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2008年の元旦、寝台列車で大阪を出発し<br />お正月明けの屋久島を、夫婦で満喫してきました。<br /><br />わざと「縄文杉」を外すことで得られた<br />充実の屋久島旅行。往復4万円の旅費で<br />これだけ楽しめれば、バンバンザイでっす!<br /><br />「その1」は「屋久島までの道のり編」

冬の屋久島もエエもんだ「その1」

2いいね!

2008/01/01 - 2008/01/06

1361位(同エリア1661件中)

0

11

せらお

せらおさん

2008年の元旦、寝台列車で大阪を出発し
お正月明けの屋久島を、夫婦で満喫してきました。

わざと「縄文杉」を外すことで得られた
充実の屋久島旅行。往復4万円の旅費で
これだけ楽しめれば、バンバンザイでっす!

「その1」は「屋久島までの道のり編」

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
レンタカー 新幹線 JR特急

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  • 2007年の大晦日。南九州の海は大荒れでした。<br /><br />12月20日ごろ、屋久島方への旅行を企画したとき<br />そんな心配は、まったくしていませんでした。<br /><br />が、私たちも利用を予定している高速船「トッピー」は<br />連日の強風のため、運休が続出し、すでにまる2日ほど<br />まったく船が出ていない状況が続いていました。<br /><br />屋久島行が決まってからメンバーになった<br />mixiの関連コミュニティでも、欠航で鹿児島に<br />足止めされてしまった観光客の悩みがたくさん。<br /><br />が、日ごろの行いには何の関係もなく<br />単にラッキーだったのでしょう。私たちが大阪を発つ<br />2008年の元旦になり、少しずつ天候が上向いてきました。<br /><br />高速船トッピーも、元旦から時化ながらも運航を開始。<br />「鹿児島足止めの可能性は低くなった」と安心して<br />元旦の午後8時半。大阪駅のホームで、<br />生まれて初めて乗るブルートレインに、若干興奮する<br />旦那と、冷静にそれを撮影しようとする奥さんの。。。<br /><br />冷静に撮影しようとする奥さ。。。<br />「あれ?カメラが。。。あれ???」<br /><br />どうやら、デジカメの調子が悪い様子ですが、<br />とりあえず、ケータイで記念写真を撮ることに。

    2007年の大晦日。南九州の海は大荒れでした。

    12月20日ごろ、屋久島方への旅行を企画したとき
    そんな心配は、まったくしていませんでした。

    が、私たちも利用を予定している高速船「トッピー」は
    連日の強風のため、運休が続出し、すでにまる2日ほど
    まったく船が出ていない状況が続いていました。

    屋久島行が決まってからメンバーになった
    mixiの関連コミュニティでも、欠航で鹿児島に
    足止めされてしまった観光客の悩みがたくさん。

    が、日ごろの行いには何の関係もなく
    単にラッキーだったのでしょう。私たちが大阪を発つ
    2008年の元旦になり、少しずつ天候が上向いてきました。

    高速船トッピーも、元旦から時化ながらも運航を開始。
    「鹿児島足止めの可能性は低くなった」と安心して
    元旦の午後8時半。大阪駅のホームで、
    生まれて初めて乗るブルートレインに、若干興奮する
    旦那と、冷静にそれを撮影しようとする奥さんの。。。

    冷静に撮影しようとする奥さ。。。
    「あれ?カメラが。。。あれ???」

    どうやら、デジカメの調子が悪い様子ですが、
    とりあえず、ケータイで記念写真を撮ることに。

  • さて、大きな鞄と、ぱんぱんのデイバッグ2個。<br />トレッキングシューズの袋と、お弁当袋を持って<br />発車5分前、無事に「特急なは」に乗車完了。<br /><br />上下段に席を予約した私たち。とりあえずは<br />上段の横に設けられた荷物棚に鞄類を放りあげ<br />ビールとお茶と、お弁当を広げまして<br />靴を脱いで、完全に「くつろぎモード」に突入です。<br /><br />1年半前にトルコで「初寝台列車」を経験している<br />とは言うものの、国内でブルートレインとなると、<br />やっぱり何だか、嬉しくなるもの。<br />「ごとん」という機関車に引かれるショックとともに<br />列車は西へ走り始めます。約15分後。<br />車窓の中、見なれた芦屋駅を通過。<br />新快速が停車するようになって、初めての景色に<br />ちょっと不思議な感じを受けてしまいました。<br /><br />そして、まもなく、三宮に到着。ここから<br />まさに「特急気分」の旅がスタートしました。<br />夕方から気合を入れて作ったお弁当を食べ<br />ビール、チューハイとお酒を進めるも、<br />岡山駅に到着するころには、そろそろ睡魔が。<br /><br />「翌朝の大牟田まで、車内放送は致しません」<br />ちょうど、車内も「就寝モード」に移行ですね。<br />放送で聞いた「下関」停車時刻に目覚ましをかけ<br />「おやすみなさい」

    さて、大きな鞄と、ぱんぱんのデイバッグ2個。
    トレッキングシューズの袋と、お弁当袋を持って
    発車5分前、無事に「特急なは」に乗車完了。

    上下段に席を予約した私たち。とりあえずは
    上段の横に設けられた荷物棚に鞄類を放りあげ
    ビールとお茶と、お弁当を広げまして
    靴を脱いで、完全に「くつろぎモード」に突入です。

    1年半前にトルコで「初寝台列車」を経験している
    とは言うものの、国内でブルートレインとなると、
    やっぱり何だか、嬉しくなるもの。
    「ごとん」という機関車に引かれるショックとともに
    列車は西へ走り始めます。約15分後。
    車窓の中、見なれた芦屋駅を通過。
    新快速が停車するようになって、初めての景色に
    ちょっと不思議な感じを受けてしまいました。

    そして、まもなく、三宮に到着。ここから
    まさに「特急気分」の旅がスタートしました。
    夕方から気合を入れて作ったお弁当を食べ
    ビール、チューハイとお酒を進めるも、
    岡山駅に到着するころには、そろそろ睡魔が。

    「翌朝の大牟田まで、車内放送は致しません」
    ちょうど、車内も「就寝モード」に移行ですね。
    放送で聞いた「下関」停車時刻に目覚ましをかけ
    「おやすみなさい」

  • 深夜、トイレに行きたくなって、車内を歩いた。<br />夜の間、証明が落してある窓際の壁から<br />小さな引出し式の椅子を引き起こし、景色を確かめる。<br />通路が瀬戸内側にあるこの列車の窓からは<br />時おりまじる踏切の音とともに、静かな海沿いの町の姿が<br />ずっと追いかけるように空にかかる月に青く照らされている。<br /><br />この寝台特急も、あとわずか2か月半で廃止が決まっていて<br />あと数年のうちには、新幹線が鹿児島まで開通する。<br />過去、何度も繰り返されてきた世代の交代なんだろうけど<br />そして、明らかに「この特急は赤字」なんだろうけど<br />それでも、やっぱり、惜しいなあ、と思ってしまうのは<br />こういう「生活感を伴う移動」だから、なのでしょう。<br /><br />新幹線も、高速道路も。<br />確かに早い。便利。。。でも「旅」ではない。と思えてしまう。<br /><br />飛行機なら、もう、諦めるしかないんだけれど<br />「歩こうと思えば歩けるところ」を移動するにも関わらず<br />新幹線は「専用軌道」で、高速道路は「専用(高架)道」で。<br />「のってから、おりるまで」は通過する地域とは<br />何の関係もなくなってしまう、いわば「どこでもドア」な移動。。<br /><br />普段は「それが当たり前」と思ってしまっている。<br />また、ビジネスでの移動なら、その方がずっと便利で良い。<br />でも、やっぱりね、旅、となると。<br />そこに「旅情」なんてセリフも<br />出てきたりなんかして。。<br /><br />18きっぷが静かにブームなのも<br />それを味わうことができるからなのでしょうか。

    深夜、トイレに行きたくなって、車内を歩いた。
    夜の間、証明が落してある窓際の壁から
    小さな引出し式の椅子を引き起こし、景色を確かめる。
    通路が瀬戸内側にあるこの列車の窓からは
    時おりまじる踏切の音とともに、静かな海沿いの町の姿が
    ずっと追いかけるように空にかかる月に青く照らされている。

    この寝台特急も、あとわずか2か月半で廃止が決まっていて
    あと数年のうちには、新幹線が鹿児島まで開通する。
    過去、何度も繰り返されてきた世代の交代なんだろうけど
    そして、明らかに「この特急は赤字」なんだろうけど
    それでも、やっぱり、惜しいなあ、と思ってしまうのは
    こういう「生活感を伴う移動」だから、なのでしょう。

    新幹線も、高速道路も。
    確かに早い。便利。。。でも「旅」ではない。と思えてしまう。

    飛行機なら、もう、諦めるしかないんだけれど
    「歩こうと思えば歩けるところ」を移動するにも関わらず
    新幹線は「専用軌道」で、高速道路は「専用(高架)道」で。
    「のってから、おりるまで」は通過する地域とは
    何の関係もなくなってしまう、いわば「どこでもドア」な移動。。

    普段は「それが当たり前」と思ってしまっている。
    また、ビジネスでの移動なら、その方がずっと便利で良い。
    でも、やっぱりね、旅、となると。
    そこに「旅情」なんてセリフも
    出てきたりなんかして。。

    18きっぷが静かにブームなのも
    それを味わうことができるからなのでしょうか。

  • と、まあ、眠い頭で考えて、また床について。。。じりりりりり。<br />ケータイのアラームが。もうすぐ下関なので、起床です。<br />だって、トンネルくぐるときには起きていたいから。。ね。<br />ぼちぼち、と奥さんを起こしていると、列車は静かに<br />夜明け前の下関駅に停車。。。。と、なぜかホームに多くの人影が。<br /><br />が、それは親子連れを含む「男(ヤロー)」ばっかり。。<br />そして、手にはカメラ、三脚、ビデオカメラ。。<br />さらにはなぜかみんな「ペンギン走り」をして、先頭車両の方へと急ぐ。<br />どうやら、電気機関車の方で、何かが起きるらしい。<br /><br />(あとで調べると、関門トンネル区間のみ、塩害対策を施した<br /> 電気機関車が引っ張るため、ここで繋ぎ換えが行われるとのこと)<br /><br />そうです。かの「鉄っちゃん」です。彼らの正しい姿です。<br />朝早かろうが、極寒の中、浴衣を着替える時間が無かろうが<br />このシャッターチャンスを逃すわけには行かないのだねえ。<br /><br />そして、約10分後。連結作業が終わったのでしょう、<br />乗っていた車両に向かう集団は、やはり「ペンギン走り」。<br />むーん、なんだかなあ。<br />(当然、この光景は門司駅でも繰り返されるわけで)<br /><br />せっかく目覚ましかけて起きた「関門トンネル通過」でしたが<br />通過そのものは、あっけなく終わってしまったので<br />「大挙してペンギン走りする鉄っちゃんを見る」ために<br />早起きをしたように、なってしもて。ま、見応えあったけど(笑)

    と、まあ、眠い頭で考えて、また床について。。。じりりりりり。
    ケータイのアラームが。もうすぐ下関なので、起床です。
    だって、トンネルくぐるときには起きていたいから。。ね。
    ぼちぼち、と奥さんを起こしていると、列車は静かに
    夜明け前の下関駅に停車。。。。と、なぜかホームに多くの人影が。

    が、それは親子連れを含む「男(ヤロー)」ばっかり。。
    そして、手にはカメラ、三脚、ビデオカメラ。。
    さらにはなぜかみんな「ペンギン走り」をして、先頭車両の方へと急ぐ。
    どうやら、電気機関車の方で、何かが起きるらしい。

    (あとで調べると、関門トンネル区間のみ、塩害対策を施した
     電気機関車が引っ張るため、ここで繋ぎ換えが行われるとのこと)

    そうです。かの「鉄っちゃん」です。彼らの正しい姿です。
    朝早かろうが、極寒の中、浴衣を着替える時間が無かろうが
    このシャッターチャンスを逃すわけには行かないのだねえ。

    そして、約10分後。連結作業が終わったのでしょう、
    乗っていた車両に向かう集団は、やはり「ペンギン走り」。
    むーん、なんだかなあ。
    (当然、この光景は門司駅でも繰り返されるわけで)

    せっかく目覚ましかけて起きた「関門トンネル通過」でしたが
    通過そのものは、あっけなく終わってしまったので
    「大挙してペンギン走りする鉄っちゃんを見る」ために
    早起きをしたように、なってしもて。ま、見応えあったけど(笑)

  • 車窓から見る九州の街は、黒く濡れた路面が続き<br />良くよく見ると、うっすらと雪の積もるところも見受けられて<br />「ああ、天気悪かったんだなあ、ここ数日」と実感できる光景。<br />今日の屋久島行高速船は、大丈夫か?と、一抹の不安も。。<br /><br />列車は鳥栖で後ろ半分の長崎行「あかつき」と別れ、一路熊本へ。<br /><br />この鳥栖でも、もちろん「切り離し撮影部隊」は大騒ぎ。<br />また予想以上に多くの乗客が鳥栖で降りるので、「なぜ」?<br />と、見ていると「朝いちばんの鹿児島行特急リレーつばめ」と<br />接続をしていた(つばめが追い越す)ことがわかりました。<br />「めっちゃ急いで鹿児島行くなら、ここで「なは」から乗り換え」<br />ってことなんですなあ。。ま、うちは眠いから、熊本まで行くけど。<br /><br />東の空も白んできて、7時半。。熊本駅には定刻の到着。<br />せっかくです。お子様方と混じって、先頭に回り<br />機関車についたペットマークと、記念写真です。<br />だって、この3月14日で廃止になる、となればねえ。<br /><br />待つことしばし。やってきました、リレーつばめ。<br />ガンメタリックの車体がかっちょいいですね!

    車窓から見る九州の街は、黒く濡れた路面が続き
    良くよく見ると、うっすらと雪の積もるところも見受けられて
    「ああ、天気悪かったんだなあ、ここ数日」と実感できる光景。
    今日の屋久島行高速船は、大丈夫か?と、一抹の不安も。。

    列車は鳥栖で後ろ半分の長崎行「あかつき」と別れ、一路熊本へ。

    この鳥栖でも、もちろん「切り離し撮影部隊」は大騒ぎ。
    また予想以上に多くの乗客が鳥栖で降りるので、「なぜ」?
    と、見ていると「朝いちばんの鹿児島行特急リレーつばめ」と
    接続をしていた(つばめが追い越す)ことがわかりました。
    「めっちゃ急いで鹿児島行くなら、ここで「なは」から乗り換え」
    ってことなんですなあ。。ま、うちは眠いから、熊本まで行くけど。

    東の空も白んできて、7時半。。熊本駅には定刻の到着。
    せっかくです。お子様方と混じって、先頭に回り
    機関車についたペットマークと、記念写真です。
    だって、この3月14日で廃止になる、となればねえ。

    待つことしばし。やってきました、リレーつばめ。
    ガンメタリックの車体がかっちょいいですね!

  • これが、リレーつばめ。(帰路に博多で撮影)<br />車両もしぶいですが、内装もエエ感じでした。<br />が、いかんせん「熊本」から「新八代」までなので<br />乗車時間はあっと言う間で、味わうには至りません。<br />でも、車内のPR誌だけはしっかり頂いておきました。<br /><br />さて、新八代に到着すると、まさに目の前に<br />九州新幹線「つばめ」が停まっています。<br />「リレーつばめ」とまったく同じ車両の<br />まったく同じ席番号に着席するんですよ。<br />なかなか、便利なシステムですわ。<br /><br />九州新幹線、というと、思い出すのが<br />車両を線路に乗せるというか、走らせるまでの苦労話。<br />開業前にNHKスペシャルでも取り上げられた<br />「民家を縫って、深夜の道路運搬で運び込む」という<br />陸送のシーンが印象的でした。<br />http://www.tsubame-orange.com/rikusou.html<br />↑そのときの記録を載せておられる<br />「つばめ」と「おれんじ」のある風景というホームページから拝借です。<br /><br />ね、面白いでしょ?九州新幹線。<br />と、いうわけで、鉄分は低めの私ですが<br />この新幹線、一度乗ってみたかったんですよね。<br />(できれば、博多までつながる前に、ね(⌒∇⌒)<br />

    これが、リレーつばめ。(帰路に博多で撮影)
    車両もしぶいですが、内装もエエ感じでした。
    が、いかんせん「熊本」から「新八代」までなので
    乗車時間はあっと言う間で、味わうには至りません。
    でも、車内のPR誌だけはしっかり頂いておきました。

    さて、新八代に到着すると、まさに目の前に
    九州新幹線「つばめ」が停まっています。
    「リレーつばめ」とまったく同じ車両の
    まったく同じ席番号に着席するんですよ。
    なかなか、便利なシステムですわ。

    九州新幹線、というと、思い出すのが
    車両を線路に乗せるというか、走らせるまでの苦労話。
    開業前にNHKスペシャルでも取り上げられた
    「民家を縫って、深夜の道路運搬で運び込む」という
    陸送のシーンが印象的でした。
    http://www.tsubame-orange.com/rikusou.html
    ↑そのときの記録を載せておられる
    「つばめ」と「おれんじ」のある風景というホームページから拝借です。

    ね、面白いでしょ?九州新幹線。
    と、いうわけで、鉄分は低めの私ですが
    この新幹線、一度乗ってみたかったんですよね。
    (できれば、博多までつながる前に、ね(⌒∇⌒)

  • てなわけで、九州新幹線に乗ってご満悦な私(笑)<br /><br />JR九州の特急列車は個性的で楽しい、と言われてまして<br />この新幹線の場合は内装がとてもウッディなんですよね。<br />椅子の手すりもウレタン塗装してるとは言え、木製ですよ。<br />テーブルだって、ちゃんと木製。おしゃれです!<br /><br />ゆったりした車内は、グリーン車じゃないのに<br />片側2列のシートでゆとりたっぷりだし。<br />いやあ、快適、快適。<br /><br />だって、あれですよ。この新幹線<br />「800系」ですよ。700より新しいんす。<br />ま、最近「N700」っちゅーのもできましたが<br />根っこのところが新しいんすから、そりゃもう<br />「良いもの」に決まってます。。<br /><br />さて、そろそろ落ち着いて、朝ごはんをいただきましょう。<br /><br />なお、今回利用したのはJRが発売する<br />「九州往復割引きっぷ」です。<br />チラシには「新幹線利用」のみの掲載なのですが<br />ネットでは「片道でも往復でも寝台特急が使える」<br />と記載されているではないか!<br /><br />初発の新幹線に乗って、博多で乗り換えて、としても<br />最速で11時30分の鹿児島駅着。<br />高速船を使っても(直行便で早いのですが)<br />午後3時に屋久島着が、最速コースになってしまう。<br /><br />冬の屋久島。午後5時には日が暮れるだろう、<br />宿にも到着したほうが良いだろう、と考えると<br />初日には殆ど屋久島を楽しむことはできません。<br /><br />しかも、午前5時には家から出発する準備が<br />完了しているくらいの心構えが必要。。。<br />だからこそ「屋久島は飛行機で行くところ」<br />という固定概念が生まれてしまうんですよ。<br />交通費だけで「海外行けちゃうやんか」という。<br /><br />が、こうして「夜行寝台を使う」という方法を使えば<br />午後1時に屋久島について、4時間は観光できるやん。<br />と、いうことになるわけです。<br />しかも、鹿児島までの往復運賃が3万円を切る。<br />すんばらしい切符ですよねえ。ありがたや、ありがたや。<br />

    てなわけで、九州新幹線に乗ってご満悦な私(笑)

    JR九州の特急列車は個性的で楽しい、と言われてまして
    この新幹線の場合は内装がとてもウッディなんですよね。
    椅子の手すりもウレタン塗装してるとは言え、木製ですよ。
    テーブルだって、ちゃんと木製。おしゃれです!

    ゆったりした車内は、グリーン車じゃないのに
    片側2列のシートでゆとりたっぷりだし。
    いやあ、快適、快適。

    だって、あれですよ。この新幹線
    「800系」ですよ。700より新しいんす。
    ま、最近「N700」っちゅーのもできましたが
    根っこのところが新しいんすから、そりゃもう
    「良いもの」に決まってます。。

    さて、そろそろ落ち着いて、朝ごはんをいただきましょう。

    なお、今回利用したのはJRが発売する
    「九州往復割引きっぷ」です。
    チラシには「新幹線利用」のみの掲載なのですが
    ネットでは「片道でも往復でも寝台特急が使える」
    と記載されているではないか!

    初発の新幹線に乗って、博多で乗り換えて、としても
    最速で11時30分の鹿児島駅着。
    高速船を使っても(直行便で早いのですが)
    午後3時に屋久島着が、最速コースになってしまう。

    冬の屋久島。午後5時には日が暮れるだろう、
    宿にも到着したほうが良いだろう、と考えると
    初日には殆ど屋久島を楽しむことはできません。

    しかも、午前5時には家から出発する準備が
    完了しているくらいの心構えが必要。。。
    だからこそ「屋久島は飛行機で行くところ」
    という固定概念が生まれてしまうんですよ。
    交通費だけで「海外行けちゃうやんか」という。

    が、こうして「夜行寝台を使う」という方法を使えば
    午後1時に屋久島について、4時間は観光できるやん。
    と、いうことになるわけです。
    しかも、鹿児島までの往復運賃が3万円を切る。
    すんばらしい切符ですよねえ。ありがたや、ありがたや。

  • こちらが、お弁当です。<br />昨日の夜、出発前にこしらえて、<br />寝台列車内での「おつまみ」としてスタートし<br />今朝は新幹線の中での「朝ごはん」です。<br /><br />煮物、炒め物、揚げ物、温野菜、漬物<br />そして玄米のおにぎりと、<br />結構、バランスにも気を使った自信作。<br /><br />手前が「祭り寿司(岡山土産)」の空き容器のおにぎり。<br />奥左が漬物、炒め物、野菜などが詰まった「紙折弁当箱」<br />右奥が、ハンバーグと煮物の入った「ジップロック」です。<br /><br />おかげで、金額がかかりがちな<br />旅行先での飲食費が、ぐっと安く抑えられて<br />ちょっとした「ヒット」でしたね。今回。<br /><br />そうしている間に、列車は停車を繰り返しながら<br />どんどん、鹿児島中央駅へと近づいて行き<br />9時過ぎに、到着しました。<br /><br />さて。早速調べたのが「高速船への移動手段」。<br />みどりの窓口の向かいにある案内所で訊ねると<br />路面電車より便利な「ドルフィン150」<br />という専門の巡回バスがある、とのこと。<br />http://www.nils.jp/~nkk888/kinitu.html<br />時刻を聞いても、十分に船に間に合いそうです。<br /><br />

    こちらが、お弁当です。
    昨日の夜、出発前にこしらえて、
    寝台列車内での「おつまみ」としてスタートし
    今朝は新幹線の中での「朝ごはん」です。

    煮物、炒め物、揚げ物、温野菜、漬物
    そして玄米のおにぎりと、
    結構、バランスにも気を使った自信作。

    手前が「祭り寿司(岡山土産)」の空き容器のおにぎり。
    奥左が漬物、炒め物、野菜などが詰まった「紙折弁当箱」
    右奥が、ハンバーグと煮物の入った「ジップロック」です。

    おかげで、金額がかかりがちな
    旅行先での飲食費が、ぐっと安く抑えられて
    ちょっとした「ヒット」でしたね。今回。

    そうしている間に、列車は停車を繰り返しながら
    どんどん、鹿児島中央駅へと近づいて行き
    9時過ぎに、到着しました。

    さて。早速調べたのが「高速船への移動手段」。
    みどりの窓口の向かいにある案内所で訊ねると
    路面電車より便利な「ドルフィン150」
    という専門の巡回バスがある、とのこと。
    http://www.nils.jp/~nkk888/kinitu.html
    時刻を聞いても、十分に船に間に合いそうです。

  • このバスなら、ゆとりをもって港への移動が行えそう。<br />と、言うことで近所を物色です。<br />え?ナニを物色するのか。って?<br /><br />「デジカメ」です。<br />昨夜、寝台列車に乗るときから、使えなかったカメラ。<br />どうがんばっても、ちゃんとレンズが出てこない。<br />つまり「使い物にならん」わけです。<br />このままでは最後の最後まで。<br />せっかく、世界遺産の島に行ったのに、<br />ケータイのカメラだけで、撮影ですよ。。。。<br /><br />でも、船の時間は10時20分。。。。<br />10時開店の電気屋では絶対に間に合わないし<br />半ば諦めつつ駅周辺を見渡しますが、<br />残念ながら、この駅前には〇〇電気とか無さそう。<br />はあ。。ケータイで我慢ですか?屋久島<br /><br />と、同時にですね。探していたのが「旨そうなパン屋」<br />これもピンと来るものが無かった中でふと目に入った<br />ケンタッキーのお店。サンドがあるしなあ、と<br />奥さんに「どうよ、ケンタッキー?」看板を指差すと<br /><br />「あ!! キタムラ!」<br />「え?何?」<br />「だから、カメラのキタムラ!」<br /><br />そうなんです。ケンタッキーの隣にキタムラの看板が。<br />は! 単なる写真現像所じゃなくて、カメラ売ってる?<br />でも、、、、まだ開いてないよなああ。。。。<br />え?なんと。。。。<br />開いてるですよ!カメラ売ってるですよ!<br /><br />時間も、まだ9時20分。バスは諦めですが<br />タクシーを使えばなんとかなりそう。。<br />大急ぎで機種を決め、お兄さんに「これにします!」<br />パナソニックの「あゆ」のヤツにしちゃいました。<br /><br />お兄さんをせかして、せかして、支払いを済ませ<br />タクシーに飛び乗。。。る前にちょっとだけ。<br />駅から外に出るエスカレーターから見えて<br />ずっと気になっていた「おはら弁当」という店へ<br />お昼ご飯用におにぎりを買おう、と小走りで移動。<br />(作ったお弁当のおかずはまだあったのです(⌒∇⌒)<br /><br />そこで手巻き寿司風の3つセットのを購入。<br />ダッシュでタクシー乗り場に急ぎ、飛び乗りました。<br />船着場までは、少し信号に引っかかりながら10分弱。<br />写真の桜島に向って、街を横切るドライブで話を聞くと、<br />桜島の左半分は地熱が弱いので雪がたくさん残り<br />右半分は火山活動が盛んなので雪が早く解ける、のだそうな。<br />それに、運ちゃんは屋久島出身の人、というオマケつき。<br />縁かなあ。。。などとしゃべりながら、到着です。

    このバスなら、ゆとりをもって港への移動が行えそう。
    と、言うことで近所を物色です。
    え?ナニを物色するのか。って?

    「デジカメ」です。
    昨夜、寝台列車に乗るときから、使えなかったカメラ。
    どうがんばっても、ちゃんとレンズが出てこない。
    つまり「使い物にならん」わけです。
    このままでは最後の最後まで。
    せっかく、世界遺産の島に行ったのに、
    ケータイのカメラだけで、撮影ですよ。。。。

    でも、船の時間は10時20分。。。。
    10時開店の電気屋では絶対に間に合わないし
    半ば諦めつつ駅周辺を見渡しますが、
    残念ながら、この駅前には〇〇電気とか無さそう。
    はあ。。ケータイで我慢ですか?屋久島

    と、同時にですね。探していたのが「旨そうなパン屋」
    これもピンと来るものが無かった中でふと目に入った
    ケンタッキーのお店。サンドがあるしなあ、と
    奥さんに「どうよ、ケンタッキー?」看板を指差すと

    「あ!! キタムラ!」
    「え?何?」
    「だから、カメラのキタムラ!」

    そうなんです。ケンタッキーの隣にキタムラの看板が。
    は! 単なる写真現像所じゃなくて、カメラ売ってる?
    でも、、、、まだ開いてないよなああ。。。。
    え?なんと。。。。
    開いてるですよ!カメラ売ってるですよ!

    時間も、まだ9時20分。バスは諦めですが
    タクシーを使えばなんとかなりそう。。
    大急ぎで機種を決め、お兄さんに「これにします!」
    パナソニックの「あゆ」のヤツにしちゃいました。

    お兄さんをせかして、せかして、支払いを済ませ
    タクシーに飛び乗。。。る前にちょっとだけ。
    駅から外に出るエスカレーターから見えて
    ずっと気になっていた「おはら弁当」という店へ
    お昼ご飯用におにぎりを買おう、と小走りで移動。
    (作ったお弁当のおかずはまだあったのです(⌒∇⌒)

    そこで手巻き寿司風の3つセットのを購入。
    ダッシュでタクシー乗り場に急ぎ、飛び乗りました。
    船着場までは、少し信号に引っかかりながら10分弱。
    写真の桜島に向って、街を横切るドライブで話を聞くと、
    桜島の左半分は地熱が弱いので雪がたくさん残り
    右半分は火山活動が盛んなので雪が早く解ける、のだそうな。
    それに、運ちゃんは屋久島出身の人、というオマケつき。
    縁かなあ。。。などとしゃべりながら、到着です。

  • 到着時刻は10時05分。乗船時刻に間に合いました。<br />あとは、予約控え(ネットで予約しましたので)を券と交換し<br />座席予約をして。。いる間に、乗船開始のアナウンスが。<br />ほほほ。素晴らしいスケジュール管理ですぜ!<br /><br />さあ、さあ。水中翼船に乗りますよ〜♪<br />(実は、これも初体験のダンナ。こっそり興奮しております(笑)<br />ずんずんずんずんずんずんずん。切符を出して、検札しても。。。<br />げ、奥さん、居ません。おかしいなあ、待合い所から、一緒に歩き<br />始めたはずなのに、、トイレかなあ。。<br />と、桟橋を逆行し始めたところに、奥さんが小走りに出てきました。<br /><br />「本、買ってた」「屋久島の本」<br />ほほう。。。。見ると<br /><br />★「屋久島自然観察ガイド」:山と渓谷社<br /><br />内容を見ると、明らかに「るるぶ」などより<br />私達の旅行の目的に合っていそうな内容。<br />屋久島旅行の予習にぴったりです。<br /><br />ふふふ、これで船旅の間、退屈せずにすみそうです。<br />だって、水中翼船って早いのはエエんですが<br />乗ってる間、ずっとシートベルト着用ですから。<br />フェリーみたいにうろうろできないので、ね。<br /><br />さて、この本を読みたい私は、兼ねて用意の<br />(っちゅーても、芦屋図書館で借りたんですが)<br />★「ひかりのあめふるしま 屋久島」:田口ランディ著<br />を奥さんに渡して、「この本、エエわあ。着くまでに読んでおき」と。<br />まんまと、新しい本の方をゲットです(笑)<br /><br />そうこうするうちに、船は鹿児島湾を抜け、外洋へ。<br />先日来のうねりが残り、多少、ジャンプ気味にゆれるものの<br />覚悟していたような「乱気流の飛行機」状態ではなく<br />通路を歩いて移動したり、トイレで立って用足しすることも<br />何とか可能な程度ですみ、「エチケット袋」を使う人も<br />どうやら居なかったもようでした。<br /><br />途中、種子島に到着。そこで半数以上のお客さんが降り<br />変わって種子島から屋久島へ移動する方がどやどやと。<br />一旦、がらがらになった船内も、7割方埋まったような感じ。<br />で、私達の前のエリアには、明らかな「団体さん」が!<br /><br />見ると、なんと。「どこにでもあるような幕の内弁当」が<br />ガイドさんの手から、お客さんたちに手渡されています。<br />うーむ。時間節約ですねえ。どうやら「種子島、屋久島」の<br />弾丸ツアーっぽい感じ。一分でも無駄なく、周りまくるんでしょうねえ。<br /><br />私達のお昼ご飯は、揺れる船内を避け、島についてから<br />どこか景色の良いところで、ということで<br />さらに読書タイムを継続。。。。あ。屋久島、見えてきました。<br /><br />デカイ。デカイです。屋久島。<br />車で3時間もあれば、一周できる。<br />決して大きな島ではないはずなのに、<br />船から見える島は、どうみても、大きな島影。<br /><br />山が高いんですよね、やっぱり。<br />その存在感が、急峻さが、過去に知っている島の印象と<br />比べてみたときに、どうしても大きく感じてしまう。<br /><br />わくわくしてきましたよ!!<br /><br />

    到着時刻は10時05分。乗船時刻に間に合いました。
    あとは、予約控え(ネットで予約しましたので)を券と交換し
    座席予約をして。。いる間に、乗船開始のアナウンスが。
    ほほほ。素晴らしいスケジュール管理ですぜ!

    さあ、さあ。水中翼船に乗りますよ〜♪
    (実は、これも初体験のダンナ。こっそり興奮しております(笑)
    ずんずんずんずんずんずんずん。切符を出して、検札しても。。。
    げ、奥さん、居ません。おかしいなあ、待合い所から、一緒に歩き
    始めたはずなのに、、トイレかなあ。。
    と、桟橋を逆行し始めたところに、奥さんが小走りに出てきました。

    「本、買ってた」「屋久島の本」
    ほほう。。。。見ると

    ★「屋久島自然観察ガイド」:山と渓谷社

    内容を見ると、明らかに「るるぶ」などより
    私達の旅行の目的に合っていそうな内容。
    屋久島旅行の予習にぴったりです。

    ふふふ、これで船旅の間、退屈せずにすみそうです。
    だって、水中翼船って早いのはエエんですが
    乗ってる間、ずっとシートベルト着用ですから。
    フェリーみたいにうろうろできないので、ね。

    さて、この本を読みたい私は、兼ねて用意の
    (っちゅーても、芦屋図書館で借りたんですが)
    ★「ひかりのあめふるしま 屋久島」:田口ランディ著
    を奥さんに渡して、「この本、エエわあ。着くまでに読んでおき」と。
    まんまと、新しい本の方をゲットです(笑)

    そうこうするうちに、船は鹿児島湾を抜け、外洋へ。
    先日来のうねりが残り、多少、ジャンプ気味にゆれるものの
    覚悟していたような「乱気流の飛行機」状態ではなく
    通路を歩いて移動したり、トイレで立って用足しすることも
    何とか可能な程度ですみ、「エチケット袋」を使う人も
    どうやら居なかったもようでした。

    途中、種子島に到着。そこで半数以上のお客さんが降り
    変わって種子島から屋久島へ移動する方がどやどやと。
    一旦、がらがらになった船内も、7割方埋まったような感じ。
    で、私達の前のエリアには、明らかな「団体さん」が!

    見ると、なんと。「どこにでもあるような幕の内弁当」が
    ガイドさんの手から、お客さんたちに手渡されています。
    うーむ。時間節約ですねえ。どうやら「種子島、屋久島」の
    弾丸ツアーっぽい感じ。一分でも無駄なく、周りまくるんでしょうねえ。

    私達のお昼ご飯は、揺れる船内を避け、島についてから
    どこか景色の良いところで、ということで
    さらに読書タイムを継続。。。。あ。屋久島、見えてきました。

    デカイ。デカイです。屋久島。
    車で3時間もあれば、一周できる。
    決して大きな島ではないはずなのに、
    船から見える島は、どうみても、大きな島影。

    山が高いんですよね、やっぱり。
    その存在感が、急峻さが、過去に知っている島の印象と
    比べてみたときに、どうしても大きく感じてしまう。

    わくわくしてきましたよ!!

  • 船は、ほぼ定刻に、安房の港に到着しました。<br />屋久島第二の町、空港から南に10分ほど。<br />去年までの「南北2つの自治体」時代には<br />村役場があった、そういう港です。<br /><br />今回、私達が島内の足に選んだのはレンタカー。<br />ネットで調べた結果、もっとも安かった<br />「Jネットレンタカー」の屋久島店にお願いして<br />安房港まで、車を持ってきてもらっていたのです。<br /><br />お迎えのレンタカー屋さんから、港の駐車場で<br />車と、島内の地図と、を受け取って、<br />13時20分ころ、準備完了です!<br /><br />ただ、離島のレンタカーにはカーナビなし<br />(個人的には、そのほうがありがたいのですが(笑)<br />ささっと地図で港周辺の地理を確認し、出発しました。<br /><br />残念ながら「南国の陽気」と言うには程遠い<br />「曇った空と、冷たい風」な屋久島ですが<br />まずは、お弁当を食べる場所を探して、ちょろちょろ移動。<br /><br />周回道路から、少し海に下った畑のわきの<br />見晴らしが良い場所に車を停めて、お昼ごはん!<br />二人の意見が一致したのは、「おはら弁当」の<br />「おかか巻き」が異様に旨い。ということ。<br /><br />単なる「削った鰹節」が入ってるんじゃあないんです。<br />どうやら「生節」と「鰹節」の両方が入っているらしく<br />美味しくて、食べ応えがあって、大満足。だったのです。<br />「帰りの新幹線でも、食うぜ!」既に4日先のご飯の算段ですわ(笑)<br /><br />さあ、お腹も大きくなったことですし、そろそろ「観光」ですよ!<br />屋久島一枚目の観光写真「ポンカン畑」を撮影し、<br />船の中で決めていた一ヶ所目の目的地を目指します。<br /><br />安房からそのまま山のほうに入り<br />「屋久杉ランド」の方面にぐいぐいと車は登って行きました。<br /><br />○「その1:屋久島までの道」終わり。「その2」につづく。。。<br /><br />追伸。。<br />しかし、高速船「トッピー」くん。欠航にならなくて<br />良かったなあ。。。。(笑い事じゃないっすよ!)

    船は、ほぼ定刻に、安房の港に到着しました。
    屋久島第二の町、空港から南に10分ほど。
    去年までの「南北2つの自治体」時代には
    村役場があった、そういう港です。

    今回、私達が島内の足に選んだのはレンタカー。
    ネットで調べた結果、もっとも安かった
    「Jネットレンタカー」の屋久島店にお願いして
    安房港まで、車を持ってきてもらっていたのです。

    お迎えのレンタカー屋さんから、港の駐車場で
    車と、島内の地図と、を受け取って、
    13時20分ころ、準備完了です!

    ただ、離島のレンタカーにはカーナビなし
    (個人的には、そのほうがありがたいのですが(笑)
    ささっと地図で港周辺の地理を確認し、出発しました。

    残念ながら「南国の陽気」と言うには程遠い
    「曇った空と、冷たい風」な屋久島ですが
    まずは、お弁当を食べる場所を探して、ちょろちょろ移動。

    周回道路から、少し海に下った畑のわきの
    見晴らしが良い場所に車を停めて、お昼ごはん!
    二人の意見が一致したのは、「おはら弁当」の
    「おかか巻き」が異様に旨い。ということ。

    単なる「削った鰹節」が入ってるんじゃあないんです。
    どうやら「生節」と「鰹節」の両方が入っているらしく
    美味しくて、食べ応えがあって、大満足。だったのです。
    「帰りの新幹線でも、食うぜ!」既に4日先のご飯の算段ですわ(笑)

    さあ、お腹も大きくなったことですし、そろそろ「観光」ですよ!
    屋久島一枚目の観光写真「ポンカン畑」を撮影し、
    船の中で決めていた一ヶ所目の目的地を目指します。

    安房からそのまま山のほうに入り
    「屋久杉ランド」の方面にぐいぐいと車は登って行きました。

    ○「その1:屋久島までの道」終わり。「その2」につづく。。。

    追伸。。
    しかし、高速船「トッピー」くん。欠航にならなくて
    良かったなあ。。。。(笑い事じゃないっすよ!)

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