イチオシ
お、これはいい感じ。
木枠に入ったクラシック調陶製掛け時計。
画像上の一辺が20cm程のものが40ユーロという言い値でした。
陶器の街カルタジローネのお土産で、かさばらず割れにくい形の陶器製品は、このほかには表札用のカラフルなナンバープレートもお勧め。
デザイン化された数字以外にも、メルヘンチックな絵柄が付いた物もありました。おうちの雰囲気に合わせて選ぶといいですよ。 -
車を停めた駐車場は、カルタジローネの街の迷路の奥。
方向感覚のいい方以外は、場所の名前をメモしておくのをお忘れなく。 -
教会の前には陶製の標識も。
さすが、陶器の街。
中国の景徳鎮には、陶製のゴミ箱まであったのを思い出す。 -
教会の表札も陶製。
似顔絵(?)付き。 -
カルタジローネの陶器博物館は残念ながらパスして、次の街ピアッツァ・アルメリーナへと向う。
緩い起伏の中の道。 -
カルタジローネの街からピアッツァ・アルメリーナの街へ向う途中の風景。
エトナ山の雪をかぶった白い頭が画像右奥の霞の中に見えていますよ。
チラッとだけ見ると、平たい白雲のように見えますが。 -
ピアッツァ・アルメリーナの西郊外5kmほどの所には、床のモザイク画で有名な≪カサーレの古代ローマの別荘≫(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ)があります。
これはローマ帝国が衰退していく中、3〜4世紀にかけて大規模な小作農で富を吸い上げた貴族の別荘だったのだそう。
駐車場から敷地入口へと向う道。
桜(?)の木の黄葉が青い空に映える。
チケット売り場では、特に有名なモザイク画の絵葉書なども売っているので、見るべきものをチェックしていくのがお勧めです。 -
≪カサーレの古代ローマの別荘≫(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ)は、≪別荘≫と言っても、その屋根や壁は崩れ去り、床一面のモザイク画を保護するためのガラス屋根が掛けられて、温室のような外観と内部でした。
05年12月上旬の入場料は6ユーロ。 -
≪カサーレの古代ローマの別荘≫(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ)では、床のモザイク画を見下ろす形で通路が取り付けられているので、全体像がよく見えます。
-
壁画がかすかに残る部屋もありました。
日の光が落ちる細かいモザイク画も美しい。 -
時の流れで色も薄れ、剥げかけたモザイク画もあれば…、
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…細部までしっかりモザイク画が残っている床もあって、とても3〜4世紀にかけての作品とは思えません。
-
≪カサーレの古代ローマの別荘≫(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ)での圧巻は≪大狩猟の廊下≫。
この部分は間近で見られます。
この廊下の全体像はとても撮れないので、気に入った絵柄の部分だけを撮るSUR SHANGHAI。
これは名前の通り、猛獣と戦う男性の姿。 -
丘陵に囲まれたこの土地で、航海のロマンを連想させる絵柄を見るのはちょっと意外。
-
ビキニって、3〜4世紀の時代からあったんだ!
思わぬ発見をした≪カサーレの古代ローマの別荘≫(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ)の小部屋の床のモザイク画。 -
イチオシ
≪カサーレの古代ローマの別荘≫(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ)から駐車場へ戻る道にはお土産屋さんが並んでいたけど、12月の初めには営業しているお店は数軒。
猫が商品の上に陣取る暇な時期。 -
ピアッツァ・アルメリーナを出て、エンナ方向へ向う。
来た方角を振り返ると、
「ああ、またこの道を通る日はあるんだろうか。」
といつも思う。 -
傾き始めた日差しを浴びる野中の一軒屋。
パレルモまではまだ遠い。 -
エンナの街は素通りして、今度は高速道路で一気にパレルモへ。
夕焼けの中、パレルモの街が近づく。
果たして今夜の宿は見つかるや否や。(^^ゞ
明日はパレルモ見学予定のSUR SHANGHAIとその旦那。
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