2004/03/05 - 2004/03/07
7755位(同エリア8192件中)
PIROさん
なんと安藤がダウンして連泊。ショートカットしてよかった。
寒かった。寒すぎた。みんなでよくがんばった。
その2は、
3/5 観音寺
3/6 観音寺→丸亀
3/7 丸亀→塩江
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3月5日(金)
やっぱり、夜中は寒さで何回も目が覚めた。
安藤が体調を崩したらしい。 -
朝、野外音楽堂の前に太極拳のじいさんばあさんがたくさん集まってきて、ずいぶん長いこと太極拳をやっていた。
そのあとのおしゃべりもずいぶん長かった。
太陽が出てきたら、今日はけっこう暖かい。 -
鍋を抱えてあったまる安藤。ずいぶん悪いらしく、朝ご飯のうどんも食べられないほど。
とりあえず、テントの中で安静にして、俺らはのんびりすることに。 -
野外音楽堂。左がトイレ。最高のテン場。
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変死体。
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今日はあったかい。
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有名な砂で作られた巨大な寛永通宝を見るため、山の上の展望台まで登る。
展望台からみた「銭形」。でかい。 -
記念写真。
いろいろ説明してくれるおじさんがいたが、話が長すぎて疲れた。 -
展望台の近くの神社をぶらぶら。
神社からの景色。
お昼どきなので山を降りることにした。 -
道を間違えた。
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由緒正しい鳥居。
戻ってきてからも、安藤の体調は良くならない。今日は連泊する事にした。初日のショートカットで日程には余裕があるので問題ない。
そして安藤と病院に行くことにした。とりあえずツーリングマップルに載っていた病院へ向かう。ちょっと迷ったが、人に道を聞き、その病院についた。
安藤 「体調を崩してしまって、診てほしいんですけど。」
受付 「え?ここ精神病院ですよ。」
ということで、近くの内科を教えてもらった。
今思えば道を聞いた人も微妙な顔してたな。
ツーリングマップルに載ってたら総合病院だと思うよね、普通。
安藤が診察している間、俺は寝たり、ワイドショーや水戸黄門を見ていた。
残ってる3人は立ち入り禁止の銭形に入って遊んでいた。コラッ!
おれも遊びたかった。
安藤は生まれて初めて点滴を打ったそうだ。2本も。
テン場に戻り、近くのスーパーに歩いて買いだし。
途中に内科があった。。ショック。
スーパーから戻ると公園に独りちゃりだーが来ていた。話し掛けると、新潟大チャリ部2年生。なんと実家は市川。安藤は夏プレで新潟大チャリ部の部室に行った(侵入した?)のだが、残念ながら寝ていたのでしゃべれなかった。 -
風呂は、また昨日の銭湯に行った。
おばちゃんが今日はカイロとリポビタンDをくれた。ほんといい人だ。
観音寺市の朝日湯、おすすめ。場所は路地にあってわかりづらいので、人に聞いてください。 -
肉をいためる池上。
肉もりだくさん。 -
新開発、ニットキャップにライトをはさめばヘッテンになる。
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チンジャオロースー(肉盛りだくさん)
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3月6日(土)
昨日は暖かかったのに、また今朝も寒い。
起きるのが遅かったので、新潟大の人はもう出発していた。太極拳が終わった頃に朝ご飯。
観音寺を出発して、国道11号を善通寺へ向かって走る。
しかし、またもやヤツがやってきた。雪です。
善通寺についたら、雪はやんだものの、ものすごく寒い
さわやかな声? -
善通寺は弘法大師空海の出身地。
本堂 -
五重塔
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御神木。
でかい。
ひとまわりした後、お土産やさんへ。あったかい。出たくない・・・。
ここのお土産やさんで「かまど」というお饅頭を買った。
昼過ぎになったのでどこかでお昼ご飯を食べるべく出発。
そしたらまた雪が降ってきやがった。もう、いいかげんにしてほしい。
今度の雪はけっこうな勢いで俺らを襲う。ものすごい寒くて指の感覚がなくなってくる。
どこか店に入って食べたいと思ったけど、コンビニすらない。
10km位走ってようやくショッピングセンターに到着。
マックでゆっくりお昼ご飯を食べ、本屋で地図を見て今日のテン場の目星をつけたりしていたが、一向に雪はやまない。 -
しょうがないので泣く泣く出発することに。
テンションをあげてがんばるぞー -
寒さ、雪、風なので、昨日のようなテン場が理想的。まずは近くの運動公園に到着。
ここは、屋根壁がある!
だんだん強くなってきた雪。このときがピーク。みんなおかしなテンションに。 -
でも、トイレにシャッターがついており、夜は閉まりそう。
立派過ぎるところはこういう場合があるから困る。
あーあ、雪、だぁーいっ嫌い
スーパー銭湯の近くの蓮池公園を見てから決める事にした。蓮池公園は、風呂、スーパーに近く、トイレもしまらなそうだった。ここの公民館みたいなところの軒下に決定。
買いだしをして(今日はフジグラン)、お風呂に入る。
今日はスーパー銭湯で、いろんなおふろがあったからかなりのんびり入った。
お風呂から出た後も、外に出たくないからロビーでずいぶんゆっくりしていた。
意を決して外に出る。寒すぎる。
公園に戻るとテントを立てようとしていた所に、ダンサーの若い連中が集まっていた。
こういうやつらは一見ちょっとアレだけど、意外といいやつが多い。話したらどいてくれることになった。 -
気温も低いが、風が強くて体感温度はさらに下がる。夕ご飯は駐輪場の壁を風よけにして作った。
寒すぎてバーナーに力がなく、なかなかできなかった。
夕ご飯はカレー -
できあがってからは、すぐに冷めてしまった。寒いときはカレーは向いてない。冷めるとまずいから。
あまりの寒さにみんなくっついて食べてた。 -
落としたカレーを野良猫が食べてた。
食べた後は、恐怖の食器洗い。
異常な寒さの中の食器洗いでは、
「泡あったかい」
「水があったかい、ずっとさわっていたい」
などの達観した発言が飛び出した。極限状態。 -
けっこうとんでもないところに立てられたテント。
組み立てるとき、ポールはもはや冷たいを通り越して痛かった。
今日もあんまり走ってないのに、寒くて疲れた。
0:30過ぎに就寝。 -
3月7日(日)
「ちょっとすいませーん」
おばちゃんの声で目を覚ます。
おいおいまだ四時前だぜとテントから出ると、四時から使うからどいて、とのこと。
なにもこんな早くから使わなくても・・・
極寒の中テントや荷物を夕ご飯を作っていた駐輪場まで移動してまた寝る。
二度目の眠りについたが、今度は6時半頃。
またもやおばちゃんの声で目を覚ます。今度はゲートボール大会だそうだ。
1人やけに張り切ってる仕切ってるおばちゃんがうるさかった。何もそんなに急がなくても・・・。
仕切ってるんだけど人望は薄いらしくみんな聞いちゃいない。
試合が始まっても、この人だけはやけに勝負にこだわっていて、「笑ってる場合じゃないでしょ!」などと、一人で怒っていた。みんな聞いちゃいないんだけど。 -
8:11
ゲートボール大会の脇で朝ご飯の準備。
寒い。 -
8:18
開会式が始まった。 -
8:21
おばちゃんが椅子を貸してくれた。一脚だけ。
ともちゃん大将と、家来。 -
大量のおじいちゃんおばあちゃんがいるのでそりゃあもう話し掛けられる。
カップめんや甘酒をくれ、うるさいおばちゃんも、今日行く予定の温泉のタダ券をくれた。
ちなみに、この公園にお風呂セットとパンツを忘れた。はずかし。 -
まずは丸亀城に向かう。門のところに自転車を止める。そこにはボランティアガイドが数人いた。
そのうちの1人のじいちゃんが、仕事でもないのにすごい売り込んできた。
そんなに案内したいのか・・・。そして強引にガイドになってくれた。 -
このじいさんは元気があり余ってるらしく、上り坂を走り出したりするし、とにかくよくしゃべる。
寝不足の俺にはそんな元気はない。 -
丸亀城は日本一石垣が高いので、本丸からの景色はすごくいい。
香川県は山裾の小さい、絵に描いたみたいな山が平野にぴょこぴょこでているのが特徴的でおもしろい。 -
街を見下ろす。
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天守閣の前で記念撮影。
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石垣の曲線がきれい。
瀬戸内海と、瀬戸大橋が見える。 -
高い石垣の上にある本丸。
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町から見た様子。
ほんとに高い! -
県道33号を走り高松へ向かう。今日は朝から晴れてて天気が良かったのに、途中また雪が降ってきた。ほんとに油断ならない空だ。
高松といえば讃岐うどん。三年前の春合宿で行ったうどん屋さんは残念ながら休みだった。
別のうどんやさんへ向かう。ちなみにこのとき先頭の池上は逆方向に走り出した。うー、先頭力以前の問題だー。
うどん。上に乗ってるのはなんと高野豆腐の天ぷら!
四国の人は高野豆腐が大好きらしい。スーパーのお惣菜売り場には必ずある。
そして四国の人は、なんでも天ぷらにするらしい。玉子とか。 -
うどんを食べた後、高松城跡の公園、玉藻公園へ。
高松城のお堀は瀬戸内海の海水を引き込んでいる。
ぁゃιぃ -
くせもの。重要文化財の月見櫓。
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庭園にあった石橋は、欄干まで全部一枚岩からの削り出し!
削り出しという言葉に弱い俺。 -
庭園の中の建物。
天守閣は現存していなくて、神社が建っていた。 -
ニョキニョキテレビ?
高松城を出発し、国道193号を南下して塩江に向かう。
塩江まで行くとスーパーがなさそうなので、途中で買出しを済ませる。
国道の電光掲示板に「塩江以降積雪のため通行禁止」みたいなのが見えた。
がびーん。
だんだん道が登りだし、山へ入っていく。日も暮れてきた。実際寒くなってきた。でも俺らは行かなきゃならない。他にあてがないから。
完全に日が沈み、かなり寒くなってきた。ガソリンスタンドでバーナー用のガソリン補給。
追い討ちをかけるおばちゃんの言葉、
「昨日は-6℃だったよ」
がびーん。
だんだんと路肩に白い物が見えてきた。本格的に寒くなってきた。変にテンションがあがり、叫び始める安藤。「温泉に入りてえー」
そしてやっと「道の駅まで1km」の看板。あと少しで温泉に入れる・・・。そんな俺らを待ち構えていたのは、無情なこの看板でした。 -
がびーん。 -
なんで俺らはこんな試練が与えられ続けるんだろう。
同じように臨時休業と知らずに来ていた地元の家族に、朝もらったタダ券をあげて、他のお風呂を探す事に。
寂れかけた温泉街の暗い川沿いの遊歩道を歩く。
唐突にあらわた三本の杉のイルミネーションがむなしく光ってた。
こういう寂れたところに限って、料金は高いもので、800円もしたわりには・・・、という風呂だった。
まあ、でも温泉に入れただけましか。
道の駅に戻り、屋根付駐輪場の下をテン場とした。 -
夕ご飯はすぐに作れる料理の代表格、麻婆豆腐だったものの、寒すぎてバーナーに力がなくなかなかできない。
みんな鍋を触りまくってた。
この日も、出来上がった後、ご飯があったかかったのはほんの少しの間で、驚くほど早く冷めたな・・・。
寒い。すごく寒い。 -
今日のテン場。また駐輪場。
寒い日ばっかり。いいかげんあったかくなってほしい。
2004年 春合宿プレ その3 ヘ続く。
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