2009/06/22 - 2009/06/31
267位(同エリア587件中)
namiさん
2009年6月、初夏の雲南省巡り(麗江−大理−昆明)の麗江編です。
街中はとにかく歩き、近郊はレンタサイクルで走りました。
世界遺産麗江は、ゆったりと時が流れるとても良い所です。
その5で、麗江3日目。今日は自転車ではなく車で虎跳峡に行きます。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
朝食はバイキング形式ですが、あまりおいしそうなものはありません。まあ、少しおなかに入れておく、といった感じです。
-
気のせいか、従業員がよさそうなおかずを自分たちで食べてしまっているような気もします。従業員朝食先取り疑惑です。ゼッタイ怪しいと思います。
-
今日は前日頼んだ金さんの車で、虎跳峡にドライブです。金さんは麗江の空港からホテルまで案内してくれた現地ガイドの金さんのお兄さんで、日本で働いていたこともあり日本語がしゃべれます。休暇をとって自分の車で案内してくれます。一日600元ですから、金さんにとっては素晴らしいアルバイトだと思います。
普通だったら、車を一日貸切るなんてしないのですが、昨日時点でどうも天気が悪くなりそうだったのと、虎跳峡はバスで行くと大変らしいと聞いて、エイヤと決めました。 -
なんとか踏みとどまっているという天気です。
-
-
-
-
湖の南をかすめ、徐々に高度を上げていきます。
-
峠でトイレ休憩します。
しかし不必要な恐ろしい思いを避けるため、わたしは怪しいトイレには行きません。 -
雲が下に見えます。
谷底に見える茶色っぽい水面が長江。右の谷の奥のほうが目的地の虎跳峡です。 -
-
-
何回か河を渡りながら、川沿いを北上していきます。
-
虎跳峡駐車場です。観光チケットはここで購入します。
-
金さんと車です。
車は三菱ランサー。 -
ここからは歩きです。川沿いに3キロ程下ります。
道は険しくは無く、軽いハイキングといった感じです。 -
天気はなんとか持ちこたえて、雨の心配はなさそうです。
-
高低差3000mの谷で、頂は雲に隠れ見えません。右岸の上は玉龍雪山のピークにつながります。
-
川岸の垂直に切り立った崖に、道が切ってあってそこを進むのですが、ここでは立ち止まらないで標識=上から石が落ちてくるかもしれない、が結構あり、きつくは無いけど結構怖い道だったのかもしれません。
-
危険箇所には、岩盤を貫くトンネルもあります。
-
虎跳峡手前。絶好調のわたしです。
-
虎跳峡に到着。
-
-
これが、想像以上にすごい。
-
あの大河が最小幅30mにまで狭まって3000mの谷底を駆け下るわけで、もう水音としぶきとダイナミックに逆巻く水で、異様なことになってます。
-
-
とにかく凄い。水、水、水です。
-
-
渦とか飛沫を見ていると、水ってこんなに急いで下に流れたいんだとか、水ってこんなに表面張力で丸くなりたがってるんだとか、改めて水の本質が体感できます。
-
虎跳峡の名前の由来は言うまでも無く「虎がこの逆巻く流れを跳び越えた、それほど川幅が狭まっている谷」という中国一流のインパクト故事です。跳んだ虎は偉いと思います。跳ぼうと思うだけで並みの虎ではない。
-
-
もと来た道を戻り、駐車場の手前で昼食をとることにします。
-
数キロ離れただけでこの辺は別世界。のんびりした風景です。
-
注文を金さんにお任せしたら、チャーハンも料理も同じものを2皿頼んでしまい、中華料理の注文に慣れていないのでは疑いが急に高まりました。まあ味はそこそこ美味しかったのでこれはこれで良しとしましょう。
しかし勘定の段になり、値段が妙に高く二人で120元。金さんもびっくり、店に抗議するも値引きには失敗しました。観光地なのでこんなものかとも思います。 -
ちょっと夕方までには時間があったので、川沿いに南下して、有料道路も利用して長江第一湾に行くことにします。
-
なんと素晴らしいわれわれの、というか金さんの車!
もうピカピカで、いい車を大事に乗ってるんだなーと思いました。
あとで聞いたらタクシーを一日借切っても250元とからしく、今日は豪華専用車による日本語ガイド付きツアーだったんだと再確認しましたは
後から見ると、どうもこの日の自分の写真がいつに無く金持ち日本人風に写っています。とても、納得しました。 -
長江第一湾は何もない観光地ベストテンを企画したら、結構上位に入りそうです。
左に移っている売店が一軒あるきりです。
こりゃ、すごい。なんという気持ちの良い、そしていさぎよい観光地! -
たぶん、売店の人はこれに乗って、毎日通ってくるのだと思います。商売っ気が無くて、声をかけられましたが「いらないよー」というと、判ったのか判らなかったのか、それ以上は声をかけてきません。そもそも品揃えが悪すぎて、売るものもあまり無いという感じです。
なにかアドバイスしてあげたくなりましたが、言葉も判らないので出来ません。 -
これが長江第一湾。
奥右手から左に流れてきた長江が大きく蛇行して左から手前右に流れを変えていきます。 -
そしてカメラを右に振るとこうです。
大河長江が始めてここで大きく180度近く屈曲しているわけです。さすが大河は上流でも大河。
長江第一湾は流れが穏やかになるため、わたりやすく、西からチベット軍が攻めてきたり、いろいろ歴史的な大事件が起きがちなところのようです。
この先数十キロのところにさっきの虎跳峡がある訳でこの川幅が30mに絞られれば、そりゃー渦巻くね、と納得できました。 -
この崖を登ると、見晴らしが良いらしいのですが、虎跳峡で結構歩いていたので、パスしました。
-
ほんとに何もない。
-
帰り道で大事件。
麗江手前15kmぐらいの下り坂で、バスに車の右側をこする接触事故を起こしました。乗ってる車が事故を起こしたのは後にも先にも生まれて初めてです。
バスの左を対向車線にはみ出ながら追越しようとしたら、トラックが正面からやってきて、おっとっとと減速して避けようとしたところ、バスに近づきすぎて接触。左も10センチぐらいの間隔でトラックとすれ違ったので、まあバスに接触が正解だったとは思います。
金さん大事な車に傷をつけ大ショックです。
気丈にも保険に入っているから大丈夫とは言っていましたが、心中察するに余りあります。
ちなみに、雲南省の追い越しの恐ろしさについては、この次の日の旅行記「大理も歩いた!走った!(1)」も併せてご覧ください。URLは以下の通りです。
http://4travel.jp/traveler/yanamiki/album/10441844/ -
傷心の金さんと別れ、いったんホテルに帰りました。
わたしにしても、正直びびりました。
少し休んで復活。夕食には早いのでホテルの裏の水路を遡って、黒龍潭にいきます。 -
-
-
-
なかなかきれいな細工です。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
妙に暗くなってきたと思ったら、ぽつぽつ雨が降り出しました。
-
-
-
-
水面は跳ね返った水玉と王冠だらけです。
虎跳峡で確認した水の本質を、忘れないうちに復習です。
素晴らしき予定調和の世界! -
-
-
-
-
いったん部屋に帰ります。
-
再々復活して古城に食事に出かけます。
-
目星をつけておいた近めの店にします。
-
-
とりあえず、ビール。
今日もいろいろありました。 -
-
ちょっとたのみすぎ。
おなか一杯になり、少し残しました。
中華は何を頼んでも美味しくて素晴らしい。 -
まだ、空が少し明るくて、不思議な写真が撮れます。
-
今日で麗江も見納めです。
想像以上に楽しめました。まことに良いところです。
名残惜しいけれど、明日は大理に移動です。
続きは「大理も歩いた!走った!(1)崇聖寺編」です。
URLは
http://4travel.jp/traveler/yanamiki/album/10441844/
です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- kskspiyoさん 2010/06/14 14:03:11
- 写真がいいですね
- namiさん、いつぞやはご訪問と書き込みをありがとうございました。
このブログを見て、麗江、わたしも絶対、いつか行こうと思いました。
写真がすごくいいですね。とくに人物の写真。
それと、レンタサイクルで一日35キロ走る体力に脱帽です。すごい!
- namiさん からの返信 2010/06/14 16:14:59
- RE: 写真がいいですね
- kskspiyoさん,
こんにちは。
訪問いただき有難うございます。
> このブログを見て、麗江、わたしも絶対、いつか行こうと思いました。
いい所ですよ。
古城全体が観光地化され、ディズニーランドのようだという評もありますが、実際行ってみるとそれもまた良しと思えてきます。
街中に運河を張り巡らした木さんの基本プランが良かったせいか、どこもかしこも絵になりますし、入りたくなる店もたくさんあり歩きまわるのには最適。中国の駐在員にどこが良い?と聞くと必ず出てくる街です。さすが世界遺産!
> 写真がすごくいいですね。とくに人物の写真。
> それと、レンタサイクルで一日35キロ走る体力に脱帽です。すごい!
有難うございます。
ただ体力は実は無いので、この旅では走りすぎ歩きすぎ、帰りの飛行機でCAのお姉さんにいたわられてしまいました。
今後、写真力体力ともに、さらに精進いたします。
nami
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
namiさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
76