シチリア冬の旅　３．トラパニ（5～6日目）

2011/01/03 - 2011/01/12

シチリアの旅5日目。
シチリアの東側カターニャから一路
パレルモを飛び越してアフリカにもっとも近い街、トラパニへ。


1日目(1/3)　夜の飛行機でカターニャin
2日目(1/4)　お昼前のバスでカターニャ⇒シラクサへ
3日目(1/5) 夕方のバスでシラクサ⇒カターニャへ
4日目(1/6) カターニャでぶらぶら
5日目(1/7)　カターニャ⇒パレルモ乗換⇒トラパニへ
6日目(1/8)　夕方のバスでトラパニ⇒パレルモ
7日目(1/9)　パレルモ　⇔アグリジェントへ1dayトリップ
8日目(1/10) パレルモをぶらぶら
9日目(1/11) 朝の飛行機でパレルモout ミラノ経由帰国(1/12)

エリア シチリア島(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルでタクシーを呼んでもらい、バスターミナルへ。
レセプションの人がバスターミナルまでって伝えてくれたけど、運転手さんの言う「ターミナル？」が「タオルミーナ？」に聞こえてまさかタオルミーナまで行かないよね？と不安になる。。

でも大丈夫。ちゃんと今回3回目のバスターミナルに到着〜。
11時のバス（SAIS)でまずはパレルモまで向かいます。14.2ﾕｰﾛ

しばらくはエトナ山が車窓のお伴に。。

(私たちが帰国した直後に噴火して一時空港閉鎖になったとか??）

シチリアらしい岩山が見えてきた。。

羊だ羊〜

お行儀よい牛たち・・

線路があるーと思ったら

電車と並走〜。3両編成だったかな？

2時間40分でパレルモに到着。
ここでトラパニ行きのバス（Segesta)に乗り換えて、
さらに2時間。。

こんどの運転手は２時間のうちの１時間くらいはずーっと携帯で話しまくりでした。

トラパニ到着〜。

まず街がきれいなのにびっくり。
今までの街とは違い、洗練されたリゾート風。。

本日の宿。
Residence La Gancia

海の見える部屋がよかったので
オフシーズンでバーゲン価格だったというのもあり
2人だけどちょっと広めの　
Studio with sea view(for 4 adults)を予約してました。

窓からの眺め〜。
下は魚市場。今は使われてないのかな？

部屋にはキチネットもついてるので
家族とかグループで来て滞在するのもよいかも〜　もちろん夏のいい季節に。

日没までまだ時間があるので近くを散歩。

チュニジア行きの船もここから出てるのねー
（ちょうどこのころチュニジアで政変が起きようとしてたんだけどまったく知らず・・）

ぼろぼろのVespa。

日が沈んできました。

近くに空港があるというのもあり、
飛行機ぐもが多く発生して夕陽を演出〜

これがマジックアワー？らしい・・

夕食。

乃木坂のシチリア料理のお店トラットリア・ダ・ニーノの
ニーノさんがトラパニ出身で、彼の友だちがやってる・・と言って
教えてもらったお店がホテルのすぐ並びにあったのに
あまのじゃく二人はわざわざしがないローカルの店をチョイス。しかしこれが裏目に・・

お客は最後まで私たちだけ。
お目当てのウニもボッタルガ（からすみ）も今日はないよと言われ、じゃぁ・・とお勧めを頼んだけど味はまぁフツー　というか、しょっぱい（←しょっぱいのはほかの店も共通だったけど）

かなり心残りの結果となってしまったのでした。。

素直にニーノさんやホテルのお姉さんのお勧めの
観光客向けの店に行くべきだったか〜？？

だんなはんの独断と偏見でココ！って決めたお店だっただけに、この後の彼の激しい落ち込みようと言ったら・・（笑）。

（ちなみにパスタはトラパニの伝統的パスタ、Busiate Trapanesi?
リベンジのため翌日乾燥パスタを購入・・)

気を取り直して翌朝！

ホテルの屋上階はこんな素敵なテラスになってました。



あ、このホテルもWIFIが無料で使えるので助かりました。

朝食は通りを挟んだカフェで。

隣では近所のご隠居のおじいちゃんおばあちゃんが
朝からお洒落して集い、談笑中。。

イタリアのクロワッサンってちょっとしっとりしてて甘くて、美味しい。

さて。チェックアウト後
ホテルに荷物を預けて、エリーチェに行ってみることにしました。

ホテルでタクシーを呼んでもらってロープーウェイ（フニクラ）の駅まで行き、そこからロープーウェイで５〜６分？　タクシーは10ユーロでした。

バスで行く行き方もあるみたいだけど、フニクラ気持ちいー。
遠くには塩田も見えます。。

さて、到着してみると
おとぎの国みたいなかわいい街。

眠りの森の美女がいそうなノルマン城。

上から海岸線を見下ろしたとこ。
蛇行してる道が漫画みたい・・

エリーチェmap

思わず焼き物お買い上げ。

Maria Grammatico。
マジパン（マルザパーネ）が美味しいと有名なお店らしい。
実際食べると甘そうなので手が出ないけど
目の保養になります。

観賞用のマジパンのアソートをお土産用に購入。
もうひとつ、おやつにカンノーリを買いました。


レモン風味のメレンゲクリームみたいのがいっぱい詰まったお菓子。
美味しい！けど大きすぎる・・
二人がかりでもかなり手ごわい。。

お向かいのエノテカ。

ランチでだんながオーダーしたクスクス。

私あんまりクスクスって好きじゃないと思ってましたが
ここのはとても美味しかった。お魚の出汁のよく出たスープをかけて
食べるんだけど、トラパニ流の食べ方なのかな？

またフニクラで山を降ります・・

フニクラ乗るときにさっきのタクシーの運転手さんの連絡先をもらっていたので電話したら、ちょうどよい時間に下で待っててくれました。

彼いわく、トラパニに来るなら
５月か６月がベスト・・とのこと。
ハイ、いつかオンシーズンに出直します！

バスの時間までまだ時間があったので
荷物をピックアップする前にチケットを買っておこうと
バス会社Segestaのチケット売り場に立ち寄ったところ
営業時間になってるはずなのにまだ扉が閉まってて
所在なげに待ってる人たち数人・・

観光客だけじゃなくて、地元の人も戸惑ってるのがおかしい（と言ったらいけないけど？）。。　まぁそーいうものなんか〜・・とこちらも諦められる。。
仕方ないのでいちどホテルに戻って、荷物を受け取ってから
再度バス停へ。。

今度はチケット売り場は開いてたけど
おじさんはやる気なしで、チケット売ったら
さっさとバックオフィスの暗闇の中に去っていってしまった。。

まぁ、バスの時間が正確なのだけは救いかな。

一路、昨日素通りしたパレルモに向かいます。

バスをポリテアーマ劇場の前で降りて、最後の滞在先
Hotel Garibaldiはすぐでした。

アクセスはいいけど
WIFIが有料だったり、朝食がいまいちだったり
いままでシチリアで滞在した中ではいまひとつ・・かな？

夕食はTrattoria Biondo
ボッタルガのパスタにありつけましたー。

それなりにおいしかったけど
日本のカラスミのイメージとはかなり違って
ちょっとぱさぱさして感じたのが残念。。

ちょっとお魚にも飽きてしまってたので
気分は肉、肉！！ってかんじ。

今回もお腹いっぱいでデザートはお断りしたけど
おじさん（オーナーのビオンドさんらしいんだけど、ふわふわのアフロヘアーがよく似合う陽気なひと）が「写真撮るにもいいでしょ〜？」って持ってきてくれた。

・・写真撮りまくってるのばればれでした（汗）。


明日はアグリジェントへ１ｄａｙトリップです！


⇒⇒シチリアの旅４へつづく。。