北京の蒋介石別邸（北京の友好賓館内）

2005/04/16 - 2005/04/18

　　　この建物は，1875年にイタリー人の手によって、清朝の王子の屋敷（王子府第）として建設され、1928-1948の間蒋介石の北京別邸として使われた。前庭は蒋介石時代に円明園から運ばれたものがある。但し，見学はお断りとのこと。
　　　日本人でも故小渕恵三総理も訪れている。

　　　　80年から建物全体が友好賓館となり、外国人の宿泊を受け入れている。しかし，この別邸は宿泊施設としては使われていない。
　　　２階には，大きなホールを挟んで蒋介石夫妻の寝室が復元されている。全館のインテリアなどは昔の通りに復元したそうだ。

　　　ホテルのサービスの方は昔のままという感じで，逆に落ち着ける面もある。　わたしはそういうところが好きで，北京では可能な限りここを宿としている。近代的なサービスを期待する方には向かない。
　　　このホテルのお薦めは，朝食。場所は蒋介石別邸の食堂。その時に中を見せてもらってもよい。友人を呼んでの夕食にも応じるとのこと。

エリア 北京(中国)

　　　建物の説明，訪ねた日本人の名前も。

　　　玄関へ。

　　　玄関の扉。

　　　玄関からホールへ。イタリアから取り寄せた材料で清朝の王子府第時代に復元された天井。

　　　ホールの噴水。

　　　食堂。客が多い時には使うそうだ。

　　　シャンデリア。

　　　ステンドグラス。

　　　朝食。中華と洋食とがある。こういうタイプの中華の朝食は，飲む機会が多い旅人には毎日でもよい。

　　　おかゆ。今中国にいるんだなあと感じさせられる食い物。黄色いのはあわ。昔，家で小鳥にやっていたものを食べることになろうとは，中国に来るまで思いもつかなかった。しかし，こういうようになって出て来れば，うまい！

　　　窓の格子。しゃれたデザイン。

　　　玄関へ。