２０１０年スイス（２８）　コルバッチ～ロゼック谷　「ペ」編

2010/08/09 - 2010/08/09

サンモリッツでの初日は、素晴らしい天気だったこともあり、良く歩きました。
歩数をチェックすると、今旅行最歩数。ちなみに、その次が、シチャール～リュでした。
前回、サンモリッツを訪れた時は、日数もあまりなく、1日でディアボレッツァとコルバッチに登るといったスケジュールを組まなければいけませんでした。午前中にディアボレッツァに行った時は最高の天気だったのですが、午後に登ったコルバッチは、晴れてはいたのですが、若干雲も多くなっており、少し不満の残る結果でした。
今回は、サンモリッツ滞在日数も多くしましたので、前より歩いてみたかったスールレイ経由ロゼック谷コースにトライしました。
天気は、これ以上ないくらい晴れ。眺めも良いとくれば言うことなしです。

コルバッチ～ロゼック谷「オ」編もどうぞ!!
http://4travel.jp/traveler/onsen_swiss/album/10549260/

エリア サンモリッツ(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0

午前9時半、コルバッチへのゴンドラから。
うす〜い雲以外、真っ青な空の眺めから、展望台での絶景が期待できます。

この写真では写っていませんが、この稜線をピッツ・ムルテル（Piz Murtel、３，４３３ｍ）に登る人を見かけました。なんか、行けそうに見えますよね。ムルテルの奥が、ピッツ・コルバッチ（Piz Corvatsch、３，４５１ｍ）ですね。

いやぁ〜、前回はこんなの見られませんでした。
右から、ロゼック、シェルシェン、ベルニナ、パリュ、モルテラッチ、チェルバ。真ん中をチェルバ氷河が流れます。
同じような写真を何枚も撮ったことは、言うまでもありません。

セーユ湖を真ん中に、シルスマリアやマローヤ。
もっと、スイス全体が晴れている時、冬あたりであれば、遠くミシャベルやマッターホルンのようなヴァリス山岳も見えるとか。
自分的には、雲の合間から何かが見えていたような。

今度は、シルスマリアを真ん中に、セーユ湖とシルバプラナ湖。

こちらは、サンモリッツ方面です。
コルバッチの反対側も、沢山の山々が見られます。

ピッツ・ナイール（Piz Nair、３，０５７ｍ）あたりをズーム。
右のちょっと高めの山が、ピッツ・オトゥ（Piz Ot、３，２４６ｍ）。

さて、このあたりで展望タイムを終了して、歩き出しましょう。
といっても、最初はコルバッチから途中駅、ムルテルまでゴンドラで下ります。

ムルテルからスールレイまでは、ピッツ・ナイール側を見て歩きます。天気のお陰もあるのでしょうが、沢山の人が歩いていました。

中腹に見える建物が、ゴンドラの途中駅、ムルテル。

こちらが、コルバッチ展望台。

スールレイ到着前、若干の登坂があり、そこを登り切ると、この眺めに出会うことができます。
ピッツ・パリュは見えませんね。

ここからは、この眺めが何枚も…。

スールレイからは、２つのコースに分かれます。
直接ホテル・ロゼックグレッシャーへと向かう急坂下りコースと、もっとロゼック氷河に近づく、コアッツ・ヒュッテ（Coaz-Hutte）へと向かうコース。
ホテルへのコースは、大変な下りと聞いており、マップを見ると、コアッツ・ヒュッテへ向かうコースの途中で、折り返してホテルに行けるとあります。
我々は、後者の方が下りが楽そうに思えたので、距離は長くなりそうでしたが、行ってみることにしました。
確かに、距離は長かったです。
しかし、その分、長くこの眺めを堪能できたと思います。

ロゼック谷の反対側の山々。Piz Chalchagnとか？

ロゼック谷の終わり、ポントレッジーナ方面。
見えているのは、ピッツ・ムラーユ（Piz Muragl、３，１５７ｍ）とか、ピッツ・ラングアールド（Piz Languard、３，２６２ｍ）かな。

先を歩く、温泉スイス。

チェルバ氷河の先端が見えました。
いくつかの氷河がまとまっているから、違う氷河なのかな？

ロゼック谷

折り返して、木々が目の高さになるまで下りて来ました。

谷に到着！
ここまで来ると、高い山々が見えなくなるんですね。

もう少し、開けたところで。

左寄りの「ポコポコ」と２つ連なっているのが、ラ・セッラ（La Sella、３，５８４ｍ）。その右が、ピッツ・グリュッチャント（Piz Gluschaint、３，５９４ｍ）。他のマップを見ると、ピッツ・セッラっていうのもありますね。んんん。

さっ、ポントレッジーナに向かって。