2004/03/08 - 2004/03/10
4177位(同エリア4669件中)
PIROさん
徳島県に入り、南へ進むにつれだんだん暖かくなってきました。ようやく四国って感じ。
その3は
3/8 塩江→藍住
3/9 藍住→阿南
3/10 阿南→宍喰
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3月8日(月)
ともちゃんからカイロをもらい、たくさん貼って寝たものの、寒すぎで何度も目が覚めた。かなりやばかった。
テントの内外の温度差で結露してるだろうなー、と思ってフライの内側をさわってみたら「ガリッ」。
結露どころか凍ってた。
干しておいたタオルも凍ってた。 -
朝ご飯の準備中。
息が白い。寒すぎる。
テントがぬれているので干していたが、風が強くて何度か飛ばされかけた。すぐ隣は道だからあぶねえあぶねえ。 -
国道193号を県境までゆるやかにのぼり、徳島県に入ったらひたすらくだり。
道路の脇も、山もかなり白い・・・ -
くだっていくにつれ気温もあがって、雪もなくなってきた。天気もいいし、下り坂は気持ちいい。
夏子ダムのあたり
下りきって、脇町の重要伝統的建造物郡保存地区のすぐ近く、「道の駅藍らんどうだつ」に自転車を止めて観光。
ちなみに、脇町は藍で栄えた町で、二階の壁からつきでた防火用の漆喰塗り袖壁の「うだつ」が特徴的。
で、藍らんどうだつ、と。いつもながら道の駅のネーミングセンスには脱帽ですな。
「道の駅脇町」でいいんじゃないですかねぇ。
立派なうだつは富の象徴で、競ってつくったそうだ。「うだつをあげる」の語源。 -
まずは、お昼ご飯を買いにスーパーへ。
出たー、中途半端に町並みを意識した建物!
こんなんだったらやらないほうがマシ。 -
入っていいのかいけないのか微妙な倉庫のようなところ。
うだつの断面 -
祭に使うのかな?
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さすがに観光地なので人が多い。町並みはきれいに整備され、家も良く修復されてる。
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裏に回ったら、ぼろぼろの家があった。
あえて修復してないらしい。
よく絵を描いたり、写真を撮ったりする人が来るそうだ。 -
13時頃、公園でお昼ご飯。
晴れててあったかくって、やっと四国ってかんじ。 -
このあと、資料館に行って、ぶらぶら歩いてから14時頃出発。
次の見どころは、謎の多い「阿波の土柱」
土柱までの道は、走って気持ちいい田舎道。土柱の看板が不親切で途中迷いかける。
最後は激坂をのぼって土柱に到着。
うーん、周辺は寂れた感じ。ほとんど人もいない。 -
遊歩道を少し歩くと、天然記念物「阿波の土柱」が姿をあらわした。
これはすごい。
土の侵食によってできた土柱。
イタリアのチロル、アメリカのロッキーと並び、なんと 『世界三大土柱』なのだ! -
感動を体で表す一行。
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実際に手で、身体で確かめる事でそのものがより良くわかるというもの。
柵はなかったし、立ち入り禁止とも書いてなかったので、入っても問題ない。はず。
遊歩道から外れる一行。 -
土柱の奥のほう。
両脇が崖。ところどころひびが入っててもろい。 -
そのうち登りだす人が。
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結局全員のぼっちゃった。
「遊べる天然記念物なんて、最高だなあ」と思ったのでした。 -
予想以上に楽しいところだったので出発が遅れてしまった。今日の目的地まではあと30km位ある。
日も暮れた中走り、スーパー(今日はマルナカ)で買出し。プレで二回目のマルナカ。
走ってるとたくさん見かける。四国ではメジャーなスーパーのようだ。
お風呂へ行った後、もうプレ6日目なので近くのコインランドリーへ。
コインランドリーで熟睡中の二人。お疲れ。 -
洗濯してから泊まる予定の公園へ向かう。
この公園には無料のキャンプ場があるはずなのだが、暗くてわからない。
すると、また見つけましたあ。野外ステージ。
今日のテン場はここに決定。
今日の夕ご飯はクリームシチュー。
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この前のカレーのときに隠し味として使ったトマトペーストの残りをいれたので、赤いクリームシチュー。
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0:30位に就寝。
今夜は今までと比べるとかなり暖かく感じた。 -
3月9日(火)
今日の見どころは鳴門海峡のうず。うずはいつでも見れるわけではなく、干潮、満潮の前後二時間くらいが見頃。
その時間に合わせて行かなくちゃならない。この日の干潮は13:40なので、11:40には着いていたい。
野外ステージってステキ。じゃんじゃん作ってほしい。
公園の隣には保育園があるので、親子がたくさん通る。 -
いつもよりてきぱきと出発。大毛島に渡る橋の前で休憩。
お土産やさんで鳴門饅頭を買った。まわりに砂糖がまぶしてある変わった饅頭だ。
鳴門市では赤飯にゴマ砂糖をかけて食べる習慣があるらしい。
鳴門は塩は手に入るけど、砂糖は貴重だったからだって。鳴門饅頭もそれだからなのかな。 -
大毛島に渡る小鳴門橋は、最悪な橋で、「自転車歩行者はこちら」と書いておきながら、歩道が途中でなくなる。
ありえない。しかも歩道は右側だから渡らなくちゃならない。
道幅も狭くて危ない。
歩行者はどう渡れっていうんだ、この橋。 -
鳴門海峡に向かい海沿いを走る県道11号。
まんなかにうっすらと鳴門橋が見える。
鳴門橋はかなり高いところを通っている。山の上から突き出してる感じだ。
当然そこまでのぼらなくちゃならない。そしてちょうど11:40頃に到着。
鳴門橋の下にある「渦の道」へ。 -
なにやってんの?
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渦の道は床がガラスになっているところがあって、真下が見えるのです。
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渦!
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渦の道とのセット券だと安いので、エスカヒルにも行くことにした。
エスカヒルは東洋一のエスカレーターで山の上の展望台にいけるというものだ。 -
自称東洋一のエスカレーター。全長68m、高低差34m
去年の春行った那智勝浦のホテル浦島のほうが長いじゃん。(全長154m、高低差約80m) -
展望台からの眺め。鳴門橋と淡路島。
こんなところでもケータイをいじる現代っ子じゅんぺー。 -
鳴門海峡でのんびりしすぎてすでに午後一時。
このあたりには店がないので、市街地までいくことに。
13:14
今日は晴れてて日差しが強い。
出発前のお色直し。日焼止めを塗ったくる。 -
最初にあったスーパーに入る。その名も「ザ・マイケル」すごい名前だ。
このスーパーはとってもでかくておもしろい。お惣菜計り売りコーナーが特に。
入れ物に入れて、はかりに載せて、入れたもののボタンを押すと、バーコードシールが出てくる!
すっげー! とかいってはしゃいでたら、昼ご飯買うだけなのに時間かかりすぎ。
近くの広場で食べ始めたとき、既に午後二時半。
「なんでこんな時間になってるんだろう」
「マイケル、あいつのせいだな。」
実はザ・マイケルの正体はマルナカらしい。
マイケルのせいで、徳島は観光せずにスルー。
今日はテン場が未定なので早めに着きたかった。日が沈みかけた頃、阿南市に入る。
コンビニで地図を見て、泊まれそうな場所を探すが、近くに公園は阿南公園しかない。
阿南公園に行ってみようとしたものの、あるはずの場所は真っ暗な山が見えるだけ。
みんなでうろうろしたものの、結局入り口さえどこにあるのかわからなかった。
みんなで動く必要もないので、安藤と俺が最後の望み、地図に載ってた小さな公園に行ってみる。
ヘボ過ぎ。 -
しかたなく、テン場はある場所に決めた。夕ご飯は作れないため、スーパーで買って食べる。
またもやマルナカ。店の前で夕ご飯。 -
今日の銭湯、富岡温泉。
ここの銭湯ではなんと音楽が流れます。その名も「コンピューターミュージック」
二和音の電子音。4年前の携帯よりもショボい。古そうなデカい装置だった。当時はいくらしたんだろう、やっぱ高かったのかな。安藤と「贈る言葉」を熱唱。
あとで気付いたけど「音楽が流れている時は静かにしましょう」の張り紙が。
明日の夜、このプレに合流する橋爪が今夜出発。
ホントにやつが独りで来れるのか、ものすごく心配。とりあえずムーンライトには乗れたということで一安心。
テン場へ向かい、こっそりテントを立てて就寝。
なんとも微妙な場所なので明日は早起きしなきゃならない。 -
3月10日(水)
泊まったところは市民ホールの片隅。
早起きしたものの、テントの外に出たらむこうに人が見えた。
そそくさとテントをたたんでパッキングしたら出発。 -
この施設立派過ぎ(怒
こんなもの作る金あったら野外ステージのある公園作ってくれ〜
最初のコンビニで朝ご飯。
朝からカップラーメン(具多)食べたらチャーシューが脂っこくて気持ち悪くなった。 -
国道55号を南下し、阿南市街地を抜け、海沿いを走る。ここの海はもう瀬戸内海じゃなくて太平洋。
そこを過ぎると山に入っていく。この道ではお遍路さんをよく見かける。
トンネルは自転車でもこわいが、徒歩だともっとこわいだろう。
お遍路道なんだからもうちょっと道路を整備してほしい。
福井ダムで休憩。 -
今日も晴れてて暖かく、気持ちいい。
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11:11
15℃!! あったかーい。
ツーリングマップルによると、このへんは「大きくアップダウン」と書いてある。アップダウンが続くのだろうか。道はずっとのぼっていく。
しばらくのぼると下り坂。のぼりかえしがあるのかと思ってたけど結局そのままずっとくだりで日和佐へ。
「大きくアップダウン」なんて、わけわかんないこと書くなよ・・・。ただの峠じゃないか。
ツーリングマップルのコメントはほんと使えない。
お昼ご飯を買おうとスーパーに行ったら月に一度の定休日。ついてない。
近所の商店でお昼ご飯を買い、えびす洞へ向かう。
海沿いの細くていいかんじの道だったけど、海風が強すぎ。 -
えびす洞。岩にあいた穴。
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岩陰でお昼ご飯。
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お寿司
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イチゴを1パック買った安藤。
「クイズ 安藤君の口にはいくつイチゴが入るでしょう!!??」
黙々と口に入れる安藤。
正解は19個でした。
口に入れたはいいが、その後悶絶する安藤。
「イチゴがまるごと喉に入ろうとしてきた。それをくいとめるのに必死だった。」 -
お昼ご飯の後、えびす洞の上の展望台へ。
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急な階段をのぼって展望台
いい景色。 -
海がきれい。
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えびす洞の後、第23番霊場薬王寺。厄除けで有名らしい。
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またも階段をのぼる。
厄除けのために、階段一段ずつにお金を置いていくそうだ。 -
眺めがよい。
さっきのえびす洞も見えた。 -
薬王寺を出発すると、また登り。
登りは疲れるので休憩しつつ。
池上のサングラスはオークリーのハーフジャケット。
春プレ前に買ったのです。 -
いくらなんでもくつろぎすぎな一行。しかもただの国道の道端。
この辺からは国道と線路が沿って走っている。橋爪はこの電車に乗って今日合流するわけだ。
稲毛から合計13回も乗り換えをして。ことあるごとに乗り換えがちゃんとできたのかが気になる。まるで、娘を待つパパのようだ。
アップダウンの道が続き、海部町で買いだし。買いだしが終わると外は暗くなってた。
ちなみに海部駅で橋爪は二分乗り換え。最後の最後の難関だ。
ここから今日泊まる予定の、道の駅宍喰温泉までの海沿いの道は真っ暗。波音もこわい。
二分乗り換えできなかったらこの道を迎えに行かなくちゃならない・・・ -
18:50
海部から5kmくらい走り、道の駅に到着。
しかしガソリンを買い忘れたことに気付き、ガソリンスタンドへ走る。閉まってたけどなんとか入れてもらった。
名前のとおり温泉つきの道の駅。トイレも最新でとってもきれい。 -
お風呂に入ったあと、夕ご飯を作っている途中で、橋爪が駅に到着の報せが来て迎えに行った。
橋爪無事合流。前髪失敗。荷物少ねー。 -
夕ご飯。人数が多いとにぎやかになって楽しい。
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今日のテン場。
0:30位に就寝。
2004年 春合宿プレ その4 ヘ続く。
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