2009/11/20 - 2009/11/20
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Poppyさん
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【「日本百観音」打ち始め!ついでに観光も楽しんじゃう、紀伊半島ぐるり日帰り一人旅】
西国+坂東+秩父の「日本百観音」の打ち始めとして、西国の第1番札所とついでの観光を日帰りで楽しむ旅。
大阪からJR特急で南紀・串本に着き、海中公園と潮岬の観光を終えて、いよいよメインイベントである札所へ向かう。
【メンバー】
一人旅。
【ルート】
11/20 天王寺−<JR阪和線及び紀勢本線特急>−串本
〔レンタカー〕−串本海中公園
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10504532/)
−潮岬
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10504866/)
−青岸渡寺−紀伊勝浦
−<JR紀勢本線特急>−松阪−<近鉄山田線及び大阪線特急>−大和八木
−<近鉄橿原線及び京都線特急>−近鉄丹波橋
(以上の旅行記⇒本編)
【表紙の写真】
西国第1番札所・青岸渡寺の本堂脇から見た三重塔と那智大滝。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JR特急 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
■那智勝浦町に入る
国道42号線を串本からドライブすること約1時間、那智勝浦町の中心部に近付くと、さすがに交通量も増えてくる。
もうあと少しだ・・・と思いながら車を進めていると、ほぉ〜、「温泉病院」というものがあるのね。
そうよねぇ、今回の旅、南紀まで来ていながら温泉にどっぷり浸かることもなく・・・だものねぇ(汗)。 -
■14:45 那智山に到着
国道42号線を外れて山の中へ入って行く。
いくつかカーブが続いた先に土産物店が並び、バス停もある一番奥の駐車場に入れば目的地到着。 -
■神社お寺前駐車場
レンタカーを使わずに、勝浦駅と那智山を結ぶこのバスを利用することも一度は考えてみたのだけれど、それでは串本の海中公園も潮岬もとても立ち寄ることはできない。
温泉は無理でも、せめて海の景色ぐらいはボーッと眺めたかったんだも〜ん(笑)。 -
■まだ我慢
駐車場の横には売店がある。
串本では、物色したいのをグッと我慢して通り過ぎた売店だけれど・・・。
何はともあれ、参拝を済ませてからにしましょう(汗)。 -
■参道へ①
駐車場から、走って来た道を戻るように参道の入口を目指す。
入口が大きく表示されていてとても分かりやすい。 -
■参道へ②
山の斜面に建物が並び、その間を進む石段が本参道。 -
■参道へ③
この石段を上って青岸渡寺に参拝し、熊野那智大社には寄らず、三重塔から防災道路を経て商店街に下りてくるルートで行ってみよう。 -
■参道へ④
段差が低くて一段ごとの足の運びは楽。
何せ今年は「アイラブ石段」だものね(爆)。
いざ! -
■人気スポット?
石段を上り始めて間もなく、小さな郵便局があった。
これから寺や神社を目指すであろう人が、かなりの確率でこの郵便局に入って行く。
何か特別なものがあるのかしら?
気になって私も入ってみることにした。
どうやら、那智の滝をデザインした切手などをお土産にしようということらしい。
うーん、その切手、既に持っているのよね〜。
結局、那智とは全く関係のない花をデザインした切手を少し買って石段に戻った。 -
■実方院跡
その昔、私がこれから進めようとしている西国観音霊場巡拝より、もっとポピュラーだったのではないかと思う熊野詣。
上皇や法皇が行幸された時の宿所がこの辺りにあったようだ。 -
■中間地点
ほぼ中間辺りに到達。
大丈夫、足は笑っておりません(笑)。 -
■那智黒
石段の脇にある那智黒石の専門店。
「ほんまもん」ねぇ、確かに「本物」と表現するより一層本物感があるかもね。 -
■あと少し
この小さなお堂にも観音様が祀られているのかしら?
・・・と気になりながらも、足は勝手に石段を上って行く(笑)。 -
■札所へ
ようやく、西国第1番の札所である表示が目に付くようになった。
左へ向かえば熊野那智大社へ至る分かれ道、もちろん右へ向かいましょう。 -
■ご詠歌
四国の霊場にもあったご詠歌。
いよいよ西国霊場のスタート地点に来たんだなぁと実感する。 -
■参拝スタート
山門が見えれば、観音様へのご挨拶も間近。 -
■山門①
何せ大きいので、石段を上がってからでは写真に収まりきらないはず。 -
■山門②
ガラスで保護された仁王様。 -
■山門③
四国ではかなりの確率で大きなわらじが飾られている山門の境内側。
こうして見比べながら境内を歩くのも、それぞれの霊場の特徴が分かって面白いもの。 -
■境内へ
山門をくぐると、ラストスパートの石段。 -
■手水鉢
石段を上り切ると、左側に大き目の手水鉢。 -
■本堂①
石段から右側には、どっしりとした本堂。 -
■本堂②
別の角度から。
さて、参拝を始めることにしよう。
四国と同じように進めてみようかな。 -
■本堂③
持参の線香を供えて内陣へ。 -
■本堂④
内陣の様子。
賽銭箱の横に、四国と同じように納め札の箱がある。
写経の箱はどこかしら?
納経所で確認してみよう。 -
■本堂⑤
一連の参拝を済ませて、堂内の端にある納経所へ。
尋ねるまでもなく、写経を納める箱があった。 -
■ご朱印
記念すべき、西国そして日本百観音の「最初の一歩」♪
西国の納経帳は、四国よりも小ぶりのものを用意した。
各札所の風景も描かれていて、見開きで1カ寺分となっている。 -
■世界遺産
重要文化財でなおかつ世界遺産。
本堂に入る人は多くても、納経している人は比較的少なく感じる。
四国の場合、地元の方の日常の参拝以外はほとんどが巡拝で納経所に立ち寄るから、同じように参拝していても周囲の空気が何となく違うのだ。
観光地ならではの空気なのかな。 -
■説明板
寺の縁起や、境内に建つ堂宇の説明が書かれている。 -
■案内板
それらの堂宇の位置関係が立体的に描かれていて分かりやすい案内板。 -
■本堂脇より
三重塔方面へ向かおうと、本堂の右側へ進んでみる。
山門前にあったのとは違う雰囲気の、ご詠歌が刻まれた石碑があった。
おや、その向こうに・・・。 -
■那智大滝
那智の滝がバッチリ見えた♪ -
■コラボ
三重塔と那智大滝のコラボ。
でも、手前の建物がちょっと・・・。
三重塔の近くまで行けば、もっと良い撮影スポットがあるかな。 -
■宝篋印塔
重要文化財に指定されている仏塔。 -
■鐘楼
その隣に鐘楼があり・・・。 -
■花山法皇
西国の霊場を定めたのは徳道上人だが、巡礼を広めた中興の祖は花山法皇。
四国では弘法大師を、近畿では徳道上人と花山法皇を“追っかけ”しているわけ(笑)。
アイドルやタレントの“追っかけ”はしたことないんですけれどね(爆)。 -
■如法堂①
七福神を祀っているらしい。
誰も石段を上って行かないので、こういう所こそ覗いてみましょう(笑)。 -
■如法堂②
朱塗りが鮮やかなお堂ではありませんか! -
■如法堂③
しかも別名「大黒天堂」、中央に祀られているのは大黒様。
ってことは・・・。
「お金に困りませんようにお願いしま~す♪」よね!(笑) -
■熊野古道
如法堂の脇から、いかにも古い細い道が杉木立の中に続いていた。
熊野古道、でもここからは入らないようにと立て看板。
マムシが出るそうで(汗)。 -
■尊勝院
宿坊になっている尊勝院を過ぎてしばらく・・・。 -
■ベストポジション①
三重塔と那智大滝のコラボ画像は、ここから撮るのがよろしいかと。 -
■ベストポジション②
下で布袋様も、「そうそう、ここがベストだよ」と微笑んでいらっしゃるし(笑)。 -
■三重塔
三重塔の周囲を半周する形で防災道路へと降りて行く。 -
■防災道路①
防災道路は、車の入場は限られているようだ。
結構勾配も強めで、何度か大きなカーブがある。
その途中からも那智の滝を望むことができた。 -
■防災道路②
防災道路を下り切って・・・。 -
■商店街①
土産物店が並ぶ道路に無事帰着。 -
■商店街②
土産物店の店先に飾られた大きな那智黒石。
売り物のようで値札が。
1,000万円だそうです~、お庭にお一ついかが?(笑) -
■那智山観光センター①
ラクティスを停めた駐車場がある那智山観光センターまで戻って来た。
いよいよお待ち兼ねのショッピングタイム♪ -
■那智山観光センター②
まぐろやくじらといった海産物もあれば、梅製品・お菓子・那智黒石の製品など、品数はとにかく豊富。
試食できるものもある。
串本から我慢してきた買い物、いよいよ爆発ですっ(爆)。 -
■那智山観光センター③
勝浦駅まではラクティスがあるが、その先は電車、乗り換えも数回ある。
かさばるものは宅配便で自宅に送ることにした。
丁度他の客が途絶えたところで、店員さんが総出で買い物のサポートをして下さる。
「これ2つ、持ち帰りで・・・こっちは5つ、宅配で・・・」と次々に伝えていって、レジで精算する頃にはすべて包装も済んでいた。
ラクティスに戻ると、丁度那智山でのタイムリミット。 -
■下山
駐車場を出て山を下り始めると、もう一度那智の滝を眺めるチャンスに恵まれた。 -
■16:50 返車
秋の夕方は、周囲が暗くなるのが早い。
暗くなってしまえば景色を眺めることもできなくなる。
暗くなったら、帰宅のための移動を始めようとスケジュールを組んでいた。
まだ明るさの残っているうちにラクティスとの旅を終える。
ラクティスの走行距離は73km。
お疲れさま〜。
その後、線路沿いに勝浦駅へ。 -
■紀伊勝浦駅①
案の定、5分とかからず駅に着いて、売店で車内でのおやつを調達している僅かな間に周囲が真っ暗になった。 -
■紀伊勝浦駅②
今回の旅をプランニングした時のこと。
丁度暗くなる17時頃に大阪へ向かう列車がなく、駅前で1時間ほどショッピングやお茶で時間を潰そうかと考えていて、ふと思い出したのだ。
14年前に母と2泊3日で南紀を旅した時(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10477011/、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10477012/)、確か17時位にこの紀伊勝浦から列車に乗ったのではないか?と。
調べてみると、当時とほぼ同時刻に今も名古屋方面に向かう特急が。
それなら、14年前には3日かけて辿ったコースを今日1日でやってしまおうと(笑)。
乗車券は、大阪から串本までと、紀伊勝浦から松阪までに分けるより、途中下車する方が安かったもので。 -
■紀伊勝浦駅③
那智山を思い出させる朱塗りの柱やパネルが飾られた通路からホームに降りると・・・。 -
■17:12 特急で名古屋方面へ
既に列車はスタンバイ。 -
■グリーン車
中央の通路より一段高い位置に座席が据え付けられている。 -
■おやつ
駅弁の昼食が早い時間だったので、お腹ペコペコ。
夕食までもしばらく時間があるので、ちょっとタップリ目のおやつ(笑)。 -
■19:34 松阪駅に到着
14年前と同じく松阪駅でJR特急を降りるが、今日は改札を出ずに近鉄線に乗り換える。 -
■売店へ
だが、その前に。
JRと近鉄の共同改札口の隣にある売店へ向かわなきゃ。
列車の時刻を決めてから予約しておいたものがあり、その受け取りに。
窓側に見えている白いビニール袋と紙袋が私の予約の品♪ -
■19:47 近鉄特急に乗り換え
売店で受け取ったものを手に近鉄線のホームに移動すると、あまり待ち時間なく大阪・上本町行きの特急が入って来る。 -
■デラックス車両
約1時間乗車するこの車内で夕食を摂ろうと決めていたので、座席にゆとりのあるデラックス車両にした。
空いているこの車内に、間もなく芳しい香りが漂うことになる(笑)。 -
■松阪土産
売店で受け取ったもののうち、紙袋に入っていたのはこれ。
松阪と言えばやっぱり松阪牛、そのしぐれ煮とそぼろ煮のセット♪ -
■駅弁の夕食①
そして、ビニール袋の中身はこれ。
JR特急の車内でも、ワゴン販売の係の方が駅弁の注文を聞き、松阪駅で積み込んで各座席に配ってくれるサービスがあるのだが、丁度乗り換えで売店に立ち寄ることができるので、2~3日前までに予約しておく豪華版にしてみたわけ。 -
■駅弁の夕食②
蓋を開けた途端、漂う香りの正体はこれ(笑)。 -
■駅弁の夕食③
列車の時刻も伝えて予約するだけあって、アツアツとまではいかないもののまだ温かい弁当。
大きな松阪牛はとても柔らかく、タレがよく染み込んでいる。
煮物やしぐれ煮、食後のデザートに甘いものや果物まで入って2,630円(税込)。 -
■20:47 大和八木駅に到着
乗り換えのため、大和八木駅で降りようとして初めて、運転席がガラス張りで見渡せることに気が付いた。
それだけ松阪牛の駅弁に没頭していたってことで(爆)。 -
■21:01 京都線の特急に乗る
最後に、京都に向かう特急に乗って・・・。 -
■21:41 近鉄丹波橋駅に到着
丹波橋で降りれば、自宅まであと少し。 -
■今回のルート
今回の移動ルートはご覧の通り。
往路は大阪・天王寺から串本までの緑色ライン、レンタカー・ラクティスでの串本から那智勝浦が黄色ライン、復路の紀伊勝浦から松阪・大和八木経由丹波橋までが青色ライン。
日帰りで紀伊半島一周したどー(笑)。 -
■巡拝進捗状況
・・・と言ってもまだ1カ寺だけなのだけれど(笑)。
<西国33観音>(番外3カ寺及び任意番外2カ寺含む)
1カ寺(赤囲い:38カ寺中)
<西国33観音・県別>(同・計5カ寺含む)
和歌山県:1カ寺(4カ寺中)
奈良県:0カ寺(5カ寺中)
大阪府:0カ寺(5カ寺中)
兵庫県:0カ寺(5カ寺中)
京都府:0カ寺(12カ寺中)
滋賀県:0カ寺(6カ寺中)
岐阜県:0カ寺(1カ寺中)
<日本百観音>(同・計5カ寺含む)
西国:1カ寺(38カ寺中)
坂東:0カ寺(33カ寺中)
秩父:0カ寺(34カ寺中)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- jun1さん 2010/10/09 11:32:47
- はじまり〜はじまり〜♪
- Poppyさん、こんにちは〜♪
ここの階段、結構しんどかったですね。
納経帳、各札所の風景をあとで思い出せていいですねぇ。
私はなにも考えず、お寺の説明と御詠歌の書かれたものでした。
布袋様のお腹ナデナデしてきましたかー?
一日で紀伊半島一周したんですね。
こういう方法もあったのかと感心致しました。
以前、このお弁当の写真をコミュに載せてましたよね。
豪華だなぁと思ってましたが、これでこのルートにしたのが
分かりましたよ。
一番を終えてしまえば、あとは1日に数ヵ所行けますよねー。
楽しんで行って来てくださいね!
jun1より
- Poppyさん からの返信 2010/10/10 00:25:49
- RE: はじまり〜はじまり〜♪←はい、やっと(^^ゞ
- jun1さん、こんにちは!
ご来訪・メッセージ、それにご投票も有り難うございます♪
jun1さんが結願された青岸渡寺が、私にとっては“打ち始め”になりました。
何せ、四国と同時進行になりましたし、
四国のお礼参りが済むまでは、頭の中で四国と近畿を行ったりきたりww
> ここの階段、結構しんどかったですね。
段差は低めだと思うのですが、何せ長かったですものねぇ。
私の場合、途中の郵便局に寄ってみたり、
写真を撮るために立ち止まってましたから、まだマシだったかもしれません。
> 納経帳、各札所の風景をあとで思い出せていいですねぇ。
確かに、風景を見ると思い出しますよね。
でも実は、重要視したのが「コンパクトである」ことでして(^^ゞ
四国の納経帳を注文したサイトで、西国・坂東・秩父のを一緒に揃えたんですが、
西国のものだけちょっと小ぶりな代わりにイラスト入りってことになりました〜。
> 布袋様のお腹ナデナデしてきましたかー?
うーん、ここではナデナデしなかったんですよぉ。
四国ではしっかりナデナデしたんですけどねっ(^^;
> 一日で紀伊半島一周したんですね。
昔から時刻表を眺めるのが好きではあったのですが、
往路と復路でルートを変えてみようと調べたらこんなことに。
それでも、できるものなんですねー←やった本人が自覚ないww
> 豪華だなぁと思ってましたが、これでこのルートにしたのが
> 分かりましたよ。
そそ、美味しいもののニオイに釣られて・・・
だって、ウシ仲間ですもの〜 (⌒▽⌒)アハハ!
> 一番を終えてしまえば、あとは1日に数ヵ所行けますよねー。
> 楽しんで行って来てくださいね!
有り難うございます♪
車を使えば1日に回れるところが増えるんですが、
あえて非効率にやってみよーと画策しております。
頑張ります〜♪
Poppy
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