2010/02/11 - 2010/02/11
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まみさん
3年ぶりに上野公園の冬ぼたんが見に行きたくなったのに、なんだかんだと機会を逃していました。
もうすぐ会期は終わりです。
なら、花はピークを過ぎていて、振り乱した髪のようになった花びらが、もう散り始めている頃かしら。
そうは思ったものの、贅沢をいえない冬の花鑑賞。
2月11日の祝日が曇りのち雨と分かって、行き先を上野公園に変更したから、ついでに寄ってみることにしました。
そうしたら───!
なんですか、心配することはなかったじゃないですか。
花はどれもきれいな状態で、咲きかけもありますし、ふくらみかけたつぼみすら、ありました。
ぼたんって、意外に花期が長かったんですね@
と単純な私は信じてしまったのですが、茨城から来たという農家のおじさんが、これは温室で咲かせた花をわざわざここに植えたんだ、と教えてくれました。
花は10日ももたないから、咲き終わったらまた引っこ抜いて、次々と植え替えてるんだ、と。
なぁんだ!
でも、花の写真が撮れれば、自生であることにこだわらない、現金な私ですから。
撮れないより撮れる方がいいに決まっています。
上野東照宮のぼたん苑には、この時期でも、ぼたんだけでなくいろんな早春の花が顔をのぞかせます。
雨が降りそうなくらい曇っていたせいか、福寿草は花を閉ざしていましたが、赤と黄色のマンサク、白梅・紅梅・盆栽梅、小さなベルが集まったような泡雪エリカ、うっすらピンクに染まったネックレスのようなアセビ、そして密集した花の外側だけ咲き始めたミツマタ。
そうそう、ハボタンも、他のぼたんのように雪よけの下で、そ知らぬ顔して咲いていました@
上野東照宮冬ぼたん展2010年
会期1月1日〜2月21日
〈建国記念日の祝日のお出かけの上野公園の旅行記シリーズ〉
□(1)寒桜の咲く冬の上野公園と国宝土偶展
■(2)雪よけのおこもり姿の冬ぼたんは絶好調!
□(3)お散歩するペンギンは可愛かった@
※これまでの上野公園のぼたん苑の旅行記
2007年1月30日
「上野公園東照宮冬ぼたん祭り(1)思った以上に撮っちゃいました@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10122203/
「上野公園東照宮冬ぼたん祭り(2)これぞ撮りたかった、ステキな脇役たち」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10122234/
2006年5月30日
「牡丹づくしにクラクラ!その3:上野東照宮のぼたん苑」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065566/
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ぼたん苑入口に到着、11時45分
おお、入口のぼたんはきれいな状態です。
この子はさしずめ、中に人を誘うための看板娘ですネ@ -
おこもり姿で、チーズ!
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ちょっと乱れた髪で、失礼!
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おーっ、咲きかけだ@
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うっとりするようなサーモンピンクとレースのようにぎざぎざの花びら
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雪よけ&ぼたんの周りの様子
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暖簾の影からちょっとご挨拶@
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雪ん子姿で並んでます@
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用があるなら、そのひもを引っ張って、呼び鈴を鳴らしてネ
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豪勢なめしべとおしべ
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五重塔と冬ぼたん・その1
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麗しくて好みの咲きかけの姿
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ぽーっと白く光るぼたん
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珍しいアカバナマンサク(赤花満作)を、石灯篭を背景に
私が見たことがあるマンサクは圧倒的に黄色が多くて、赤花は珍しいです。
赤いのはみんなベニバナマンサク(紅花満作)かと思っていました。同じことかな。 -
瓦のある塀に、ひっそりと咲く白梅
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福寿草はもう終わり?───かと思ったけど、天気が悪いので花を閉じている姿ですネ。
本日、前からの予定(希望)では森林公園に福寿草を見に行くつもりだったのですが、予定を変更してよかったです。
この天気では、きっと森林公園の福寿草も、みんなこんなかんじだったろうと思います。 -
スイセンさん、こちらにもいらしたのですネ
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スイセンやフクジュソウのある一角で
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雪よけの暖簾の下で上品に
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五重塔と冬ぼたん・その2
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泡雪エリカとぼたん
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小さな鈴みたいな花が泡のようにふんわり咲く、泡雪エリカ
最近買った花言葉の本から引用。
「エリカ(ヒース)/花言葉:博愛、孤独、裏切
昔、スコットランドの先住民ピクト人とキリスト教徒が戦った時に、ピクト人が敗れて、ピクト人のビール職人の親子が捕まってしまいました。
ケネス王は、ヒースビールの作り方を教えれば命はとらないといって、教えることを強要しましたが、ふたりとも口を開きません。
待ちきれなくなった王は、父親の目の前で息子を殺して、父親に口を割らせようとしましたが、かえって憎しみをかい、とうとうその秘伝は、わからずじまいになってしまったそうです。
スコットランドでは、エリカの茂る荒野が多くあります。
そんな荒野は「ヒース」と呼ばれ、詩や小説の舞台になることが多かったようです。花言葉の『孤独』は、そんな吹きすさぶ、荒野のイメージから生まれたのでしょう。
日本には大正時代に、多くの種類が輸入されました。しかし、気候が合わないのか、結局定着したのはジャノメエリカなど、ほんの数種だけでした。」
(「花ことば花贈り」(濱田豊・監修/池田書店)より) -
雪よけの下でそ知らぬ顔して咲いていたハボタンたち
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番傘をさす冬ぼたん
うーんとローアングルで撮りました。
苦しい姿勢でしたぁ@ -
ぼたん苑に早春の彩り、純白の梅
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雪よけから飛び出したお転婆さん
温室で育てて植え替えた証拠に(?)、根元の土だけが乾いています。 -
ぼたん苑に早春の彩り、火の玉のようなマンサク
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ずんぐりムックリ盆栽梅、でも花はぎっしり@
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回りの花だけ咲いていたミツマタ
こういう花みたいで、これも面白いです。 -
スーパーマクロで見たミツマタ
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五重塔とミツマタ
ここでお手洗いに寄りました。
もう終わりかと思ったのです。
ところがまだ続きがありました@ ここまででまだ半分でした。
そういえば前回もその前も同じように、ここで終わりかと思って、続きがあるのに驚いた覚えがあります。 -
馬も酔わせるアセビ(馬酔木)の花
もうこんなに咲いているなんて! -
まるでネックレスみたいなアセビの花
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五重塔と淡いピンクの梅
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2本もあった、アカバナマンサク
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紅梅2本、重なって一層華やかに
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輝くように咲いていた紅梅
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マーブル模様がステキなぼたん
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雪ん子の井戸端会議
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お隣さんと一緒
12倍ズームで詰めるように写してみました。 -
冬の芸術
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近い将来、美人になるネ!
もちろん、いまもとってもキュートよ。 -
ちょこっとおかずを覗かせた美しいお椀!?
そしてぼたん苑を出たのは12時50分です。
もっとさくっと終わるかと思いましたが、久しぶりなので、思ったより夢中になりました。
「ペンギンのお散歩と冬ぼたんと土偶が見たくて木曜日の祝日は上野公園へ(3)お散歩するペンギンは可愛かった@」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10428525/
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