2008/08/10 - 2008/08/16
41位(同エリア51件中)
ライオンベラーさん
- ライオンベラーさんTOP
- 旅行記230冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 277,390アクセス
- フォロワー1人
(1 準備編 http://4travel.jp/traveler/wanyamapori/album/10289306/ の続きです。)
成田を9時に飛び立ちました。
ニューギニア航空です。
オーストラリアに行く人たちと一緒だったので、大型機の座席はほとんど満席でした。
今回は添乗員さんがいるので安心です。
現地で何かあっても、すぐに対応してもらえるので、余計な労力をかけることなく、観光に専念できます。
でも治安のよくない国に行くので、やはり判断はそれなりに的確にしなければならないと思って、心は引き締めていました。
地理や文化的なことを始め、政情なんかもあまりよく調べていません。
本当に大丈夫かなという不安もいくらかはありました。
でも、この国に行くのは一生のうちで、今回だけだろうという気もしていたので、いろいろなことを体験し尽くして、満足のいく旅にしようと思いました。
時差が1時間あるので、6時間ほどのフライトです。
太平洋を一気に南下して、赤道を越えると、首都のポートモレスビーに到着します。
飛行機の中で、手持ちの時計を1時間進めました。
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ニューギニア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
6時間ほどで、ポートモレスビーに到着しました。
時差は1時間で、現地時刻は4時前です。
マイクロバスでホテルに向かいました。
空港の近くのホテルです。
夜もだいぶ明けてきました。 -
ホテルに移動しました。
参加者は全部で十数人です。
年齢もまちまちで男女は半分ずつぐらいです。
この国を選んだ人たちなので、ある程度、旅慣れした人も多いのではないでしょうか。
いろいろな国の話が聞けるかも知れません。
それも今回の旅の楽しみです。 -
ホテルの内部です。
このプールの向こうがレストランです。
そこで、朝食を食べました。
その後、1時間以上も、ここで待たなければなりません。
この写真のプールの右にまわってみました。
その下には空港の滑走路(かっそうろ)がありました。 -
向こうに見えるのが滑走路です。
この手前の飛行機は、実は模型(もけい)で、胴体(どうたい)は後ろ半分だけしかありません。 -
外に出てみると、やしの木がありました。
おお、ここはパプアニューギニアなんだ!
と、感激しました。
ここは高級住宅地か別荘地のようなところで、ゲートを入ってみようとすると、番人が出てきて止められました。
わかりましたと片手を挙げてあいさつをすると、笑いかけてくれました。
時間になって、マイクロバスが来たので乗り込みました。 -
国会議事堂です。
この国は1975年にオーストラリアから独立しましたが、多民族、多言語の国家であるため、なかなかひとつの国としてまとまるのが難しく、内戦なども経験しています。
そのようなことが、現在でも治安が悪いことの原因となっているのかも知れません。 -
議事堂のデザインは精霊の家という村の儀式を行う建物をモチーフにしているということです。
精霊に平和に国を治めてもらいたいという願いがこもっているようです。 -
壁面(へきめん)には、昔の伝説が絵で書き込まれています。
-
この絵の物語は、この国の人たちは誰でも知っているということです。
-
議事堂の入り口です。
今日は入れません。 -
現地ガイドの説明を聞きました。
細かい説明が多かったので、あまり覚えていません。 -
この国の文化は本当に深みのある、味わい深いものです。
本当にすごいと思います。 -
地元の大学の植物園にやって来ました。
現地ガイドさんに日本語で説明を受けながら、見学しています。 -
この辺りは、熱帯雨林の気候区なので、太陽が高くて、たくさんの陽が当たり、また雨が多いので、植物が育つために必要な水もたくさんあります。
そのために、草木はどんどん育ちます。 -
やしの木です。
-
大きな木の枝で生活している植物(着床植物)もたくさん見られます。
-
巨大な樹です。
参加者は植物に関心のある人がたくさんいました。
中には造園会社にお勤めの、学者以上に詳しくて、訪ねれば何でも解説してくれる方もいました。
また、動物園の獣医さん(定年退職)もいらっしゃって、動物についてもいろいろと聞くことができました。
このように、この旅は、専門ガイド付き(?)の贅沢(ぜいたく)な旅となりました。 -
どこを見ても、日本では見られないような植物ばかりです。
-
ヘビもいました。
(何ヘビ?) -
サイチョウ(?)
-
クスクス? ワラビー?
それとも木登りカンガルー?
パプアの動物はオーストラリアと似たものが多いので、ニューギニア島は、昔、オーストラリア大陸と地続きであったということがわかります。
お腹(なか)の袋で子供を育てる有袋(ゆうたい)類は、中生代に北アメリカあたりで出現しましたが、アフリカや南アメリカに広がりながら、進化していったようです。
オーストラリアには、南米から南極大陸を経て渡ってきたようです。 -
たくさんの光を使って、樹木はどんどん生長します。
蔦(つた)も、同じようにどんどん成長します。
中には蔦の方が生長してしまって、巻きつかれた樹の方が死んでしまうこともあるそうです。 -
木の枝には、たくさんの着床植物が見られます。
これらの着床植物は、ここでたくさんの光を浴びながら成長します。
地面に生えていては、大きな樹木の陰になってしまって、成長に必要な光を得ることはできません。
陽の当たるところはどこも、びっしりと葉で覆(おお)い尽くされています。
植物は十分な光を使って成長しますが、成長しても成長しても、またその光を奪い合いながら成長していきます。 -
光を奪うことのできない植物は、そこでは生きていけません。
人間社会で、どんどん得られる富を使いながら成長し、それでも他の人よりも多くの富を奪わなければ、競争に負けて滅(ほろ)びてしまう・・・というような状況なのでしょうか?
いや、それとも富(光)を奪(うば)える植物は、限定されてしまって、このような状態で共存しているのでしょうか?
う〜ん、植物の世界を見ることで、人間の社会を知ることができるということは、大きな発見でした。 -
オウムです。
インコではありません。
調べてみると、オウムは白っぽいものから黒っぽいものが普通で、インコは緑っぽいものが多いようです。
また、オウムはくちばしがよく曲がっていて、直立姿勢をとることが多いようです。 -
ヒクイドリです。
-
ヒクイドリはニューギニアからオーストラリア北部にかけて生息しているようです。
-
この動物は何か考える
→ 考える
→ かんがる
→ かんがるー
→ カンガルー
実際は、この動物はワラビーでしょう。
小型のカンガルーをワラビーと呼ぶようです。 -
植物園を出てから、コンビニのような店で、必要な人は水を買ってくださいということでした。
コンビニといっても倉庫のようなところでした。
入り口には、野球帽を被ったりして、目をぎょろつかせたような少年や若者たちがいました。
仕事がないのでしょうか。
中に入ると、まるで銀行のカウンターのようなところに店員がいました。
カウンターから天井までは金網が張ってあって、商品はすべてその金網の向こう側に展示してありました。 -
まるで、映画か何かのシーンのようです。
昔のニューヨークのスラム街といった感じでしょうか。
金網の向こうにはTシャツなどの商品が、天井に向かって並べて吊(つ)り下げてありました。
店員たちはまじめそうな若者でした。
ほとんどの人がペットボトルの水を1本ずつ買いました。
バスは、小高い丘の上にやってきました。 -
この3枚の写真の向きは、北向きです。
この正面の山は、スタンレー山脈で、その向こうが太平洋です。
そして、そのずっとずっと向こうに日本列島があります。
左の海はパプア湾で写真の後方が珊瑚海(さんごかい)です。
その先はオーストラリアのグレートバリアリーフです。
この写真の集落は、”海の民”の水上の家です。 -
ここは、昔、”海の民”と”山の民”が争っていましたが、”海の民”が負けて、このような水上に住んでいるということです。
”海の民”は大昔に海からやってきたようです。
私たちを案内してくれている現地ガイドさんは山の民で、バスのドライバーさんは海の民だそうです。 -
バスに戻りました。
-
眼下(がんか)にはパプア湾が広がっています。
-
パプア湾です。
左(西)が湾の入り口です。
先ずバスはこの写真の左下の方へ降りていきました。
そこは、街の中心地で、日本大使館もそこにありました。
銀行なんかもありましたが、人通りも少なく、まるで、地方の田舎(いなか)町といった感じのところでした。 -
また、高台に上ってきました。
このあたりは高級住宅街です。
バスは写真の左(南西)に進んでいます。 -
この下がダウンタウン(繁華街(はんかがい))だそうです。
-
高級住宅街です。
外国の大使なども、このあたりにたくさん住んでいるそうです。
しかし、気になるのは治安です。
ここは安全なのでしょうか? -
ずっと向こうにサンゴ礁(しょう)が続いています。
このサンゴ礁はパプア湾を取り巻いています。 -
パプア湾とその対岸です。
また、写真の右(北)の方に戻っています。 -
大きな船が浮んでいます。
赤十字のマークをつけた病院船です。 -
このあたりも高級住宅街です。
-
コンテナ船も停泊しています。
時刻は10時をまわっています。
この後、北岸のリゾート、マダンに向かいます。
今日は、マダン泊です。
バスは再び、空港にやって来ました。
空港の待合室で弁当を食べました。
中華料理の弁当でした。 -
巨大な容器に入った、ボリュームたっぷりの贅沢(ぜいたく)な弁当だったので、質素な格好をした現地の乗客の中では、かなり浮き上がっている感じがして、落ち着きませんでした。
いよいよ搭乗です。
搭乗連絡通路などはないので、地面を歩いていきます。
歩きながら、ツアー参加者の人たちと話を交わしながら、少しずつ親しくなっていきます。
できるだけたくさんの人と話をして、楽しい旅にしたいと思いました。
(3 マダン編1 http://4travel.jp/traveler/wanyamapori/album/10292256/ に続く)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ライオンベラーさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ポートモレスビー(パプアニューギニア) の人気ホテル
パプアニューギニアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
パプアニューギニア最安
740円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
44