４度目の国際バラとガーデニングショウ（2）今年はシンボルゾーンやテーマガーデンに注目

2009/05/13 - 2009/05/13

デジカメを手にした年から見学し始めた国際バラとガーデニングショウ。
今年は４度目になりますが、もはや私にとってこのショウに出かけることが、春バラの季節───正確には春バラめぐりのシーズン───の開幕です。

2009年度第11回国際バラとガーデニングショウの公式サイト
http://www.bara21.jp/index.html

去年はシンボルゾーンやテーマゾーンをスルーして残念だったなぁ、というのが、今年への期待につながりました。
公式サイトを予習して出かけ、今年はプロのガーデナーや、黒柳徹子さんといった芸能人を含む、ショウの主催者が招聘したロザリアンのディスプレイに注目しようと思って出かけました。

順路はどうだっていいのですが、４度目ともなれば、私なりのテーマを決めないと、限られた時間の中で、目的を失ってしまいそうですから。

いや、目的って、バラなんですけど@
それに、私なりのテーマなんていいつつ、ショウの主催テーマやみどころに順番をつけただけにすぎないんですけど@

ディスプレイでは、期待どおり、乙女チックなバラの世界にてっとり早く浸れました。
ガーデナーたちは、広い庭がない人でも、家の中でも、あるいは子育て中の人でも、工夫すればこんなガーデニングやバラのある生活ができるますよ、ぜひ参考にして下さい、との思いを込めて展示したそうです。
残念ながらうちの場合は、ありふれすぎたモノの整頓が先ですけどネ。
ひょっとしたら畳１〜２帖分くらいなら、バラのあるお洒落な「異空間」（笑）が可能かもしれませんが@

今年はドームの外まで「バラの村」なる小さなメルヘンの世界が広がっていて、ドームに入る前からワクワクさせられました。
去年までは確か、飲食の屋台があって、休憩所となっていたところです。
実質、見学したい面積が増えたことになりますね。

新しいカメラPowerShot SX 200 IXをお供に出かけた今年（2009年）の国際バラとガーデニングショウ。
初日の午後に、若干のショッピングタイムを含めて３時間休みなしの見学。
ここでもPowerShotの性能に歓喜したときもあれば、IXY Digital 70と大差なく感じられ、自分の過去の写真を超えられているのか、ちょっぴりプレッシャーになったときもありました。
そんなプレッシャーと疲労でテンションが減退したまま、カメラを構えたときも。
そんな写真を、次の３つの旅行記にまとめました。

□（1）今年もイングリッシュローズを追いかけました@
■（2）今年はシンボルゾーンやテーマガーデンに注目
□（3）今年はコンテスト部門が心残り

エリア 所沢(埼玉)

入場ゲート

今年はドームの中に入る前から、なんだかすてきな空間が広がっていますよ。
左手の建物にご注目！

ドームの外に広がる「バラの村」

会場のドームに入る前から見どころたっぷりです。わあ、どうしましょう。
モデルはイギリスの村でしょうか。

イギリスの田舎に迷い込んだよう@

頭上にはいい具合に青空も広がっています。

建物は実物大より一回り小さいかな

34番地のこちらは、家具もきちんとあります@

美しい色合いのクレマチスと、コケコッコー

はじめはトケイソウかなと思ったのですが、家にある手持ちの花の本を引っくり返し、クレマチスではなかろうと。

おもちゃ工房？

夢が広がる粘土細工の村

こういうの、好きなんですよねぇ。
昔、イギリス旅行したときに、買って帰りましたヨ。

夢が広がる粘土細工の村

ちょっとアングルを変えてもう１枚@
壁にバラの絵が描かれている家もあります。

吉谷桂子さんによるテーマガーデン「輝く光のカラーガーデン〜ラディアント・ゴールド〜」より

向かって右側は赤やオレンジなどのウォームカラーを、左側は青や紫のクールカラーを集めたそうですが、こういう庭を斜めから撮るのが好きな私は、より色彩があふれている右側を中心に撮りました。

吉谷桂子さんによるテーマガーデン「輝く光のカラーガーデン〜ラディアント・ゴールド〜」より

右側のウォームカラーのバラに焦点を当てて。
花びらの色が二色のバラ@

深野俊幸さんによるシンボルガーデン「色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜」より

シンボルガーデンだけあって、なかなか広かったので、たくさん写真を撮ってしまいました。
まずは、教会の塔も見える正面から。
奥に通路があって、そこからこちらを覗いている人たちの姿が入ってしまっていますが、あしからず@
私も後であそこからも撮りましょう。

深野俊幸さんによるシンボルガーデン「色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜」より

ちょっと斜めに撮るのがやっぱり好み@

深野俊幸さんによるシンボルガーデン「色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜」より

れんがと黄色いバラ@

深野俊幸さんによるシンボルガーデン「色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜」より

最初にプロテアから目を引き付けられたガーデンテラス。

深野俊幸さんによるシンボルガーデン「色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜」より

カラフルな花壇とヨーロッパ風な建物@
南仏風かしら。

深野俊幸さんによるシンボルガーデン「色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜」より

つぼの中のそばかすが可愛いジギタリスに注目@

深野俊幸さんによるシンボルガーデン「色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜」より

あのバラは！
もしや2007年度の国際バラとガーデニングショウのポスターに使われていたバラ「バロン・ジロン・ドゥ・ラン」ではないでしょうか。
と思ったけど、よく比べるとちょっと違うかな。

関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12215368/
関連の旅行記
「２度目の国際バラとガーデニングショウ（１）ドームに出現した別世界」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10149519/

深野俊幸さんによるシンボルガーデン「色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜」より

「バロン・ジロン・ドゥ・ラン」に似てると思ったバラを中心に。

深野俊幸さんによるシンボルガーデン「色彩の庭〜城壁と運河に囲まれた街〜」より

塔だけ撮るのって、なかなか難しかったです。

上野砂由紀によるテーマガーデン「季節色の庭〜四季の変化がもたらす色彩と庭とある日の庭仕事〜」より

北海道の「上野ファーム」の一部だそうです。
イスってガーデンのシンボルですねぇ。

ロザリアン〜バラに魅せられた人たち〜の一人
黒柳徹子さんの「音楽家の庭〜バラの庭〜」より

黒柳徹子さんのヴァイオリニストだったお父様のイメージだそうです。
ピンクにそろった色彩がすてきー@

ロザリアン〜バラに魅せられた人たち〜の一人
黒柳徹子さんの「音楽家の庭〜バラの庭〜」より

テーブルに注目。
バラの絵のカードは画家ルドゥーテのものですね。
彼の絵を見てから、こういうカップ咲きのアンティークローズにあこがれるようになりました@

ロザリアン〜バラに魅せられた人たち〜の一人
ビーズデザイナー田川啓二さんの「バラと女王様のクリケット」

はじめは、なんじゃこら、と思ったのですが、ロザリアンに選ばれたビーズデザイナーさんがビーズの刺繍作品を展示していることを思い出しました。
テーマは不思議の国のアリスですね。
女王さま、ディズニーアニメよりずっと可愛いです@

ロザリアン〜バラに魅せられた人たち〜の一人
ビーズデザイナー田川啓二さんの「バラと女王様のクリケット」

アリスが追いかけていた白ウサギとハツカネズミのクリケットのボールと、トランプの王様たち@

鴨下ふみえさんによるテーマガーデン「しあわせ色の５月〜Beautiful time in May〜」より

グリーンな世界@
５月にふさわしい色ですね。
小さな子供もいる人向けに工夫されているそうです。
鉢などを床や棚に並べると空間が狭まる上、小さな子供には危険な場合もあるので、できるだけ壁や天井を生かすようにしているそうです。

鴨下ふみえさんによるテーマガーデン「しあわせ色の５月〜Beautiful time in May〜」より

庭側です。
奥の柵にさりげなく帽子がかけられているのが、なかなかお洒落@

ロザリアン〜バラに魅せられた人たち〜の一人
石黒秀子さんの「虹譜 薔薇符」より

バラぎっしりなディスプレイを見っけ。
でも私が写真を撮っている間に通りかかった人たちは、みな口をそろえて「あっ、バラのお風呂！」と言っていました@

ロザリアン〜バラに魅せられた人たち〜の一人
石黒秀子さんの「虹譜 薔薇符」より

オレンジのバラでぎっしり@

ロザリアン〜バラに魅せられた人たち〜の一人
石黒秀子さんの「虹譜 薔薇符」より

バラの中に透明なピアノ@

ロザリアン〜バラに魅せられた人たち〜の一人
石黒秀子さんの「虹譜 薔薇符」より

黄色いメロディーを奏でましょう@

ロザリアン・小山内健さんのディスプレイ「バラとあそぶ」より

バラづくしの乙女チックな空間@

ロザリアン・小山内健さんのディスプレイ「バラとあそぶ」より

バラに囲まれたチェア@
座れないですけどね。

ロザリアン・後藤みどりさんのディスプレイより

奥のワインもしっかりファインダーの中に入れました。

日本ばら会のディスプレイより

ああ、バラってほんと、乙女チック@

日本ばら会のディスプレイより

ステキな食器に注目@
こういうのを見ていると買いたくなっちゃいます。

ロザリアン・大野耕生さんのディスプレイより

壁の飾りもすてきなんですけどね、ついテーブルディスプレイの方に惹かれてしまいます。

ロザリアン・大野耕生さんのディスプレイより

テーブルの前にあったカラフルなバラ@

ロザリアン・大野耕生さんのディスプレイより

ローズ・シャンパンで乾杯@

ガーデニングマーケット
花と星空のテーマビレッジ「ハイジの村」より

このハイジはぎりぎり可愛いかな。
ユキちゃんが巨大です@

ここのブースのお菓子を買えば良かったです。
味見しておいしかったのに、「あとで」と思ったら、戻る時間がありませんでした。

テーマガーデンやロザリアンのディスプレイはこれだけではありません。
写真がないのは、単に回り切れなかっただけですので、あしからず@
３時間ではとっても回り切れないです。
それでも今回は、シンボルガーデンやテーマガーデンに時間をかけた方ですね。

「４度目の国際バラとガーデニングショウ（3）今年はコンテスト部門が心残り」へつづく。

この旅行記へのコメント （2）

• コクリコさん 2009/05/24 09:47:30

  ロザリアンたちの展示

  まみさん、おはようございまーす。
  
  私たち3人で行ったのにロザリアンたちの展示全然見ませんでした〜パンフレット見てたし、シンボルゾーンの近くだとは思っていたのに会場に入ったらどこがどこだかわからなくなってしまいました。
  あの雰囲気にのまれちゃうと頭がカーっとしてわからなくなりますよね。
  去年行ったから少しは慣れたかと思っていたけれどダメでした(^^;)
  
  ロザリアンたちのデザインガーデン凄くロマンティック!
  見られなくて残念だったわ。
  それにとてもよく撮れてます。
  新しいカメラにも慣れてバッチリですよ♪
  
  土曜日にいらした方はさらに込んでいてほとんど見られなかったと聞きました。
  お互い平日に行って良かったですね。
  
  まみさんも昭和記念公園のシャーレーポピー見に行ったのね!
  私は20日に行きました。
  アイスランドポピーと違ってシャーレーポピーは痛みが早いので、ちょうど見頃に行けて良かったです。
  友達(バラとガーデニングショウに一緒に行った人)と二人、一面のポピーに言葉を失いました。
  ポピーもまみさん大作みたい(^^)v
  時間がなくてルピナスの不思議な空間は見られませんでした。
  

  まみさん からの返信 2009/05/26 23:16:30

  RE: ロザリアンたちの展示

  コクリコさん、お返事おそくなっちゃって失礼！
  
  やややー、私も会場に入ったらどこがどこだか分からなくなっちゃったクチですよ。
  切り花部門にいきたかったのに見当たらず、その前に惹かれたところで寄り道していたら、いきそびれてしまいました。
  結構撮影に熱が入ってるせいか、途中ですんごく疲れてしまいますものね。
  休憩場所はドームの座席というのはいいのですが、どこからでもその座席に入れるといいのに。
  休みたいと思っても休む場所に行くまで遠くて、じゃあいいやっ！なんてこともありました。
  
  > ロザリアンたちのデザインガーデン凄くロマンティック!
  > 見られなくて残念だったわ。
  > それにとてもよく撮れてます。
  > 新しいカメラにも慣れてバッチリですよ♪
  
  ありがとーございます@
  見られなかった分、私の写真でぜひ楽しんでください。
  バラが使われてると、ほんとロマンチックになりますよねー。
  いつでも気持ちは若返る気が@
  
  私も実はロザリアンさんのガーデン、全部見れたわけでないので、少しフォートラベルをサーチして、探してみよっかしら。
  
  > 土曜日にいらした方はさらに込んでいてほとんど見られなかったと聞きました。
  > お互い平日に行って良かったですね。
  
  はい。もう平日にいくぞと意気込みが@
  
  > まみさんも昭和記念公園のシャーレーポピー見に行ったのね!
  > 私は20日に行きました。
  > アイスランドポピーと違ってシャーレーポピーは痛みが早いので、ちょうど見頃に行けて良かったです。
  > 友達(バラとガーデニングショウに一緒に行った人)と二人、一面のポピーに言葉を失いました。
  > ポピーもまみさん大作みたい(^^)v
  > 時間がなくてルピナスの不思議な空間は見られませんでした。
  
  コクリコさんの写真を拝見してから出かけました。
  公式サイトの開花状況もあてにしてるけど、少し甘めに書くじゃないですか。
  そそられたのも確かです@@
  ああ、コクリコさんだ、と思って眺めてました〜@
  
  ルピナスはちょっと暗い写真なの。表紙の写真からして想像つくと思いますが。
  去年まではこういってはルピナスに失礼ですが、たいしたことないと思ってました。いやーー、いけませんね、食わず嫌い？みたいなことをしては。
  でも昭和記念公園のルピナスはちょっと物足りなかったので、来年森林公園で見たいな。