2012/02/22 - 2012/02/22
575位(同エリア1627件中)
まみさん
2007年から毎年世界らん展に行くようになって、今年で6度目!
今年2012年からはカメラは一眼レフEOS Kiss X5がメイン機となりましたが、さて、一眼レフでチャレンジすると、今までと何か変わるでしょうか。
よく分からないけれど、たぶん、変わったでしょう。というか、少しは変わっていると思いたい(苦笑)。
一眼レフを手にしてはや1ヶ月半。
レンズの明るさや望遠ズームの撮りやすさなど、確かに感じられたコンデジPowerShotとの違いに慣れ始めた今、今後の違いを生み出すのは、やっぱり本人の腕次第だと思うこの頃。
それに今年の世界らん展も、半日では回れなかったところが、なんとたくさん残ってしまったことか。
今年は梅がまだなので、すぐ近くの小石川庭園と半日で梯子したり、イブニング券で入ったりせずに、半日みっちりかけたつもりなのに。
場内ガイドツアー(平日4回開催・参加無料・各回20名限定)に参加できたのは楽しかったけれど、美術工芸品・フラワーデザイン・ミニチュアディスプレイ審査部門や、大使夫人のディスプレイを含むディプレイの海外出展作品は回れませんでした。
ステージのミス沖縄&琉球舞団の昇龍祭太鼓の演奏はとてもかっこよかったけれど、BGMとして聴いただけですし、沖縄美ら海水族館の展示は混んでいたので後にしようと思ったら、見に行き損ねました。
そして、楽しみにしていた特別展のボルネオの貴重な青いらんと新種のらんコーナーは、平日なのに、なんと60分待ちの長蛇の列!
閉場の17時半になっても行列はまったく減らず、あきらめるしかありませんでした。
閉場時間後もずらっと並んでいた人々は、貴重なボルネオのらんを一目でも見ることができたのでしょうか。
見られたもののすばらしさと、見られなかったものへの未練をかみしめるのは、今年も同じでした。
<一眼レフをお供に出かけた2012年で6度目の世界らん展の旅行記のシリーズ構成>
□(1)らんと苔をまとった巨木とらんの暖簾のオーキッド・ロードや大賞作品など
■(2)今年も盛りだくさんのディスプレイ部門
□(3)なにがなんだかマクロでらんに迫る
シリーズ2本目の旅行記は、ディスプレイ部門で撮った写真を1つにまとめようとしたため、枚数が多くなってしまって、あしからず。
また、ディスプレイの出展者やタイトルは記録用に写真を撮っておいたのですが、タイトルは意外と展示の中の一部にすんなり入り混んでいたり、出展者と賞のプレートと離れていたりしたので、混雑か、慌てていたせいで撮り損ねたものもあります(泣)。
やはり、世界らん展で圧巻なのは、ディスプレイ部門でしょう。
6回目ともなると、出展する団体名をきちんと覚えていなくても、傾向が似ているので、ああ、去年も出展した人たちだなぁ、今年はこういう風にしたか、と、なんとなく分かります。
でも、やっぱり毎回、圧倒されます。
場内ガイドツアーのガイドさんも、ディスプレイ部門で毎年出展している団体の人だったので、出展する側や審査する側の視点の話を聞くことが出来ました。
お話、というか、ぶっちゃけ、裏話ですネ。
でも、らんの鉢を隠すのにどんなに苦労しているか、何本くらいらんを用意しているか、設置時間に経費、開催中のメンテナンスなどの苦労話は、私の想像を超えていました。
人間、刺激に慣れてしまうものです。第三者で素人で、事情を知らなければ知らないほど。
ガイドさんの話は、出展されたディスプレイのすばらしさにあらためて気付かせてもらえました。
世界らん展日本大賞2012年公式サイト
http://www.jgpweb.com/top.php
開催:2月18日(土)〜26日(日)
午前10時00分〜午後5時30分(入場は午後4時30分まで)
15時30分以降の入場にはイブニング券適用
前売券1,800円/当日券2,000円/イブニング券1,500円
<タイムメモ>
13:40 入場
13:50〜14:00 場内ガイドツアー申込みのために並ぶ
14:30〜15:00 場内ガイドツアー参加
17:20〜17:30 ショッピング・タイム
17:30 閉場時間ぎりぎりに会場を出る
<これまでの世界らん展の旅行記>
5度目の2011年度
「5回目でも飽きない「世界らん展」2011(1)オーキッド・ロードとシンボルタワーの受賞ランと大使夫人のディスプレイ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10549519
「5回目でも飽きない「世界らん展」2011(2)ディスプレイ部門───和も洋もモダンも優劣つけがたし」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10549530
「5回目でも飽きない「世界らん展」2011(3)私の知らない蘭との出会い&寄せ植え蘭に蘭グッズ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10549532/
4度目の2010年度
「4度目の世界らん展は20周年記念(1)贅沢に蘭を使ったディスプレイ部門」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10430481/
「4度目の世界らん展は20周年記念(2)わたし的には撮りがいのあるフラワーデザインや美術工芸部門」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10430483/
「4度目の世界らん展は20周年記念(3)日本大賞とさくさく撮りまくった個別部門の蘭」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10430486/
3度目の2009年度
「初心に返って夢中!─世界らん展(1)心躍らせた蘭だらけのディスプレイ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10311540/
「初心に返って夢中!─世界らん展(2)心震えた蘭がテーマの美術工芸品」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10311542/
「初心に返って夢中!─世界らん展(3)心高鳴った乙女なフラワーデザイン」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10311543/
2度目の2008年度
「今年も世界らん展へ(1)開き直って撮る、和洋のディスプレイ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10221627/
「今年も世界らん展へ(2)やっぱり惹かれるフラワーアレンジメントと美術工芸品」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10221657/
「今年も世界らん展へ(3)今年は念入りに撮った、個別の花の出展作品」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10221828/
初めて行った2007年
「東京ドームの世界らん展(1)プロローグ:ランは英語でオーキッド@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130392/
「東京ドームの世界らん展(2)らん・らん・らんなディスプレイ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130620/
「東京ドームの世界らん展(3)ランづくしなディスプレイではあるけれど」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130627/
「東京ドームの世界らん展(4)フラワーアレンジメントと美術工芸品(完)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130637/
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「らんのフェニックス(不死鳥)」
ディスプレイ審査部門オープンクラス
奨励賞
会場に入って真っ先に目を引いたディスプレイです。
いまさらですが、オープンクラスというのはプロの出展。
これに対して素人の出展が愛好家クラス。
と、場内ガイドツアーのガイドさんに教えてもらいました。 -
こうやって撮ると、ひな鳥のよう!?
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場内ガイドツアーのガイドさんも誉めていた農業高校の生徒さんの作品
「蘭の森」
By 岐阜県立恵那農業高等学校
ディスプレイ審査部門オープンクラス
最優秀賞
これくらいあると、設置に10時間はかかるそうです。
高校生たちも途中でヤになっていた様子だったとか(笑)。無理もありませんネ。
この農業高校さんはいつも良い賞を取っているようですが、今年はついに最優秀賞がとれたようです。苦労が報われたことでしょう。
ただ、賞金は、経費と打ち上げパーティーでふっとぶだろう、と場内ガイドさん@ -
岩のような大木に絡まるごとく咲く白いらんと吹き上げるオンシジューム
出展者は高校生でも、農業学校の生徒さんということで、プロのオープンクラスなのでしょうか。
あるいはそれまでの実績のせいかな。
白いらんはリカステかと思ったのですが、セロジネのような気もしてきました。
私自身はらんを鑑賞し写真を撮るだけで育てないので、見た目で区別しようとするから、多彩ならんだけに、余計に分かりにくいです。 -
このあたりはコチョウランの里
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北国にやっと来た春を享受する
「北国の春」
by 東伸(愛知県)
ディスプレイ審査部門オープンクラス
トロフィー賞
北国でなくても、あいにく今年は全国的に春の訪れが遅れていて、まだ春は遠いです。
去年は早すぎたのだと思いますが、この世界らん展の頃にはお隣の小石川庭園は、もう梅がピークを過ぎかけていた記憶があります。
なのに今年はまだまだ。 -
星の王子さまと石川啄木
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石鉢を覗き込む乙女たち
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両手どころでなく花に囲まれて惚けるタヌキ
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らんに囲まれて水音も心なしかはずんでいるよう@
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わてらも忘れんといて!
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見事ならんの十二単!
「美麗蘭装」
by 第一花壇
ディスプレイ審査部門オープンクラス
トロフィー賞
衣装と花との合体に、ワクワクしてしまいます。
十二単はもともと重いはずですが、おしゃれのためならこの重量もなんのその……!? -
陶酔@
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袖のあたりをじっくり眺める
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らんを縫い付けたのかな
これだけの花を9日間メンテナンスするのは大変でしょう。
他のディスプレイのように、花の上から水をかけたりするわけにもいかないから。
ただ、地生蘭はたっぷり水をあげる必要がありますが、着生蘭は着生した木から養分をもらってしまうので、比較的水やりを少なくする方がよかったはず。
ええと、これは着生蘭だったかな? -
らんの合唱隊が春の詩を詠っているよう
「萌え出ずる春」
by 栃木県洋蘭組合
ディスプレイ審査部門オープンクラス
トロフィー賞 -
あふれる喜び
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みんなの遠足に飛び入り参加のカトレアのお嬢さまたち
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大滝のように咲きそろうらんの山
「百花繚蘭」
by 千葉県洋らん生産者組合
ディスプレイ審査部門オープンクラス
奨励賞 -
どの花も丹精込めて育てられた愛情のたまもの
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生産者いわく、一株一株が「ナンバー1でなくオンリー1の蘭たち」
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場内ガイドツアーのガイドさんの所属団体のディスプレイ
「エンジェル・フォール」
by 日本洋蘭農業協同組合(東京都)
ディスプレイ審査部門オープンクラス
優良賞
今年は優良賞でしたが、何度も最優秀賞をとっているところのようです。
でも、やはり最優秀賞をとったとしても、プロの展示となると、下手すると経費どころか、ねぎらいの打ち上げで吹っ飛んでしまうそうです(苦笑)。
ガイドさんの話の中で賞金関係の裏話は下世話な好奇心から面白くて他の話よりも記憶に残りやすいです(苦笑)。 -
いろんならんがカラフルに並ぶ
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水辺に咲く可憐なカトレア
審査方法はポイント制だそうです。
水を使うとポイントが高くなる傾向があるみたいです。 -
パフィオペディラムがぽこぽこ@
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遊園地で遊ぶらんたち
「Dream 愛蘭Do!〜Dream Island Of Orchid」
by 全日本蘭教会(東京都)
ディスプレイ審査部門愛好家クラス
奨励賞 -
はなやぐらんの世界
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らんが御輿をかついでいるよう
「蘭と金太郎」
ディスプレイ審査部門オープンクラス
トロフィー賞
確かこれも高校生の作品だったはず。
出展者のプレートを写真に撮って控えておくのを忘れました……。 -
らんの森を汽車が走る・その1
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らんの森を汽車が走る・その2
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林立するらんの中にタヌキさんたち
ひょっとしたら手作りタヌキさん!? -
金太郎とお友達のクマさん
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ついついじっくり覗いてしまう駅のミニチュア
この大きさに合った模型列車は一定の時間おきに走るしくみになっているようでした。
それまで待てなかったですけど。 -
石畳ならぬ竹畳に導かれて
「Wabi侘」
by 岡山県立興陽高等学校造園デザイン科
ディスプレイ審査部門オープンクラス
奨励賞 -
ししおどしを珍しげに囲む……
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このあたりはむしろ東南アジアチック!?
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これも一つの桃源郷@
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竹の鉢に植えられて仲良く並ぶ
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天井のカサから細い水柱4本ほど
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外から覗き見
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江戸の蘭学者さんの庭!?
「蘭趣蘭友」
by 全国日本春蘭連合会(千葉県)
ディスプレイ審査部門愛好家クラス
特別奨励賞
蘭学者の本来の意味は、らんの学者ではなく、オランダ語を介して会得した洋学の学者さんですネ。 -
葉を愛でる日本独特の鑑賞法のルーツを感じる@
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幽玄の庭に誘われて
「エビネのある小さな庭」
by 神奈川県公園協会相模原公園
ディスプレイ審査部門愛好家クラス
トロフィー賞 -
ししおどしと石灯籠を飾るのは日本のらんのエビネ
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静寂を見守るエビネ
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暗がりでひっそり光る・その1
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暗がりでひっそり光る・その2
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可愛らしいディスプレイに思わずほほが崩れる@
「良寛さんとこどもたち」
by 日本エビネ園(愛媛県)
ディスプレイ審査部門愛好家クラス
特別奨励賞 -
子供たちはらんより凧に夢中
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ボクはおさむらいさんだいっ!
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今度こそ上手く乗れるかな
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井戸のそばにカニさんが……!
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なんとなく吉日の装いを感じたディスプレイ
「手向の華」
by 国際園芸(神奈川県)
ディスプレイ審査部門愛好家クラス
奨励賞 -
オンシジュームの滝のよう
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うつむき加減のリカステ
それともセルジネかな。どこで見分けたらよいか分かりません(苦笑)。 -
若々しいパワーがみなぎるディスプレイ@
「青春の群像」
by 神奈川県立中央農業高等学校
ディスプレイ審査部門愛好家クラス
奨励賞 -
黄色い叫び!
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どこかモダーンチックな侘びさびの世界!?
by 東京オーキッドナーセリー
ディスプレイ審査部門愛好家クラス
奨励賞
タイトルを控え損ねました。 -
お嬢さまっ、遊びましょ!
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障子越しに拝謁
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月の使いの降臨
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銀河の中心には……
「EARTH TEMPO」
by キヌナーセリー(栃木県)
ディスプレイ審査部門オープンクラス
奨励賞 -
地球か太陽か
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ちょっと度肝を抜いた木
「生命の樹」
by らんの里堂ヶ島(静岡県)
ディスプレイ審査部門オープンクラス
優秀賞
さすが堂ヶ島!
という声も、見学者の中から聞こえてきました。 -
世界を支える木
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華やかなりし、青紫のバンダ
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くつろぎタイムにやって来た可愛い客人たち
by 須和田農園(千葉県)
ディスプレイ審査部門オープンクラス
奨励賞
これもタイトルを控えてくるのを忘れました。
なるほど、と思った覚えがあるのですが。 -
にぎやかなおしゃべりに耳を傾けるひととき
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音楽とらんの森
「奏でる」
by 蘭友会(東京都)
ディスプレイ審査部門愛好家クラス
優秀賞 -
クマちゃん弦楽団
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楽器のケースにぎっしり!
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こちらも見事だったカラフルならんの大木
「あした花咲く蘭」
by 椎名洋ラン園(千葉県)
ディスプレイ審査部門オープンクラス
奨励賞
まわりや根元で地生蘭がいかにも自然に咲いているかのようにしつらえられたところも、とてもステキでした。 -
まるでエデンに迷い込んだかのよう@
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パフィオペディラムが天使の詩を詠う
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負けじと合唱@
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コチョウラン・パワー炸裂!!
反射板に映った姿にも注目。
といっても、そこに人が写っていなければもっと良かったんですけど、まあ無理ですネ。
閉場間際の人が減った時間帯でもなければ。 -
みんなでかくれんぼ@
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華やかにらんをまとったスカイツリー
「スカイツリー&ORCHIDS〜未来に賭けたい〜」
by 日本花き生産協会洋らん部会東日本支部(埼玉県)
ディスプレイ審査部門オープンクラス
トロフィー賞
ここはいつも人が群がっていたのですが、閉場間際に人がめっきり減ったときに撮り直すことができました@
「世界らん展を一眼レフでチャレンジして何か変わったか(3)なにがなんだかマクロでらんに迫る」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10649304
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