雨あがりのひそやかな世界:まみさんの旅行ブログ
新緑のまぶしい時期ですが、にわか雨のくる直前の、雨雲しのびよる青黒い空のもとで見る新緑の美しさにはハッと目を見張りました。
そして雨あがり。
清涼な風が吹き付け、あっという間に日が陰った空の下で、雨が残した水滴をたっぷり受けた花と、水たまるが見せる世界に胸がしめつけられるようでした。
今年のゴールデンウィークは2〜3日出かけるだけで、長めの週末のつもりでのんびり過ごすつもりですが、雨あがりで人のいない寂しい公園で、初日にこんなひとときを過ごすのも、悪くないです。
ムラサキハナナにフォーカス
暗い空の下でこうして見ると、なんて健気に咲いているのだろうと思ってしまいます。
では晴れた空の下では?
そうですね、なんて楽しそうに咲いているのでしょう、と思うかもしれません。
人間の、いや私の勝手な感傷ですけれど@
雨あがりの水滴たっぷりのアイリス
案の定、30分ほどでしたが、強いにわか雨が降りました。
しかし、その後は、キラリと晴れました。
いったん家に戻った私でしたが、雨あがりの写真を撮りたくなりました。
これはだいぶ前から咲いていた白い花。
時期的にショウブということはないでしょう。
花の本で調べました。きっとダッチアイリスでしょう。
大ぶりなジャーマンアイリスに比べて小ぶりです。
「ダッチアイリス
別名:オランダアアヤメ、キュウコンアイリス
スパニッシュアイリスを中心に交配してつくり出された、オランダ生まれの球根性アイリス。ジャーマンアイリスに比べるとやや小ぶり。秋植えが一般的で、水はけのよい場所を選び、球根の高さの2倍の深さで植える。霜が降りる地域では、葉が伸びだして傷まないように遅植えにするとよい。
花期:4月/花色:白、黄、青など。」
道ばたの小さな花壇と水たまり
今日は河川沿いの花壇に行ってみようと思ったのですが、その前ににわか雨が降ってきたので断念しました。
でも、雨あがりで天気がよくなったので、予定どおり向かうことにしました。
その途中。
水たまりに映る世界に惹かれました。
水たまりを背景に
何の花か分かりませんでしたが、手もとの花を調べて、なんとか見つけることができました。
これがワスレナグサなのですね。
ふつうはワスレナグサは青いのが主流のようですが、ヤマケイポケットシリーズの「庭の花」(山と渓谷社)に白いワスレナグサの写真を見つけました。
「ワスレナグサ
別名:フォーゲットミーノット、ミオソティス
ヨーロッパでは多くの伝説をもつ草花で、北アメリカや日本の一部で野生化している。秋にタネをまき、霜が降りる場所では霜よけを施して越冬させる。株が育ってからの移植は嫌うので、直まきが望ましい。同属のエゾムラサキ(シルバティカ種)もワスレナグサとして栽培されている。
ふつうは花は青色で、中央には黄か白色の目をもつ。ヨーロッパでは誠実と友愛を表す花とされる。」
花期:4〜5月/花色:青、ピンク、白色/花の大きさ:0.6cm」
(「ヤマケイポケットシリーズ 庭の花」(山と渓谷社)より)
中央にある黄色の目というところで、これがワスレナグサと分かりました。
実は初めて見ます@
この花はもしかしたらどこかで目にしていた可能性はありますが、少なくともワスレナグサと認識した上で見るのは初めてです。
「ワスレナグサ(勿忘草)ムラサキ科
るり色で中心が黄色のかれんな花を咲かせます。ドナウ川のほとりを婚約者と歩いていた若者が、この花を掴もうとして川に落ちました。若者は愛する人に花を投げ、「わたしを忘れないで」と叫び波間に消えました。この有名な悲話など、世界各国の詩歌や物語に登場するロマンチックな花です。英名のフォゲットミーノットを直訳して忘れな草。花言葉も「わたしを忘れないで」です。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より)
しかし若者が投げたのは青い花なんですよね@
シャスターデージー
マーガレットかなと思ったのですが、手もとの花の本によると、おそらくシャスタデージーだろうと思います。
「シャスターデージー
キク科
アメリカの傑出した育種家ルーサー・バーバンク。19世紀後半から活躍、八百以上の新品種を育成した。本品はその名花。1890年に作出。カリフォルニア州のシャスタ山に因み、その冠(かぶ)る雪の白さを花に見立てた。シャスターは慣用。フランスギクを中心に交雑、ハマギクが花をより白くした。」
公園の八重桜のまわりの水たまり
桜を撮った公園です。
あれから1か月近く。
八重桜もだいぶ散っていました。
しかし、散った桜の花びらがつくる絨毯も美しいのが桜です。
八重桜も例外ではありません。
その桜の絨毯と、水たまりに映る木の姿に惹かれました。
満開のミズキ(クルマミズキ)
あんまりもすばらしい満開ぶりだったのですが、それだけに写真に撮るのは難しかったです。
ちなみに、写真を撮ったときは、この木の名前を知りませんでした。
でもよく見る樹木の花ではあります。
家に帰って手持ちの花の本を調べたところ、ミズキだと分かりました。
ハナのつかないミズキ。ハナミズキとはなんと違うのでしょう。
「ミズキ(クルマミズキ)
枝が扇形に水平に広がり、段々重ねになる樹形が美しい。春先に枝を折ると、樹液が水のようにしたたることから、この名がある。初夏、白い小さな花が「扇」の植えにふわっと積もりように咲く。葉の先はとがり、縁はなめらか。湾曲した葉脈が浮き出て見える。葉の裏側は、毛が生えて白っぽい。
ミズキとよく似たクマノミズキは、葉は対生し、花期は一か月くらい遅れる。」
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