2009/01/05 - 2009/01/06
157位(同エリア441件中)
ポーさん
家族で帰省した際に母を連れて長崎・雲仙へ小旅行に出かけました。
今年は私の両親の金婚式なのでそのお祝いもしようと、母も私もそれぞれに父のスナップ写真を持って出発しました。
母は結婚前、父に雲仙に連れて行ってもらったことがあって、今でもすごくいい想い出なんだそうです。
父が一緒に行けないのが残念でなりませんが、そのあとすぐに夢にでてきてくれたのできっとお空からみていてくれたに違いないと嬉しい気持ちになりました。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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途中でお昼を食べたり休憩したりして、3時間ほどのドライブで向こうの方に雲仙岳が見えてきました。
雲仙は古い国立公園です。
そして明治時代、外国人の避暑地でもあったのでこじんまりとした温泉街には古い洋館も多いです。
母は雲仙温泉は品がいいから好きだと言います。 -
雲仙市千々石町の橘神社に立ち寄りました。
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橘神社は門松がすごい。
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こんな具合です。
息子がちっちゃい。 -
宿に着く前に雲仙地獄へ行きました。
私、地獄めぐりってなんか好きです。
別府の地獄には敵わないと思うけど、ここはなんと
タダ!! -
冬の散歩は本当はキライだけど、地獄めぐりって湯気があったかいし、硫黄の匂いもけっこう好きです。
それにこのくさい湯気にあたってるだけで肌が潤ってくる気がします。
硫黄の匂いってゆで卵の匂いと通ずるものがあると思います。
まさかここでゆで卵作ってるせいじゃないですよね。 -
のらネコです。←売店のおばさんに確認済。
観光客が前を歩くのも気付かない様子で気持ち良さそうに眠っています。
ここだったら寒い雲仙でも暖かいし、夏は涼しいし。
あんたいい所みつけたねぇと母が話しかけていました。 -
3時すぎに、旅亭半水盧(はんずいりょ)につきました。http://www.hanzuiryo.jp/
この旅館は数年前から目をつけてて、いつか行ってみたいなあと思っていました。
6000坪の敷地にたった14棟の離れが並んでいます。
お料理がとっても美味しいらしいです。
やっと願いが叶いました。 -
2階建てで、玄関は上の階になっています。
-
担当の仲居さんはとっても綺麗で、若いのによく気が利く方です。
勉強になりました。
「秋桜」というお部屋に案内してもらいました。 -
早速、5才の息子をお部屋探検に誘いました。
まずは2階、くつろぎの場。
あとからこの部屋は母の寝室になりました。
P.S.向こうに写ってる横顔は息子です。
怖い写真ではありません。 -
2階。
私たち家族の寝室から撮りました。
襖の向こうはこたつ&母の寝室。
そして右奥は絨毯敷きでちっちゃなテーブルと椅子があり外の景色を眺めることができます。 -
2階。
ひのき風呂です。
でも温泉ではないので使いませんでした。
洗面所はうちより広いです。
トイレは1階にも2階にもありました。 -
階段をちょっと下りてから振り返りパシャッ。
次は1階です。 -
やや...。
1階も広いです。
ふう、やれやれ。
私たちにはもったいないです。
なんだかため息が...。
でも、母を連れてくることができよかったです。 -
手前がご飯を食べるお部屋。
向こうは使わなかったお部屋。
縁側から庭が眺められます。
雪見障子がしっくりきてます。
息子はもう大喜びで駆け回っています。 -
庭はこんな風です。
-
母を誘って温泉に入ることにしました。
お風呂へは1階のドアから出ていきます。 -
お風呂は2か所あります。
まずは私たちの部屋から少しだけ近い西の湯へ。
離れなのにずっと建物の中を通って行けるので寒い思いをせずにすみました。
これはほんとにいいわねぇと母も感心しています。 -
西の湯へ到着。
-
誰もいないので露天風呂の写真を撮りました。
お湯は白っぽくて少し濁っています。
硫黄の匂いがして、本物の温泉に入ってるぞという気分になりました。 -
そして夕食。
乾杯をしたら母が急に涙ぐむので、私もちょっと涙がでてしまい大急ぎでお祝酒を呑みました。
牛の器にはがんば湯引が。
がんばというのは方言で、ふぐのことです。
そういえば、ふぐは父の大好物でした。
なんと自らふぐをさばいて、美味しい食べ方を色々と伝授してくれたものです。 -
お吸い物はかつおぶしのだしがよく効いてます。
ごく薄味で上品です。 -
3人分。
お造りです。
手前の黒っぽいものは、山で取れる何とかだって教えてもらったのにもう忘れてしまいました。
初めてみた山菜でした。 -
お赤飯と栗ごはん。
ここでなぜだかまた母が涙ぐんでしまいました。
私はもう泣きませんでした。
熱燗を呑んでちょっといい気分です。 -
ふと隣をみると、息子の食事も美味しそうです。
このほか、お吸いものやお造り、デザートなどは大人と同じものが運ばれました。
大人の食事にはないヒレステーキに目をつけたのですが、しばらく後気付いた時にはなくなってて残念でした。
美味しい物は先に食べるたちだったのか。 -
3人分です。
どれも一口サイズで楽しいです。 -
新たけのこが美味しかったです。
どれも薄味でひとつひとつの素材の味がよく分かります。
味が濃いのは本当に苦手なので嬉しかったです。 -
蟹むし寿司。
とうとう少し残してしまいました。 -
デザートその1。
いちごの葉っぱな元気なこと。
でこぽんのゼリーも美味しかったです。 -
デザートその2
こんなにお腹がいっぱいの時に甘いものは食べないのですが、美味しそうだったのでいただきました。
綺麗な仲居さんがお茶をたててくれました。 -
すぐに朝がきてお風呂のあと朝食をいただきました。
昨夜の暴食がたたってあんまりお腹が空いていないけど、食べだしたら美味しくいただけます。いつものことですが。
あおさのお味噌汁が食欲をそそります。
あおさは帰省の度に買ってかえる食材のひとつです。
この他サラダがきたのですが、たった今畑から採ってきましたってくらいにいきいきとした野菜でした。 -
11時にチェックアウトして仁田峠を走りました。
突然普賢岳がみえて、あ〜、雲仙だなあと改めて思いました。
上の方から噴煙がでています。
雲仙にきたらやっぱりここまで来ないとねと母も満足そうです。 -
雲仙ロープウェイ。
樹氷がみれたらロープウェイに乗るつもりだったのですが今日はダメでした。
それだったら乗っても寒いだけなので(ものすごく個人的意見)ゆっくり帰ることにしました。
母も私も運転できるのに、病み上がりの夫がゼンブ運転してくれました。
母と私には馴染みの道だけど、夫にとってはなれない道。お疲れ様でした。 -
夕方実家に着きました。
夕食は九十九島の牡蠣とお寿司でした。
牡蠣はそのままレンジで少しチンとしたら案外ラクに殻が外せます。
お寿司は中トロとヒラメの2種。 -
母がお礼にと、旅館の売店で有田焼きカワセミの醤油さしを買ってくれました。
こんなとこで買っちゃダメよ、高くとるんだからと日頃言う母なんですけど。(それくらい分かってます。)
この醤油さしは夕食の時にテーブルにあったものと同じなんです。
食事の度にこの旅行のことを思いだすことができるなあ。こういうプレゼントは嬉しいです。
母が自らの教えを打ち破って買ってくれただけのことはあって妙に威厳があります。それになんだか意地悪そうな顔してるし。
ママ、ありがとう。 -
そしてもうひとつ。
子供の時からうちにある唐子焼きの食器をもらいました。
唐子焼きはこんな風にちょっと古いものの方が好きです。
おしまい
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ウサギさん 2009/01/13 22:06:26
- あゝ憧れの・・・
- ポーさん
あの半水盧に行かれたのですね!
わたしも憧れている旅館です。
それこそポーさんのように、母と一緒に行きたいのですけど・・・
うーん、憧れ倍増です。
きっとお父さまもおいしい食事に舌鼓を打たれたことでしょうね。
結婚前に雲仙なんて、とってもステキです。
それでは、今年もよろしくお願いします♪
ウサギ
- ポーさん からの返信 2009/01/14 18:08:24
- RE: あゝ憧れの・・・
- ウサギさん、こんばんは。
とっても嬉しいです!!
ウサギさんも半水盧に目をつけてたんですね。
一緒ですね〜。本当になんだか嬉しいです。
ぜひお母さまと一緒に行ってくださいね。
スタンダードでもあの広さなので、妹さん方も一緒だったらもっと楽しいでしょうね。
> きっとお父さまもおいしい食事に舌鼓を打たれたことでしょうね。
いつも優しいお言葉ありがとうございます。
きっとお料理とそれからそれ以上の量のお酒にフラフラになってたことでしょう。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
P.S.もしも近々半水盧に宿泊されることが決まったらこっそり教えてください。4/23まで使える優待券をいただいたので送りますよ。
-
- みにくまさん 2009/01/12 20:34:55
- こんばんは〜
- みにくまです。
私の大好きな半水盧が変わっていないようで安心しました。
もう最後に行ってから2年以上経っており、また行きたいのですが、なかなか予定が立てられないでいます。
でもポーさんをはじめ、みなさんの旅行記を拝見し、私も行った気分だけ味わせて頂いています(*^_^*)
ここは私が日本一の旅館だとずっと前から公言していますが、いささかもそのサービスや料理などに、翳りは見えないようですね。
- ポーさん からの返信 2009/01/13 15:18:01
- RE: こんばんは〜
- みにくまさん、安心してください、ちっとも変わってませんよ!!
(初めて訪れたのに無責任な発言でした。ごめんなさい。)
いい所をたくさんご存知のみにくまさんが日本一の旅館だといってくださるなんて...。
長崎出身の私としては、みにくまさんがそういって下さるお宿が長崎にあるってだけで、なんだか誇らしい気分になってしまいます。
再訪できる日が早くきたらいいですね。
そしてその日がきたら、また、みにくまさんを大満足させてくれますように♪
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